恩賜上野動物園の動物の子どもたちを特集。 去年上野動物園では約 750の子どもが生まれたうち、今日はオオカンガルーとミーアキャットを紹介します。生まれてからの約 7カ月を母親の袋の中で過ごすカンガルーの赤ちゃん。上野動物園では袋から体をすべて出したときを誕生日としています。小獣館にいるミーアキャットは 2月に生まれたばかりですが、すでに大人と同じものを食べ始めていました。

今恩賜上野動物園の動物の子どもたちを特集。夜を再現した小獣館の地下で、夜行性のスラウェシメガネザルを観察します。11月に生まれた赤ちゃんは母親の授乳に加え、飼育係にもミルクをもらって育ちました。また去年 11月に赤ちゃん（メス）が誕生したニシローランドゴリラ。お母さんの「モモコ」という名前から「コモモ」と名づけられ元気に育っています。妊娠から出産、育児を支える飼育担当の今西さんに親子の様子などを聞きました。また、マダガスカル島の動物を集めた「アイアイのすむ森」と、日本初公開の「フォッサ」も紹介します。

今週のテーマは「春の動物園の子ども」。今日は多摩動物公園で大人気のチーター 3きょうだいを紹介。地上の動物でいちばん速く走るチーター。9月に生まれたニーム・ソニア・リリーが元気に走り回るようすは、時速110Kmといわれる俊足の片鱗。国内の動物園で唯一チーターの繁殖に成功している多摩動物公園。オランウータンのスカイウォーク（3月20日ごろ再開予定）や、ライオンバス（大人 350円）も紹介します。

今日は多摩動物公園の子どもたちを紹介します。コツメカワウソの「ゴンタくん」「カワちゃん」の間に生まれた「大麦（おおむぎ）」と「小麦（こむぎ）」。食事はワカサギや馬肉などのほか、生きたドジョウも。まだ水に入るのをためらう子のため、母親が捕まえたドジョウを子どもに与えるとき、親子のきずなを見ることができます。飼育担当者から動物の魅力や生態についての話を聞くことができる「キーパーズトーク」も紹介します。

今日は日本最高齢のアジアゾウ、はな子を紹介。はな子には歯が１本しかないため食べ物を噛み砕くことができません。食事をフードプロセッサーで細かくし、また、１日にはな子が食べる100本～150本のバナナもすべて手で皮をむいています。飼育担当の山川さんは今年63歳になったはな子への思いを語ります。