今週のテーマ

暮らしの安全

2008年 11月24日(月) 放送分


正しく使ってクッキング!

今日は、電化製品の安全な利用法にスポットをあてます。姫がお邪魔したのは東京都消費生活総合センター。東京都では消費者から寄せられた相談についてテストを行い、事故防止の為に役立てています。今回は圧力式炊飯器のテストを行います。

製品事故の原因、それは「製品自体に問題のある場合」と「無い場合」が、考えられます。問題のない場合の、実に80%以上が間違った使い方や不注意が原因です。圧力をかけることで、より美味しいお米が炊けると人気の圧力式炊飯器。これを使って、豆を煮て実験をしてみました。10分ほどたったときに、蓋の間から蒸気が噴き出してしまいました。これは蒸気口に豆の皮が詰まったせいで、中の蒸気圧が高まったためでした。このように蒸気口を塞ぐような調理については、禁止しているメーカもありますので、取扱説明書の確認は必ず行いましょう。




2008年 11月25日(火) 放送分


お宅訪問で安全チェック!

今日は、一般家庭にお邪魔して、製品の安全チェックを行います。チェックをお願いしたのは、身近な製品に関する事故を調査し、再発防止のために情報提供を行っている、(独)製品評価技術基盤機構(nite)の方です。

4年前にリフォームした3LDKのお家に住む梅田さんのお宅にお邪魔しました。アドバイザーとして同行したのは、「製品評価技術基盤機構」の菅沼さん。そこで指摘されたのは、電源コードが綺麗に束ねられている事。消費電力の大きい製品のコードは発熱量も大きいために注意が必要です。束ねずに、自然においていたほうが安全と言えます。またオーブントースターは、パンくずなど放っておくと火が付く可能性もあります。こまめに掃除しましょう。コンセントのプラグもトラッキング現象といってたまった、埃や湿気が原因でショートする可能性があります。年に一度は電化製品のプラグとコンセントを掃除しましょう。








2008年 11月26日(水) 放送分



冬本番に備えて

今日は、(独)製品評価技術基盤機構で冬に使う製品の安全な利用方法を教えていただきます。取り上げるのは電気ストーブ、こたつ、電子レンジ加熱式ゆたんぽ、カセットコンロ。また、(財)家電製品協会が作った、「家電製品愛情点検チェックシート」をご紹介。

冬場で一番注意しなければならないのは、なんといっても電気ストーブ。炎が出ていないの、ついつけたまま寝てしまい、布団を燃やして、家事になった例があります。カバーがあっても、ストーブの熱で発火する恐れがあります。近くに燃えやすいものを置かないように。また、寝るときは必ず消してください。こたつで座椅子や座布団を使うときは、奥に押し込んで、ヒーター部分に触れないよう気をつけましょう。熱で火が出る可能性があります。電子レンジ加熱式ゆたんぽは、かならず出力と加熱時間を守りましょう。ついうっかりオートで加熱して、破裂させてしまう事故がおきています。

                     



2008年 11月27日(木) 放送分

子どもの事故予防

今日は、子どもの事故予防について考えます。姫がお邪魔した「子ども事故予防センター」は子供達の身の回りで起こる家の中の危険と、その予防法をモデルルームを使って、説明してくれます。

子どもの事故に関する東京都の調査では5人に1人が危害や危険にあっているという結果が出ています。姫がやってきたのは池袋保健所の二階にある「子ども事故予防センター」。子どもの事故でもっとも多いのが「転倒」。特に転んだ先のテーブルの角は要注意です。次に多いのが、転落・墜落。まだ上手に歩けないうちは、階段に入れないように柵をつけるのも一つの手です。また乳幼児の体は表面積の10%のやけどでも命にかかわるケースもあります。炊飯器やポットは子どもの手の届かない所へ置いてください。

 


                                                                                                                                                                                               

2008年 11月28日(金) 放送分



子ども服にご注意!

暮らしの安全情報を取材してきた今週。最後は(独)産業技術総合研究所の方に、「子供服の安全に関する注意点」「安全対策・予防策」についてうかがいます。また、事故予防に役立てるために子供服が原因で起きる事故の、情報提供も呼びかけます。

東京都の調査によると、保護者のうち、およそ80%が子ども服の事故を経験していると回答。ジャングルジムで遊んでいるときに、パーカーのフードがひっかかり、首を吊った状態になってしまったり、裾上げのひもを踏んで転び、右手首を骨折したり、衿についたリボンが滑り台にひっかかり、首がしまってしまったりと、その例は様々・・・。遊ぶときには、かわいい装飾のついたものより、遊びに適したものを選びましょう。






   
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