100年前に比べて1年の平均気温が3度も上昇した東京都。ますます進む地球温暖化、その大きな原因であるCo2。東京都の排出量は、年間およそ670万トンにも及んでいます。そこで、昨年開催されたのが「ストップ温暖化とうきょう博覧会」。そして、その中の数ある応募の中でグランプリに輝いたのが、東京自転車グリーンマップです。都心の移動手段に自転車を使えばCo2削減になり、さらに健康増進にもなります。この東京自転車グリーンマップを制作しているのは、NPOの田中さん。現在、地図には都心部ルートしか掲載されていないため、23区版の完成を目指しています。

「えどがわ油田開発プロジェクト」はリサイクルプロジェクトの一つです。その活動は、昨年の「ストップ温暖化東京博覧会」で認められ、奨励賞を受賞しています。地域内の施設や家庭から出た食用油の廃油を回収し、バイオディーゼル燃料にリサイクルします。バイオディーゼル燃料は、これまでのガソリン等に変わるCo2を増やさない、新たな燃料として最近注目されています。ちなみに昨年は、約68,000リットルの使用済み食用油が改修されリサイクルされました。