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#682(2017.5.13 OA)

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ハンバーガー屋さんが続々登場!
本当に美味いハンバーガーはどれだ?

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高橋克実さんをお迎えして、
明日のお出かけ先が決まる!
東京・『新』混雑エリアベストセレクション!!

ゲストに高橋克実さんをお迎えした今週のスマステーション。特集は「明日のお出かけ先が決まる!東京・『新』混雑エリア!ベストセレクション5」をお送りしました。
今、大変革を遂げている東京の新しい混雑エリアにスポットを当てた今回の特集。もちろんスタジオでは生試食もありました。
東京23区の北東部に位置する北千住は、少子化で廃校になった小中学校の跡地を利用して大学を誘致。そのプロモーションの甲斐もあって、東京藝術大学、帝京科学大学、東京電機大学、東京未来大学といった大学が相次ぎオープン。それに合わせて、若者向けのオシャレなカフェやレストランが続々登場しています。織田信成さんも絶賛したのは、「茶香」のパンケーキ「星(あかり)」。「溶けてなくなる」という食感を生み出すのは、店長の中村誠さんだけができるというかき混ぜ方に秘密があるそう。「J’s curry (ジェイズカレー) 北千住店」の「ジェイズ丼」は1日100食の限定メニュー。たっぷりのご飯に赤身が美しい自家製のローストビーフを惜しげもなく巻き付け、半熟卵を乗せます。そこにかけるのは、お店自慢のカレールー。さらにその上から白いジャガイモソースをかけた人気メニューです。
ドラマのロケ地などにも使われる中目黒は、駅の高架下に新しい商業施設――その名も「中目黒高架下」がオープン。中目黒駅周辺から祐天寺駅方面までおよそ700mの高架下に、飲食店や書店など28ものお店が立ち並びます。「鶏だしおでん さもん」は、おでん、しかも珍しい鶏だしおでんの専門店。こちらをプロデュースするのが、目黒川沿いに鶏料理専門店を手掛ける“鶏の匠”こと清水明さん。こちらで使用するのは、厳選した大山どりの鶏ガラ・手羽先、ニンジンやタマネギなどの野菜を6時間煮込んだ濃厚な鶏だし。店舗中央に設置する特大おでん鍋には、濃厚な鶏だしにじっくり煮込まれたおでんがズラリと並びます。また「鶏串おでん」も大人気!こちらでは、ジューシーな鶏の首肉の「せせり」(270円)をはじめ、「手羽先」、「砂肝」など、まるで焼き鳥を食べるように串に刺さった鶏おでんを楽しむことができます。
東京都と埼玉県の境に位置するのは、「北の玄関口」とも呼ばれる赤羽。赤羽といえば、「せんべろ」(=千円でべろべろに酔える)と言われるほど、お酒やおつまみが安いお店が多く、中高年の男性が集まる街というイメージが強いのですが、最近若者が増えているそう。そのきっかけとなっているのが、マンガ「ウヒョッ! 東京都北区赤羽」(双葉社)。このマンガには、作者の清野とおるさんと赤羽の愉快な人達との交流が描かれていて、そのディープな世界に憧れる人が続出。山田孝之さんが出演する、赤羽を舞台にしたドキュメンタリードラマが放送されるほど、社会現象を巻き起こしました。銀座の海鮮料理店で長年料理長を務めた熟練の板前、松葉良郎さんが料理を作ってくれるのは赤羽一番街にある「田舎三昧 とんぼ」。分厚い「ハムカツ」(680円)は、ほとんどのお客さんが頼むという一品です。番組ではこのほか、台東区・蔵前エリア、新宿区・新大久保エリアもご紹介しました。詳細は特集コーナーをチェックしてくださいね。
次回5月20日の放送は「学生のユニークなアイデアが詰まった!大人気…全国・学生グルメ&お取り寄せ」をお送りします。ゲストは藤木直人さんです。お楽しみに!!

今、東京の街に大変革が!みなさんにおなじみのあの街が、思いもよらない進化をして、ガラリとイメージが変わってるんです。そして、そこは、すでに…人・人・人の大混雑!一体、どんな変化を見せているのでしょうか?


SmaSTATION!!特別企画
明日のお出かけ先が決まる!
東京・「新」混雑エリア!
ベストセレクション5


セレクション1
足立区・北千住エリア

北千住は、東京23区の北東部に位置し、上野駅から東京メトロ日比谷線でおよそ10分。JRや地下鉄、私鉄さらに、つくばエクスプレスなど5路線が乗り入れる都内有数のビッグターミナル。もともと宿場町だったこともあり、人情味あふれる下町…というイメージが強いのですが、「最近は若者が増えている」という声が聞かれます。いったいどのように進化して、人が集まっているというのでしょうか?実は、街に学生が増えているのです。わずか6年で、その数はなんと1万人以上ともいわれています。その理由は、大学の増加。北千住のある足立区は、少子化で廃校になった小中学校の跡地を利用して大学を誘致。若い世代を呼び込み、在学中に街にでてもらうことで、地域の活性化につなげようと試みたのです。そのプロモーションの甲斐もあって、2006年以降、東京藝術大学、帝京科学大学、東京電機大学、東京未来大学といった大学が相次ぎオープン。学生たちの利用で街が活気づき、それに合わせて、若者向けのオシャレなカフェやレストランが続々登場して話題を呼んでいるのです。そんな北千住エリアの中でも、特に混雑している注目のスポットを3つ紹介します。

<北千住混雑スポット(1)>
あのフィギュアスケート選手も太鼓判!溶けてなくなるパンケーキ!
茶香

北千住駅西口から歩いておよそ7分。やってきたのは、「茶香(ちゃか)」というかわいい名前のお店。店内には女性が多いようですが、いったい何のお店なのでしょうか?実はこちらは、先日番組にゲスト出演した織田信成さんが絶賛したパンケーキ屋さん。実際、お店を訪ねてみると、入店のため整理券を求める行列が!一体どんなパンケーキなのか、お客さんに聞いてみると、みなさんが「溶けてなくなる」と言います。それが「星(あかり)」です。作り方を見てみると、小麦粉、卵黄、メレンゲ、濃厚な北海道産のバターミルクを混ぜていくのですが、ポイントはかき混ぜ方。かき混ぜすぎてしまうと、ふわふわでありながら口の中で溶けてなくなる、独特の食感が生まれないのだといいます。現在、この混ぜ方ができるのは、店長の中村誠さんだけ。注文が入ってからひとつひとつ混ぜるところから作り始めるという、こだわりようなのです。こうして混ぜた生地を、水蒸気で加熱する特殊なパンケーキ専用の鉄板に乗せ片面をおよそ5分焼いたらひっくり返し、今度はフタをして蒸し焼きに。フタをすることで生地の水分が抜けすぎないようにしているのです。これを、ぜいたくにも3枚重ね、バナナ、生クリーム、キャラメールソースをかけ、仕上げにクラッシュパイを振りかければ完成!季節によって様々なパンケーキを楽しめるので、リピーターも多いそうです。

<北千住混雑スポット(2)>
豚骨じゃなくて牛骨!牛にこだわり抜いた絶品ラーメン!
牛骨らぁ麺マタドール

北千住駅の東口を出て徒歩でおよそ5分。やってきたのは、ラーメン店「牛骨らぁ麺マタドール」。休日には行列が出来る人気店です。一番人気のメニューが「贅沢焼牛(ちゃーぎゅー)らぁ麺」なのですが、こちらのラーメンのスープには、豚骨ではなく“牛骨”が使われています。大量の牛骨を鶏の足や、野菜などと一緒におよそ15時間煮込むことで、豚骨とは一味違った、繊細で上品なスープが出来上がるといいます。この繊細なスープの味を引き立てるべく、麺も全粒粉入りの特注の細麺を使用。そして、このマタドールは、“闘牛士”という店名通りスープ以外も牛にこだわっています。ラーメンにのせる具も、とろっとろの牛すじ煮込み。さらに、牛もも肉を真空低温調理したローストビーフと、牛肉尽くし!日本で北千住にしかない、ネギ専門市場で厳選された香り高いネギと一緒に食べれば、まったく新しい体験ができると、連日人が押し寄せています。

<北千住混雑スポット(3)>
白い山盛り丼の正体は…ローストビーフとカレーとポテト
J’s curry (ジェイズカレー) 北千住店

北千住駅の西口を出て歩いておよそ5分。宿場町通り商店街にあるのが「J’s curry (ジェイズカレー) 北千住店」。こちらもオープン前から行列ができていますが、みなさんのお目当てが真っ白いソースがかかった「ジェイズ丼」です。カレー専門店で人気の、白い山のような丼の正体は一体?その作り方を見てみると、たっぷりのご飯に赤身が美しい自家製のローストビーフを惜しげもなく巻き付け、半熟卵を乗せます。そこにかけるのは、お店自慢のカレールー。スパイスを丁寧に自家焙煎することで香ばしさを引き出した、その名も「焙煎カレー」。ローストビーフとの相性もバツグンです。その上からさらにかけるのが、白いソース。これはなんとジャガイモなのです!裏ごししたジャガイモにバターや牛乳などを混ぜ合わせたら、さらにもう一度裏ごし。根気のいる作業を行うことで、口当たりを極限まで滑らかにし、ジャガイモソースが全体を覆うことで、口に入れたときに、カレー、肉、ジャガイモが三位一体となるのです。※「ジェイズ丼」は、1日限定100食です。




セレクション2
目黒区・中目黒エリア

中目黒は東京23区の南西部に位置し、近くを流れる目黒川は、桜の名所としても有名です。東急東横線・東京メトロ日比谷線が乗り入れていて、ドラマのロケ地などにも使われるオシャレな街として人気でしたが、一体、どのように進化して人が集まっているのでしょうか?その理由は、「高架下」。駅の高架下に新しい商業施設、その名も「中目黒高架下」ができたから。昨年の11月に全面オープンし、中目黒駅周辺から祐天寺駅方面までおよそ700mの高架下に、飲食店や書店など28ものお店が立ち並び、高架下全体が一大商業施設へと変貌を遂げたのです。そんな中目黒エリアの中でも、特に混雑している注目のスポットを3つ紹介します!

<中目黒混雑スポット(1)>
濃厚!中目黒の鶏の匠が仕掛ける鶏おでん!
鶏だしおでん さもん

午後7時、中目黒駅西口を出てすぐのところにある「鶏だしおでん さもん」。店内は満員で、みなさんハフハフと、美味しそうに何かを食べています。それはおでん!こちらはおでん、しかも珍しい鶏だしおでんの専門店なのです。こちらをプロデュースするのが、目黒川沿いに鶏料理専門店を手掛ける“鶏の匠”こと、清水明さん。通常、おでんのだしは、昆布やカツオからとったものが一般的ですが、こちらで使用するのは、厳選した大山どりの鶏ガラ・手羽先、ニンジンやタマネギなどの野菜を6時間煮込んだ濃厚な鶏だし!店舗中央に設置する特大おでん鍋には、濃厚な鶏だしにじっくり煮込まれたおでんがズラリと並び、4時間煮込んで旨みがしみ込んだ「大根」(280円)や、「名古屋コーチン半熟卵」(300円)など、さまざまなおでんが揃います。また「鶏串おでん」も大人気!こちらでは、ジューシーな鶏の首肉の「せせり」(270円)をはじめ、「手羽先」、「砂肝」など、まるで焼き鳥を食べるように串に刺さった鶏おでんを楽しむことができます。

<中目黒混雑スポット(2)>
東京にもブームが!博多で人気の「うどん居酒屋」
二◯加屋長介 中目黒店

中目黒駅西口を出て、祐天寺方面へ進むと見えてくるのが「二◯加屋長介」。こちらは、博多で人気のちょっと変わった居酒屋さんの東京初上陸店。「厚切雲仙ハムカツ」(600円)、「鶏肝煮」(580円)などの定番居酒屋メニューから、ゴマで和えた「胡麻かんぱち」(850円)、「明太玉子焼き」(780円)、「いわし明太」(680円)などの博多名物まで、およそ80種類ものおつまみメニューがリーズナブルに楽しめるため、連日大賑わい。しかし、こちらの真骨頂は、うどんなのです。そう、こちらは博多で人気の「うどん居酒屋」なのです。うどんメニューも、あたたかいものから冷たいものまでズラリ!トッピングも色々と楽しめるようになっています。人気メニューは、博多っ子の定番「ごぼ天あつかけうどん」(800円)。昆布だしをベースにしたあっさりとしただしに、柔らかめのモチッとした食感を出したうどん、そして薄切りにしてパリッとした食感も楽しい、ごぼうの天ぷらのハーモニーは鉄板の美味しさ!うどん居酒屋ブーム、東京にも広がりそうです。

<中目黒混雑スポット(3)>
専門店の味!
フランスパンで作る極上フレンチトースト!
LONCAFE STAND NAKAMEGURO

目黒川方面に伸びている高架下にある人気店が、フレンチトースト専門店「LONCAFE STAND NAKAMEGURO(ロンカフェ スタンド ナカメグロ)」。近年、フレンチトーストはパンケーキに並ぶ人気。こちらのロンカフェは、2003年に江ノ島で、当時としては珍しかったフレンチトースト専門店としてオープン。現在のフレンチトーストブームのきっかけを作った店ともいわれています。その知る人ぞ知る名店の味が、中目黒で食べられると、連日大混雑なのです。1番人気のメニューは「濃厚クレームブリュレのフレンチトースト」(1,026円)。こちらでは、食パンではなく、本場フランスと同じように、フランスパンを使用。フランスパンは、フレンチトーストに適した硬さと味に仕上げてもらっている特注品。この硬めのパンを卵、牛乳、グラニュー糖などを配合した卵液に漬け込むことおよそ1時間!旨味をたっぷり吸いこんだフランスパンをフライパンで蒸し焼きにし、しっとりと焼き上げます。最後に、カスタードクリームをのせ、表面にブラウンシュガーをトッピングし、バーナーで焼き上げれば、外側はクレームブリュレのようにパリパリ。中はジュワッとうま味があふれでるフレンチトーストという、いいとこどりの贅沢スイーツが完成します。




セレクション3
北区・赤羽エリア

赤羽は、東京都と埼玉県の境に位置し、「北の玄関口」とも呼ばれる街。埼京線や湘南新宿ラインをはじめとする6路線が乗り入れ、池袋駅からJR埼京線でおよそ9分というアクセス。そんな赤羽といえば、「せんべろ」。千円でべろべろに酔えるほど、お酒やおつまみが安いお店が多く、中高年の男性が集まる街というイメージが強いのですが、最近「若者が増えている」という声が。一体、どのように進化して、人が集まってきているのでしょうか?そのきっかけとなっているのが、なんとマンガ「ウヒョッ!東京都北区赤羽」(双葉社)。このマンガには、作者の清野とおるさんと赤羽の愉快な人達との交流が描かれていて、そのディープな世界に憧れる人が続出。山田孝之さんが出演する、赤羽を舞台にしたドキュメンタリードラマが放送されるほど、社会現象を巻き起こしました。マンガやドラマを見た若者たちが、「実際に行ってみたい」と赤羽に集まり、混雑しているというわけなのです。そんな赤羽エリアの中でも、特に混雑している注目のスポットを3つ紹介します。

<赤羽混雑スポット(1)>
漫画にも登場する強烈ママ!赤羽の名物タイ料理店!
ワニダ2

赤羽駅東口を出て、やってきたのは「OK横丁」。赤羽屈指の歓楽街で、わずか78mの路地に居酒屋やスナックなどが20軒以上、軒を連ねます。そんなOK横丁で、「ウヒョッ!東京都北区赤羽」にたびたび登場し作者がよく通うタイ料理店が「ワニダ2」。マンガを見てみると、ママさんが強烈なキャラクターとして描かれていますが、一体どのような方なのでしょうか?早速、のぞいてみると混雑する店内に、マンガに登場するママさんのワニダさんを発見!メニューを見てみると、「たいかれー そうめんつき」(1,000円)や、「タイ風焼きソーセージ」(800円)といった、ワニダさんの母国のタイ料理が並びます。ワニダさんはお客さんに「あんた帰ったほうがいいんじゃないの?」などと、毒舌を。そんな毒舌とユニークなキャラクター、美味しい料理とお酒を楽しみに、漫画やドラマを見てやってきた若者層や、昔からの常連で夜な夜な大賑わいをみせています。ちなみに、ワニダさんが酔っ払い過ぎていると料理を作ってくれない場合もあるのでご注意を!

<赤羽混雑スポット(2)>
銀座の海鮮料理店の元板長が作る!本格冷や汁&超特大ハムカツ!
田舎三昧 とんぼ

赤羽駅東口を出て、やってきたのは「赤羽一番街」。およそ100店舗のお店が軒を連ねる人気の商店街。この中にあるのが創業33年の「田舎三昧 とんぼ」。ここで料理を作ってくれるのは、銀座の海鮮料理店で長年料理長を務めた熟練の板前、松葉良郎さん。12年前、赤羽のとんぼの板長に就任するや、本格的な和食がリーズナブルな値段で食べられると話題に。「いわし姿寿司」(530円)といった松葉さん得意の本格的なお寿司や、出身地である宮崎の郷土料理「冷汁」(680円)など、名物料理は数あれど、ほとんどのお客さんが頼むという絶品が、分厚い「ハムカツ」(680円)です。こちらは、松葉さんが目利きをして、精肉店から直接仕入れている1本6,000円ほどする特大ハム。これを大き目に切り分け塩コショウで味付けし衣をつけたら、低温の油でおよそ7分揚げるシンプルだが豪快な一品。簡単なようですが、ハムが超厚切りなので、焦がさずに中まで火を通すのは至難の業。これを目当てに訪れる人も多いといいます。

<赤羽混雑スポット(3)>
せんべろの火付け役!老舗の立ち飲み居酒屋!
立ち飲み いこい支店

赤羽駅南口を出て3分。やってきたのは創業46年の居酒屋店「立ち飲み いこい支店」。店内をのぞくと、70席ある立ち飲み席はビッシリと埋まっています。この状態が開店から閉店までずっと続くほど人気なのですが、その人気の理由は、ズバリ「せんべろ」。1,000円でべろべろになってしまうほど、お酒もつまみも安いのです。たとえば、たっぷりの「焼酎ハイボール」が190円、「日本酒(一合)」で200円という安さ!つまみも、築地から仕入れた「マグロ刺し」が130円、いこい名物の「もつ煮込み」は110円、甘辛く味付けられた「やきとん」は130円という破格ながら、お値段以上の大満足ボリューム。ちなみに、朝7時から営業しているので「休日に朝から飲みたい!」なんて時にも重宝します。




セレクション4
台東区・蔵前エリア

蔵前といえば、浅草の隣に位置し、古くからおもちゃなどの問屋街として栄え倉庫や蔵が立ち並ぶ、モノ作り、職人の街というイメージですが、最近は若者が多く集まる街となっています。一体、どのように進化して、人が集まっているのでしょうか?流通経路の変化などで、蔵前では近年、昔ながらの問屋さんが減っているのですが、その空いたスペースをリノベーションし、有効活用したオシャレな店が登場。その問屋や倉庫を改装した店のたたずまい、隅田川にかかる橋の情景などがニューヨークのブルックリンに似ていると注目を浴び、人が集まっているのです。そんな蔵前エリアの中でも、特に混雑している注目のスポットを3つ紹介します!

<蔵前混雑スポット(1)>
オールドアメリカンスタイル!全てにこだわり抜いたハンバーガー!
マクレーン

隅田川にかかる厩橋(うまやばし)を渡ってすぐのところにあるハンバーガーショップ「マクレーン」。満員の店内は、古きよきアメリカを意識したオシャレな内装。メニューもハンバーガーと、ビール、コーラしかないという潔さ。オーナーの落合浩平さんは、もともとアパレル業界で働いていたのですが、洋服の撮影の合間に食べたアメリカンスタイルの本格的なハンバーガーに感激して、脱サラを決意。ハンバーガーの名店で修業をして、この店をオープンしたという強者です。それだけに、アメリカンスタイルのハンバーガーにかける意気込みはすさまじく、パティは「肉を食べてる!」ということを感じてもらうため、国産牛の赤身が多い部位をあえて粗挽きにして使用。その豪快なパティを受け止めるバンズも、数々のグルメバーガーのバンズを作っている、「峰屋」に特注。米粉を使ってほんのり甘さを加えてもらうなど、落合さんのこだわりが反映されています。一番人気のメニューは、「アボカドチーズバーガー」。バンズ、パティ、チーズ、アボカドをはじめとした新鮮野菜が混然一体となった味は絶品。テイクアウトもできるので、隅田川やスカイツリーを眺めながら…なんてオツなこともできちゃいます!

<蔵前混雑スポット(2)>
BEAN TO BARだけじゃない!シングルオリジンにこだわったチョコレート!
ダンデライオン・チョコレート ファクトリー&カフェ蔵前

都営浅草線蔵前駅から歩いておよそ3分のところにある「ダンデライオン・チョコレート」。こちらは、サンフランシスコの人気店が日本上陸1号店として昨年開いたチョコレート専門店なのですが、そのコンセプトは「BEAN TO BAR」、しかも「シングルオリジンにこだわる」というもの。BEAN TO BARとは、カカオ豆の選別から焙煎、チョコレートへの成形まで、すべての工程を自社で行って作るチョコレートのこと。最初から最後までチョコレート作りを一貫して管理することで、品質の向上につながると、世界的なムーブメントになっています。さらに、このダンデライオン・チョコレートでは、シングルオリジンの豆にこだわっているのです。豆の種類だけ指定して仕入れるのではなく、その産地まで指定して買い付けを行っているというこだわりよう。店内には、チョコレート工場が併設されていて、まさに豆からチョコレートになっていく過程を間近にみながら、2階建ての広々としたスペースで、ゆっくりとくつろぐことができます。そんなお店の一番人気が「スモア」(486円)。クラッカーの上にマシュマロを乗せ、中央に溶かしたチョコレートを流し込んでいきます。季節により豆の産地は異なりますが、取材時はグアテマラ産のもの。仕上げに、バーナーで炙ると、焼きマシュマロの香ばしさに加え、温められたチョコからも香りが立ち上り、食べる前から鼻腔をくすぐられます。また、板チョコは、試食してから買うことができます。

<蔵前混雑スポット(3)>
組み合わせは無限大!オリジナルノート作り!
カキモリ

都営浅草線蔵前駅から徒歩3分のところにある「カキモリ」。わざわざここに来るために蔵前を訪れる人もいるほど人気の文房具屋さんです。店内には、オーソドックスな文具からお店がセレクトしたユニークな文具、さらにはお店オリジナルの文具まで幅広く並んでいます。そんな中、このお店を有名にしたのが、オーダーノート。そう、ノートを自分好みにイチからオーダーメイドできるのです。実際にオーダーノートを作る過程を見てみると…まずは、ノートのサイズ(B5、B6、タテヨコ)を決めます。サイズが決まったら、表紙と裏表紙の選択。素材も、革、リネン、紙などさまざま、デザインや色の種類も豊富で、常時60種類近くを揃えています。そしていよいよ紙の選定へ。約30種類の中から4種類までならミックスも可能。最後に、紙を留めるリングの形と色を選んだらオーダーは終了。目の前で職人さんが、自分のオーダーしたノートを作ってくれている様子を見ることができるのは貴重な体験です。10分ほどでオリジナルのノートが完成します。




セレクション5
新宿区・新大久保エリア

新大久保は東京23区の中央に位置し、新宿からはJR山手線でわずかひと駅、およそ2分のところにある便利な立地。多くの韓国料理店が立ち並び、活気あるコリアンタウンとしても有名ですが、最近は「韓国人以外の人が増えている」といった声が。一体、どのように進化して、どの国の人が集まっているのでしょうか?街の方に聞いてみると、ネパールから来た方が多くいました。新大久保は古くから韓国人に限らず、様々な外国人も受け入れてきている土地柄もあり、日本語学校や東南アジア系の飲食店、輸入品を扱うお店も多く、最近ではネパール人が集い、「リトルカトマンズ」としても注目を集めているのです。さらにネパール料理は、今、日本でもひそかに注目を集めているのです。そんな新大久保エリアの中でも、特に混雑している注目のスポットを2つ紹介します!

<新大久保混雑スポット(1)>
ネパール名物「モモ」絶品ピリ辛蒸し餃子!
ネパール居酒屋モモ

新大久保駅から徒歩2分のところにある「ネパール居酒屋モモ」。骨付きの羊肉を炒めた「フライドマトン」(600円)やチキンをカレースパイスで炒めた「グレビチキン」(600円)など、本格的なネパール料理を味わえると、連日多くの人で賑わいます。中でも人気なのがこちら、店名にもなっている「モモ」(600円)。モモとは、ネパールで親しまれている家庭料理。蒸し餃子や小龍包に似た見た目ですが、具の肉にはクミンやコリアンダーなど、各家庭の配合でスパイスが混ぜ込まれています。こちらのお店は、その配合が絶妙だと、ネパールの人たちにも大好評なのです。

<新大久保、混雑スポット(2)>
一つ屋根の下、ネパールの音楽と食事を100席以上の超巨大ネパールダイニング!
東京ロディクラブ

新大久保駅から歩いておよそ6分のところにある「東京ロディクラブ」。こちらは昨年2月にオープンした、ネパールダイニング。100席以上ある広い店内で、羊肉を一度炒めてから乾燥させることで、歯ごたえを出す、マトンの「スクティ」(800円)や、ヤギ肉をスパイシーにいためた「ブトゥワ」(800円)など、ちょっと珍しいネパール料理も堪能できる人気のお店。こちらのコンセプトは、「一つ屋根の下、ネパールの音楽と食事を」なのですが、このお店では、普通のお店にはなかなかいない、ある人たちがフロアに常駐しています。それが、生バンド。ネパールの人たちは、音楽が大好き!美味しい料理を食べながら…時には踊り出す人も!初めて訪れた人にも優しい雰囲気なので、一緒に踊ってみてはいかがですか?


東京タワー好きがバレたなぁ

東京タワーがお好きだという高橋克実さん。それに思わず反応してしまった香取編集長も、実は東京タワーを愛するひとりです。「東京タワーが好きだ、っていうのをザキヤマにツッコまれて、『いやいや、そんなに好きじゃない』って言ってたんですけど、今日はザキヤマもいなかったので。克実さんの東京お勧めスポットを聞いたら、『ボクは東京タワーですね』って言おうとしたんですよ。そしたらまさかの克実さんも東京タワーということで。あの……好きですね。東京タワーが時間によってライトが消えているときがあって。夜中とか。パッと見て、『あ、消えてる…』っていうとき、ちょっとしょんぼりしますもんね。朝方、ちょっと酔っぱらっていたりして、『ヤベェ、ちょっと明るくなっているじゃん…お、東京タワー、点いてるじゃん』って、ちょっとほっこりしたりとか(笑)。東京で仕事をし始めたのが六本木っていう感じがあるんですよね。それこそテレビ朝日に通ったりして。その印象が強いのかな?克実さんとも話しましたけど、お台場から高速で走っての飯倉あたりがたまらないです!」。


高橋克実さん
慎吾ちゃんは東京の人だと思っていたから、
東京タワーに反応するなんて、ビックリしました。

本日は、出演中の舞台の2回公演を終えてのご出演でした。東京の最新混雑スポットの特集をご覧になった印象を教えてください。

すごいことになっているなぁ、と思いました。昔よく行った北千住に4つも大学が来て変わったというのが驚きでしたし、劇団の稽古場があってよく知っていた中目黒も、高架下があんな風になっているなんて、ビックリしました。中目黒は、この間、桜の時期に車で走っていたら、信号が変わっても人がすごくて車が動かないくらいでした。以前は、桜を見ながら目黒川沿いを歩いても、人がいなくてのんびり花見ができたんですけどね。あれは……この間のことだと思っていましたけど、考えたら30年くらい経ちますね。それじゃあ、しょうがないですね(笑)。

とはいえ、中目黒の花見シーズンの混雑はすごいですよね。

そこまで、“桜、桜”っていうかな、っていうくらいですよね。でも、この間も、新宿で稽古が終わった後に、(渡辺)えりさんが言うので、神田川沿いを中野坂上の方から落合の方まで歩いたら、あの辺もずーっと桜があるんです。それこそ、目黒川と同じようなんですけど、神田川の方は人がほとんど歩いていなくて。最初みんな「え〜」って感じで嫌々歩いていましたが、あれはあれで静かでよかったです。神田川はオススメです!

番組中、オススメの東京スポットとしてあげてくださった東京タワーに、香取さんも同調されていましたね。香取さんとはいかがでしたか?

あれもビックリしましたね。慎吾ちゃんは東京の人だと思っていたから、まさか東京タワーに反応するなんて。CM中に話しましたけど、横浜から来て東京で仕事をし始めた頃、集合場所や現場が東京タワーのあたりで、よく見ていたから、ということだそうです。僕にとっては、東京タワーは今でも憧れですね。東京自体が憧れでしたし、今でも仕事で地方から帰ってきて東京タワーを見ると「帰ってきたな」ではなくて「ああ、俺東京に住んでるんだな」と思うんですよ。上京して40年近く経ちますけど、いまだにそう思いますね。

その象徴が東京タワーということなのでしょうね。

そうですね。さっき、慎吾ちゃんも言っていましたけど、お台場方面からくると長い時間見えるんですよね。そんな話もそうですけど、「2時間は東京タワーで語れる」と言っていました。実は慎吾ちゃんとは、あまり共演の経験がないんですけど、この番組ではいつもツッコんでくれますし、楽しかったですね。

最後になりますが、現在上演中の舞台「黒塚家の娘」の見どころをお願いできますか?

簡単に言うと、お能にある「鬼婆伝説」をベースにした、人間と“化け物”の戦いなんです。化け物は言ってみれば、人間の成れの果てじゃないですか。自分とは違うものに見えるけど、「誰でもそこに行くんだよ」という恐ろしさと、「人間はこんなになっちゃうの!?」というおかしさもあって、そこはほぼ同じものなんですよね。お客さんもかなり笑ってくれていますし、それは怖くて笑う部分もあると思うんですが…。それと、宗教や哲学の話も出てくるんですけど、お客さんのアンケートに「こんなに宗教や哲学の話が分かりやすく入ってくるお芝居は初めてでした」と書かれていることが多くて、こちらが驚いたくらいです。まだ3ステージしかやっていないんですが、お客さんの反応がすごくいいので、ぜひ劇場に足を運んでいただけたらうれしいです。

高橋克実さん
舞台「黒塚家の娘」
6月11日(日)まで
三軒茶屋 シアタートラム


スマステのオープニングにいつも映る
東京タワー、私も好きです。

東京の最新混雑スポット、楽しかったです。最初に紹介された北千住の食のレベルが高くて、いきなりくぎ付けになりました。先日、出演された織田信成さんが「日本一美味しいと言われている」と紹介してくださった「茶香」のパンケーキ、本当に美味しそうでしたよね。スイーツ通の織田さんが太鼓判を押すのですから間違いないですが、店長さんしかできない生地の混ぜ方も丁寧でしたし、焼き上がりもふわふわで。あれは、食べてみたいと思いました。それと、ゲストの高橋克実さんが絶賛された中目黒の「鶏だしおでん」も、珍しいですし、美味しそうでした。赤羽、蔵前、新大久保も、確かに若い方や外国の方も多く、進化していて楽しそうでした。街歩きっていいな、と思いました。高橋さんは、現在舞台の真っ最中で、今日も昼夜の2回公演を終えて来てくださいました。大変お疲れだとは思うのですが、それを感じさせないのもさることながら、印象が以前とまったくお変わりないのに驚きました。「小さな発見」で紹介してくださった「体幹トレーニング」の効果でしょうか。高橋さん、香取さんとも東京タワーの話で盛り上がっていましたね。スマステのオープニングのバックにいつも映る東京タワー、私も好きです。そういえば、ここのところスマステでロケに行っていないので、また行けたらいいな、とも。今日、香取さんが初めて行列に並ばれたVTRも紹介されて懐かしかったです。つい先日のことのようですが、14年だったなんて!あの時、香取さんが頼まれたパンケーキを一口いただいたら、それが美味しくて、残りを私がほとんど食べてしまったという恥ずかしい思い出もよみがえりました(苦笑)。

織田信成さんおススメのパンケーキは、もう「ご褒美企画」ですかね!

◆東京の「新」混雑エリア、ホントに数えるくらいしか行ったことがないかもしれないです。新大久保のネパールにはビックリしましたね。韓国街のイメージのまま、でも韓流ブームも落ち着いたなか、どうなっているのかな?と思っていたらネパール。ネパール料理は美味しそうでしたね

◆北千住の「茶香」、パンケーキ!これはもう「ご褒美企画」ですかね(笑)。織田信成さんが「日本一」と言っていた…でも、もはやパンケーキじゃない感じがします。見た目とか。でもパンケーキの見た目じゃなくても、美味しいものならいいや!(笑)。高橋克実さんが試食したローストビーフとカレーの「ジェイズ丼」、あれは美味しそうだったなぁ。あれは克実さんがね、おいもの部分しか食べてないと思うんですよ、あんまりすくえてなくて。ローストビーフとカレーの方をもうちょっといって欲しかったですね

◆ブルックリンスタイルの蔵前は、まったく知らない!なかなか行かないですねぇ。でも、倉庫とかをリノベーションして…っていうのは、ボクは好きな方なので見に行きたいです。面白いお店が詰まってそう!あと、赤羽!赤羽の立ち飲みの感じはいいなぁ。なんか…朝7時から行って飲みたいですね(笑)

◆中目黒は、知ってはいる街ですけど、今の状態は、ウワサを聞くばかりで…。どんな風になってるんだろう?お花見が人気で、人が多くなり始めているときに、忘れててちょっと行っちゃって、「ヤベェ、何だこの人は!?」みたいなときはありましたけど、そこにさらに高架下なんで、きっととんでもないことになってるんだろうな

◆克実さんは舞台中にもかかわらず来てくださって。克実さんがやられているレギュラーの番組で、「克実さんは舞台なのでお休みです」というのをたまたま見まして。「あ、舞台なんだな」って思っていたら、こちらの生には来てくれてありがとうございます、とともに、ハムカツ好きな安藤さんは大丈夫なのかな、と思いました(笑)。