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今週のテーマ
江戸スイーツ

201546日(月)

「梅園 あわぜんざい」

創業は幕末1854年、浅草・仲見世通りの1本西側に店を構える老舗甘味処・梅園のあわぜんざい。
あわではなくきびを使い、餅きびの粒が残るようあえて半つきにすることで、もっちり感の中に独特の食感を生み出しています。餅きびに合わせるのは熱々のこしあん。餅きびのほのかな渋みとこしあんの甘みと香りが調和した、シンプルながらもぜいたくな逸品です。創業時から変わらない味わいは、文豪・永井荷風も魅了したそうです。 住所:東京都台東区浅草1-31-12
電話:03-3841-7580
営業時間:午前10時〜午後8時
定休日:月2回水曜不定休
HP:http://www.asakusa-umezono.co.jp

あわぜんざい 777円
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201547日(火)

「餅甚 あべ川餅」

かつて東海道の大森宿で旅人の疲れを癒そうと茶屋を開き、約300年続く老舗和菓子屋・餅甚のあべ川餅。
腰が強く滑らかな舌触りのつきたての餅に、黄な粉と蜜をかけていただきます。伝統の味は家族で守り続け、餅を丸めるのも全て手作業。秘伝の蜜は一子相伝で、長男にだけ受け継がれます。そして味とともに代々受け継いできたのが、もち米を研ぐ井戸水。空襲で一帯が焼け野原になったときにも、井戸で店の場所が分かったそうです。
餅甚
住所:東京都大田区大森東1-4-3
電話:03-3761-6196
営業時間:午前8時30分〜午後7時
定休日:火曜

あべ川餅(18個入り) 670円
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201548日(水)

「松屋 上生菓子」

江戸中期1769年に日本橋本石町で創業し、神田松永町へと店を移した老舗和洋菓子屋・松屋の上生菓子。
季節の上生菓子“ぼたん”は甘味を抑えた上品な味。今はまだつぼみの状態ですが、1カ月後には季節の移ろいに合わせ、花の開いた“ぼたん”になるそうです。また店には江戸時代から受け継ぐ貴重な資料も…。幕府から与えられたと伝わる受領名が記された口宣の写しには“大和大掾(だいじょう)”とあり、金7両もしたそうです。
和洋菓子 松屋
住所:東京都千代田区神田松永町1
電話:03-3251-1234
営業時間:月〜金曜 午前8時30分〜午後7時、土曜 午前9時30分〜午後4時
定休日:日曜、祝日、月1回土曜不定休

上生菓子 280円
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201549日(木)

「西むら 栗むし羊かん」

江戸末期の1854年、浅草・雷門前で上菓子屋として創業した龍昇亭西むらの栗むし羊かん。
元々あった蒸し羊かんに初代の女将が栗を乗せたのが、元祖だといいます。製法は昔のままで、秘伝の配合で混ぜた葛と小麦粉に小倉あんを加えて練り、栗の甘露煮をぎっしり並べて蒸し上げます。ずっしり弾力のある食感が特徴です。またもう一つの人気商品が東京かすていら。長崎カステラの普及であまり作られなくなりましたが、素朴な味のお菓子です。
龍昇亭 西むら
住所:東京都台東区雷門2-18-11
電話:03-3841-0665
営業時間:午前9時〜午後7時
定休日:不定休

栗むし羊かん(1棹) 972円
東京かすていら(1棹) 972円
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2015410日(金)

「亀屋大和 焼団子」

江戸末期、京菓子屋を営んでいた初代が江戸に下って創業した、東神田の老舗和菓子屋・亀屋大和の焼団子。
こだわりの上新粉で作った団子は香ばしく焼き目を入れ、醤油と砂糖、みりんに片栗粉と葛でとろみをつけた、代々受け継ぐ秘伝のたれにくぐらせます。たれの配合は季節によって変え、江戸っ子好みの醤油の効いた味に仕上げます。またこの時季人気なのがみそあんの柏餅。京都の老舗の白みそを使用した、とろっとしたみそあんが特徴です。
亀屋大和
住所:東京都千代田区東神田1-14-10
電話:03-3866-3804
営業時間:午前9時〜午後6時
定休日:日曜、祝日(節句は除く)
HP:http://kameyayamato.co.jp

焼団子 100円
柏餅(みそ) 170円
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