今週のテーマ

元気な中小企業

2008年 5月26日(月) 放送分


アイデア満載・健康をサポート

東京には50万もの中小企業があります。その支援をしているのが東京都中小企業振興公社。こちらで中小企業の魅力をうかがいます。そして、公社の支援を受け、介護用品に力をいれている会社の製品にスポットをあてます

中小企業の魅力は、小回りが利く、機転が利き革新的。創造性に非常に優れるなどの優良な企業が沢山あります。しかし、資金面や、技術開発、販路先の開拓などで悩んでいる会社も少なくありません。そこで、東京都中小企業振興公社では、ビジネスナビゲーターによる、販路開拓の支援や、技術のアドバイスなどを行っています。取材したこちらの製品は、公社と東京大学の準教授が一緒に開発した製品。腰からひざを結ぶラインを正しい姿勢に意識つけることが期待される製品です。






2008年 5月27日(火) 放送分


エコから楽しさを作る!

「木」にこだわり続ける北星鉛筆株式会社。こちらでは鉛筆を作る際にでたおがくずを利用し、おがくず粘土「もくねんさん」という製品を製造しています。その制作過程や開発までの苦労をリポートします

昭和26年開業の北星鉛筆。鉛筆用の木材の製品から鉛筆づくりへ、一貫して「木」にこだわり続けてきました。そんな中で、社長が目をつけたのが、作業工程で出るおがくず。実に材料の40%がおがくずになってしまうのです。今まで捨てていた部分が、今度は有効利用できるようになりました。それがおがくずから出来る、世界初の粘土「もくねんさん」です。廃棄物から新たな商品が誕生したのです。パウダー状にしたおがくずと、洗濯糊などを合わせ、機会で40分ほどよくこねると、滑らかな粘土ができあがります。今では大手スーパーや文具店での販売も始まりました。








2008年 5月28日(水) 放送分



公園を楽しくするアイデア遊具

公園の遊具を作る株式会社丸山製作所。子どもたちが楽しく遊べるよう色をつけたり、危険のないよう丸く安全なデザインのしています。それらの遊具は一つ一つ手作りで、中小企業ならではのこだわりが感じられます

誰もが遊んだ思い出がある公園の滑り台やブランコ。子どもたちの笑い声が響きます。亀戸にある丸山製作所では、そんな遊具の設計からデザイン、設置までを行っています。昭和21年に鍛冶屋の技術を生かして始まったこの会社は溶接にこだわり、丈夫で耐久性のある遊具を作り続けています。この会社の特徴の一つが、極力角をなくした安心の遊具。そんな丸山製作所の新しい試みがこちら。小学生が遊んでみたい遊具のデザインを考え、それを元につくられました。出来映えはデザインがそっくり。アイデア遊技は、子どもたちに大人気。毎日、生徒で賑わいます。

      





2008年 5月29日(木) 放送分

宇宙からのアイデア!?折りが決め手

株式会社オルパは、宇宙構造物工学を研究する三浦公亮先生が考えた「ミウラ折り」という折り方を地図などに応用している会社です。宇宙で太陽電池パネルを開閉するときに用いられる、その折り方に姫が挑戦します

(株)オルパは従業員6名、創業6年目のまた新しい企業です。一発で開いて、一発で閉じる「ミウラ折り」を色々な商品に応用しています。この折り方を発明したのが、東大名誉教授で、宇宙構造物を研究している三浦公亮さん。もともと印刷業を営んでいた社長が、ミウラ折りに出会い、ぜひこのアイデアを商品化したとい考え、三浦先生とライセンス契約を結び、会社を設立しました。当初は手折りでしたが、4年かかって機械が完成。今では量産できるようになりました。アイデア次第で、無限広がりそうなミウラ折り。次は世界に向けてミウラ折りを発信したいそうです。

 


                                                                                                                                                                                               

5月30日(金) 放送分2008年 



こだわりが記録を変える

株式会社ニシ・スポーツは、陸上競技で使用する様々な機器を製造しています。中でも今回は、18年ぶりに開発したハードルをご紹介。ほんの数ミリにこだわるのも中小企業の魅力。製造に協力した東京都立産業技術研究センターにもお話しを伺いました

なんと18年ぶりにモデルチェンジした、ニシ・スポーツのハードル。その名も「次世代ハードル ウルトラライト」。競技者の目線に立って使いやすさを徹底的に追求した製品です。一番大きく変わったのはバーとバーを付ける部品の形状。従来のハードルは支柱の真上にバーがついているのですが、新製品は支柱からずれています。この改良により、選手がバーにあたった場合のバーの浮き上がりがなくなり、選手の記録が上がることが期待できます。また、ハードルの製作には、ナイロンの粉にレーザー光線をあてて製品を作る最新の機械が活躍しています。      









バックナンバー一覧(2010年4月以前)へ戻る

トップページへ

Copyright(C) tv asahi All Rights Reserved