今週のテーマ

TOKYO水辺散歩

2006年 7月17日(月) 放送分


川下りで”涼”

東京の旬な話題や隠れた名所を、きく姫がリポートする東京サイト。今年も暑い夏がやってきました。そんな暑い夏に涼を求めて両国・お台場クルーズ「東京水辺ライン」に乗船します。まずは出発の両国で名物「田舎パフェ」をいただきました。

両国の甘味処「いがらしや」(03-3631-6552)さんで高さ30cm以上の「田舎パフェ」を平らげた姫は、東京水辺ラインのあじさい号に乗船しました。こちらの水上バスには座席のほかに、展望デッキも備えられており、川辺の気持ちいい風を体一杯に感じることもできます。今回姫が選んだコースは「両国・お台場クルーズ」。およそ1時間かけて隅田川を下っていきます。


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2006年 7月18日(火) 放送分


橋を満喫

東京水辺ラインの数あるコースのなかから「両国・お台場クルーズ」した姫。このコースの見どころは隅田川に架けられた数々の橋。隅田川に架けられた橋は個性的な形をしているものが多く、「橋の博物館」とも呼ばれています。

まっすぐに伸びる2本の柱が印象的な「新大橋」。現在の姿になったのは30年ほど前ですが、その歴史は古く、歌川広重の傑作はこの橋がモデルになっています。続いて見えてくるのは、美しい曲線的なラインの「清洲橋」。そして隅田川大橋は、高速道路と一般道の2階建て。永代橋は重量感溢れるシンプルなアーチ型のデザインです。この永代橋は、江戸時代には通行人から料金を取る有料の橋だったとか。また、赤穂浪士が討ち入りを果たし、泉岳寺に向かう途中渡った橋としても有名です。

 




2006年 7月19日(水) 放送分


下町をぶらり
最初の目的地、越中島で降りた姫は、ここに明治天皇ゆかりの船「明治丸」があると聞き、早速チェックしてみることに。明治丸は日本最古の帆のついた汽船で、国の重要文化財にも指定されています 。

水上バスから見えた3本マストの「明治丸」にやってきました。明治丸は、明治7年にイギリスで灯台巡視船として建造され、明治9年に明治天皇が東北巡幸の際に乗船なされた船です。ちなみに、明治天皇が巡幸から帰着された7月20日が「海の日」の由来だそうです。その明治丸は現在、東京海洋大学の構内に保存されています。

公開日時
火・木・第1・,3土曜日 10時〜15時
観覧無料 ガイド付




2006年 7月20日(木) 放送分

昭和のハイテク橋

今日は、聖路加ガーデンの発着場へ。ここで降りて見学に向かったのは「勝鬨橋」。昭和15年に完成した勝鬨橋は、中央部を「ハ」の字型に開き、昭和45年まで大型船舶が通過することができました。

勝鬨橋の貴重な資料を展示しているのが、橋の袂にある「かちどき 橋の資料館」。勝鬨橋の仕組みをわかりやすく解説した模型や、資料などが展示されています。勝鬨橋が跳ね上がる部分は片側だけで、なんと950トン。そこで、1050トンの重りをつけて、てこの原理を使い、橋を上げ下ろししていました。画像で姫と職員の方がいる場所が、重りがおりて来て、それを収納する場所。昔は、見上げている方から橋の重りがおりてきました。

勝鬨橋 橋脚見学ツアー (参加費無料)
お問い合せ かちどき 橋の資料館
03-3543-5672




2006年 7月21日(金) 放送分



爽快!”涼”スポット

水上バスで浜離宮の発着所に到着した姫。浜離宮は徳川将軍家の庭園、都会にあるとは思えないほど緑豊かなスポットです。なかでも、池の中央にある「中島の御茶屋」は絶好の涼みスポットです。

浜離宮の特徴はなんといっても「潮入の池」。潮入の池は、海水を導き潮の満ち干によって池の趣を変えていきます。その中央にあるのが「中島の御茶屋」。入母屋造りの建物は開放感にあふれ、ここでいただく抹茶と和菓子のセット(500円)は、きっと一服の涼を与えてくれるでしょう。そんな浜離宮の開園時間が下記の期間中延長されます。みなさんも、夕涼みに出かけて見てはいかがですか?

8月26日まで木・金・土曜日は開園時間延長
9時 〜 17時 → 9時 〜 19時







 




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