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迎賓館赤坂離宮

2016613日(月)

「本館・主庭」

1909(明治42)年に大正天皇の皇太子時代の住まいとして建設され、国会図書館などとして使用された後、1974(昭和49)年に国の迎賓施設として改修された迎賓館赤坂離宮。
迎賓館への改修で黒から白に塗り変えられた正門を入ると、142本のクロマツが植えられた前庭が広がり、その約220m先には、片山東熊の総指揮により造られたネオ・バロック様式の本館が…。裏側には主庭が広がり、噴水越しに本館を眺めることができます。
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2016614日(火)

「中央階段・彩鸞の間」

イタリアやフランスの大理石が使われた玄関ホールの先には、2階へ上る中央階段があり、上るときは正面に朝日の画が、降りるときには夕日の画が見えます。
調印式や記者会見などが行われる彩鸞(さいらん)の間は、19世紀初頭のナポレオン帝政期に流行したアンピール様式。エジプト遠征の駐屯地をイメージしていて、スフィンクスのレリーフやテントを表した天井装飾も…。またマントルピースには霊鳥、鸞(らん)の装飾が施されています。
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2016615日(水)

「花鳥の間」

最大130人の公式晩さん会などが行われる花鳥の間。国産シオジ材を使用した室内は、16世紀後半のフランスで流行したアンリ2世様式。
天井には花や鳥が描かれ、壁には渡辺省亭が下絵を描き、濤川惣助が制作した30枚の花鳥の七宝焼が…。中でも矮鶏(チャボ)は、立体的で躍動感があり最高傑作といわれます。また食器棚の両脇は、約800種の糸で3年以上かけて手織りした、ゴブラン織風の西陣の綴(つづれ)織で装飾されていています。
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2016616日(木)

「朝日の間・羽衣の間」

迎賓館で最も格式が高く、首脳会談や天皇皇后両陛下が宿泊した国賓にお別れのあいさつにお見えになる、朝日の間。室内はフランス18世紀末様式で、天井には朝日を背に、暁の女神・アウロラが馬車を操る姿が描かれています。
元々舞踏会用に造られた羽衣の間は、晩さん会の待合や雨天時の歓迎式典に使われます。高さ約3m、7,000ほどの部品で構成される迎賓館一豪華なシャンデリアは、舞踏会をイメージした楽器や仮面で飾られています。
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2016617日(金)

「和風別館 游心亭」

本館の東側に位置する、和のおもてなしをする別館、游心亭(ゆうしんてい)。谷口吉郎の設計により1974(昭和49)年に造られました。
玄昌(げんしょう)石を敷き詰めた玄関ホールで靴を脱ぎ上がると、廊下からニシキゴイの泳ぐ池を眺めることができ、その向かいは18人程度の会食が可能な掘りごたつ式の主和室。さらにその先には、カウンターですしや天ぷらによる、少人数の非公式夕食会が行われる即席料理室や、茶室もあります。
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迎賓館赤坂離宮
住所:東京都港区元赤坂2-1-1
電話:03-5728-7788
HP:http://www8.cao.go.jp/geihinkan/koukai.html

前庭一般公開予定
予定日:6月21日まで、7月4〜24日、7月29日〜8月28日 ※水曜を除く
時間:午前10時〜午後5時 ※最終入場は午後4時30分
参観料金:無料

本館・主庭一般公開予定
予定日:6月21日まで、7月4〜24日、7月29日〜8月28日 ※水曜を除く
時間:午前10時〜午後5時(入館時間指定あり) ※最終入館は午後4時
参観料金:1,000円
※事前申し込み、または当日配布の入場整理券が必要

和風別館 游心亭一般公開予定(ガイドツアー形式)
予定日:8月11〜28日 ※水曜は除く
時間:午前10時30分、11時30分、午後0時30分、1時30分、2時30分、3時30分
参観料金:1,500円
※要事前申し込み、定員各20人