キラキラミッチーに、
光、いただきました!
及川光博さんをお迎えして
今こそ聴きたい!
80年代邦楽VS洋楽バンドランキングを発表!!
ゲストに及川光博さんをお迎えした今週のスマステーション。特集は「今こそ聴きたい!80年代邦楽VS洋楽バンドランキング」をお送りしました。
アンケート調査をもとに、さまざまなバンドが活躍した1980年代の音楽シーンを当時の貴重な映像とともにランキング形式で振り返った今回の特集。ここでは、邦楽、洋楽それぞれのTOP3を振り返っておきます。第3位の邦楽バンドが米米CLUB、洋楽バンドがChicago。カールスモーキー石井さん率いる米米CLUBは、「浪漫飛行」が100万枚を突破したのをキッカケに国民的人気バンドとなりました。その圧巻のステージパフォーマンスも常に話題で、デビュー当時からパフォーマンス力の高さが評判でした。「80年代からバラード、メロウポップスの代名詞に」とクリス・ペプラーさんが言うのが、アメリカのロックバンドChicago。「今聴いてもメロディーラインは古くないと思う」(52歳男性)、「結婚式に使った思い出の曲」(42歳女性)というように、美しいメロディーの甘いラブバラードが受け、ヒットを連発しました。第2位の邦楽にはオフコース、洋楽にはBON JOVIが選ばれました。ニューミュージックの代表的なバンド・オフコースは、小田和正さんの透明感あふれるボーカルが当時の若者たちの心をも震わせました。日本から火が付き、CMに出演するなど結びつきも強かったBON JOVIは、1985年に我らが小林克也さんが司会を務める「ベストヒットUSA」に出演。未来を夢見る子供たちに向け「みんな何にでもなれるんだ。ロック・スター、テレビの司会者、医者、歯医者…何にでもね。BON JOVIの仕事は『成せばなる』と伝えることさ」とメッセージを伝えていました。そして第1位は、邦楽からはサザンオールスターズ、洋楽からはQUEENが選ばれました。サザンオールスターズは、78年のデビューから常にトップを走り続け、多くの人々の人生に曲を届けてきた国民的バンド。これまでに55枚のシングル、15枚のアルバムを発表し、その累計売り上げ枚数は4800万枚以上!(オリコン調べ)2015年には全国で約50万人を動員したドームツアーを行うなど、今なお現役ナンバーワンを走り続けています。一方、QUEENは、今は亡きボーカル、フレディ・マーキュリー率いる世界的大人気バンドで、ドラマチックな独特のサウンドが世界の人々に衝撃を与えました。そんな彼らが1984年に発表した大ヒット曲が「RADIO GA GA」。ほかにも、「We Are The Champions/伝説のチャンピオン」など多数のヒット曲があり、1991年にフレディがこの世を去った後も、彼の歌声は世界中の人々に愛され続けています。数多くの個性的なバンドが登場し、活躍した1980年代。みなさんのお気に入りのバンドも是非教えてくださいね。
次回5月13日の放送は、今・行くべきはココ!東京『新』混雑エリア」をお送りします。ゲストは高橋克実さんです。お楽しみに!!
今夜のスマステーションは、全国1000人の方に「今こそ聴きたい80年代のバンド」というアンケート実施(※番組独自調査を含む)80年代と言えば、バンド花盛り!国内外問わず、様々なジャンルのバンドが音楽シーンを席巻していました。今夜、邦楽・洋楽それぞれランキング形式で発表していきます。当時のバンドを知り尽くす専門家の解説付きです!
SmaSTATION!!特別企画
今こそ聴きたい!80年代 邦楽vs洋楽 バンドランキング
第10位
<邦楽>
PRINCESS PRINCESS「DIAMONDS」
「あれだけヒット曲を飛ばした女性だけのグループは本当にまれ」と音楽評論家でDJの大貫憲章さんも言うのが、女性5人組のロックバンドPRINCESS PRINCESS。その最大のヒット曲ともいえるのが「DIAMONDS」です。「大好きです。バンドでコピーしていました」(47歳女性)、「女の子でもロックできるんだと教えてくれたグループ」(51歳女性)といった同世代の女性から圧倒的な支持を受けてランクインしました。「DIAMONDS」は、累計で109万枚の売り上げを記録(オリコン調べ)。ガールズバンドの歴代シングル売上1位として、いまだにこの記録は破られていません。さらに、B面、カップリングの支持が高かったことでも有名です。それが、Mというイニシャルの男性と破局したメンバーの体験をもとに作られた「M」です。「女性同士で聞いた曲。聞きながら泣いていた友達もいました」(52歳女性)、「女子の気持ちを代弁してくれる歌詞が好きです」(42歳女性)と、やはり女性からの高い支持が。ちなみに、当時はカラオケ人気が高まった時代。「M」を自分の元カレのイニシャルにかえて歌うのも流行りました。
<洋楽>
a-ha(アーハ)「Take On Me」
「洋楽を聴くきっかけになった曲」(45歳女性)、「部活でこの曲に合わせてウォーミングアップしていました」(47歳男性)というのが、ノルウェー出身の3人組「a-ha」の大ヒット曲「Take On Me」。ポップでノリのいい曲調はもちろん、「プロモーションビデオを見てレコードを買った」(音楽評論家・スージー鈴木さん)、「アニメーションと実写がミックスされた斬新な作品だった」(音楽評論家・今泉圭姫子さん)と専門家も話すように、アニメと実写を駆使したプロモーションビデオに当時、誰もが度肝を抜かれました。
第9位
<邦楽>
YELLOW MAGIC ORCHESTRA「ライディーン」
「日本のカルチャーが世界で台頭し始め、その音楽における最先端、パイオニアだった」とTV・ラジオパーソナリティのクリス・ペプラーさんも言うのが、細野晴臣さん、高橋幸宏さん、坂本龍一さんが結成したYELLOW MAGIC ORCHESTRA、通称YMOです。シンセサイザーを駆使したコンピューター音楽で、日本のみならず世界中に衝撃を与えました。「今聴いても古さを感じさせない」(53歳男性)、「YMOの出現は衝撃的だった」(49歳男性)と、一般のファンの方も斬新さを挙げます。その影響は音楽のみならず、当時のカルチャー全般にまで及んでいました。当時YMOを真似した髪型が大流行!もみあげを短く剃り襟足を刈り上げた「テクノカット」が若者たちの間に広がりました。今回ランクインした「ライディーン」のほかにも「君に、胸キュン。-浮気なヴァカンス-」というタイトルからしてアイドルのようなポップな曲も、化粧品のCMになるなど大ヒットし、音楽性の高さと幅広さを世に知らしめました。メンバー3人が今なお音楽業界の第一線で活躍し続けていることからも、YMOの偉大さがうかがえます。
<洋楽>
Culture Club「Karma Chameleon/カーマは気まぐれ」
「洋服、ファッション、メイクと、マネをする日本の女の子が多かった」と大貫憲章さんも話すように、音楽にとどまらず、そのビジュアル面も大きく注目されたのが、Culture Club(カルチャー・クラブ)です。特にバンドのボーカルのボーイ・ジョージの奇抜なファッションとメイクは「ビジュアル系バンドのはしり」(46歳男性)ともいえるインパクトがありました。また、全米・全英で1位を獲得した「カーマは気まぐれ」は、サビ部分で繰り返す「Karma」が「♪カマカマカマカマ」と軽快に聞こえることから、日本でも子供たちも口ずさむほど人気となりました。そんな絶大な人気を誇ったバンドは、80年代半ばに活動を休止。その後も再結成と休止を繰り返し、2014年には完全復活!ボーイ・ジョージは今年のDior Homme(ディオール・オム)の広告キャンペーンに登場するなど、今なお世界中のファンを驚かせています。
第8位
<邦楽>
RCサクセション「雨あがりの夜空に」
「80年代で最も重要なロックバンドのひとつ」(スージー鈴木さん)、「日本語をあれだけ独特な節回しで歌ったのが大ヒット要因では」(クリス・ペプラーさん)と、専門家が言うのは、言わずと知れたロックバンド、RCサクセション。「清志郎さんのロック魂は不滅」(53歳男性)というように、清志郎さん亡き後も、その歌声とロックスピリッツは健在です。唯一無二の歌声、ド派手なビジュアルと圧倒的なライブパフォーマンスも魅力で、当時のロック少年ロック少女は熱狂していました。本日のゲストの及川光博さんも、清志郎さんとミツキヨというユニットを結成し「強烈ロマンス」(2002年)を発表するなど、交流が深かったミュージシャンのひとりです。
<洋楽>
TOTO「Rosanna(ロザーナ)」
発表翌年の1983年にグラミー賞最優秀レコード賞を獲得したアメリカのロックバンドTOTOの「ロザーナ」。「グラミー賞のバンドというのはこんなに上手いんだ」(スージー鈴木さん)というように、テクニックの高さから、日本でもバンドを組んでいた男子から圧倒的な支持を受けていました。83年にリリースした「Africa(アフリカ)」も大ヒットし、当時日本でもラジオやテレビでひっきりなしにTOTOが流れていました。
第7位
<邦楽>
THE ALFEE「星空のディスタンス」
「不動の3人で今も第一線で活躍しているバンドの1組。バラエティー番組で楽しさも見せてくれる」と今泉圭姫子さんも評するのがTHE ALFEE。桜井賢さん、坂崎幸之助さん、高見沢俊彦さんの3人組のバンドで、演奏テクニックの高さ、3人の歌声のハーモニーはもちろん、高見沢さんが愛用する鳥や天使などをかたどったオリジナルのギターも注目を集めています。今年で結成44年ながら幅広い年代にファンを持ち、3ピースバンドとして唯一無二の存在感を見せています。
<洋楽>
EARTH, WIND & FIRE「Let's Groove」(1981年)
「このバンドがアルバムを出せば、一種のお祭り騒ぎになる。それだけ期待されていました」と、クリス・ペプラーさんも言うのが、アメリカのバンドEARTH, WIND & FIREです。「20代の時によくディスコに通っていたので懐かしい」(53歳女性)というように、ファンクやソウルにポップスを組み込んだR&Bが、当時全盛だったディスコで大人気。今回のアンケートでも、実際に「Let's Groove」や、「FANTASY/宇宙のファンタジー」をディスコで踊っていたという声が多数寄せられました。
第6位
<邦楽>
チェッカーズ「ギザギザハートの子守唄」
「アート、ファッション、カラフルさが混ざり合ったものが80年代の音楽だと思う。彼らはその代表といえるのでは」と今泉圭姫子さんが言うのが、1983年に「ギザギザハートの子守唄」でデビューしたチェッカーズ。「圧倒的な人気で、クラス中全員がファンのようなすごさだった」(45歳女性)というように、その人気はアイドル並でした。そんな彼らが一躍、人気バンドの仲間入りを果たしたのが、2ndシングルの「涙のリクエスト」。さらに「哀しくてジェラシー」、「星屑のステージ」「ジュリアに傷心」と次々にリリースを重ね、その人気は不動のものに。また、音楽だけではなくチェッカーズが着ていたチェックの服、ボーカル・藤井フミヤさんの前髪をたらす髪型も若者の間で大ブームとなりました。
<洋楽>
Duran Duran(デュラン・デュラン)「The Reflex」
「イケメングループのはしりだったんじゃないかな」とクリス・ぺプラーさんが言う、Duran Duranは、イギリスのロックバンド。「ヴィジュアルが突出していたのでプロモーションビデオを見るのが楽しみだった」(52歳女性)、「ルックスでファンになったが、曲も独特の雰囲気で好き」(53歳女性)と、音楽性はもちろん、とにかく美しいルックスで元祖ヴィジュアル系とも言うべき5人組。日本でも、中高生を中心に大人気となりました。また、ギターのアンディとベースのジョンがDuran Duranと並行して結成したのがThe Power Station(パワーステーション)。その「Get It On (Bang A Gong)」は日本でも自動車のCMに使用されるなど、時代を超えてヒットしています。
第5位
<邦楽>
REBECCA「フレンズ」
「あれだけの声量、あれだけの高い音域を、小柄な少女のボーカリストが出せるんだ」とスージー鈴木さんも言うように、ボーカル・NOKKOさんのパワフルな歌声を武器に、精力的にライブをこなし「酸欠ライブのレベッカ」と呼ばれたほどの人気を博したREBECCA。「失恋直後に聴きまくっていた」(57歳女性)、「昔の恋人が車で聞く用にテープを作ってくれて好きになった」(52歳女性)、「NOKKOの歌声が大好き!」(50歳女性)というように、女性から熱い支持を集めました。84年にデビューしたREBECCAは、7年後の91年に解散。まさに80年代を駆け抜けたバンドでした。
<洋楽>
VAN HALEN(ヴァン・ヘイレン)「Jump」
「出て来た時は衝撃でした」(大貫憲章さん)、「日本の、いや世界のギターキッズの憧れ!」(スージー鈴木さん)と、専門家もテンションが上がるのが、アメリカのハードロック・バンド、VAN HALEN。「初めてエディのギターを聴いた時の衝撃は忘れられない」(58歳男性)という意見も多いように、当時、熱狂をもって迎えられたのが、エドワード・ヴァン・ヘイレンのギターテク。特に、ピアノを弾くようにギターの弦を右手で叩くライトハンド奏法は、当時のギター少年たちがこぞってマネをしました。バンドは現在も活動中で、2006年から新メンバーとして、エディの長男のウォルフガング・ヴァン・ヘイレンがベースとして加入!親子演奏が話題となっています。
第4位
<邦楽>
安全地帯「ワインレッドの心」
「日本の音楽史上に残る見事なボーカル!」(スージー鈴木さん)も賞賛。「ずば抜けた歌唱力に酔いしれました」(43歳男性)と、圧倒的な支持を集めたのが玉置浩二さんの歌声です。人並みはずれた歌唱力で聴く人を魅了する玉置さんを中心に、北海道・旭川市で結成された安全地帯。もともと井上陽水さんのバックバンドとして活躍しており、この自身最大のヒット曲「ワインレッドの心」も、井上さんが作詞を担当しています。
<洋楽>
AEROSMITH(エアロスミス)「Walk This Way」
「生ける伝説です」(大貫憲章さん)、「ロックとラップの組み合わせが、あの当時は本当に斬新だった」(今泉圭姫子さん)と専門家も絶賛。「アメリカンロックの最高峰だと思います」(44歳男性)、「Walk This Wayでぶっ飛んだ!」(52歳男性)、「異ジャンルのコラボとしては最高峰。今でもまったく古びてない」(44歳男性)と、一般の方からも熱い支持が目立ったAEROSMITH。そんなアメリカンロックの最高峰がリリースした「Walk This Way」を、ヒップホップグループのRUN-D.M.C.がカバー。異色コラボに、世界中のファンが衝撃を受けました。AEROSMITHは90年代以降もヒットを連発。現在も第一線を走り続けています。
第3位
<邦楽>
米米CLUB「浪漫飛行」
「ネーミングの面白さ、女性チームと男性チーム。いわゆる“レビュースタイル”でパフォーマンス能力が際立っていたグループ」と大貫憲章さんが言うのがカールスモーキー石井さん率いる米米CLUB。「浪漫飛行」が100万枚を突破したのをキッカケに国民的人気バンドとなりました。その圧巻のステージパフォーマンスも常に話題で、デビュー当時からパフォーマンス力の高さが評判でした。ダンサーやホーンセクションを従えた大所帯バンドの走りとして、完成度の高いステージを見せていました。
<洋楽>
Chicago(シカゴ)「Hard To Say I'm Sorry/素直になれなくて」
「80年代からバラードに(移行し)、メロウポップスの代名詞に」とクリス・ペプラーさんが言うのが、アメリカのロックバンドChicago。「今聴いてもメロディーラインは古くないと思う」(52歳男性)、「結婚式に使った思い出の曲」(42歳女性)、「初めて行ったロックのコンサートがシカゴ」(57歳女性)というように、美しいメロディーの甘いラブバラードが受け、ヒットを連発したChicago。80年代のチャートの常連で、普段ロックを聞かない層まで幅広い支持を得ました。
第2位
<邦楽>
オフコース「愛を止めないで」
「82年くらいだったと思うんですけど、ライブを見ながら号泣している女子高生がいました。そのくらい神格化された存在として、小田和正というボーカリストがいたと思います」とスージー鈴木さんも言うように、ニューミュージックの代表的なバンド、オフコースの小田和正さんの透明感あふれるボーカルは、当時の若者たちの心をも震わせました。「家内との出会いのきっかけです。お互いファンだったので」(55歳男性)、「青春時代のすべて。いつも彼らのメロディーが自分と共にあった」(52歳男性)というように、青春時代の思い出となっている方も多いようです。
<洋楽>
BON JOVI「Livin' On A Prayer」
「アメリカでは国民的なバンドと言ってもいいですが、最初に火が付いたのは日本です」とクリス・ペプラーさんが言うBON JOVI。その言葉を裏付けるように「10回以上ライブに行きました!」(53歳女性)、「ハードロックにハマるキッカケのバンド」(49歳女性)、「DNAに刻み込まれたロック原体験」(45歳男性)と、熱狂的な支持が集まりました。日本とバンドの結びつきは強く、日本のカセットテープのCMに出演したり、1985年に我らが小林克也さんが司会を務める「ベストヒットUSA」に出演にした時には、未来を夢見る子供たちに向け「みんな何にでもなれるんだ。ロック・スター、テレビの司会者、医者、歯医者…何にでもね。BON JOVIの仕事は『成せばなる』と伝えることさ」とメッセージを伝えました。さらに、今から33年前のデビュー当時の映像も入手!当時の映像はほとんど残っていないうえ、撮影されたのが日本という超貴重映像でした。
第1位
<邦楽>
サザンオールスターズ「チャコの海岸物語」「みんなのうた」
「音楽に対する愛!それがもう全面に出ている」(大貫憲章さん)、「80年代のみならず日本のロック史のなかでもっとも重要なバンド」(スージー鈴木さん)と、専門家も絶賛するのが、桑田佳祐さん率いるサザンオールスターズ。「人生の節目節目にサザンの曲がある」(51歳女性)、「サザンの前にサザンなく、サザンの後にサザンなし」(49歳男性)、「永遠の定番」(45歳女性)と、一般の方からも文句ナシという支持が集まりました。サザンオールスターズは、78年のデビューから常にトップを走り続け、多くの人々の人生に曲を届けてきた国民的バンド。これまでに55枚のシングル、15枚のアルバムを発表し、その累計売り上げ枚数は4800万枚以上(オリコン調べ)!2015年には全国で約50万人を動員したドームツアーを行うなど、今なお現役ナンバーワンを走り続けています。
<洋楽>
QUEEN「WE WILL ROCK YOU」「RADIO GA GA」「We Are The Champions/伝説のチャンピオン」
「イギリスを代表する、そして今や世界を代表するロックバンド」(今泉圭姫子さん)と言い、「よくこのメンバーが集まってくれた、と神様に感謝したい」(57歳男性)、「彼らの音楽は永遠。フレディの歌声は今も生き続ける」(51歳女性)と、一般の方からも熱い支持を受け1位となったのがQUEENです。今は亡きボーカル、フレディ・マーキュリー率いる、世界的大人気バンドで、ドラマチックな独特なサウンドが世界の人々に衝撃を与えました。そんな彼らが1984年に発表した大ヒット曲が「RADIO GA GA」。あのレディー・ガガの芸名は、この曲に影響を受けたものといわれています。ほかにも、「We Are The Champions/伝説のチャンピオン」など多数のヒット曲があり、1991年にフレディがこの世を去った後も、彼の歌声は世界中の人々に愛され続けています。
【番外編】
ランクインは逃したものの
80年代を彩ったバンドセレクション
<邦楽>
BARBEE BOYS「女ぎつね on the Run」
TM NETWORK「Get Wild」
<洋楽>
JOURNEY「Don't Stop Believin'」
Prince and The Revolution「PURPLE RAIN」「LET'S GO CRAZY」
改めまして、音楽の力
あの曲を聴くと○○時代を思いだす…という体験は、きっと誰にでもあるはず。音楽は、聴いた人の人生と結びついて、いつまでも心に残るものなんですよね。というわけで今週の格言です。「星野源さん以来ですかね。星野源さんが来てくれてから音楽を聴くようになりまして、今日も含めて、『音楽、いいなぁ』っていう思いが…。ボクはMCハマーとかですかね。90年代なのかな?そのころ、踊りを踊りまくって、中学生くらいなのに原宿に買い物に行き、金のネックレスとか、金の指輪とか、“おむつパンツ”って呼んでいたハマー・パンツみたいなのやバスケットシューズを履いて、踊ってましたね。あとは、ボビー・ブラウン、ジャネット・ジャクソン…90年代頭でしょうね、きっと。バンドじゃないですね。音楽、いいですね。久々に、スマステスタッフとカラオケですかね、そろそろ」。
及川光博さん
香取くんとビールでも飲みながら、
もう1時間くらい話したかったです。
約1年ぶり、5回目のスマステーションはいかがでしたか?
本当に楽しかったです。僕を呼んでくださり、誠にありがとうございました!
特集は「80年代のバンドランキング」でした。及川さんがお好きだというバンドもたくさん入っていましたね。
僕が好きだと言ったPrinceは、Prince and The Revolutionというややマニアックな名義で紹介されていたのが、出来過ぎだと思うくらいうれしかったです(笑)。そういう意味で純粋に好きなバンドといえば、VAN HALEN、REBECCA、RCサクセション、米米CLUBでしょうか。ほかもすべて偉大なバンドばかりなので、順位はつけられませんけれど…。
意外に感じたランキングや選曲などはありましたか?
The Power Stationは、「Get It On (Bang A Gong)」が紹介されていましたが、「Get It On (Bang A Gong)」はカバー曲ですので、僕的には「Some Like It Hot」がオススメです。
そして、及川さんと忌野清志郎さんとのユニット、ミツキヨの「強烈ロマンス」も紹介されましたね。拝見していて胸が熱くなりました。
いやぁ、僕も危なかったです。あれ以上、見ていたら涙がにじんでいた、あわや…というVTRでした。そのくらいたっぷり尺を取っていただいて感謝しています。清志郎さんと知り合えて本当によかったですし、10代の僕に言ってやりたいです、「君、将来、清志郎さんとユニット組むけど」って。ポカンとしちゃうでしょうけどね(笑)。本当に生涯の、大切な思い出です。
それにしても、どのバンドにも圧倒的なパワーがありましたね。
やっぱり、アマチュアのミュージシャンがプロになるにはものすごく難しい時代だったからだと思います。実力と才能、運、そして場数を踏んでいないと、プロにはなれませんでしたから。僕も中学3年生で初めてバンドを組んで以来、25歳までライブハウスでずっとやっていました。だから、今、バンドを組んで燃えている若者たちにも、なるべく多くのステージでの経験を積んでほしいと思います。
香取さんとはいかがでしたか?
久しぶりに会いましたけど、僕らは音楽に携わっている身なので、いいものはいい、と素直に感じられるし、そういうことを番組中とはいえいっぱいおしゃべりできてうれしかったです。本当はビールの1杯でも飲みながら、もう1時間くらい話したかったです。本番前には、「いつも元気でお若いですね」と言っていただいたので、「実は精一杯やっています。先週の自分のステージで踊り過ぎて、今も首が痛いんですよ」なんて話をさせてもらいました。
最後に香取さんも収録曲「愛し愛されまSHOW☆」が「よかった」とおっしゃっていた、最新アルバム『FUNK A LA MODE』の聴きどころをお願いできますか?
純粋に自分の好きな音楽を自分の好きなように作った、趣味性の高いアルバムではありますが、ファンクというジャンルを基調にしていて、腰に来るリズムを強調した楽曲ばかりのダンスアルバムです。踊れますし、ちょっと色っぽい歌詞と相まって、大人のムード漂うアルバムです。80年代のバンドに強く影響を受けた僕が作ったジャパニーズ・ファンクです。ぜひ聴いてください!
及川光博さん
ニューアルバム
「FUNK A LA MODE」
発売中
今度は拡大版か、特番でたっぷり見たい気分になりました
80年代って、バブルに駆け上がっていく元気な時代ですから、バンドも明るくパワフルで、キラキラしていましたよね。あの頃は本当にバンドブームで、私も中学・高校時代とバンドを組んでREBECCAやPRINCESS PRINCESSをカバーしていました。ですから、今日の特集は本当に懐かしかったです(笑)。邦楽の1位がサザンオールスターズというのはもちろん、洋楽の1位がQUEENというのが「なるほど!」と思いました。ロックの中にオペラの要素が入っている楽曲はもちろん、何と言ってもフレディ・マーキュリーの歌が素晴らしくて。ゲストの及川光博さんがおっしゃるように、存在自体が神のようだと感じました。それにしても30年以上経っても、名曲は色あせないですよね。楽曲自体がいいのはもちろん、みなさん歌も抜群に上手いですし、そして個性が際立っているのもいい!今でも活躍されている方が多いのも納得です。それから、及川さんと忌野清志郎さんのユニット、ミツキヨの貴重な映像が見られたのがうれしかったです。おふたりとも、本当にカッコよかったですよね。感動しました!今日はそんな及川さんと香取さんという“ダブル・プリンス”とご一緒に、楽しい音楽を聴けて至福の時でした。もっともっと聴きたかったので、及川さんもおっしゃっていたように、拡大版か、特番でたっぷり見たい気分になりました。何だか、最近使っていなかった細胞を使ったといいますか、忘れていたものを思い出させてもらった気がしています(笑)。最高に楽しい夜でした!
みなさんとにかく歌が上手い!違うんだな、と思いました。
◆80年代バンドランキング、まず共演して一緒に歌わせてもらった方々がとってもたくさんいて、ビックリしました。邦楽の方だけじゃなくて、洋楽の方々…アース・ウインド&ファイアーとか、アーハとか、カルチャー・クラブのボーイ・ジョージさんとかね。その辺の方々と共演したことがある、ってスゴイことですよね
◆あと、みなさんとにかく歌が上手い。おこがましいですが、ホントに上手くて…違うんだな、と。及川さんにそれを言うと、「その時代はインディーズがなかった」と。だからもう、選ばれし者たちが歌を歌う、と。安全地帯の玉置浩二さんとかも…ボクの中ではあんまりそこは通ってないんですけど…玉置さんの歌声でいろんな歌を聴きたいな、と。イコール、ライブに行きたいな、という感覚なんだと思うんですけど、それをあの一瞬で思わせてくれる歌声のすばらしさ
◆プリンスには会えてないんです。マイケル・ジャクソン、マドンナ、プリンスという流れで、プリンスには会えてないので、会いたかったな、と思います
◆サザンオールスターズの1位っていうのは、1位なんですけど1位じゃない、というか、1位以上のところにいるので、ちょっとヘンな違和感もありました。もっと違う1位を探した方がいいんじゃないかと
◆RCサクセションの忌野清志郎さん。ボクは数回お会いしただけだけど、何なんだろう?「神に近い」と及川さんはおっしゃってましたけど、ホントに数回だけお会いして、合間にちょこっとお話させていただいた、っていうそれだけなのに、スゴイ勝手にこちらが影響を受けたというか…。清志郎さんも絵を描いていて、その画集とかをいただいたりして、「絵、描くんだよね」みたいなお話をさせていただいたときに、「あ、オレも絵、いっぱい描こう!って思ったな」とか
◆どこかもがいているというか。そんな感じもしました。技法がそんなにないから、その中で何をやろうか、人と違うことは何か…というのを必死に考えていたんじゃないかな。今はもう、やりたい放題じゃないですか。何でもでできるからこそ困っている時代というか。それこそ原点のような、いい時代だったんだな、と思いました
◆及川さんも楽しんでくれていて。とても優しい方で、メールの質問に答えていた「ステキな男の在り方」じゃないけど、ホントにそんな感じの方で、いつも優しくて紳士で、ステキな方です!また是非、遊びに来てほしいです!