今週のテーマ

オイシイ話しは要注意!

2008年 3月24日(月) 放送分


若者を狙う悪質商法!

若者からの相談を年間2万件以上受ける「東京都消費生活総合センター」で、若者が被害を受ける理由を伺ってきました。相談窓口や、悪質商法に関する情報を提供しているホームページなどをご紹介。

このちょっととぼけた雰囲気のキャラクター、実は悪質商法撲滅キャンペーンのイメージキャラクター。「サギだもん」と「カモかも」です。街で声をかけ、化粧品などの購入を迫る「キャッチセールス」、プレゼントに当選したといって、電話などで誘い出し商品を売りつける「アポイントメントセールス」など、様々な手口で若者を狙う悪質商法。平成18年度に若者から寄せられた相談件数は、およそ2万8千件。特に、この時期は大学入学や新社会人となって、都会に出てくる若者が狙われやすい傾向にあります。


  





2008年 3月25日(火) 放送分


No!といえる勇気を

今週は若者に被害が広がる悪質商法を特集。今日は「キャッチセールス」の手口と対策をご紹介。教育ビデオ「悪質商法ネタばらし」から学ぶ一般的な、手口と、実際の被害に合われた方から実例を学びます。

「アンケートにご協力を」などと声をかけ、高額な商品を契約させるキャッチセールスの被害。消費者センターに寄せられた相談のうち、約8割が若者からのものでした。キャッチセールスの手口を再現した、消費者教育ビデオからその手口と対策を学んだ姫。もし、契約してしまっても、キャッチセールスの場合は、8日間以内なら、クーリングオフ制度で解約することが出来ます。また、契約者が未成年だった場合は「未成年者契約」という制度が適用され、両親の同意を得ずに契約を行った場合は、その取り消しができるのです。








2008年 3月26日(水) 放送分



甘い話しにご用心!

今日は「悪質マルチ商法」の手口と対策をご紹介。さまざまな名前で呼ばれるマルチ商法とは一体どんな物なのか。教育ビデオから一般的な例を学びます。また、相談員の方に、若者に被害が拡がっている理由をうかがいました。

いいアルバイトがある、会員を増やせば高収入を得られる、などと利益を強調し勧誘するマルチ商法。マルチ商法とは、組織に加入した人が、友人などを勧誘し、ピラミッド式に会員を増やし商品を販売していくシステム。最近ではネットワークビジネスと名を変えていたりしますが、その実態は変わりません。商品を購入するためにお金を借りたものの、結局、商品と借金だけが残ってしまったというケースもみられます。マルチ商法の被害相談236件のうち4割以上が、20代の若者からのもの。これは学校の友人など、信頼関係が出来ている人からの勧誘であることなどが考えられます。マルチ商法の場合、契約から20日以内であれば、クーリングオフで解約することが可能です。







2008年 3月27日(木) 放送分

架空請求

ある日突然自宅に届く、身に覚えのない請求書。今日は、架空請求の被害の実態と、その対策について考えます。消費生活総合センターでが公開しているサンプルサイトでは、架空請求の手口を体験することができます。またウェッブに限らず、メールや電話、郵便などによる架空請求に対処する方法を探ります。

インターネットを見ていたら、いつの間にか優良サイトに登録されたり、携帯電話にメールを送信し、あるサイトに誘導・・・。あるいは、名簿などをもとに不特定多数に送りつけてくる、架空請求。その中には、公的機関の名を騙り、消費者を信じ込ませ、電話をかけるようにし向ける悪質な手口も存在します。同じように多くの被害者をだしているインターネットを使った、架空請求。年齢の確認などに次々答えていくと、いつのまにかサイトに登録していることに・・・・。いつの間にか登録したことになり、さらに個人情報を取得したかのような画面が現れ、消費者の不安を煽ります。サイトの画面を見て、不安になり、電話などをしてしまうと、逆に連絡先などの個人情報を引き出されてしまうこともあります。サイトに入ったくらいでは、個人情報は伝わっていません。何もしないのが一番です。






                                                                                                                                                                                               

2008年 3月28日(金) 放送分



キケン!アポイントメントセールス

最終日の今日は、アポイントメンセールスの手口と対策をご紹介。最近多い「二次被害」の説明を合わせて、悪質商法の被害者を救済する「クーリングオフ」や「未成年者契約の取り消し」の方法を相談員の方に解説していただきます。

プレゼントが当たったなどの連絡で、事務所などに誘い出し、契約を結ばせるアポイントメントセールス。最近では過去に被害にあった人が狙われる二次被害が問題となっています。被害者救済と偽り、手数料などを騙し取る手口です。これは以前、被害にあわれた方の名簿が秘かに流通している可能性があるからです。いきなり知らない人からの電話で呼び出され、出向いていくというのはやめましょう。悪質商法の解約には様々な方法があります。まずは、消費者センターに相談をするのが一番です。









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