今週のテーマ

東京救急医療

2007年 6月25日(月) 放送分


誕生!#7119

救急車の出動件数が増えている中、新しく出来たのが東京消防庁救急相談センター。救急車による緊急受診の必要があるかどうか、また診察可能な医療機関・搬送手段の案内などをしてくれます。救急車の搬送基準も変わり、救急医療体制を的確に判断できるような仕組みが生まれています。

 

一刻を争う救急医療の現場、救急車の過剰出動は、助かる命も助からなく危険性を含みます。しかし、病気や怪我をした本人にとっては、緊急性を判断するのは難しいもの。そこで開設されたのが、東京消防庁内に設置された救急相談センター。こちらでは、現役の看護師や医師など救急医療の専門家が24時間体制でスタンバイ。緊急時でも電話で的確なアドバイスが得られるので安心です。救急車を呼ぶべきか?もし迷ったら#7119にご相談ください。






2007年 6月26日(火) 放送分


民間が支える救急

救急車の過剰な出動要請が増えている中、救急車が現場へ到着する時間も長くなっています。救急車の出動件数を抑制して現場への到着時間を短縮しようと行っている、サポートCabや民間救急車をご紹介します。

東京民間救急コールセンターでは、緊急性がない通院や受診。入退院などの際に、救急車に代わる民間の搬送事業者を案内してくれます。また、症状によって病院の案内なども行っています。これは、救急車の出動件数を抑制して現場へ行く時間を短縮しようと、民間がある意味補完するものになります。体調に不安のある人などが安全に病院などの目的地へ行くためのサポートキャブ。歩いての移動が困難な方や、車椅子の方などが利用しやすく工夫され、酸素ボンベなどの装備もある民間救急車。まず、コールセンターに電話して下さい。








2007年 6月27日(水) 放送分


小児救急NOW
突然起こる子どもの病気や怪我に対応ができず、夜間や休日の場合は大病院にかけつける方も多いのではないでしょうか?そんな時のため、子ども病気や怪我について相談できるセンターや、夜間・休日に診療を行ってくれる診療所があります。そんな中から、練馬区の夜間救急こどもクリニックをご紹介します。

小児医療の現場では、症状が軽い場合、救急外来にいくよりも身近な診療所や、相談できる場所を知っておく事が望まれています。練馬区と区の医師会の協力のもと運営されているのが、夜間救急クリニック。30名ほどの小児科医が持ち回りで診察にあたっています。週に一度こちらで夜間診療をする高木先生は、この道35年の大ベテラン。熱が高いからあわてて病院に来るのではなく、お母さんが赤ちゃんの様子を普段からよく見て、機嫌や顔色、便の様子など、赤ちゃんの全体の様子をみて判断するのが大事だと教えてくれました。





2007年 6月28日(木) 放送分

もしもの場合の応急手当

最近よく街でも見かけるAED。これは一般の方でも使用できる医療機器で、応急手当を行う際に重要なものです。都内では使用方法を学ぶことが出来る講習を開いています。実際にAEDを使用して救命活動を行った方のお話をうかがいました。

街角で起きる突発的な病気や事故。もしも、それが心配停止など一刻を争う事態の場合なら・・・。その場に居合わせた方の手当が、命を救う上で最も重要になります。心肺停止していた場合、電気ショックをかける時間が1分遅れるごとに7%から10%救命率が低下するといわれています。そこで、命の危機的な状況を救うために、2004年から一般の人でも使うことが可能になったAED。音声ガイダンスの手順に合わせて作業すれば、誰でも簡単に使うことができます。現在、都営地下鉄全駅にはAEDが改札脇付近に設置されています。都庁駅前に去年1月にAEDが設置されました。そして、その2ヶ月後に設置されたAEDのおかげで人命が救われる事になりました。






                                                                                                                                                                                               

2007年 6月29日(金) 放送分



 命の輪・輸血

医療の現場では一定の輸血用血液が必要になります。しかし、人の血液は作ることができず、採血したものでも長期間の保存が出来ないため、血液は毎日必要になります。そんな、輸血用血液の確保に欠かせない、献血ルームを取材します。


都内にある献血ルームは13箇所。今回、姫が訪れたのは池袋駅前にある献血ルーム。池袋いーすと。献血ルームはリラックスしてもらうために、綺麗で明るく、しかもくつろぎやすい空間になっています。献血には全血献血と成分献血の2種類があります。まずは、特定地域への渡航歴や健康状態から問診表を作成。さらに問診と血液検査を経て安全に献血が行えるかチェックしてから採血が行われます。採血の後は、水分をとって、しばしリラックスタイム。最後に献血カードをもらえば終了です。また、希望者には献血後2週間程度で、血液検査の結果が送られてきます。献血は自分の体を知る上でもいい機会です。











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