今週のテーマ

若手商人育成

2006年 11月13日(月) 放送分


新風を巻き起こせ!

利用者の減少・後継者問題など厳しい状況が続く商店・商店街。しかし、今日ご紹介するのは、そんな中で盛り上がりを見せている戸越銀座商店街。若手が中心となり、商店街オリジナルブランドを作ることで、商店街の活性化につながりました。

およそ1.3キロに400もの商店が軒を連ねている戸越銀座商店街連合会。昔ながらの味わい深いたたずまいが残っています。そんな戸越銀座のマスコット・戸越銀次郎につれられてやってきた、ケーキ屋さん。こちらのケーキ屋さんでは、「とうがらしケーキ」なるものを発案。「とうがらし」のカプサイシンでダイエット効果を狙ったチーズケーキです。このケーキは「戸越銀座ブランド」で、商店街の若い世代が中心になって考え出した、戸越銀座のオリジナル商品です。







2006年 11月14日(火) 放送分


アイデアで勝負!

今日ご紹介するのは「進め!若手商人育成事業」のプログラムの一つ「商人大学校」。商人大学校とは専門家が若手商人に対し実践的な講義を行うものです。商品ディスプレイの講義を受けた亀太商店では、さっそく教わったことを実践してみました。

姫がお邪魔しているのは、墨田区にあるお米やさん「亀太(かめた)商店」。創業224年の老舗です。全国から集めたこだわりのお米を量り売りしています。8代目としてお店を継いだ長男の利明さん。利明さんは東京都の「進め!若手商人育成事業」の一環「商人大学校」を利用しました。値札の位置や、POP広告にアクションをつけるなど、商人大学校で学んだ事が随所に行かされています。200年以上つづく老舗を任された若き8代目の挑戦は、これからも続きます。








2006年 11月15日(水) 放送分


幻の名品・復活大作戦
若手商人研究会に参加した品川区の立会川駅前商店街・若手グループ。この商店街の若手グループでは、「品川縣ビール」という商品の製作・販売により商店街の活性化を図りました。

品川区の立会川周辺の商店街では、大井競馬場の来場者を相手に繁盛していましたが、競馬開催日の減少などで利用客は激減。そこで、再び商店街に活気を取り戻そうと作ったのが「品川縣ビール」。明治2年、当時品川縣と呼ばれる行政区があり、そこの知事が現在の立会川駅のそばに日本初となるビール工場を造りました。しかし、売上不振で明治10年には工場は閉鎖されてしまいました。その歴史を受けて、去年「品川縣ビール研究会」が発足。地元の若者が商店街の復活を願って作った地ビール。酒屋さんでも好評のようです。




2006年 11月16(木) 放送分

アドバイスで再生!

今日ご紹介するのは「商店街パワーアップ作戦」。これは専門家が直接、現場に出向きアドバイスをし、商店・商店街の活性化を図るというもの。今回は、中板橋商店街を訪れ、広告チラシやイベントなどについてアドバイスをしました。

中板橋商店街は、200軒ものお店がひしめき合い、特に生鮮食料品を扱うお店が多いことで知られています。そんな中板橋商店街もバブル崩壊以降は、厳しい状況に置かれています。そこで停滞ムードをなんとかしようと、毎年企画されているのが「ウィンター・キャンペーン」。しかし盛り上がりが今ひとつ・・・。そこで利用したのが「商店街パワーアップ作戦」。今回派遣されたのは、300以上の商店街再生を手掛けてきた岡部さん。そして企業の宣伝戦略にも精通した安達さんのお二人です。「商店街パワーアップ作戦」では、商店街全体だけでなく、個々の店にもアドバイスをしてくれます。こちらはパワーアップを依頼した、おせんべい屋さん。これまで自己流でやってきた、商品ディスプレイをチェックしてもらい、いろいろなアドバイスを受けました。






                                                                                                                                                                                               

2006年 11月17日(金) 放送分



若きリーダーの挑戦!

最終日の今日は、今週お送りしてきた商人大学、若手商人研究会、商店街パワーアップ作戦を受けた若者商人をご紹介。プログラムを受けたきっかけや、効果は?また、彼らが発足した研究会もご紹介します。


とんかつ「まるとし」を営む三代目の若山太郎さん。6年前、近所に進出してきた大型店に危機感を抱いた若山さんは、中小企業公社の若手商人育成事業に参加。店舗経営や、商品ディスプレイを学びました。そして取り組んだのが「メニューの見直し」。これまでの倍、70種類まで増やしました。さらに、女性や年配のお客様を取り込むために、地元の練馬大根を使ったさっぱりメニューも用意しました。また、若山さんは地元商店街をもりあげようと、昨年から「打ち水大作戦」も実行。商店街の人々も一緒に水をまくことによって、一体感が強まったといいます。そして、今年、若手商店主が集い、情報交換を行う「練馬商人会」も発足しました。









 

 



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