今週のテーマ

もっと安全・安心まちづくり

2007年 2月19日(月) 放送分


しっかり防犯チェック!

世論調査で都政に望むことのトップは3年連続で「治安対策」でした。今日は未だに多発する住宅犯罪から、私達の生活を守るための方法や、日常生活における身の回りの安全チェックなどを警視庁の方にインタビューします。

 

都内における犯罪の件数は共同・集合住宅がおよそ45%と最も多く、手口はより巧妙に、しかも凶悪化し、決して安心できないのが現状です。安全・安心なまちづくりを目指して、犯罪に強いまちづくり、住宅づくりが大切です。たとえば、電灯が暗くてみえにくい場所や、物陰になってみえにくい死角を発見し、解消していく事などです。また、犯罪の傾向として家屋への侵入に5分以上の時間がかかった場合、犯人の約7割が犯行を諦めています。






2007年 2月20日(火) 放送分


子どもを守る!!

痛ましい事件から子供たちを守るために様々な対策が行われています。その一つが街頭緊急通報システム・スーパー防犯灯。さらに、都内の小学校で行われている「地域安全マップづくり」の様子をお伝えします。

東京都では、子どもに対する犯罪を減らすために、犯罪が起こりやすい場所を地図で表す「地域安全マップづくり」を都内の全小学校で実施すると共に、地図の作成指導員の養成講座を開催しています。指導員の佐藤さんは、危険な場所は入りやすく見えにくい、逆に安心な場所は入りにくく見通しの良い環境だといいます。今回の子供たちも危険な場所をチェックし、それを元に地図を作成していきました。この地図作りを通して、危険な場所を察知することを学んだようです。








2007年 2月21日(水) 放送分


安心!CPマーク
CPマークとは、防犯性の高い建物の部品につけられるマークです。今、防犯性の高い建物を普及させようという動きが進んでいます。東京都では、防犯性を高めるための安全安心街づくり条例に基づく住宅の指針を改正しました。

防犯性の高いマンションのげんそくは4つ。高い壁や植え込みなどを設置し、侵入しようとすれば目に付くような環境。CPマーク取得の防犯性の高い住器を使った住居内の防犯強化。自動施錠装置や防犯カメラなどを使った侵入者の接近の制御。そして、死角を作らない監視性の強化です。写真は、CPマークのついた扉の鍵。L字型にひっかかりのある鍵を扉に使うのがピッキング犯罪から身を守るのに効果的です。毎日生活している自分の住まいを見直してみると、意外な改善点が見えてくるかもしれません。






2007年 2月22(木) 放送分

地域で守る

落書きで悩まされている下北沢商店街。今、下北沢商店街では落書きを消すだけでなく、そこにデザイン画を描くことで落書きを防止する運動が進められています。また、葛飾区の郵便局では局長による防犯パトロールが行われていました。地域での防犯活動をご紹介します。

地域の人たちが地域を守る活動が葛飾区で行われていました。郵便配達車の上につけられた青色回転灯。これは、警察でなくパトロールを行いたいという団体が申請をすればつけられるランプです。郵便局というのは地域に根ざした組織。そこでこの組織を大いに活用しようと防犯パトロールが始められました。夕方6時・・業務を終えてからのパトロール開始です。それぞれの配達区域を週に一度ほどパトロール。大切な地元を守りたいという心意気です。






                                                                                                                                                                                               

2007年 2月23日(金) 放送分



防犯に参加

防犯対策として各地で取り入れられているのが、自転車の買い物カゴにつけられた「防犯パトロール」などの表示。池上では、愛犬の首にパトロールの表示をし、散歩時にパトロールを行う、わんわんパトロール隊に60匹もの仲間が登録されています。


パトロール中などの掲示によって、この街は警戒しているということを知らしめ、それによって、犯人は犯罪をしにくくなります。池上で行われている愛犬を連れての防犯パトロールは、朝晩のお散歩時が防犯パトロールです。女性でもお年寄りでも幅広く防犯パトロールが行えるということで立ち上げられました。ワンワンパトロールをしていると、犬にみんなが注目していい防犯PRにもなるそうで、防犯活動に役立っているまさに犬のおまわりさんです。











バックナンバー一覧(2010年4月以前)へ戻る

トップページへ

Copyright(C) tv asahi All Rights Reserved