今週のテーマ

レッツ公園めぐり

2007年 4月2日(月) 放送分


武蔵野の自然を満喫

今日、訪れたのは国分寺にある殿ヶ谷戸庭園。園内は遊歩道でぐるりと回ることができ、武蔵野の自然を生かした造りになっています。ハケと言われる湧き水は、東京の名湧水にも選ばれています。また、かつて庭園の所有者だった岩崎家の食堂もご紹介します。

 

JR国分寺駅よりわずか歩いて1分!高級料亭のような入り口を抜けるとそこは名勝・殿ヶ谷戸(とのがやと)庭園。昭和4年に江口定篠から譲り受けた岩崎彦弥太氏が別邸として整備したお庭です。和洋折衷の回遊式庭園で、大きな芝生を設えた、それまでになかった庭園です。この庭園の特徴はなんといっても湧き水。ハケと呼ばれる、立川から世田谷まで続く崖「国分寺崖線(がいせん)」から湧き出る清水は、東京の名湧水57選にも選ばれています。






2007年 4月3日(火) 放送分


春満開ガイドツアー

徳川綱吉の側用人・柳沢吉保が作った六義園。ここは和歌に詠われた全国各地八十八景が再現されています。園内を散策しながら各場所で読まれた和歌と風景をご紹介していきます。園内には一服できるお茶屋さんもあります。

六義園は、五代将軍徳川綱吉の腹心、柳沢吉保が自ら設計して作った庭園。小高い大和広い池を持ち、小石川後楽園とともに江戸の二大庭園に挙げられています。明治に入り、三菱創始者岩崎弥太郎の所有となり、 のち東京都の所有となりました。弥太郎の息子、久弥は松を大事にし、飼料として1本の松に生の鰯を38キロも与えたという記録が残っています。








2007年 4月4日(水) 放送分


都会のオアシス・大名庭園
港区にある旧芝離宮恩賜公園は、都心にある最古の大名庭園です。昼時にはランチを楽しむ方で賑わいます。園内の中国をイメージした石組みや、昔、茶室に使われていたという、謎の石柱をご紹介します。

旧芝離宮恩賜庭園は小石川後楽園とともに江戸初期の代表的な大名庭園です。徳川四代将軍・家綱の老中、大久保忠朝(ただとも)がもともと海だったところを埋め立て、邸地とし、庭園を造らせ「楽寿園」と命名しました。その後、紀州徳川家の芝御屋敷などを経て、関東大震災後に宮内庁から当時の東京市に下賜されました。庭園内にあるこの石柱。4本の柱は何に使われていた物かわかりませんでしたが、近年になって茶室の柱に使われていたと言うことがわかりました。しかし、なぜ石柱がつかわれたかというミステリーは残ります。






2007年 4月5日(木) 放送分

文人ゆかりの公園

明治時代の文人・徳富蘆花の旧宅が残る世田谷区・蘆花恒春園。その旧宅である蘆花記念館では、ゆかりの品々を見ることができます。そんな蘆花恒春園を徳富蘆花のエピソードとともにご紹介します。

京王線・芦花公園駅から歩いて15分のところに「蘆花恒春園」はあります。この公園は「不如帰」をはじめ「自然と人生」「みみずのたはこと」など明治から大正にかけて多くの名作を残した徳富蘆花の住まいでした。蘆花が晴耕雨読の生活を求め、ここに移り住んだのは40歳の時。以来、住まいは徐々に増築され、それぞれが渡り廊下で繋がれています。当時廊下には7500冊にも及ぶ蔵書が保管されていました。園内の蘆花記念館には、海を越えて友情を育んだというロシアの文豪・トルストイの手紙など貴重な資料が展示されています。






                                                                                                                                                                                               

2007年 4月6日(金) 放送分



スポーツで春満喫!小金井公園

小金井公園は様々な遊具や広場が充実している公園です。そんな小金井公園から、子どもに大人気のソリゲレンデをご紹介。そして、広場で紙飛行機同好会・小金井ペーパープレーンクラブの方と遊ぶ様子をお伝えします。


新宿から電車とバスで約40分。姫が訪れた小金井公園は、都立公園の中でも最大級を誇る公園です。なかでも子供達に大人気なのが長さ60メートルもあるソリゲレンデ。やわらかい人工芝を使用しているので、子どもでも安心です。春風をきって、一気に滑り降りる爽快感がたまりません!さて、こちらは広場で紙飛行機を飛ばしていた「小金井ペーパープレーンクラブ」の大森さん。200機も紙飛行機をお持ちだそうです。競技では、飛距離より滞空時間を競う場合が多いとか・・・。天気が良ければ、毎日のようにここで飛行機を飛ばしているそうです。











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