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2011年10月3日(月)
歴史!由来!魅力再発見
今週のテーマは『東京坂道散歩』。都内の坂道を実際に歩いて紹介します。名前の付いているものだけで1000以上ある東京の坂道。
「坂学会」では、そんな坂道の名前の由来や所在地などの調査・研究を行っています。
きょうは文京区の坂を、坂学会の理事と歩きながら紹介。
「新坂」、「胸突坂」から「炭団坂」へ。
「本妙寺坂」は、江戸時代の最大の火事“振袖火事”(明暦の火事)の火元だったと
言われています。様々な坂を歴史や名前の由来を聞きながら散策しました。
新坂(しんざか)
文京区本郷5・6丁目
炭団坂(たどんざか)
文京区本郷4丁目
胸突坂(むなつきざか)
文京区本郷5丁目
本妙寺坂(ほんみょうじざか)
文京区本郷5丁目
2011年10月4日(火)
伝説の恋物語
今週のテーマは『東京坂道散歩』。きょうは、港区の坂を紹介。三田2丁目にある「綱坂」「綱の手引き坂」は平安時代の武将・渡辺綱にちなんだ坂。
南麻布にある「絶江坂」はお寺の和尚さんにちなんだ坂。
南青山の「姫下坂」は、鎌倉時代から室町時代にかけての話で
黄金長者の姫と白金長者の息子がデートを重ねた坂。
古の恋物語は、現代まで言い伝えられていました。
綱坂(つなざか)
港区三田2丁目
綱の手引き坂(つなのてびき)
港区三田1・2丁目
絶江坂(ぜっこうざか)
港区南麻布2・3丁目
姫下坂(ひめおりざか)
港区南青山4丁目
2011年10月5日(水)
文士ゆかりの坂
今週のテーマは『東京坂道散歩』。きょうは、大田区の坂を紹介。「馬込文士村」と呼ばれている大森から馬込一帯。
坂の多いこの地には、かつて多くの文士や芸術家が住んでいました。
「おいはぎ坂」と「鐙坂」の間にある「熊谷恒子記念館」には、
現代女流かな書道家の熊谷恒子の作品や愛用した落款印が展示されていました。
「臼田坂」の近くには、萩原朔太郎や川端康成も住んでいました。
川端康成に関する逸話もありました。
「熊谷恒子記念館」
大田区南馬込4-5-1503-3773-0123
入館料:大人100円・小人50円
※65歳以上で5歳以下は無料
開館時間:午前9時から午後4時30分
休館日:毎週月曜日(祝日は開館)
おいはぎ坂
大田区南馬込4丁目
鐙坂(あぶみざか)
大田区南馬込4丁目
臼田坂(うすだざか)
大田区南馬込3・4丁目
2011年10月6日(木)
美しい景観を楽しむ
今週のテーマは『東京坂道散歩』。きょうは、世田谷区の坂。都内にある坂道の名前で一番多いのが、約20ある「富士見坂」。
しかし、景観が変わり、富士山が見えるものはごくわずか。
富士見坂ではありませんが、富士山がきれいに見える坂が「岡本3丁目の坂」。
富士山を望めるこの辺りは“関東の富士見百景”にも選ばれています。
その他、夕日が美しいことからそう名付けられた「瀬田夕日坂」。
その美しさを堪能しました。
岡本3丁目の坂 (おかものさんちょうめのさか)
世田谷区岡本3丁目-35と36の間
瀬田夕日坂 (せたゆうひざか)
世田谷区瀬田1・2丁目
2011年10月7日(金)
名付け親は地元住民
今週のテーマは『東京坂道散歩』。きょうは町田市・玉川学園の坂。20年前に住民たちによって名付けられた坂を紹介。
沿道の桜がきれいな「花影坂」、地域センターに通じている「ふれあい坂」など、
ユニークな名前の坂がたくさんあります。
「のらくろ坂」は漫画「のらくろ」の作者が住んでいたことからついた坂。
これらの坂の名前はこれまで地図には表記されていませんでしたが、
今年の春に初めてひとつの坂の名前が地図に載りました。
花影坂
町田市玉川学園2丁目
月見坂
町田市玉川学園2丁目
なかよし坂
町田市玉川学園2丁目
ふれあい坂
町田市玉川学園2丁目
ころころ坂
町田市玉川学園7丁目
のらくろ坂
町田市玉川学園7・8丁目
うぐいす坂
町田市玉川学園7丁目












