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現代の匠(たくみ)

201681日(月)

「造園の匠」

幕末1856年創業の東海造園5代目で、卓越した技能者として厚生労働大臣から現代の名工に表彰される造園の匠、野村脩さん。
野村さんが造った本光寺境内の庭は、すっと立ち、やや横に振ることで奥行きを出した石灯籠(いしどうろう)と、それを抑える根切れのない重厚な庭石が特徴。また客殿の庭はつくばいを水源に小川が流れ、小さな滝からは水音も…。さらに歩きやすいよう、自然石を敷き詰めた延べ段も設置されています。
住所:東京都品川区南品川4-2-8
電話:03-3474-3543
電話:03-3474-5303 電話:03-5253-1111 内線5968(厚生労働省職業能力開発局能力評価課技能振興係)
HP:http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/shokugyounouryoku/ability_skill/meikou/
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201682日(火)

「氷彫刻の匠」

本職はアルカディア市ヶ谷の和食料理長を務める板前で、数々のコンテストで最高賞も受賞する氷彫刻の匠、加瀬秀雄さん。
加瀬さんの氷彫刻は、四角い氷の塊に角のみで下絵を描き、チェーンソーで外観を粗削りした後、平のみで奇麗に整えて形を彫り出し、ドリルなどで表面を装飾して完成。立体的で躍動感のある作品に仕上がります。加瀬さんは氷彫刻の魅力を、二度と同じものは作れず、表情が変わっていくはかなさと語ります。
アルカディア市ヶ谷 私学会館
住所:東京都千代田区九段北4-2-25
電話:03-3261-9921
HP:http://www.arcadia-jp.org/top.htm
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201683日(水)

「和裁の匠」

高級呉服仕立て42年の経験と実績を持ち、都内に就業する優秀な技能者として、東京マイスターに表彰される和裁の匠、小関友実さん。
小関さんの仕立てる着物は、くけ台や掛針を使わずに足を使う“男仕立て”。足を使って切れを引っ張り縫うことで、その伸び縮みなど切れの“呼吸”が分かると言います。そして小関さんの袖作りでポイントとなるのが丸み付け。職人の勘による絞り加減によって、奇麗な丸みが出来るそうです。
小関和裁師範学舎
住所:東京都三鷹市北野3-9-3
電話:0422-47-0661
HP:http://sky.geocities.jp/ozekiyuka/
東京都優秀技能者(東京マイスター)
電話:03-5320-4717(東京都産業労働局雇用就業部能力開発課技能評価担当)
HP:http://www.hataraku.metro.tokyo.jp/school/skill/meister/
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201684日(木)

「金属加工の匠」

デジタルカメラや携帯電話、スイッチなどに幅広く使われるばねを製造する町工場、五光発條に勤める金属加工の匠、岩佐勇さん。
岩佐さんは現在、中小製造業がこまを持ち寄り戦うけんかごまの大会、コマ大戦に参加するこまを製造中。使用されるこまは直径20o以下、全長60o以下で材質や重さ、形などは自由です。岩佐さんのこまは1000分の1oの精度で削り加工され、まるで止まっているような“静止状態”で回ります。
五光発條
住所:神奈川県横浜市瀬谷区五貫目町25-16
電話:045-921-0868
HP:http://www.goko-spring.co.jp
全日本製造業コマ大戦協会
HP:http://www.komataisen.com
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201685日(金)

「建築の匠」

本格的な草庵茶室からリビングの一角を利用した簡易なものまで、様々な茶室の設計を手掛ける建築の匠、椿邦司さん。
椿さんの茶室造りのポイントは、無駄のない動線。床の間が亭主の後方にある下座床にすることにより、正客は床の間を見ながら亭主と会話することができます。また柱材には木肌に自然のカビを付着させたさび丸太や、表面に波状の縦じわのある絞り丸太を選ぶことで、遊び心もある粋な茶室になると言います。
椿建築デザイン研究所
電話:03-5963-3696
HP:http://www.t-a.co.jp
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ものづくり・匠の技の祭典2016
電話:03-5610-9019(ものづくり・匠の技の祭典2016実行委員会事務局)
会期:8月10日(水)〜12日(金) 午前10時〜午後5時
会場:東京国際フォーラムホールE、ロビーギャラリー
入場無料 ※一部体験コーナーは有料
HP:http://www.monozukuri-takumi-expo.tokyo