今週のテーマ

知っ得!動物園の楽しみ方

2007年 9月17日(月) 放送分


上野の最新展示

開園から125年を迎えた上野動物園では動物たちの本来の姿を見てもらおうと、新しい展示方法を行っています。その一つ「クマの丘」では日本で初めてクマの冬眠する姿を展示しました。

1882年3月20日。農商務省の博物館の付属施設として作られ、日本の動物園の歴史に幕を開けた恩賜上野動物園。およそ500種類、3000頭もの動物がいます。現在は、生態展示を取り入れています。生態展示とは、自然界で暮らしている環境に、より近い状態を作り、動物本来の姿を見学してもらおうというものです。また、動物の行動や能力を強調して見せる方法が「行動展示」。その最新の展示方法を取り入れているのが「クマたちの丘」。行動と生態、両方を組み合わせたことで、より動物の






2007年 9月18日(火) 放送分


永遠のアイドル

1972年に日本にやってきてから上野動物園の人気者になっているパンダ。現在はリンリン1頭がいますが、年齢はいくつなのでしょうか?外見で年齢がわかる方法を教えていただきました。また、動物の食事が味わえる体験メニューもご紹介します。

中国から来たアイドル、ランランとカンカン。このジャイアントパンダの来日は、動物園の入園者数にも驚くべき数字を打ち出しました。門から2キロの行列ができた事もあるそうです。現在、上野動物園には、92年にやってきたリンリン一頭がいます。年齢は22歳。人間で言うと66歳くらいになるそうです。パンダは白髭の量でおおよその年齢がわかるそうです。パンダも年をとると白い毛が混じってくるんですね。








2007年 9月19日(水) 放送分


頑張れ!裏方さん
上野動物園では来園者に楽しんでもらう為に、動物の特徴がわかるような食事方法を考えたり、安全に動物を見てもらおうとトイレのバリアフリー化を行っています。また、奉仕活動の授業の一環で、上野高校の生徒が園内のハチの捕獲を行っていました。

実は上野動物園では、昨年、園内の動物たちを見学中に蜂にさされるという事故が13件起きていました。これでは安心して園内を回ることが出来ません。そんな来園者の不安を解消して、安全に見学できるようにと立ち上がったのが、地元の都立上野高校の生徒たち。奉仕活動の一環として積極的に取り組んでいます。その捕獲の鍵を握るのが、蜂が好む液体が入ったペットボトルの「ハチトラップ」。一度入ったら出て来れないように工夫され、動物園の5箇所に設置されています。彼らの活動は動物園の安心に一役買っています。






2007年 9月20日(木) 放送分

未来ある動物のために!

絶滅の危機にある動物たちを守るため世界規模で行われているズーストック計画。東京都では50種類の動物をズーストック種として飼育しています。上野動物園では、この計画に基づき、新しくゴリラがやってきました。

東京都ではジャイアントパンダをはじめ50種類の野生動物をズーストック種として決め、5つの都立動物園・水族館が連帯し、飼育と繁殖に努めています。上野動物園にはオーストラリア・シドニーにあるタロンガ動物園から、絶滅が危惧されているニシローランドゴリラがやってきました。他にもマレーグマなど16種を上野動物園で、また、多摩動物園では、オランウータンやコアラ、バクなど20種類を指定して集め、繁殖しやすい環境づくりを行っています。






                                                                                                                                                                                               

2007年 9月21日(金) 放送分



 自然と文化の共存

井の頭自然文化園では日本に生息する様々な動物を見ることができます。中でも珍しいのが水の中で生活するミズグモ。常設展示をしているのは、ここだけです。また、モルモットと触れ合うコーナーや、彫刻園などをご紹介します。


井の頭自然文化園の水族館は、昭和11年に開園した日本初の淡水魚専門の水族館。東京近郊に生息する水鳥や淡水魚など、身近に感じる展示は、大規模な動物園などとは一味違う魅力があります。また、日本ならではの動物にも力をいれています。ヤクシカ、ホンドキツネ、ホンドタヌキなど、日本固有の貴重な動物がたくさんいます。また、モルモットをはじめ、小動物のコーナーは、小さな子供達にも大人気。自然の中ならではの触れ合いが感じられます。そして、こちらが、世界で唯一、水中で生活するクモ。お尻に空気の泡をつけて水中に入り、その泡の中で生活します。この珍しいミズグモを常設展示しているのは、日本ではここだけです!











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