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今週のテーマ
創立10周年!首都大学東京

201576日(月)

「全ての単位を英語で取る」

都市教養学部生命科学コースでは今年4月、卒業に必要な全ての単位を英語で学べる英語課程が開講。現在、生命科学コースの2割の学生が英語で授業を受けていて、日本語の授業と組み合わせることもできます。
グローバル時代の生物学者は国際学会において英語で発表し、国内でも英語の学会もあるため、英語で議論できる能力が必要なのだとか。社会に出たときに専門を持っていて、なおかつ英語が話せるということが重要なのだそうです。
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201577日(火)

「航空宇宙工学を学ぶ」

システムデザイン学部航空宇宙システム工学コースの金崎雅博准教授の研究室では、航空機や宇宙機の外観のデザインを研究。コンピューター上でモデルを作り、性能をシミューレーションしたり実際に造れるか検討したりします。
学生がデザインするのは機体の幅を広くして居住性を改善した旅客機や、エンジンを翼の上につけて騒音を低減した旅客機。画面上で見るだけでなく、3Dプリンターで立体化することで理解できることも多いそうです。
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201578日(水)

「牧野富太郎の植物標本」

1500種以上の植物に名前をつけ、日本の植物分類学の基礎を築いた牧野富太郎が、明治初期から昭和にかけて日本中で採集した植物標本を所蔵する牧野標本館。
関東から西の本州、四国、九州にだけ生息する日本固有の種であるヤマトグサは、富太郎が日本人として初めて、世界共通の学名をつけた植物。湿地に生えるタカノホシクサは、富太郎が新種として発表してから50年ほどで絶滅してしまい、標本でしか残っていないそうです。

牧野標本館(南大沢キャンパス)
HP:http://www.biol.se.tmu.ac.jp/herbarium/welcome.htm
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201579日(木)

「金の研究センター」

金の化学研究センターでは金の触媒作用について研究しています。金は化学反応を起こさない物質と考えられてきましたが、金の化学研究センター長・春田正毅教授は1982年、1/200,000mm以下のナノ粒子にすると触媒作用を発揮することを発見。2012年にはその受賞者がノーベル賞の有力候補と目される、トムソン・ロイター引用栄誉賞も受賞。
現在は金と薬を結びつける、“金ナノメディシン”の研究もスタートしています。
金の化学研究センター(南大沢キャンパス)
HP:http://www.comp.tmu.ac.jp/srp/golden_chemistry/
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2015710日(金)

「首都直下地震に備える研究」

首都大学東京では首都直下地震に備え、総合的に防災を考える研究を行っています。その一つが避難所や集会所として対応可能な、移動できるトレーラーハウス「MOBIPO」。移動時は2階部分とオープンデッキを折りたため、狭いスペースを有効に使えるよう設計されています。
また災害に強いコミュニティ作りのために開発された防災ITロボット「スマイリー」は、地域の人々の健康状態や安否情報を蓄積するサーバーになっています。
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首都大学東京
南大沢キャンパス
住所:東京都八王子市南大沢1-1
電話:042-677-1111
日野キャンパス
住所:東京都日野市旭が丘6-6
電話:042-585-8606
HP:http://www.tmu.ac.jp

大学説明会
南大沢キャンパス(全学部)
7月19日(日)・8月16日(日) 午前10時〜午後4時30分(受付は午後3時まで)
※8月16日の健康福祉学部は看護学科のみ実施
日野キャンパス(システムデザイン学部)
8月1日(土) 午前10時〜午後5時(受付は午後3時まで)
荒川キャンパス(健康福祉学部)
8月11日(火) 午前10時〜午後4時(受付は午後3時まで)
HP:http://www.tmu.ac.jp/entrance/faculty/open_campus.html