今週のテーマ

とっておきの水辺散歩



2008年 4月28日(月) 放送分


水面を走る風を感じに~隅田川

今日は隅田川を歩いて下ります。隅田川の護岸は歩きやすいテラスに整備されています。まずはリバーガイドの方に、オススメポイントを教えていただきました。隅田川テラスギャラリーや芭蕉庵歴史展望園、佃島などをご紹介。

リバーガイドの高橋さんは水辺の魅力を伝えるベテランガイド。両国の地にちなんだ絵が展示されている隅田川テラスギャラリーを見学した後は、絶景ポイントへ・・・。隅田川がカーブしているこのポイントからは、橋がいくつも見えてとてもキレイです。このポイントから見える、清洲橋をはじめ、勝鬨橋、永代橋の3橋が昨年、国の重要文化財に指定されました。中でも勝鬨橋は、1970年まで、大型の貨物船などを通かさせるために橋を開閉させていたことで有名です。


  





2008年 4月29日(火) 放送分


新たな親水空間~小名木川

江戸時代に徳川家康が江戸城への物資を運ぶために作らせた小名木川。この小名木川を新たな観光スポットにしようとモニター乗船会が開かれました。扇橋閘門や、石造りの遊歩道、中川船盤所などをご紹介します

江東区を流れる小名木川。天正18年に徳川家康が江戸城への物資を運ぶために作られた運河です。その後、川沿いに荷揚げ場などが設けられ、多くの船で賑わいました。江東区は地盤が低いため、隅田川や荒川を上がってきた東京湾の水が小名木川に流れ込み、水害を起こしてしまいます。そこで両端に水門を設け、船が通る時に開閉することで、水の量を調整しています。その水位の差は最大で3メートル。規模は小さいですが、この仕組みはあのパナマ運河と同じです。閘門を抜けると、穏やかな水面が広がり、アオサギやゴイサギなどが羽を休める小名木川です。








2008年 4月30日(水) 放送分



ゆったり歴史散歩~神田川

三鷹から隅田川に注ぐ神田川。そんな神田川を見続けて15年の大松さんに神田川の見所を案内していただきます。徳川家康が仙台藩に作らせた仙台濠や石造りのアーチが美しい聖橋。更に日本橋川などもご紹介。

神田川・日本橋川を案内してくれたのは神田川ネットワークの大松さん。神田川は井の頭池から隅田川にそそぐ約25キロの一級河川。もともとは、江戸の水道として整備されたのが始まりです。神田川は水道橋で、分かれ、一方は日本橋川と呼ばれます。日本橋川は江戸城の名残を数多くみることができる場所。この石垣は、石をつぎはぎし、その間に小さな石を打ち込んで作られた事から、「打ち込みはぎ」と呼ばれます。石には持ち込まれた地方や、その数がわかるように一つ一つ石屋の印が刻まれています。







2008年 5月1日(木) 放送分

船・満喫!~芝浦・お台場!

運河の町・芝浦。ここからお台場へ出ている定期船はクルーザーで豪華な船旅を味わえます。そして、お台場の船の科学館へ。ここで、船の歴史や、仕組みなどを勉強し、小型の船を操作できるコーナーや、地上70メートルの展望台をご紹介します。

芝浦は、運河の街として開発が進む地域。入り組んだ水路の脇には遊歩道が整備され、身近に水辺の空間を楽しむことができます。こちらは、そんな芝浦からお台場・豊洲を結ぶ定期観光船。目の前に広がる豪華な景観を眺め、レインボーブリッジをくぐる25分。ちょっぴり贅沢な気分を味わえます。




                                                                                                                                                                                               

2008年 5月2日(金) 放送分



海苔のふるさと~大森

昔は、遠浅の海が広がっていた大森。しかし、時代の流れと共に埋め立てが進み、大森の海は遠くへ移動してしまいました。当時の海を再現するため、昨年、大森ふるさとの海浜公園が整備されました。その中には「大森海苔のふるさと館」がありました

遠浅で栄養豊富な海が広がっていた大森では、江戸時代から海苔作りが行われ、最盛期には海苔業者も2000軒を超えていたものの、都市化の波に飲まれ、海は埋められ、漁業の権利を放棄。その結果大森の海苔は消えてしまいました。しかし、昔から培われてきた海苔作りの伝統は、今も地元の人によって引き継がれています。姫も、伝統の技を「海苔つけ」を体験させていただきました。こうして、海苔つけしたものを半日ほど干せば、干し海苔の完成です。









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