今週のテーマ

東京花物語

2006年 10月9日(月) 放送分


活気あるお花産業

東京生まれの花を大特集する今週の東京サイト。まず始めに東京産の花を数多く扱っている市場「東京都荻窪園芸地方卸売り市場」をご紹介します。ここで東京産の花の特徴、魅力、オススメの花などを教えていただきます。

東京のお花産業はとても盛んです!切り花や鉢植えなどをあわせて、年間52億円もの生産があります。東京の花産業の始まりは、江戸時代初期。武士の間で華道の普及により、花を売り歩く業者が生まれたことがきっかけです。以降、庶民にも花を楽しむ風習が広まり、花産業は確率されていきました。数ある市場の中でも東京産の花を扱う率が多いのが荻窪園芸地方卸売市場。多摩地域の花の生産現場に近いからです。収穫した翌日には市場に並び、その日の内に私たちの元へ届きます!            







2006年 10月10日(火) 放送分


若い力で活性化

東京の花農家は約1000軒!花の消費が多い東京は、花産業も盛んなのです。そんな花産業の未来を担っているのが若い人たち。本日、姫がやってきたのは東村山市。ここで花農家の若手グループを取材いたします。

東村山市には、お花を栽培している農家がたくさんあります。ここでは、20代〜30代の生産者が集まり、日々、生産効率の向上や新しい花の研究に情熱を傾けています。姫は彼らが考案した、防虫トラップなどを見せていただきました。また、最近は背の低いコンパクトな花が好まれることから、成長を調整する薬の試験なども行っています。若者の好みを経営に反映させて、業界の先端を走りたいと思っている、東村山の若い生産者の方々。彼らの挑戦は続きます。








2006年 10月11日(水) 放送分


大人気!摘み取りOK農園
今日、ご紹介する小川農園は、年間150種類ものお花を栽培しています。しかし、実はここ普通の農家ではないんです!ここは東京で初めての摘み取り専門の農園。好きなものを、好きなだけ摘むことが出来ます。

年間150種類もの花を栽培している小川農園。元は普通の野菜農園でしたが、もっと地域の人と楽しみたいと摘み取り農園に一新したとか。今では、地域のコミュニティの場にもなっています。園内のものは何でも摘み取りOK!気になるお値段は、市価の約半額という安さです。

☆小川農園
住所:小平市小川西町5丁目
開園時間:9:00〜12:30 14:30〜17:00
休園日:日曜、雨の日
摘み取り時期:12月末まで




2006年 10月12日(木) 放送分

未来のガーデニング

農家と東京都の農業試験センターが共同で開発した新しいお花の形。それが、「植物マット」。キャッチコピーは「薄く・軽い・敷く花壇!」。どこでも簡単に花壇が作れます。重さは従来の1/3程度で、屋上緑化に最適のアイテムです。

緑の新たな楽しみ方として生まれた、この「植物マット」。厚さ約4cmの土で育っています。年々深刻になるヒートアイランド現象の緩和を期待できる屋上緑化。その屋上緑化を行うのに最適な軽量の植物マット。重さは従来の1/3程度です。根もしっかり張っているので、プランターなしでも型くずれゼロ!また、カベに取り付ければ壁面緑化にも!取り外しも簡単です。しかし、商品化のためには、コストダウンや、品種の増加、大きさの均一化などの課題も・・・。気軽にお花を楽しんで欲しいという、親子二代のチャレンジは続きます。






                                                                                                                                                                                               

2006年 10月13日(金) 放送分



地産地消で名スポット

六本木ヒルズ・けやき坂。実はここの花壇に植えられている花は、すべて東京産!道行く人たちの目を楽しませています。今日は、この花壇に関わる人たちをご紹介。東京産の花で東京を彩る思いを伝えます。


六本木ヒルズのメインストリート、ケヤキ坂。この長い沿道の花壇を一年中綺麗にしておくのが難しくて、試行錯誤するうちに東京の花生産者の方とチームを組んで研究するようになったとか。花の植え替えは年5回。その度テーマカラーを決め、ガーデンデザイナーの指示の元、花壇を美しくデザインしていきます。ちなみに、この秋のカラーは赤!もうすぐ行われる東京国際映画祭のレッドカーペットにあわせ、花壇でも赤い絨毯を演出。季節やイベントに合わせて、一年中たのしめる花壇です。










 

 



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