今週のテーマ

2006新春サイト寄席


2006年 1月4日(水) 放送分


地球規模で考えよう

世界に広がる異常気象。日本でも紅葉の遅れや桜の開花が早まるなど、地球温暖化が原因と考えられる現象がおきています。地球の気温が100年間でおよそ0.6度も上昇、東京に至っては3度も上昇しています。

このまま、温暖化が進むと、100年後には最大で気温が5.8度も上がると言われています。地球温暖化を防ぐためには、私たち一人一人の努力が必要です。例えば、暖房に頼らず、暖かい着こなしを提唱する「ウォーム・ビズ」。暖房の設定温度を21度から20度に下げるだけで、削減できる二酸化炭素の排出量は、軽自動車がおよそ150km走ったときの排出量とほぼ同じです。







2006年 1月5日(木) 放送分


温室効果ガスの恐怖

地球温暖化の原因・・・。それが温室効果ガス。そもそも二酸化炭素などの温室効果ガスは、地球の温度を適切に保つ役割をしていました。しかし、産業の発展に伴い必要以上の温室効果ガスが増加し、温暖化につながっているのです。

東京都が行っている温暖化対策とはいったいどんなものでしょうか?東京都では、全国と比べオフィスビルや、デパートなどの業務部門、さらに家庭部門からの温室効果ガスの排出量の割合が多いのです。そこで、業務部門から出る温室効果ガス削減のために、温室効果ガスを排出する事業者に対して、温暖化対策計画書を提出してもらうようにしています。そして、それらを東京都が評価・好評しています。また、家庭部門では、子供の頃から温暖化対策を知ってもらうために企業と連携し、リサイクルをテーマにした事業などを行っています。






2006年 1月6日(金) 放送分


近未来のエネルギー
地球温暖化防止のため、大いに期待のかかっている新しいエネルギーの開発。環境に優しいエネルギー源として、注目をあびる風力発電や、日本最大級の太陽光発電をご紹介します。

次代を担う新エネルギーとして期待されている再生可能エネルギー。二酸化炭素の排出量も少なく、持続的な使用が可能。最近では燃料電池で走るハイブリッドカーを初め、環境に優しい製品の開発がすすんでいます。中でも世界的に注目されているのが「風力発電」。今や臨海地区のシンボルともなっている、高さ70mの「東京風ぐるま」。そして、都内三箇所の浄水場では、日本最大級の太陽光発電が行われています。年間、およそ750トンものCO2を削減するばかりか、ソーラーパネルがろ過池の蓋の役目をして、安全対策にも一役かっています。












バックナンバー一覧(2010年4月以前)へ戻る

トップページへ

Copyright(C) tv asahi All Rights Reserved