今日は、1960年代の映画の舞台を訪ねます。高峰秀子さん主演の映画『女が階段を上る時』。その一場面に出てくる4本の煙突は、足立区にあった火力発電所の煙突。見る角度によって本数が違ったため「おばけ煙突」と呼ばれていた煙突の思い出を地元の人に聞きました。また、山本富士子さん、乙羽信子さんが出演する映画『如何なる星の下に』の舞台となった、「佃の渡し」。佃大橋ができて渡し船はなくなりましたが、勝鬨橋は映画の中と変わらない姿を残しています。

今日は 1962年に公開された石原裕次郎さん主演の映画『銀座の恋の物語』の舞台へ。銀座の時計塔のほか、日活撮影所では、本物そっくりのお地蔵さんや、精巧につくられたバス停など、撮影で使う小道具を紹介。撮影所内にある日活芸術学院の授業の様子も。

撮影所や「映画俳優の碑」もあり、3月には映画祭が開催される、まさに「映画の街」調布市。若手監督の映画撮影現場を訪ね、深大寺を舞台とした作品と、地元・調布市への思いを聞きました。

東京都写真美術館を訪ね、「おどろき盤」を使って、絵がアニメーションとして動く原理を学びました。また、19日から 28日まで開催される恵比寿映像祭の見どころも紹介します。

日本を撮影した最古の映像など、東京国立近代美術館フィルムセンターで保存されている貴重な映像を紹介します。また、手回しの撮影カメラなど、映画の歴史を知ることのできる常設展のようすも紹介します。