今週は“江戸しぐさ”。江戸しぐさとは、江戸の商人が人付き合いをより良くするために生まれた、人を思いやる行動哲学です。 その一つ「傘かしげ」は、すれ違う人に雨がかからないように傘を傾けるしぐさです。「ＮＰＯ法人江戸しぐさ」の越川さんに様々な江戸しぐさについて聞きました。

今週は“江戸しぐさ”。「束の間つきあい」とは、江戸時代、船などで知らない人と出会った時に立ち入った話はせずに一言でも言葉を交わし、あいさつをすること。東京都が行っている、音楽劇やゲームを通し、子どもたちに、あいさつの重要性を教える「あいさつキャラバン隊」の活動も紹介します。

現在の生活の中にも通じる“江戸しぐさ”。その一つが「こぶし腰浮かせ」。江戸時代、船などで新しいお客さんが来たときに先に座っていた人たちが、こぶし一つ分腰を浮かしてずらし、もう一人分の席を作る思いやりの行動。電車の席でも応用できるものです。

きょうは箸の作法。知っているようで、意外と知らない箸の使い方。渋谷にある料理教室で、正しい箸の持ち方や、“刺し箸”や“寄せ箸”など、食事中にやってはいけない作法を紹介します。

風呂敷のサイズは様々。小さいもので約50センチ、大きいものでは約240センチ。大きさによって包むものも変わります。神楽坂にある風呂敷専門店で風呂敷の選び方や包み方を紹介します。