今週のテーマ

真夏の一大事

2007年 8月6日(月) 放送分


水難事故の恐怖

夏の人気スポットと言えば海や川!海水浴やボート、そして釣りなどマリンレジャーを楽しむ方も多いはず。しかし、それに伴い水難事故も増えています。昨年の夏は全国で、391人もの尊い命が水難事故の犠牲になっています。

姫は、実際にどんな水難事故が多いのかを取材にパトロール船に乗せてもらい東京湾へ。向かった先はマリーナ。東京湾ではレジャーボートによる事故が増えています。服を着たまま、水の中へ落ちた場合は、クロールで泳ごうとしても服がまとわりつき、旨く泳げません。まずは浮くことを考えましょう。呼吸を確保するため、背泳ぎの姿勢がベストです。泳げるようなら、仰向けのまま平泳ぎの状態で岸へ向かいます。






2007年 8月7日(火) 放送分


油断大敵!川の事故

キャンプ場やバーベキュースポットは、夏ならではのレジャースポット。中でも、涼を求めて人気なのが水辺のキャンプ場。しかし、山の天気は変わりやすく、上流で降った雨が川に流れ込み、あっという間に増水する事も・・・。

去年の夏、全国の川で死亡した方は132人。草木が生えていない中州や川原は普段は陸に見えますが、雨が降ると急に増水して大変危険。キャンプをする場合は、川原からちょっとはなれた高いところのほうが安全です。また、天気予報もこまめにチェックしましょう。また、お酒は飲んで、川にはいるのは危険です。絶対にやめましょう。川の流れは、意外と見た目より水の底のほうが早い場合もあります。思わぬ所で足をすくわれるかもしれません。








2007年 8月8日(水) 放送分


火のあるところに危険あり!
日本で花火を楽しむようになったのは江戸時代。今やすっかり庶民の夏の風物になり、ご家庭で花火を楽しむ方も多いはずです。しかし、おもちゃの花火といっても遊び方を間違えるとケガや火災の原因になりかねません。花火師の方に正しい扱い方を伺います。

最近の花火を調べるために、この道17年の花火師をお訪ねしました。おもちゃの花火といっても原料は火薬。昨年、東京で起きた花火による火災は34件。中には、飛び散った火の粉による建物火災もありました。まずは、すぐ消せるように水バケツを用意しておくのは基本です。使い終わったら確実に火を消す。そして火種用のバケツも用意しておくと良いでしょう。風よけにもなり、倒れる心配もありません。また、ライターで直接火をつけると、火傷する可能性も・・・。そして、火をつける近くに花火を置かない。飛び火して火がついたら大変です。花火は決して人に向けないで下さい。特に浴衣やスカートなどに燃え移ると大やけどの可能性もあります。






2007年 8月9日(木) 放送分

熱中症にご用心!

今週は、夏の事故を大特集!毎年多くの方が熱中症で病院へ運ばれます。日差しの強い日に、外へ出かけるときは熱中症にならないよう対策することが必要です。対策と対処法をお医者さんに伺いました。

熱中症とは、高温多湿のこの時期に、作業や運動などをすることで、体温の調節機能が上手く働かなくなり、様々な不調をおこすもの。去年は7月8月だけで、都内でおよそ600人が病院に運ばれています。はじめは、手足の筋肉が痛く、こむら返りのような症状があるといわれています。症状が進むと、頭痛、めまい、吐き気をもよおし、意識障害を起こすことも・・・。対策でなにより大切なのが、水分補給。汗を沢山かくと水分と塩分もかなり失われます。塩分も体液の蘇生に重要な役割を果たしているので、減ってくると体のバランスが崩れてしまいます。塩分と水分をしっかり摂りましょう。






                                                                                                                                                                                               

2007年 8月10日(金) 放送分



 ご注意!夏の家庭菜園

最近、人気の家庭菜園。夏は収穫など作業も多い季節ですが、家庭菜園での熱中症にも注意が必要です。夢中になって作業をしていると、気づかないうちに熱中症になっている場合もあります。また、外でのスポーツも注意が必要です。


仕事を引退した方の趣味として、または実益を兼ねてたくさんの人が楽しんでいる家庭菜園。しかしこの時期、炎天下の中の作業は要注意!特に熱中症にかかる人は70代の方がトップです。農家10代目の白石さんに伺うと。農作業は朝・夕に行うのが第一。また、農作業は下を向いて作業をするので、後頭部に直射日光があたる。首にタオルを巻くと良いそうです。もちろん休息と水分補給もわすれずに。また、熱中症予防にトマト、キュウリで水分を補給するのもオススメ。ビタミンCや、リコピン、糖分も含まれています。家庭菜園は、無理なく楽しくおいしく!











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