2014年6月23日(月)
「買い物で食中毒予防」
去年、東京都で発生した食中毒で最も多かったのが、細菌によるもの。特に高温多湿になるこれからの季節は注意が必要です。食中毒予防の三原則は、原因となる物質を「つけない」「増やさない」「やっつける」ことです。
卵は期限表示を確認し、使い切れる分だけ購入すること。また、ひびや汚れがないかチェックしましょう。肉や魚はドリップが手に付かないよう、パックの裏側は持たないこと。ポリ袋に入れ、レジ袋も他の食品と分けましょう。
卵は期限表示を確認し、使い切れる分だけ購入すること。また、ひびや汚れがないかチェックしましょう。肉や魚はドリップが手に付かないよう、パックの裏側は持たないこと。ポリ袋に入れ、レジ袋も他の食品と分けましょう。
2014年6月24日(火)
「鶏肉の食中毒予防」
去年、東京都で発生した細菌による食中毒の原因物質で、最も多かったのがカンピロバクター。主に鶏肉などに存在します。
鶏肉を触った手には細菌が付いている可能性があるので、サラダなど生で食べるものは、鶏肉を扱う前に作りましょう。また調理台や調理器具を触ると、そこで細菌が繁殖することがあるので、鶏肉を触った手は石鹸で洗うこと。包丁やまな板もその都度洗剤で洗います。鶏肉の調理は中心部を75℃以上で1分間加熱しましょう。
鶏肉を触った手には細菌が付いている可能性があるので、サラダなど生で食べるものは、鶏肉を扱う前に作りましょう。また調理台や調理器具を触ると、そこで細菌が繁殖することがあるので、鶏肉を触った手は石鹸で洗うこと。包丁やまな板もその都度洗剤で洗います。鶏肉の調理は中心部を75℃以上で1分間加熱しましょう。
2014年6月25日(水)
「魚の食中毒予防」
近年、アニサキスによる食中毒が急増しています。アニサキスは海のほ乳類の体内にいる寄生虫で、その幼虫は主にサバやサケ、イカなど150種類以上の魚介類に寄生します。
アニサキスのリスクを減らすには、生魚は買ったらすぐに内臓を取り除くこと。また料理で使用する程度の酢では死なないので、しめさばにも注意が必要です。焼いたり煮たりして食べるか、-20℃で48時間以上冷凍すると死滅するので、解凍ものを使用するのも有効です。
アニサキスのリスクを減らすには、生魚は買ったらすぐに内臓を取り除くこと。また料理で使用する程度の酢では死なないので、しめさばにも注意が必要です。焼いたり煮たりして食べるか、-20℃で48時間以上冷凍すると死滅するので、解凍ものを使用するのも有効です。
2014年6月26日(木)
「卵とカレーの食中毒予防」
卵にはサルモネラという、食中毒の原因となる細菌が入っていることがあります。調理台に卵が付着しないよう、殻は皿の上で割りましょう。また時間が経つと細菌が増えやすくなるので、生の卵は割ったらすぐに食べましょう。
カレーは冷める過程でウエルシュ菌が増殖する場合があります。残ったカレーは小分けして、急速に冷やして保存しましょう。またウエルシュ菌は増殖するときに空気を嫌うので、食べるときはよくかき混ぜて加熱しましょう。
カレーは冷める過程でウエルシュ菌が増殖する場合があります。残ったカレーは小分けして、急速に冷やして保存しましょう。またウエルシュ菌は増殖するときに空気を嫌うので、食べるときはよくかき混ぜて加熱しましょう。
2014年6月27日(金)
「お弁当の食中毒予防」
お弁当は温かいまま詰めると、冷める過程で細菌が繁殖する可能性があるので、冷ましてから詰めることが重要です。ご飯は皿に広げ、皿の下には保冷剤を置いて熱を取ります。またゆでた野菜は流水で冷まし、しっかり水を切りましょう。前日作った煮物は、煮汁が細菌繁殖の原因になることがあるので、しっかり煮詰めます。
詰めるときははしを使い、おにぎりもラップなどで握りましょう。また、キャラ弁用の抜き型は隅々まで洗いましょう。
詰めるときははしを使い、おにぎりもラップなどで握りましょう。また、キャラ弁用の抜き型は隅々まで洗いましょう。
食の安心パトロール 子育て仲間編
HP:http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/shokupato/
東京都健康安全研究センター
電話:03-3363-3231
HP:http://www.tokyo-eiken.go.jp/