今週のテーマ

福!年末江戸ぶらり

2007年 1月4日(木) 放送分


江戸太神楽でゲン担ぎ!

今年最初の放送は新春に相応しい江戸太神楽をご紹介します。これは神事が大衆化したもの。太鼓、笛、三味線などの音楽に合わせて獅子舞の芸や、傘回しなど大道芸などを演じます。江戸伝統芸の素晴らしさをお伝えします。

太神楽の起源は平安時代までさかのぼります。元々は大衆芸能としてではなく、神事として行われており、神様に代わって悪魔払いの獅子舞を演じたことから「代神楽」とも呼ばれていました。江戸時代になり、寄席芸能が盛んになると、曲芸などが加わりました。今回の取材で、曲芸の稽古を魅せていただいたのは「丸一仙扇(まるいちせんのう)社中」の皆様。東京都のヘブンアーティストとしても活動中です!浜離宮では、仙扇社中の皆様が定期的に自慢の芸を披露しています。






2007年 12月5日(金) 放送分


可憐で生き生き八王子車人形

伝統芸能の魅力をお伝えする今週の東京サイト。今日は八王子人形をご紹介。これは車輪が付いている台に人が乗り、人形を操るというもの。台に車が付いているため足の動きの幅がが広がり、迫力のある動きが特徴です。

車輪の付いた箱型の車に腰掛けて、人形を自由自在に操る人形芝居「八王子車人形」。可憐で生き生き、力強くリズミカルな動きが特徴です。今回は、江戸時代から車人形を伝承する「西川古柳座」の稽古場を取材させていただきました。しかけを見せていただくと、一体の人形に三人の人形をつかう文楽に比べて、少人数で合理的に動かせることがわかりました。江戸時代末期に誕生し、庶民の娯楽として楽しまれてきた車人形。現在、それを受け継ぐのは三団体だけ。一人前の人形遣いになるには約十年もかかるそうです。後生に是非残していきたい伝承芸能です。












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