071112 外国人が見た東京

２００７年　１１月１２日（月）　放送分

好きですかTOKYO？

現在、東京を観光で訪れる外国人は約481万人。都内にいる外国人登録者数は37万人を超えています。今週は、都内在住の外国人に東京とはどんな街か？お話を伺います。まず始めに、お尋ねするのはイギリス出身の女性、キャサリンさんです。

３年ほど前にロンドンからやってきたキャサリンさん。現在、子ども向けの英会話スクールに勤めています。日本に来たきっかけ、それは大学卒業後、自分の知らない国へ行ってみたいという好奇心からでした。東京での生活は１年。友だちと一緒に家を借りて住んでいます。東京のラッシュは苦手だが、便利で住みやすいというキャサリンさん。ほんの少し・・のつもりが、気がつけば早３年。もうしばらく、この刺激と魅力のある街での生活が続きそうです

２００７年　１１月１３日（火）　放送分

伝統を大切に

本日、紹介するのはバングラデシュ出身のチョウドリさん。来日後、日本国籍を取得し、現在はソフトウェア会社を経営しながら、ＮＰＯ法人「ちきゅう市民クラブ」の活動も行っております。

バングラディシュから企業の研修生として初めて来日したのは１９６９年でした。その後、都立大学で工学博士を取得。日本での暮らしは、３６年。今では、バングラディシュの生活より長くなりました。今でこそ社長として成功したチョウドリさん。しかし、日本に来たばかりの時は経済的にも苦しく、奨学金や大学のサポートなど様々な援助を受けたそうです。その恩返しとしてチョウドリさんは、アジアの文化などを、日本の子供たちに広く知ってもらうための活動を行っています

２００７年　１１月１４日（水）　放送分

ママは北欧州生まれの空手家

本日、紹介するのはスウェーデン出身のウルリカさん。16歳の頃、スウェーデンで空手を始めたウルリカさんは、日本で空手を修行しようと来日。その後、空手を通してご主人と結婚されました。

極真空手、黒帯３段の腕前を持つ柚井ウルリカさん。空手を始めたのは１６歳の頃。いつしか少女の夢はふくらみ、なんと！本場日本で修行をするため来日したのは１８年前。あの大山倍達氏のもとで修行を積みました。現在はご主人と共に指導員として道場にたち、日々稽古に励んでいます。ウルリカさんがホッと安らげる空間・・それがご近所にある昭和記念公園。スウェーデン人は自然をすごく大事にしていて、自然の中にいるとほっとするといいます。日々の修行に三人目の子育て、どこの国も・・やっぱり母は強しです。