今週のテーマ

障害者スポーツ

2007年 12月3日(月) 放送分


スポーツをもっと身近に!

8ヶ月に渡り行われている東京都障害者スポーツ大会。その参加人数は過去最大のおよそ7500人。様々な競技で選手がその力を発揮、障害者のスポーツへの関心が年々高まっているようです。まずは、東京都の2つの障害者専用スポーツ施設をご紹介します。

東京都には2つの障害者専用のスポーツ施設があります。姫がまず訪れたのは、東京都障害者総合スポーツセンター。体育館を始め、室内温水プールなど充実した設備で、様々なスポーツを体験することができます。こちらで姫は「Tボール」という競技を体験。「ボールを打つ、バットを所定の位置に置く、そして一塁まで走る」といった複数の動作を同時に行うことで、楽しみながら脳と体を使う運動です。一方、国立市にあるのが東京都多摩障害者スポーツセンター。2つの障害者専用のスポーツ施設には、いずれも看護士があ常駐しているので、安心して利用できます。


  

東京都障害者総合スポーツセンター
                                              
TEL:03-3907-5631 休館日:水曜日





2007年 12月4日(火) 放送分


楽しみながら社会復帰

北区にある東京都障害者総合スポーツセンター。本日はこちらでアーチェリーの練習に励むアスリートを紹介。アーチェリーを始めたきっかけや、その魅力などについてうかがいます。姫もアーチェリーにチャレンジしてみました。

東京都障害者総合スポーツセンターには、本格的なアーチェリー場があり、多くの方がその腕を磨いています。その一人、服部さんは14年も続けているベテラン。これまでに、ジャパンパラリンピックや、東京都障害者総合スポーツ大会など、様々な競技会で上位にランクインしています。服部さんは36歳の時に患った病気が原因で、歩行障害を抱えてしまいました。そんな時に出会ったのがアーチェリーだったそうです。姫も特別に体験させていただきましたが、3メートルでも矢はバラバラ。なかなか真っ直ぐに飛ばすのは難しいのです。体力だけでなく、精神力も必要とする、奥が深いアーチェリーでした。








2007年 12月5日(水) 放送分



エンジョイ!スポーツライフ

今日は、東京都多摩障害者スポーツセンターからレポートします。こちらで、卓球、筋トレ等でリハビリに励む人にお話をうかがいました。その成果には驚かされます。また、水泳で北京パラリンピックを目指す2人の学生もご紹介します。

国立市にある東京都多摩スポーツセンター。西山さんは、こちらに毎週4〜5回も通ってくるそうです。68歳のお西山さんは、5年前にかかった脳梗塞が原因で左半身が麻痺。このセンターには4年前からリハビリの為に通っています。リハビリをするまで、車椅子に頼り切りの生活だった西山さんも、トレーニングの成果で、少しずつ筋力もアップ。そんな彼女のお気に入りのスポーツは卓球。パチンと打ったときの爽快さが好きだとか。西山さんは、ラリーが何回続くかを目標に卓球を楽しんでいます。卓球を楽しみながら、それがリハビリにつながる・・。これもスポーツセンターに通っていればこそです。







2007年 12月6日(木) 放送分

頼れるサポーター

今週は障害者のスポーツ特集。今日は、車椅子陸上のアスリートでありコーチでもある方をご紹介。車椅子陸上をはじめたきっかけ、子供達に伝えたい思いなどを伺います。また、コーチの教えを受けている子供達の感想は・・・・。

車椅子の子供達に陸上を指導し、自身も車椅子のコーチ、千葉さん。20歳の時に、事故で頚椎を骨折。以来、車椅子の生活となりました。千葉さんは、車椅子陸上を始めて21年以上。今やパラリンピックに3度も出場しているトップアスリートです。そんな彼のもうひとつの顔がNPO法人「バラエティクラブジャパン」の代表。スポーツを通して、障害のある子どもたちに自立支援を行っています。自分じゃ出来ないと思っていたことを、やり遂げている人が目の前にいる。折れそうになった心を励ましてくれる人がいる。そこから、子どもたちの新たなチャレンジへの意欲が湧いてきます。






                                                                                                                                                                                               

2007年 12月7日(金) 放送分



めざせ!パラリンピック

障害者アスリートにとって、世界最高峰のスポーツの祭典。それはパラリンピックです。前回のアテネ大会では、日本は過去最高の52個のメダルを獲得しました。車椅子バスケットで、北京パラリンピックを目指す、東京代表選手の小山さんをご紹介します。

憧れのパラリンピックを目指す小山さん。車椅子バスケットの東京都代表選手です。小山さんは23歳の時、交通事故にあい、右足を切断。障害者となりました。入院中から色々な資料を検討、バスケ経験も車椅子も漕いだことはないゼロからのスタートでした。しかし、練習を始めて7年。ついに日本車椅子バスケットボール選手権大会のベストファイブに!午後は練習か試合の毎日。この日は、埼玉のチームとの練習試合。大きな体と細かい車椅子のさばきで、相手チームを翻弄します。コーチからも将来は日本を代表する選手になるだろうと期待される小山さんでした。











バックナンバー一覧(2010年4月以前)へ戻る

トップページへ

Copyright(C) tv asahi All Rights Reserved