自分がどんな仕事に向いているか？というのは意外と分からないものですね。そんな人たちに「東京しごとセンター」のヤングコーナーはピッタリです。性格や好みに関するアンケートに答えると、適性な職業が表示される端末や、パソコンをつかって求人検索、履歴書作成などが出来ます。また、カウンセリングコーナーでは、就職関連のプロである「就職支援アドバイザー」があらゆる相談に応じてくれます。

家から出ることが出来ない若者や、就職活動をする勇気がない若者。そんな若者たちにリラックスできる環境を作り、グループワークや就労体験などを行う「ワークスタート」。まずは社会生活の基本を身につけます。また、こちらは、たった１日でも就職に役立つセミナー。就職への準備段階に応じた講座を日替わりで開催しています。自分に必要だと思うセミナーを選んで酸化することができます。さらに東京都では「東京都若者就業支援プロジェクト」を展開。イベントやボランティア体験など、様々な企画を助成しています。

都立足立技術専門学校で開設されている「若年者就業支援科」。２５歳未満で、就職して働いた経験が少ない人が対象です。今年４月に開設されたこのコースは、塗装全般を１年かけて学びます。しかも授業料は無料！東京都初の試みです。まずは、社会人としてのマナーも身につけるために、ビジネスマナーや敬語の指導などにも力が入れられています。ここに通う中村さんは、２５歳まで１０年間、ほとんど家から出ない生活でした。しかし、ここに通うになって塗装に興味を持ち、１日の欠席もなく通っているそうです。ちなみに、こちらの学校では昨年度の就業率が100%だったそうです。