今週のテーマ

早春の花散歩

2008年 3月3日(月) 放送分


ちょっと足を伸ばして・・・梅三昧

早春の花が楽しめるスポットをご紹介する今週の東京サイト。まず始めは、早春と言えば梅!というわけで、青梅市の吉野梅郷をご紹介します。こちらを青梅市の観光協会の方に案内していただきました。近辺の銘木や甘味処などもご紹介します。

梅の香りに誘われてやってきたのは関東一の梅の里「吉野梅郷(ばいごう)」。梅の公園を案内していただいたのは、観光協会の持田さん。こちらの梅郷には約1,500本の梅が植えられているそうです。そもそもこの地が、「青梅」と呼ばれるようになったは、平将門が戦勝祈願で金剛寺に植えた「誓いの梅の実」が、秋になっても熟さず、青いままのため「青梅」と名付けられたと言われています。園内を彩る梅の種類も実に様々。この時期、吉野梅郷では、個人の梅園もオープンガーデンとして公開されています。


  





2008年 3月4日(火) 放送分


江戸の椿と絶品そば

今日の花散歩は、調布市にある深大寺近辺をお送りします。広い庭園にマンサクの花や、椿が堪能できる「神代植物園」。そして名刹・深大寺では句碑、そして有名な神代蕎麦などもご紹介します。

古き武蔵野の自然を残す神代植物公園、園内には約10万株の植物が植えられており、四季を通じて花の美しさが鑑賞できます。訪れたときは、まんさくが見頃でした。この花は春にまず咲くということで「まんさく」という名前がつけられたとも言われています。神代植物公園は、日本が江戸時代に世界に冠たる園芸大国だったときを再現しようということで、江戸園芸の植物を多く集めています。特に江戸椿が多く集めら、園内にある椿は実に268品種にもおよびます。そんな椿につづき、3月下旬には桜が見頃を迎えます。








32008年 月5日(水) 放送分



こだわりのマグノリアガーデン

日本情緒ただよう庭園・京王百花苑がなくなってから5年・・・。その趣を和から洋へと転換し、新たな庭園としてスタートしたのが「京王フローラルガーデンアンジェ」。その中でもこれからの季節おすすめなのはコブシや木蓮が咲くマグノリアガーデンです。

京王フローラルガーデンアンジェの園内は、季節感にこだわり、四季折々の花を楽しむことができます。ちなみに春と秋にはローズガーデン。また、秋・・紅葉の頃にはスイフヨウや可憐なバイカカラマツなどが美しく咲き誇ります。そしてこれからの季節、最もオススメなのはマグノリアガーデン。マグノリアとは木蓮やコブシの総称。花の先が尖っているコブシに対して、木蓮は花がふっくらしているのが特徴とか。そんな、マグノリアは、1億年前からある、最古のお花とも呼ばれています。アメリカやイギリスでは、色々な品種がどんどん開発され人気ある樹木だそうです。







2008年 3月6日(木) 放送分

都心で感じる江戸の春

早春の花は都心でも楽しめます。今日は「浜離宮恩賜公園」から早春の香りをお伝えします。浜離宮庭園は、徳川将軍家の庭で、珍しい潮入の池や、梅が楽しめます。また、春の浜離宮庭園では一面の菜の花も楽します。

都営大江戸線・汐留駅から徒歩5ふんのところに都立浜離宮恩賜庭園はあります。江戸時代の代表的な大名庭園であるこちらでは、ガイドボランティアによる解説を聞きながら、園内を巡ることができます。江戸時代に入りすぐに、徳川将軍が埋め立てを開始し、四代将軍・家綱の時代に浜離宮が完成しました。この公園の大きな特徴は、海水を引き入れ、潮の干満によって池の趣が変わるという趣向。都内の庭園では唯一現存する珍しい池です。日本庭園と言えば梅。江戸時代には1万本が植えられていたそうです。現在は、ビルとのコントラストが楽しめる、都心ならでは憩いの空間となっています。そして、もちろん桜も楽しめます。4月3日からはライトアップが行われる予定です。3月中旬は菜の花が見頃。30万本の菜の花は、都心ではなかなか見られる物ではありませんよ。






                                                                                                                                                                                               

2008年 3月7日(金) 放送分



熱帯の花でホットな気分

一雨毎に春が近づいてきます。しかし、まだ寒さが残るこの時期にお勧めしたいホットなスポット。それは、都立夢の島公園内に建つ夢の島熱帯植物園。小笠原諸島の貴重な植物を中心に、熱帯、亜熱帯の植物を自然に近い状態で観ることができます。

まだまだ寒さがのこるこの頃ですが、夢の島熱帯植物園では、常時約28度の室内温度の中で、熱帯・亜熱帯の植物を楽しめます。温室の熱源は、隣接する新江東清掃工場の余熱を利用しているんです。季節により、様々な表情を見せてくれる花々。今は美しい色が印象的なショウガ系の花が見頃です。ただいま、館内では「クイズラリー2008」が開催中。姫もチャレンジしてみました。クイズラリーの質問は4種類、熱帯博士を目指して、皆さんもぜひチャレンジみてはいかがでしょう?熱帯植物と南国気分で一日楽しい植物園。お腹が空いたら、園内の喫茶室へ。メニューも植物同様に熱帯系!目でも舌でも楽しめます。











バックナンバー一覧(2010年4月以前)へ戻る

トップページへ

Copyright(C) tv asahi All Rights Reserved