2015年6月15日(月)
「食中毒予防の3原則」
去年、東京都では6月以降に食中毒の発生件数が増えました。高温多湿になるこれからの時季は注意が必要です。
食品は消費期限などを確認して購入。肉や魚はポリ袋に入れてドリップが他の食品につかないようにし、保冷材とともにクーラーバッグなどに入れ、早く家に帰って冷蔵庫に保存。冷蔵庫は詰め過ぎず、肉や魚は生食する物や調理済み食品のそばに置かないこと。食中毒予防3原則は、細菌を「つけない」「増やさない」「やっつける」です。
開催日時:7月2日(木)食品苦情、7日(火)食中毒 午後1時15分〜4時45分
開催場所:東京都健康安全研究センター
※要事前申込み(6月16日締切)
HP:http://www.metro.tokyo.jp/INET/BOSHU/2015/05/22p5p300.htm
食品は消費期限などを確認して購入。肉や魚はポリ袋に入れてドリップが他の食品につかないようにし、保冷材とともにクーラーバッグなどに入れ、早く家に帰って冷蔵庫に保存。冷蔵庫は詰め過ぎず、肉や魚は生食する物や調理済み食品のそばに置かないこと。食中毒予防3原則は、細菌を「つけない」「増やさない」「やっつける」です。
食の安全都民講座
電話:03-3363-3472(東京都健康安全研究センター企画調整部健康危機管理情報課)開催日時:7月2日(木)食品苦情、7日(火)食中毒 午後1時15分〜4時45分
開催場所:東京都健康安全研究センター
※要事前申込み(6月16日締切)
HP:http://www.metro.tokyo.jp/INET/BOSHU/2015/05/22p5p300.htm
2015年6月16日(火)
「肉の食中毒予防」
主に牛肉についている食中毒菌O157。食べてしまうと3〜7日ほどで激しい下痢、腹痛を起こします。
O157は牛肉の表面につくため、表面をしっかり焼けば中はレアでも大丈夫。しかし注意すべきはサイコロステーキなどの成型肉や加工肉。O157はしっかり焼けば死滅するため、中心部を75℃で1分以上加熱しましょう。またバーベキューでは生焼けに注意。豚の生肉や生レバーは非常に危険なので、食べないようにしましょう。
O157は牛肉の表面につくため、表面をしっかり焼けば中はレアでも大丈夫。しかし注意すべきはサイコロステーキなどの成型肉や加工肉。O157はしっかり焼けば死滅するため、中心部を75℃で1分以上加熱しましょう。またバーベキューでは生焼けに注意。豚の生肉や生レバーは非常に危険なので、食べないようにしましょう。
2015年6月17日(水)
「鶏肉と卵の食中毒予防」
鶏肉についている食中毒菌が、カンピロバクターやサルモネラ。食べてしまうと3日ほどで高熱や腹痛、下痢を起こすことがあります。
鶏肉は生で食べないようにし、中心部を75℃で1分以上加熱しましょう。また調理では野菜など生で食べる物を先に切り、鶏肉を後で切ることも必要。肉を切ったまた板や包丁は洗剤で洗い、熱湯消毒も効果的です。卵についているサルモネラは殻を割ってしまうと増えるため、使う直前に割りましょう。
鶏肉は生で食べないようにし、中心部を75℃で1分以上加熱しましょう。また調理では野菜など生で食べる物を先に切り、鶏肉を後で切ることも必要。肉を切ったまた板や包丁は洗剤で洗い、熱湯消毒も効果的です。卵についているサルモネラは殻を割ってしまうと増えるため、使う直前に割りましょう。
2015年6月18日(木)
「生野菜の食中毒予防」
野菜には土中の様々な細菌やウイルスがついているので、流水でしっかり洗いましょう。また調理中に肉汁がついて食中毒を起こすこともあるので、野菜は肉より先に調理しましょう。まな板と包丁は洗剤でしっかり洗い、乾燥させましょう。
流行のジャーサラダも危険です。ジャーの中は栄養分と水分で細菌が増えやすい環境のため、作ったら早めに食べましょう。浅漬けは塩分濃度が低く細菌が増えやすいため、食べきれる量を漬けましょう。
流行のジャーサラダも危険です。ジャーの中は栄養分と水分で細菌が増えやすい環境のため、作ったら早めに食べましょう。浅漬けは塩分濃度が低く細菌が増えやすいため、食べきれる量を漬けましょう。
2015年6月19日(金)
「魚の食中毒予防」
サバやアジ、イカなど約160種の魚の内臓に寄生するアニサキス。食べてしまうと胃の中で刺さり、激しい痛みを生じます。
生で食べる場合は釣ったらなるべく早く内臓を取り除き、内臓周りのハラスは食べないこと。アニサキスは酢でしめても死にませんが、熱には弱くて60℃ほどで死滅します。また養殖の場合は、食物連鎖が切れているのでアニサキスはいません。サケには日本海裂頭条虫が寄生している場合もあり、生食には注意が必要です。
生で食べる場合は釣ったらなるべく早く内臓を取り除き、内臓周りのハラスは食べないこと。アニサキスは酢でしめても死にませんが、熱には弱くて60℃ほどで死滅します。また養殖の場合は、食物連鎖が切れているのでアニサキスはいません。サケには日本海裂頭条虫が寄生している場合もあり、生食には注意が必要です。
東京都健康安全研究センター
電話:03-3363-3472
HP:http://www.tokyo-eiken.go.jp