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#692(2017.7.29 OA)

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窪田さんと違って、
何故ボクはたくさん食べると太るんだろう?

トップニュース

窪田正孝さんをお迎えして
思わず写真を撮りたくなるグルメ
ベストセレクションをO.A.!!

ゲストに番組初登場の窪田正孝さんをお迎えした7月最後のスマステーション。特集は「思わず写真を撮りたくなるグルメ ベストセレクション10」をお送りしました。
「インスタ映えする」なんて言葉も普通に使われる昨今、グルメの世界も写真を撮りたくなるようなフォトジェニックな?グルメが大人気。そこで今回は、見た目はもちろん、美味しさも◎なグルメを一挙に紹介しました。ここでは、スタジオで窪田さんが生撮影(!)&生試食してくれたメニューを振り返っておきます。東京・品川区、目黒川沿いにあるビルの地下にある「食堂とだか」。こちらで、ほとんどのお客さんが最初に注文するグルメが「ウニ・オン・ザ煮玉子(2個)」(600円)です。店主の戸髙さんも「インスタを見たお客さまがいっぱい来てくれるようになって繁盛するようになりました」と話すように、実はこれは、「お客さんを呼び寄せたい」という思いで考案したメニューなのです。見た目だけではなく、煮玉子とウニが口の中で溶ける、絶妙なバランスもグッド。ウニの食感とマッチする半熟の度合いを試行錯誤して導き出したゆで時間は、5分30秒。沸騰したお湯に卵を入れてゆでたら、殻をむいて、醤油とカツオだしのタレで約12時間漬け込みます。トロトロの黄身の上にウニを乗せ、特製のウニソースをかけて仕上げにわさびをひとつまみ乗せれば完成。口の中でとろける食感は、まさに至福です!北海道・札幌市、狸小路商店街にある「炭火焼肉 バル『SAPPORO BONE』」。このお店でみなさんが思わず写真を撮りたくなるのが、「炭焼豚丼EGG ON EGG」という豚丼。オムライスの上に温泉卵をのせたこの豚丼は、卵好きの店長が考案したもので、半熟のオムレツに温泉卵をのせることでトロトロ感が倍増に!使われている豚肉は、ホエー豚。牛乳からチーズなどを作る際、固まらずに残った栄養がたっぷり入っている乳清を飲んで育ったブランド豚です。この豚肉を炭火でじっくり焼きながらバーベキューソースと甘醤油をベースに作った特製のタレを繰り返しつけ、しっかりと染み込ませて焼き上げます。続いて、オムライス。卵でくるまれるのは、ケチャップライスではなく、豚肉を焼くのにも使った特製バーベキューソースをご飯にからめたバーベキューライス!オムレツには、北海道産の卵をぜいたくに3個使用。温泉卵は、お湯でゆでるのではなく、スチームコンベクションオーブンを使います。水蒸気の力で、よりトロトロ感のある温泉卵に仕上がるそう。ちなみに、こちらの豚丼はランチ限定です。山口・周防大島町「アロハオレンジ」の思わず写真を撮りたくなるグルメは「ギャング丼 Sサイズ」。器からあふれんばかりのお肉をハイビスカスに見立てた、見た目にも美しいレアステーキ丼です。国産牛のモモ肉の脂身とスジの部分だけを切り落とし赤身の肉をレアで焼いて薄くスライス。ご飯の入ったどんぶりの中央にバターをのせその上からキャベツを敷いていきます。そこにレアのお肉を1枚ずつ、計約15枚をキレイに並べたら、醤油、ゴマ油、ニンニクに味噌、リンゴなど3種類の果物を煮込んだ、甘めの特製ソースをかけます。仕上げにゴマとネギをまぶしたら完成。あっさりとした赤身の肉に、バター、ソース、薬味が絡みつき、ご飯が止まらない美味しさです。このほか、東京・目黒Potato Creamの「カブと鶏肉のゴルゴンゾーラポテトクリーム」などもご紹介しました。
次回8月12日の放送は「この夏に行きたい!日本の島SP」をお送りします。ゲストは上川隆也さんです。お楽しみに!!

カワイイスイーツやインパクトのあるグルメなどを撮った写真を、インスタグラムなどのSNSに投稿するのが定番化しています。そんな時代の流れを受けて、思わず写真を撮りたくなるグルメも急増中。もちろん、見た目だけではなく、美味しさにも秘密があるのですが…。そんなフォトジェニックなグルメをご紹介します!


SmaSTATION!!特別企画
思わず写真を撮りたくなるグルメ ベストセレクション10


セレクション(1)
漆黒のコーヒーに白い雲から雨が降る!
alpha foods&drinkの「雲下コーヒー」(702円)

京都府・京都市。二条城前駅から歩いておよそ5分、町家や古民家が並ぶ、二条通にある「alpha foods&drink」。店内をのぞいてみるとみなさん、写真や動画を撮っています。取材した日の撮影率は95%!実際のSNSには「コーヒーカップの上に綿菓子」、「甘〜い雨がカップに降り注ぎます」などの投稿や、“ハッシュタグ”と呼ばれる検索キーワードには、「#めちゃめちゃモコモコしてるよ」、「#砂糖の雨」といったものが。そんな思わず写真や動画を撮りたくなるグルメが、「雲下コーヒー」。こちらは、コーヒーとセットで運ばれる綿菓子をコーヒーにセットすると、浮いている綿菓子が雲のように見え、温かいコーヒーの蒸気でとける姿が本当に雨が降っているように見える、と大人気なのです。実はこれ、中国人のオーナーが日本で綿菓子を食べる機会がお祭りの屋台しかないのはもったいない、と思い作ったもの。人気の秘密には、見た目だけではなく、綿菓子とコーヒーの相性の良さも。綿菓子のもとになっている「ザラメ」は、「上白糖」や「グラニュー糖」よりも糖度が高い高純度な砂糖なので、上品な甘みがあるのが特徴。その甘さにマッチするよう、コーヒーはブラジル産の渋みの強い豆を使用。コーヒーが、ちょうどいい甘さになったと思ったら綿菓子をはずし、そのままデザートとして食べても良いし、甘さを追加したければ、コーヒーに入れて直接かき混ぜてもOK。
さらに、雲から降る雨をイメージしたコーヒーと合わせて、ほとんどのお客さんが頼むのが、雨で育った植物をイメージした「鉢植デザート」(594円)。上に乗っているのは土ではなくチョコクッキー。バニラアイスと生クリーム、そこにバナナをのせてチョコソースをかけたら、再び生クリーム、細かく砕いたチョコクッキーでまんべんなく敷き詰めてミントをのせれば、まさに植木鉢そのもの。ちなみに「雲下抹茶オレ」(702円)や、「雲下ミルクティー」(702円)など、コーヒー以外のバリエーションもあります。




セレクション(2)
海と陸のオレンジ色が美しい!
食堂とだかの「ウニ・オン・ザ煮玉子(2個)」(600円)

東京都・品川区。五反田駅から歩いておよそ3分、目黒川沿いにあるビルの地下にある「食堂とだか」。店内をのぞいてみると、お客さんでいっぱいです。こちらで、ほとんどのお客さんが最初に注文するグルメがあり、それがテーブルに出されると、みなさんうれしそうに写真を撮りはじめます。取材したこの日の、写真撮影率は88%。実際のSNSには、「飲み込むのがもったいなかった」、「このルックスはずるいよね」などの投稿や、“ハッシュタグ”の検索キーワードには、「#ウニ大大大好き」、「#満足度高め」といったものが。そんなみなさんが、思わず写真を撮りたくなるグルメが、「ウニ・オン・ザ煮玉子(2個)」(600円)です。店主の戸髙さんも「インスタを見たお客さまがいっぱい来てくれるようになって繁盛するようになりました」と話すように、実はこれは、「お客さんを呼び寄せたい」という思いで考案したメニューなのです。しかし、見た目だけではありません。それは煮玉子とウニが口の中で溶ける、絶妙なバランス。秘密は、卵の茹で時間にあります。ウニの食感とマッチする半熟の度合いを試行錯誤して導き出したゆで時間は、5分30秒。沸騰したお湯に卵を入れてゆでたら、殻をむいて、醤油とカツオだしのタレで約12時間漬け込みます。こうすることで、ゆで卵にダシの味がしっかり染み込むのです。トロトロの黄身の上にウニを乗せ、特製のウニソースをかけて仕上げにわさびをひとつまみ乗せれば完成。口の中でとろける食感は、まさに至福です!
大人気のお店のため、予約してから行くことをオススメします。




セレクション(3)
見た目も3段階に変化する!
UMA TSUKEMENの「極UMAつけ麺」(920円)

東京都・立川市。西武立川駅から歩いておよそ4分。見えてきたのはラーメン店「UMA TSUKEMEN」。店内をのぞくと、カウンターはお客さんでいっぱいです。お目当ての料理が運ばれてくると、みなさん写真を撮り始めます。取材した日の写真撮影率は80%。実際のSNSには「インパクト大で激うまだった」、「つけ出汁がパイ生地で覆われています」といった投稿があり、“ハッシュタグ”の検索キーワードには「#パイ皮包み」、「#スープ割りもうまい」といったものが。そんな、みなさんが思わず写真を撮りたくなるのが、「極UMAつけ麺」だといいます。こちらのつけ麺は、ドーム型に膨らんだパイ生地のなかに隠れている汁に麺をつけて食べるというアイデアグルメ。しかし、人気の秘密は見た目だけではありません。実は店主が、フランス料理の名店で15年修行を積んできた料理人なのです。修業中にフランス料理のパイシチューをヒントにこのつけ麺を思いつき、独立して、ラーメン店を開業したのです。調理法は、汁が入った器を丸ごとパイで包み、オーブンで6分焼き上げます。こうすることで器も温められるうえ、パイ生地がふたとなり、つけ汁の保温性が増し、最後の一口まで熱々のまま食べられるのです。食べる時は、このパイ生地に箸で最小限の穴を開けたら麺をその器の中にあるつけ汁につけていただきます。つけ汁も2日かけて作られた本格的なもの。まず、牛骨・豚骨・鶏がらに煮干しやショウガなどを入れて丸1日煮込み、たっぷり旨味エキスが出たところに、さらに豚骨を追加し、丸一日煮込みます。こうして2日間かけてどこにもない濃厚なつけ汁が完成するのです。器に付いているパイ生地をはがし、つけ汁を染み込ませて食べることで、パイの香ばしさがつけ汁に加わり、新しい味に変化します。最後に、無料で提供されるスープで割った「スープ割り」でつけ汁をいただくのですが、このスープにはバジルがたっぷり入っているため味に変化が生まれ、最後まで飽きることがありません。まさに、食べ始めから計算され尽くしたコース料理のようなつけ麺なのです。ほとんどの人が、スープまで残さず完食していくそうです!




セレクション(4)
とろとろ卵にも程がある!
SAPPORO BONEの「炭焼豚丼 EGG ON EGG」(880円)

北海道・札幌市。すすきの駅から歩いておよそ5分。狸小路商店街にある「炭火焼肉 バル『SAPPORO BONE』」。店内をのぞいてみると、1階席はすでに満席状態で、2階席もお客さんでいっぱいです。お目当ての料理が運ばれてくると、みなさん写真撮影を開始。取材した日の写真撮影率は73%でした。実際のSNSには、「ボリュームありすぎ」、「卵たっぷり〜」などの投稿や、“ハッシュタグ”の検索キーワードには、「#卵とろーんキター」、「#たまごonたまご」といったものが。そんなみなさんが思わず写真を撮りたくなるのが、「炭焼豚丼EGG ON EGG」という豚丼だといいます。オムライスの上に温泉卵をのせたこの豚丼は、卵好きの店長が考案したもので、半熟のオムレツに温泉卵をのせることでトロトロ感が倍増に!ボリューム満点なトロトロ感に、みなさん写真を撮ってしまうのです。しかし、人気の理由は見た目だけではありません。豚丼に使われている豚肉は、ホエー豚。牛乳からチーズなどを作る際、固まらずに残った栄養がたっぷり入っている乳清を飲んで育ったブランド豚で、肉質は口の中でとろけるような食感の甘い脂身が特徴。コレを炭火でじっくり焼きながらバーベキューソースと甘醤油をベースに作った特製のタレを繰り返しつけ、しっかりと染み込ませて焼き上げます。続いて、オムライス。卵でくるまれるのは、ケチャップライスではなく、豚肉を焼くのにも使った特製バーベキューソースをご飯にからめたバーベキューライス!これが、豚肉との相性を格段にアップさせるのです。そして、ここからダブルでトロトロの卵の調理にかかります。オムレツには、北海道産の卵をぜいたくに3個使用。熟練の技で、卵が固まり過ぎない塩梅を見計らって慎重に調理をしていきます。次に、温泉卵は、お湯でゆでるのではなく、スチームコンベクションオーブンを使います。水蒸気の力で、よりトロトロ感のある温泉卵に仕上がるといいます。ちなみに、こちらの豚丼はランチ限定ですので、お間違えのないよう!




セレクション(5)
あの形のソフトクリームが現実に!
Melting in the mouthの「ORIGINAL」(480円)

東京都・渋谷区。広尾駅から歩いておよそ4分、広尾散歩通りにある「Melting in the mouth」。店内では、お目当てのグルメを受け取ったお客さんが、みなさん写真を撮っています。取材した日の写真撮影率は95%でした。実際のSNSには「ミルク感たっぷりでめっちゃうまうま」、「かわいいし美味しいし最高」などの投稿が。さらに、“ハッシュタグ”の検索キーワードには、「#おもちゃみたい」、「#かわいい」といったものがアップされていました。そんなみなさんが思わず写真を撮りたくなるのが、ソフトクリームの「ORIGINAL」でした。写真を撮りたくなる理由は、一般的なソフトクリームと比べてみると一目瞭然!くるくる巻いてある部分が、まるで模型のソフトクリームのように、ふっくら丸い螺旋状になっているのです。このソフトクリームを完成させるまでの道のりは、険しいものでした。オープン当初は、他店と変わらない一般的なソフトクリームを販売していたのですが売り上げはイマイチ。そこでオーナーのハナさんが考えたのが、「おもちゃのソフトクリームと同じ形のソフトクリームを作る」というアイデア。「模型のようなソフトクリームの形をつくりたい!」という思いだけで、ハナさんは奔走しました。ソフトクリームの関係者に相談すると、「そもそもおもちゃに似せる必要があるのか?」と首を傾げられたところを、「どうしても作ってみたいんです!」と頼み込んだハナさん。その思いが通じて、ついに4ヵ月後、世界に一台しかない機械が完成しました。その構造は…残念ながら企業秘密とのこと。看板の模型そっくりに作られるこのソフトクリームの人気は、見た目だけではありません。低温殺菌された有機牛乳と、別の複数の牛乳をミックスさせた牛乳を使用。このミックス具合にも、ハナさんのこだわりが詰まっていて、配合は企業秘密。ソフトクリームにした時に、口の中でさらりとほどける口どけと、あっさりとした後味を意識しているといいます。店内には、ソフトクリームと一緒に写真を撮ると楽しいグッズも満載なので、存分に撮影を楽しめます!




セレクション(6)
うなぎの上にのるのは、まさかの固形バター!
じねん 鰻谷南通り店の「うなぎバター」(486円)

大阪府・大阪市。長堀橋駅から歩いておよそ3分のところにある、活魚すし「じねん」。こちらのお寿司屋さんは、美味い・安い・ボリューム満点の3拍子そろっていると人気で、取材した日も、カウンター、テーブル席は埋まり2階も満席状態でした。定番の「イカ」(378円)、「いくら」(378円)、「中トロ」(540円)など正統派のネタも人気なのですが、こちらの特徴は、創作寿司が多数あること。鴨のローストにカマンベールを乗せて表面をあぶった「合鴨のカマンベール」(378円)や女性に人気の「アボカド生うに」(378円)など、この店の寿司の種類はおよそ70種類!なかでも、ほとんどのお客さんが注文する人気のお寿司が、「うなぎバター」というもの。取材した日の写真撮影率は75%。実際のSNSには、「久々のうなぎバターしあわせ〜」、「濃過ぎる〜」などの投稿や、“ハッシュタグ”の検索キーワードには、「#忘れられない味」、「#罪の味」といったものが。そんな、みなさんが思わず写真を撮りたくなるお寿司「うなぎバター」は、その名の通り、うなぎの上にまさかの固形バターを乗せたお寿司なのです。このお店では、新メニューを開発するため定期的に店長会議が行われていて、その席で、同じ動物性の脂肪分を多く含むバターとうなぎは合うのでは、という発案から、このお寿司が生まれたといいます。しかしそれは10年前のこと。そう、うなぎバターは10年前からあったネタですが、ここ数年SNSの普及によって、そのインパクトのある見た目の写真が拡散され一気に火が付いたのです。しかし、人気の秘密は見た目だけではありません。バターとの相性を考え、食べた時にしつこさを残さないようにと、うなぎを白醤油焼きにしているのです。注文を受けてから両面をしっかりと炙ったら無塩バターをのせて、海苔とシャリで巻いて握ります。自家製のタレをかけて、最後にバーナーでさっと炙れば完成。こちらは朝4時まで営業しているため、飲んだシメにうなぎバターという方もいるそうです。




セレクション(7)
美しい肉の花が咲く!
アロハオレンジの「ギャング丼 Sサイズ」(1,500円)

山口県・周防大島町。JR山陽本線「大畠駅」から車でおよそ14分。本州と結ぶ、大島大橋を渡ってやってきたのが周防大島。人口約2万人が住んでいる周防大島は、瀬戸内のハワイとも呼ばれ、年間100万人以上が訪れるリゾート地です。国道437号線の一本道を進んで見えて来たお店「アロハオレンジ」には、開店前だというのにすでに人だかりが。開店するやいなや満席状態の店内では、お目当てのグルメが運ばれてくると、みなさん写真を撮り始めます。取材した日の写真撮影率は65%でした。実際のSNSには、「お肉が皿からはみ出てる!」、「このビジュアルにニヤケが隠せません」などの投稿や、“ハッシュタグ”の検索キーワードには、「#肉肉しい」、「#肉がてんこ盛り」といったものが。そんな、みんなが思わず写真を撮りたくなるというのが、「ギャング丼」。器からあふれんばかりのお肉をハイビスカスに見立てた、見た目にも美しいレアステーキ丼です。しかし、人気は見た目だけではありません。作り方を見てみると、国産牛のモモ肉の脂身とスジの部分だけを切り落とし赤みの肉をレアで焼いて薄くスライス。ご飯の入ったどんぶりの中央にバターをのせその上からキャベツを敷いていきます。そこにレアのお肉を1枚ずつ、計約15枚をキレイに並べたら、醤油、ゴマ油、ニンニクに味噌、リンゴなど3種類の果物を煮込んだ、甘めの特製ソースをかけます。仕上げにゴマとネギをまぶしたら完成。あっさりとした赤身の肉に、バター、ソース、薬味が絡みつき、ご飯が止まらない美味しさです。サイズは、SSからLサイズまでの4種類あり、お腹に自信がある人は、お肉が約40枚乗ったLサイズに挑戦してみてはいかがですか?




セレクション(8)
遂にパンケーキを食べながら歩く時代に!
PANBOの「パンボ」(800円)

大阪府・大阪市。四ツ橋駅から歩いておよそ2分、若者が集まる最先端の街、アメリカ村にあるビルの2階にある「PANBO」。店内では、みなさんがスマホを片手に、夢中で写真を撮っています。取材した日の写真撮影率は86%。実際のSNSには、「ホットケーキが串に刺さっててかわいい」、「40cm!デカい」などの投稿や、“ハッシュタグ”の検索キーワードには、「#食べ歩きスイーツ」、「#串刺しパンケーキ」といったものが。そんな、みなさんが思わず写真を撮りたくなる、串に刺さったスイーツが「パンボ」です。パンボとは、分厚めに作ったふわふわのパンケーキを、フルーツと交互に刺したもの。40cmはある大きさに、顔に近づけて写真を撮るお客さんがいっぱい!さらに、通常、外で食べ歩きできないパンケーキを持って食べ歩く事が出来る珍しさもあいまって、若者を中心に大人気となっているのです。見た目のインパクトはもちろん、自分で自由にトッピングできるシステムも人気の秘密。注文すると、パンケーキと交互にリンゴ、バナナ、キウイ、イチゴ、そして最後にマシュマロを串に刺したら、カウンターで受け取ってデコレーションコーナーに移動。全部で12種類あるソースは、チョコレートやカスタード、マンゴーやフランボワーズなどバリエーションも豊富。しかも、かけ放題なので、自分好みのデコレーションにカスタマイズできます!ちなみに、パンボとは、「パンに棒が刺さっているから」とのことです!




セレクション(9)
全く新しいポテトサラダが登場!
Potato Creamの「カブと鶏肉のゴルゴンゾーラポテトクリーム」(550円)

東京都・目黒区。自由が丘駅から歩いておよそ3分、駅前の喧騒から少し離れ、オシャレな路地に入った所にある「Potato Cream」。白を基調とした店内では、お客さんが楽しそうに写真を撮っています。取材した日の写真撮影率は81%。実際のSNSには、「ニュースタイルのポテサラ」、「お野菜たっぷりのソース」などの投稿や、“ハッシュタグ”の検索キーワードには、「#クリーミー」、「#新食感」といったものが。そんな、みなさんが思わず写真を撮りたくなるグルメが、「カブと鶏肉のゴルゴンゾーラポテトクリーム」という新感覚のポテトサラダです。こちらのお店は、ポテトサラダをアレンジした、ポテトクリームの専門店。お店がある自由が丘は、美容室が多い街。お昼ご飯を食べる時間が不規則な美容師さんたちの間で、手軽に野菜がたくさん食べられる上、美味しくて見た目もカワイイ、とSNSなどを中心に大ブレイク。しかし、人気の秘密は見た目だけではありません。素材にもこだわりがあり、使用されるジャガイモは「三方原馬鈴薯」という、静岡県浜松の三方原台地を中心に栽培されている高級ジャガイモで、味はホクホク甘い食感が特徴。これを専用の機械で蒸すのですが、その蒸し方は企業秘密。特別な蒸し方をすることで、通常よりホクホクした食感になるのだといいます。このホクホクのジャガイモをつぶし、ミルクとバターを加えてまぜれば、ベースのマッシュポテトの完成。何もつけずに食べても、ジャガイモの甘い香りが口中に広がる絶品です。一番人気のカブと鶏肉のゴルゴンゾーラポテトクリームの場合、このマッシュポテトにゆでた枝豆とカブの葉を入れたら、さらに、カブ、鶏肉、そして全体をまとめるゴルゴンゾーラチーズのソースをたっぷりかけてハーブのディルを添えれば完成!メニューは全部で5種類あり、他にも「ナスと挽肉のトマトポテトクリーム」(550円)や、「アスパラとベーコンのジェノベーゼポテトクリーム」(550円)など、魅力的なラインナップになっています!




セレクション(10)
夢のかたまり肉が目の前にドーン!
聚福楼の「羊の足の丸焼き(前足)」(4,600円)

東京都・豊島区。池袋駅から歩いておよそ3分、ネオンがきらめく繁華街、ロマンス通りの一角のビルにある「聚福楼」という中華料理店。店内は満席状態で、みなさんのお目当てのある“塊”がテーブルの真ん中にセットされると、一斉に撮影が始まりました。取材した日の写真撮影率は72%。実際のSNSには、「でぇぇぇーんっ!丸焼きを食らう」、「ボリューム満点の羊肉はスタミナが付きます」などの投稿や、“ハッシュタグ”の検索キーワードには、「#羊の丸焼き」、「#ある意味サプライズ」といったものが。そんな、みなさんが思わず写真を撮りたくなるグルメが、「羊の足の丸焼き」でした。このお店では、注文をすると串に刺さった羊の肉の塊が、豪快に運ばれてくるのです。すると、お客さんたちは一斉に写真を撮ります。このままテーブルで丸焼きにされるのかと思いきや、店員さんが厨房へ運んでいきます。塊のままテーブル焼くと時間がかかるため、厨房で焼きやすいように切り分けて持ってきてくれるのです。焼く前にテーブルに持ってきてくれたのは、「記念に写真を撮ってくださいね」というお店からのサービスタイム。厨房で切り分けられた大量の羊肉は、網で焼いて食べるのですが、その食べ方にもこだわりが。それが、お店オリジナルの真っ赤な粉。唐辛子やクミンなど、13種類のスパイスを調合した調味料で、羊の匂いを消しつつ味に深みを与えるこのお店の名物。4〜5人のグループでシェアして食べるのがオススメです。


「フォロワー」と「いいね!」がわからない

SNSはよくわからない、という香取編集長。もし編集長が始めてくれたら、絶対フォローしますよね、みなさん。というわけで今週の格言です。「『フォロワー』って、口に出したのは今日が初めてかもしれない(笑)。どういうシステムでフォロワーなのか、ボクはフォロワーになれるのかとか、もうそのフォロワーがわからない。『いいね!』もわからないけど、さっきちょっと聞いたら、別にポイント制じゃないという。わからないボクからしたら『いいね!』を集めたいわけじゃないですか。『いいね!』を集めると、インスタグラムからポイントがもらえて、この景品の中から…みたいな、クレジットカードの景品がもらえるようなシステムなのか。そのためにみんな必死に『いいね!』を集めるのかと思ったらそうではないんですね。わからないですねぇ。いっぱい見てくれる、たくさんの人に見てほしい、っていうことですよね。まあ、人に『いいね!』って言われるのは嬉しいことですからね。ボクも、まったく見ないわけじゃなくて、ちょっと見たりはするんですよ。自分で『何か見てみよう!』とかじゃなくて、やっている人が近くにいたら見せてもらって…みたいな。これからどうなっていくんでしょうね。SNSがさらに進化して、今日紹介したようなお店もどんどん進化して…スゴく楽しみです!」。


窪田正孝さん
香取さんは本当にやさしい、やさしさの塊のような方なんだ、
と分かりました。救われました。

初めてのスマステーション出演はいかがでしたか?

あっという間に終わってしまいました。20分くらいに感じました。香取さんがいろいろ話しかけてくださったので、アットホームな雰囲気の中で、リラックスしていられました。食べながら、VTRを見せていただいて、申し訳ない気持ちもありました。

特集は、「写真を撮りたくなるグルメ」でした。VTRも楽しそうにご覧になっていましたね。

食べ物の概念が変わってきているのかもしれないですね。いろいろなところにオシャレというか、視覚的な面にもこだわりを持って、オリジナルな料理を提供しようとされているんだな、と思いました。

試食は、4品ありましたが、「全部美味しかった」とおしゃっていました。中でもレアステーキ丼が、特にお気に召したようですね。

本当にどれも美味しかったです。香取さんに「どれが美味しかったですか?」と聞かれて、すごく悩んだのですが、小さい頃から食べていたステーキ丼をあげさせてもらいました。父親が食べているのを横取りして食べていた記憶があるくらい、ステーキが好きなんです。豚丼も、見た目がボリュームがあったので、もっと脂っぽいかと思ったら、そんなことはなかったですね。ホエー豚も、たぶん初めて食べましたが、弾力があって味もよかったです。これは、みんな好きな味だと思います。止められなくてずっと食っていました。すみません!

新しさでいうと、新感覚のポテトサラダ「ポテトクリーム」でしょうか?

よく弁当に入っているようなポテトサラダではない、まったく新しいものでした。マッシュポテトがなめらかな感じでしたし、入っていた枝豆も違った食感で美味しかったです。やさしい味わいで、女性は絶対に好きです。間違いなく好きです!

香取さんからは「食の好みが合う」なんて話もありました。いかがでしたか?

香取さんは小さい頃からテレビで拝見させていただいている方で、お会いするのはほぼ初めてで、テレビ朝日のスタジオに来るのも今回が初めてだったんですが、初めてここでお会いするのが香取さんで、スマステでよかったな、と思っています。最初は、少し構えていたんですけど、スタジオに入ったら、ものすごくアットホームで、温かく迎えてくださったので、とても楽しかったです。やはり、お人柄ですかね。番組前にごあいさつをさせてもらった時も、すごくフランクに話してくださったので、気持ちがスッとラクになりました。そんな香取さんと食の好みが似ていると言っていただけたのもうれしかったですね。

最後には、映画にちなんでか、香取さんが窪田さんの腕にかぶりついていましたね。

そうでしたね。急に噛まれたので、一瞬ウワッとなりましたが、「噛んでごめんね」と言ってくださって。香取さんは本当にやさしい、やさしさの塊のような方なんだ、と分かりました。救われました。ありがとうございました。

そんな香取さんも「続編が見たい」と絶賛していた窪田さん主演映画「東京喰種トーキョーグール」の見どころをお願いできますか?

なんで生まれてきたのか、なんでその人と出会ったのか、縁という言葉があると思うんですけど、でも、必ずそこに宿命のようなものが詰まっていると思うんです。人でも、“怪人”=喰種(グール)でも、関係なくて、命あるものすべてに意味があるというところをすごく感じていただける作品になっているんじゃないかと思います。エンターテインメントとして楽しんでいただきたいのはもちろん、そのメッセージを受け取っていただけたらうれしいです。ストーリーがどんどん流れていく作品ですので、アクションやCGを細かく見て楽しんでいただくために、二度、三度見ていただけたら本当に光栄です。

窪田正孝さん主演 東京喰種トーキョーグール 公開中

窪田正孝さん主演
東京喰種トーキョーグール
公開中


写真を撮り忘れそうになる窪田さんがかわいらしかったです。

「写真を撮りたくなるグルメ」は、フォトジェニックだけではなく、どれも美味しそうでした。ゲストの窪田正孝さんが笑顔いっぱいで召し上がっていたのが美味しそうで、私も食べたくなりました。一番は、豚丼でしょうか。バーベキューソースで作ったオムライス、ホエー豚、卵に温泉卵という、夢のような組み合わせでしたね。窪田さんが一番美味しかったという、ステーキ丼もお肉がツヤツヤしていてペロッといけそうな気がしました(笑)。それと、「ポテトクリーム」というポテトサラダも、なかなか自分では作れない手の込んだプロの料理という感じでしたよね。それにしても、お料理はもちろん、どこも器や使っている紙もオシャレで、SNS映えを意識されているんだな、と思いました。お店としては大変ではあるものの、お客さんみなさんがPRをしてくれるんですから、こんなにありがたいことはないですよね。投稿した方も、みんなに「いいね!」と言われたらうれしいでしょうし、SNSをやらない私は「なるほどなぁ」と感心してしまいました。窪田さんは、食べることが大好きだそうで、何度か写真を撮るのを忘れて食べそうになるところもかわいらしい方でしたね。主演映画「東京喰種トーキョーグール」は、最初、衝撃的な映像に目を閉じましたが、そこを乗り越えるとストーリーにグイグイ引き込まれていく感じがありました。窪田さんを始めとしたキャストのみなさんのお芝居も、香取さんがおっしゃっていたように、音楽やCGも素晴らしくて、目が離せなくなります。映画を見終え、今日窪田さんにお会いして、窪田さんが引っ張りだこな理由が分かりました。演技力もおありになるし、人柄もチャーミングなんですね。スマステーションを楽しんでくださったようでうれしかったです。

今日の試食は、来てほしいものが来たっていう感じでした。

◆写真に撮りたくなるグルメ…SNSをあまり知らないので、「今ってこうなんだ…」って思いました(笑)。前に、ここで話したことがあると思うんですけど、こんなのを作ったらSNSに…というのを実際に作って人気のあるお店でしたよね。「それを目当てにやったらお店、繁盛するんじゃない?」って確かここで話したと思うんですけど、本当にそれを狙ったお店が出てきたりして

◆最後のラムとかは、わからないけどきっとSNSがないときからあったものがSNSでさらに人気が出たりとか、ソフトクリームのお店は「ここで写真を撮ってください」っていう場所を作っていたりとか…。スゴイですね。窪田正孝さんも撮っていたけど、全部映すために少し斜めな写真というか、あの感じが、あまり知らないボクでも「ああ、インスタっぽい」って(笑)

◆窪田さんは、たまたまボクと同じような“好きなもの”の感じで…今日は試食が4つか。全部、来てほしいものが来たっていう感じですね

◆ボクは写真を撮る感じがないんですよ。最近は、食事してると周りの人が「撮りたい」って言って、写真撮るのを待ったりとか…。でも、それを待つことがイヤな方じゃないので、撮ろうとしている周りのみんなに「もうちょっとこう撮ったら?」とか「周りのコップを外した方がいい」とかっていうのをやってますね(笑)。だから最近は、ちょっと人数が多いと、すぐ「いただきます!」っていかなくなりました。みんな、何となく言いづらそうにポケットをいじりだしたりすると、「ハイハイ」って周りをセットして「はい、撮って!」って(笑)

◆もしボクがSNSを始めたとしても、食べ物っていう感じはないんですよね。何なんだろう、その感じは。どちらかというと…自分がいままで撮ってきた写真の中でも、「空」とか「太陽」とかはあるけど、カメラを下に向けてここの部分を…というのはあんまりないですね

◆「東京喰種トーキョーグール」はホントにカッコ良くて面白くて。CGもとっても素晴らしくて、アクションも良かったし…しかし、気持ち悪いっていう(笑)。漫画はまったく知らないし、見終わって「原作読みたい」って思う作品もあるけど、そうじゃなくて「早く2とか3、見たい!」って。決まっているのか決まっていないのかわからないですけど…。普通に「あ、2見たいな。いつだろ?」って楽しみになりました。