SmaTIMES

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#668(2017.1.28 OA)

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今から帰って、
すき焼きの残りがあるから
それを丼にして食べよう!

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横綱 白鵬をお招きして
あなたはどっちが食べてみたい?
王道丼VS個性派丼 5番勝負!!

ゲストに、2年ぶり3回目の横綱・白鵬をお迎えした1月最後のスマステーション。特集は「あなたはどっちが食べてみたい?王道丼VS個性派丼 5番勝負」をお送りしました。
日本人が愛してやまない「丼」の究極対決が実現。長年愛され続けている「王道」の丼と、斬新な「個性派」の丼が続々登場しました。生試食は、白鵬関が食べたい方を選ぶ、というスタイルです。1回戦は、親子丼VSラムパクチー飯の対決。埼玉県・川越市の「小江戸オハナ」は、2005年にオープンした卵料理の専門店。フワフワに仕上げた卵サンドなど数ある卵料理のなかでも、看板メニューとなっているのが「極上親子丼」です。この親子丼のためだけに特別に注文している卵を、鶏に与えるエサから指定して作っているというこだわりの親子丼に挑むのは、荒川区・日暮里の中華料理「深圳」の「ラムパクチー飯」。広東省にある深圳で修行経験のある店主・髙木さんが、本場の中華料理の魅力を日本に伝えたいと始めたこのお店のラムパクチー飯は、2016年に全国丼グランプリで金賞を獲得しています。クチナシの炊き込みご飯を使ったチャーハンに、本場中国の香辛料をはじめとする10種類以上のスパイスをブレンドしたピリ辛の特製ダレを使い、採れたての新鮮なパクチーを、これでもか、と盛り付けたメニューです。ここで白鵬関が選んだのは、ラムパクチー飯でした。続く2回戦では「THE LOWER RIGHT」の「山芋とろろステーキ丼」VS「とようけ茶屋」の「生ゆば丼」の対決でしたが、ここでも白鵬関は個性派の「生ゆば丼」をチョイス。その後、3回戦の「炉端バル さま田」の「とろとろ玉子の角煮かつ丼」VS「男の晩ごはん」の「スタミナ野郎丼 にんにくミックス」では「とろとろ玉子の角煮かつ丼」を、4回戦「日本橋天丼金子屋 赤坂店」の「天ばら丼」VS「梶屋」の「えび丼」では「天ばら丼」を選んだ白鵬関。最終対決の5回戦「幸寿司」の「びっくり丼」VS「大浦食堂」の「豆腐のバター焼き丼」では、「豆腐のバター焼き丼」を試食してくれました。白鵬関も、「できれば全部食べたかった」とおっしゃっていましたが、どの丼も本当に美味しそうでした!!
次回2月4日の放送は「わざわざ行きたい!早朝から大混雑の朝市」をお送りします。ゲストは阿部寛さんです。お楽しみに!!

今夜のスマステーションは、日本人が愛してやまない「どんぶり」の5番勝負をお届けします!長年愛され続けている「王道」か、斬新なアイデアが光る「個性派」か?お互いのプライドをかけて?の5番勝負です!


SmaSTATION!!特別企画
あなたはどっちが食べてみたい?王道丼VS個性派丼 5番勝負


<第1回戦☆王道>
どんぶりに広がる卵の海!
厳選素材にこだわったトロトロ親子丼
小江戸オハナ本店「極上親子丼」1,200円

埼玉県・川越市。小江戸とも呼ばれる大人気の観光地で、人だかりができているお店を発見。お店の前はお客さんでごった返し、さらに店内も大賑わい。お昼時から午後3時ごろまで、この混雑が続くといいます。こちら「小江戸オハナ」は、2005年にオープンした卵料理の専門店。フワフワに仕上げた卵サンドなど数ある卵料理のなかでも、看板メニューとなっているのが「極上親子丼」です。

【ここがポイント!】それは、徹底的な卵へのこだわり。この親子丼のためだけに特別に注文している卵は、鶏に与えるエサから指定して作っているのです。カレーなどに使う香辛料のターメリック、さらにマリーゴールドなど、実に様々な素材を厳選して配合。こうして生まれた濃厚な卵に負けないよう、それを受け止めるダシも、カツオ節やサバ節をはじめとした7種類もの素材から取った旨みの強いもの。そこに、平飼いの鶏舎で健康的に育ったプリッとした肉質の鶏肉をあわせれば…「王道を極めた王道!」、オハナの極上親子丼が完成するのです。トロトロのたまごと割り下が合わさり、プリプリの鶏肉の旨みをいっそうと際立たせるまさに極上の一品です。また、親子丼と鶏そぼろ丼を半分ずつ楽しめるハーフ丼「そぼろ親子丼」(1,400円)も人気となっています。




<第1回戦☆個性派>
今大流行中のパクチーの山から
ラム肉チャーハンが現れる意表を突くどんぶり!
深圳の「ラムパクチー飯」1,000円

東京都荒川区・日暮里駅、時刻は夜の9時。駅から歩いておよそ4分、真っ暗な住宅街にひっそりとたたずむこちらのお店。店内をのぞくと、カウンターにお客さんがずらりと並び、そのほとんどのお客さんがサラダのようなものをほおばっています。こちらの中華料理「深圳」は、広東省にある深圳で修行経験のある店主・髙木さんが、本場の中華料理の魅力を日本に伝えたいと一人で始めたお店。中華料理で、パクチーはシャンツァイと呼ばれ、実は非常にポピュラーな香草。その魅力を思う存分味わってもらおうと始めたのが、「ラムパクチー飯」です。2016年には、全国丼グランプリの東日本バラエティ部門で金賞を獲得。遠方から訪れるファンも多いといいます。チャーハンに使うご飯は、パクチーの味を引き立たせるためにクチナシの炊き込みご飯を使用。これを卵とともに炒め、さらに、ラム肉、タマネギ、ニンジンを炒めていくのですが…。

【ここがポイント!】ここで使用するのが、本場中国の香辛料をはじめとする10種類以上のスパイスをブレンドしたピリ辛の特製ダレ。本場中国で修業した経験から生まれたその味の中身は、残念ながら企業秘密とのこと。仕上げに主に店主の実家である農園で栽培しているという採れたての新鮮なパクチーをこれでもか、と盛り付ければ完成です。あえてかき混ぜずにどっさりと乗せることで、パクチー本来の風味をそこなうことなく味わいながら、相性抜群のピリ辛のラム肉と共にほおばることができるのです。




<第2回戦☆王道>
極上サーロインステーキに山芋とろろを
たっぷりとかけた、パワー系どんぶり!!
THE LOWER RIGHTの「山芋とろろステーキ丼」1,000円(ランチ価格)

東京都港区、都営地下鉄・大門駅から歩いて1分のところにあるビルの地下一階にある「THE LOWER RIGHT」。お昼時には、サラリーマンをはじめとしたお客さんが、ある“肉丼”を求めて集まり、午後2時ごろまで混雑が続きます。みなさんのお目当ての王道丼が、「山芋とろろステーキ丼」です。ステーキには、オーストラリア産サーロインステーキをたっぷりと180g使用。肉のうまみを最大限に味わえるよう表面を鉄板でこんがりと焼きながら、なかはしっとりミディアムレアに仕上げます。これをしょうゆベースの和風ダレがかかったご飯の上に敷き詰め、仕上げにワサビを乗せます。

【ここがポイント!】もちろん、このままでも美味しいのですが、こちらでは肉との相性抜群で栄養価も高いとろろをかけていただきます。強い粘り気が特徴のヤマトイモを毎朝おろし、新鮮なとろろだけを使用。これをカツオ節と日高昆布でとったダシをベースにしょうゆを合わせた特製ダシでのばし、さらに朝獲れたばかりの新鮮な卵の卵黄を加えることでまろやかさをプラス。これをたっぷりとかけ、とろろの優しい味わいで包み込むことで肉の美味しさをそのままに、驚くほどあっさりとした後味を実現!180gのステーキが乗った丼でも、ペロリと食べられるのです。ちなみに、ランチタイムにはドリンクバーとスープバーも付いています。




<第2回戦☆個性派>
創業119年を誇る京豆腐の老舗が放つ
絶品どんぶり!
とようけ茶屋の「生ゆば丼」928円

京都府・京都市。初詣で賑わう全国的にも有名な北野天満宮から、歩いてすぐのところで大行列となっているお店を発見!行列は途切れることなく午前11時の開店から午後3時ごろまで続くといいます。こちら「とようけ茶屋」では、個性派どんぶりが大人気だといいます。それが、「生ゆば丼」です。

【ここがポイント!】人気の秘密は、老舗の確かな技術で作られた超本格生ゆばをたっぷり味わえること!ここ、とようけ茶屋は、明治30年創業、京都で119年の歴史を誇る老舗豆腐店「とようけ屋山本」の直営店なのです。長い歴史のなかで生み出された、確かな技術で作られた豆腐や湯葉は、京都の人々に愛され続ける絶品。なかでも、生ゆば丼に使われている湯葉は、このどんぶりのためだけに作られている特別なもの。煮込んでもしっかりと食感が残るよう、通常の湯葉より、ほんの数ミリほど厚めに作られているのです。その調整はまさに職人技!これを一口大にカットし、濃口しょうゆ、さらにカツオ節や昆布から取った和風ダシを加え、火にかけていきます。仕上げにくずを加えとろみをつければ、絶品のあんが完成!ご飯の上には隠し味として甘辛く煮つけたシイタケを乗せ、そこにあんをかければ…老舗の技が詰まった生ゆばを存分に味わえる、とろとろの生ゆば丼の出来上がりです!




<第3回戦☆王道>
どんぶり界の王様、かつ丼が進化!
とろとろ玉子と角煮かつの絶妙ハーモニー!
炉端バル さま田の「とろとろ玉子の角煮かつ丼」700円

東京都・千代田区。JR秋葉原駅から歩くことおよそ5分。見えてきたのは「炉端バル さま田」。店内はサラリーマンを中心としたお客さんでにぎわっています。お客さんはみな、何かにかぶりついています。どうやらかつ丼のようですが、実はこちらのかつ丼のカツは、普通のトンカツではないのです。ある豚肉料理を作ってから、それを揚げるのですが、その料理とはなんと角煮!しょうゆベースのタレとともにやわらかくなるまで煮込んだ豚の角煮を一晩寝かせ、まるでステーキのように巨大にカット。これに粗めの生パン粉をまぶし豪快に揚げていくのです。豚の角煮には、たっぷりとタレの味がしみ込んでいるため、カラッと揚げた後、ダシで煮込む必要がありません。そのため、かつ丼でありながら、サクサクの食感を維持したまま食べることが出来るのです。さらに、かつ丼に欠かせない卵は、衣の食感をそこなわないよう、フワフワのオムレツを上に乗せるスタイル。これをお客さんが切り開くと…なかから半熟トロトロの卵があふれ出します。豚の角煮かつ、とろとろオムレツが口の中で一体になった、全く新しいかつ丼の味が忘れられないと、リピーターが続出しています!




<第3回戦☆個性派>
究極のがっつり系どんぶり!
肉好き・にんにく好きにはたまらない!超スタミナ丼!
男の晩ごはんの「スタミナ野郎丼 にんにくミックス」850円

東京都・杉並区。JR阿佐ヶ谷駅から歩くことわずか2分の商店街にたたずむお店の名前は、「キッチン 男の晩ごはん」!時刻は夜の10時過ぎにもかかわらず、多くのお客さんでにぎわっています。店名の通り、男性客が多めですが、なかには女性客の姿も。みんな夢中で巨大などんぶりをかき込んでいます。こちらは、大ボリュームのメニューが人気のお店。しかもすべてのメニューは980円以下。そんなこちらの看板メニューが、個性派どんぶり「スタミナ野郎丼 にんにくミックス」です。

【ここがポイント!】それは、揚げた肉と、焼いた肉の両方をたっぷり味わえること。1.5合近くにもなるおよそ400gのご飯の上にキャベツを敷き詰め、まずは、特注した粗めの生パン粉でサクッと揚げた巨大なチキンカツ2枚を盛り付けていきます。続いて豚のバラ肉、鶏の皮、さらに一度下ゆでしてプリプリの食感に仕上げた鶏の胸肉を、タマネギと一緒に炒め、そこへトリプルにんにくを投入!おろしにんにく、にんにくチップを大量に入れ、最後に、にんにくを混ぜ込んだ特製の味噌ダレを投入し強火で一気に炒めるのです。これを丼に豪快に盛り付け、仕上げにバーナーで炙り、香ばしさをプラス。そして最後に温泉卵を落とせば完成!揚げ肉、焼き肉、にんにくという3つの「にく」とご飯の組み合わせにノックアウトされる人が続出しています!




<第4回戦☆王道>
大人気の天丼の味をそのままに!
あえてバラバラに仕上げた絶品てんぷら!
日本橋天丼金子屋 赤坂店の「天ばら丼」980円

東京都・港区の溜池山王駅から歩いてわずか1分のオフィス街に、雨の日にもかかわらず行列ができているお店が!その行列の先のお店に入ってみると、大にぎわいとなっています。お客さんのほとんどが夢中になってかきこんでいるのが、「天ばら丼」という天丼です。こちらの日本橋天丼金子屋は、大行列の天ぷら屋さん金子半之助の姉妹店として、2014年にオープンした大人気の天丼専門店。ほとんどのお客さんが注文するというのが、天ばら丼。かき揚げ丼とは違い、様々な天ぷらのネタが別々に揚げられているのが特徴です。具材となるのは、エビやイカ、貝の小柱にマイタケやインゲンなど。それぞれに最適な揚げ時間は異なるので、職人さんたちは鍋から目が離せません。これを山盛りに盛り付け、本家である金子半之助と同じ、秘伝中の秘伝であるタレをたっぷりとかければ完成です。

【ここがポイント!】人気の秘密は、3段階の味の変化を楽しめること。まずはそのままいただくことで揚げたてのサクサクとした食感を楽しめます。次に、半分ほど食べすすめたところで行き着くのが中央にある卵の天ぷら。とろとろの卵と秘伝のタレが合わさり、まろやかな味わいを楽しむことができるのです。さらに、食べ進めていくと、天ぷらの下からショウガが出現!甘酢でさっぱりと仕上げたこのショウガが、天ぷらそのものの味を十分堪能した後に登場するよう、あえて三日月状に敷き詰めるという憎い工夫も。つまりこの天ばら丼は、食べ進めて欲しい方向が決まっていて、その目印としてマイタケの天ぷらが高々とそびえたっているのでお客さんは、そのマイタケに向かって食べ進めればいいのです。こちらの天ばら丼は赤坂店限定メニューとなっています。気になる方はぜひ!




<第4回戦☆個性派>
たっぷりのタルタルソースの上に
エビのタワーがそびえ立つ!
梶屋の「えび丼」850円

岡山県・岡山市。のどかな田園風景の中にのびた県道37号線沿いにたたずむ「梶屋」。この日はあいにくの雨にもかかわらず、駐車場は埋め尽くされ、店内も大混雑しています。この状態が開店直後の11時ごろから午後3時ごろまで途切れることなく続くといいます。
そんなこちらのお店で食べられる個性派どんぶりが「えび丼」です。創業25年の梶屋は、地元の人々に愛され続けている定食屋さん。その代名詞ともなっているのが、えび丼なのです。

【ここがポイント!】人気の秘密は、何と言ってもたっぷりのタルタルソース。毎朝お店で手作りしているという自家製タルタルソースは、一般的なタルタルソースよりも卵の割合を多くすることでまろやかな味を実現。さらに、通常はみじん切りにするところをこちらではスライサーで2回カットするだけ。大きめにカットすることで卵の食感も楽しむことができるのです。そこへ、塩もみし辛みを抜いた玉ねぎと細かく刻んだキュウリのピクルスなどを加え、仕上げに酸味が少ないマヨネーズで和えれば完成!これをエビフライがそびえ立つご飯の上に大きいスプーンでなんと3杯と、惜しげもなくかけていくのです。エビからとったダシをベースに甘めに仕上げた和風ダレで、ご飯とタルタルソースとの相性が格段にアップしているのです。さらに、ご飯の中には甘辛く味付けしたむきエビが隠されていて、途中で食べ飽きることもありません。タルタルソースを、ご飯と一緒にお腹いっぱいかきこめるという、誰もが一度は憧れる、まさに夢のどんぶりです。




<第5回戦☆王道>
桶からはみ出すほどの大迫力!!
超大盛りの豪華海鮮丼が驚きの低価格!
幸寿司の「びっくり丼」900円

東京都・国立市。時刻は午後7時。JR国立駅から歩いておよそ14分のところにある「幸寿司」に、続々とお客さんが集まってきます。しかも、よく見ると学生らしき若い男女が次々とお店に入っていきます。なんと、彼ら全員が海鮮丼を目当てにやってきているというのです。果たして、ここで食べられる海鮮丼の正体とは?

【ここがポイント!】「びっくり丼」というだけあって驚くのは、そのボリュームと価格!使用されるシャリは1人前でなんと2合!そのためお店では多い日にはおよそ70合分ものシャリを準備するといいます。そしてここに乗る新鮮なネタも驚きの数。毎朝ご主人みずから市場で選んだ新鮮な魚介類をはじめとした15種類以上ものネタを、次々と盛り付ければ完成です!これだけのボリュームで、お値段はなんと900円!このどんぶりを作ったのは8年前。店主の藤巻さんは「いろいろなものを乗せて旬を教えてやらないと。」と言います。そう国立は、一橋大学や東京女子体育大学などがあり学生が多い町。食べ盛りの学生さんたちに手軽な値段でお腹いっぱい食べてもらいながら、本物のお寿司の味を知ってもらおうというご主人の思いから始まったのです。ちなみに、食べる前にシャリの量は6段階から選べるので女性でも安心!もちろん、一般の方も注文することができます。最大で、なんとシャリを4合も使用した大盛りもあります!(2,000円)




<第5回戦☆個性派>
伝説のバター丼!
数々の著名人が愛した学食どんぶり!!
大浦食堂の「豆腐のバター焼き丼」480円

東京都・台東区。JR上野駅から歩くことおよそ10分のところにあるのが、日本を代表する数々の芸術家などを生み出してきた東京藝術大学。なかにある食堂を覗いてみると、お昼時には超満員!実はこの一般のお客さんも利用することができる大人気の食堂に、一風変わったどんぶりがあるというのです。それが、「豆腐のバター焼き丼」です。こちらの大浦食堂は、昭和12年から80年近く学生たちの胃袋を満たし続けている名物食堂。そんな食堂の大人気メニューが、豆腐のバター焼き丼なのです。豆腐と炒めたもやしがどっさりと乗ったどこか懐かしいこのどんぶりは、昭和40年頃ひとりの学生がリクエストしたことで生まれたといいます。

【ここがポイント!】その作り方を見てみると…いきなりバターを投入!と思いきや…使用しているのはマーガリンでした。店主曰く、バターを使うと動物性油脂特有の臭いに豆腐ともやしの味が負けてしまうため、あえて植物性のマーガリン、それも薄塩マーガリンを使用しているのだといいます。ここに大さじ一杯程度のしょうゆを加えます。そのままフタをし3分ほど火にかければ、豆腐ともやしから水分がどんどん吹き出し、しょうゆとマーガリンの味が具材にしみこんでいくのです。あとはこれを豪快にごはんに盛り付ければ完成!しょうゆとマーガリンの香ばしい香りがシンプルながらも食欲を掻き立てるこのどんぶりは男性から女性まで幅広く人気となっています。


さあ、体のことを考えよう!

『編集後記』でも、白鵬関が最近取り組んでいるという筋トレの話に言及している香取編集長。このSmaTIMESでも、時々、体作りに関して語っていましたが…。というわけで、今週の格言です。「横綱の筋トレのお話もそうですけど、そろそろ誕生日を迎えて、40になるので…。『40になるまでに完全体の体を手に入れる』って、この何年かは言ってたんですけど、40がまさかのスタートになるとは(笑)。もう、人生これの繰り返しなんですけど、最近は…誕生日が近づいてきたこの1、2週間は、好き勝手に、食べたい放題・飲み放題な暮らしを送っています。よくあるパターンですけど、誕生日を迎えたら始めるから、それに向けて暴飲暴食を始めている、という(笑)。この、訳の分からない感じ。そんな時期です。最近は、暴飲暴食をしながら、『今日は何しようかな?』って考えるというスゴく楽しい日々を送っています。だから、来週あたりから『あれ?何か痩せちゃってる…大丈夫?』みたいなスマステーションがしばらく続くと思います……と、一応言っておきます」。


白鵬関
親子丼を食べられなかったのは、「また番組に来なさい」と言われていること。
また来ます!

スマステーションへの出演は、2年ぶり3度目です。いかがでしたか?

楽しかったです。ただ、本当は全部のどんぶりを食べたかったんですけど、選んだ方しか食べられなかったのが残念で。作ってくださった方に申し訳なかったです。てっきり、選んだ方を先に食べて、選ばなかった方は後で食べられると思っていたんです。そこを間違っていました。

第5戦まであったどんぶり対決のなかで、一番悩まれたのはどれですか?

「極上親子丼」と「ラムパクチー飯」です。親子丼は大好きで、今日紹介されたお店も行列ができていましたでしょう。「これは、おいしいだろう」と思いましたが、パクチーをこんなにたくさんどんぶりにして食べられることはあまりないので、パクチーにしようと決めました。その後で、親子丼を食べようと思ったんですけど…(苦笑)。それと、僕は「角煮のかつ丼」を選びましたが、にんにくがいっぱい入った「スタミナ野郎丼」も食べてみたかったです。

肉系を選ばれるのかと思いきや、「パクチー飯」や「生ゆば丼」を選ばれたのが意外な気がしました。

「生ゆば丼」は、京都の歴史ある豆腐屋さんのゆばだと紹介されていたので、食べてみたかったです。岡山の「えび丼」もそうですね。あのタルタルもおいしそうでしたね。

丼ものは、よく召し上がるとおっしゃっていましたね。

そうですね。場所中にも夜食なんかでよく食べます。とろろとかゆばのような、やさしい味の丼を付き人に作ってもらって食べます。親子丼も食べますね。でも、今日の親子丼はおいしそうでした。食べられなかったということは、また番組に来なさい、ということでしょうから…また来ます!(笑)

横綱の試食をうらやましそうに見ていた香取さんとはいかがでしたか?

2年ぶりに会えてうれしかったですね。僕が、王道より個性派を選ぶと、「よく我慢したね」とかフォローしてくれましたね(笑)。でも、やっぱり最初にルールをちゃんと聞けばよかったね…。

今回は、第7回の「白鵬杯」の開催のタイミングで来てくださいました。1200人を超える少年力士たちが集まるそうですね。

今回は、6ヵ国から1270人の子供たちが来てくれます。今までで一番多い人数です。もしかしたら、世界でも1000人を超える力士が相撲を取るなんて、ないんじゃないですか。僕も、最初は右も左もわからなくて苦労もしましたけど、だんだんと定着していきました。今回も、子供たちが楽しく相撲を取って、笑顔が見られれば成功だといえます。この大会に参加した子供たちが、その後大相撲に入門しているんです。そういう成果も出てきているので、やりがいを感じています。熱い戦いを見てもらって、子供の相撲も面白いと思ってもらえたらうれしいです。

最後に、3月からの春場所への意気込みをお聞かせください!

去年は、ケガに泣いて1年間苦しみましたけど、この初場所で新横綱も誕生して、僕も新聞や雑誌でしか見たことのない「4横綱時代」が始まります。本当にうれしいですし、勝負もこれからだ、と思っています。先輩横綱としての意地を見せて、春場所では天皇賜杯を抱いている姿をファンの方々に見せたいと思います。

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どんぶりがおいしそうで、胃が泣いています(苦笑)

王道VS個性派の丼特集、どれもおいしそうで、私の胃は泣いています。どんぶり、食べたいです(苦笑)。親子丼、天丼、かつ丼といった王道にもこだわりがつまっていましたが、パクチー飯、生ゆば丼といった個性派もインパクトがありましたよね。天丼は、以前、スマステで紹介した行列店「金子半之助」さんの姉妹店。丼を食べ進める途中で、卵の天ぷらを割ったり、その先のご飯にショウガが敷き詰められていたりと、芸が細かいのもすごいと思いました。お店が赤坂で、会社からも近いので、ぜひ行ってみたいですね。それから、180gのステーキが乗ったところに、とろろをかけていただくステーキ丼も。ランチタイムは、スープとドリンクも付いて1,000円なんてリーズナブル過ぎますよね。こちらも行ってみたいです。ゲストの白鵬関は、2年ぶりの出演でしたけど、ほっぺがつやつやされているのが印象的でした(笑)。白鵬関は、横綱在位57場所で、幕内優勝37回という史上最強の横綱であるのは誰もが認めるところですが、それでもまた新しいトレーニングに取り組んでいらっしゃるというお話を聞いて、素晴らしいと思いました。稀勢の里関が横綱に昇進されて、また相撲の人気が一段と高まって注目もされています。ですが、いろいろな事件があって相撲人気が低迷していた時からずっと支え続けてきたのは白鵬関で、ひとり横綱の時代を経て、だんだんと人気が復活していって、今「4横綱時代」に入ったという。今、稀勢の里関が昇進したことで、一段と闘志に火がついていらっしゃると思います。今日のスタジオでのお姿を拝見しても、ユーモアもやさしさもある素敵な方で、本当に尊敬しますし、応援したいと思っています。

どれも美味しそうでしたけど、その中でも生ゆば丼が気になりました

◆丼特集、横綱は、親子丼ではなくラムパクチー飯を選んで、その後、親子丼をずっと引きずるという(笑)。両方食べて、「こっち!」って選ぶルールだと思っていたみたいで…。あと、えび丼のタルタルをよく我慢して…でも、「天ばら丼が一番美味しかった」と言っていました

◆どれも美味しそうだったなぁ…。その中でも、生ゆば丼が気になりますね。最近、結構いろんなものを食べてきたボクは、その中でもちょっと知らないものとかに目がいくみたいです。間違いないものもたくさんありましたけど、そういう意味では個性派の生ゆば丼ですね

◆丼って、「日本」って感じがするし。和食っていっても、どこまでが和食なんだかわからないくらい、どんどん境界線がなくなってきている中での今回の丼っていうのは、ザ・和食って感じがしていいものですね

◆でも、パクチーはダメですね。嫌いじゃないんですけど…。最近、スゴく流行ってるじゃないですか。アクセントとして、もともとのその感じで入っている分には外したりしないですし、美味しく食べられるんですけど。でも、いい意味で魔力があるんでしょうね。他のもので考えると……例えば、春菊丼みたいな感じ?白菜丼とか?それはそれでいいけど、それだけそんなに食べてもな、ってちょっと思うんですよね(笑)

◆白鵬関はとってもステキな方です。何だろう?漫画に出てくるような、カッコ良くて、強くて、優しくて、チャーミングで…という方で。それでいて、小さな発見では新たな筋トレを、ということで、まだまだこれからも進化する横綱。4横綱の時代が来ても、これからも輝き続けてほしいです!