今日のは、“ご褒美企画”で行きそうな予感…
佐々木蔵之介さんをお迎えして
思わず写真を撮りたくなる
グルメ ベストセレクションをオンエア!!
ゲストに佐々木蔵之介さんをお迎えした今週のスマステーション。特集は、「思わず写真を撮りたくなるグルメ ベストセレクション10」をお送りしました。
お客さんが「思わず写真に撮りたくなる」ことが最近の外食業界のヒットのポイントだそう。その写真がSNSを通じて拡散していくことで行列店も誕生しているのです。そんな絶品メニューを一挙にご紹介した今回は、スタジオでの生試食もたっぷり!お送りしました。神奈川・川崎市にあるうどん屋さん「路じ」の思わず写真を撮りたくなるグルメは「初代のカレーうどん」。こちらは、カプチーノのようなかわいい見た目から女性に人気。白いムースの中にカレーうどんが隠れた驚きの一品です。その白いムースの正体はジャガイモ。裏ごししたジャガイモに、カツオ、サバ、ウルメイワシでとった出汁を加えたら生クリームを加え混ぜ合わせ、液体をムース状にする「エスプーマ」という調理器具へ。そして、お客さんに出す直前に、カレーうどんの上に盛り付けていくのです。20種類の香辛料を使ったスパイシーな洋風のカレーに、ジャガイモムースを混ぜて食べることでマイルドかつクリーミーななかにも鋭い辛みを感じ、やみつきになること間違いなし!東京・表参道駅から歩いておよそ10分、住宅街にあるビルのなかにあるチーズ料理専門店「DAIGOMI」。常時25種類以上のチーズを扱うこのお店の人気メニューは「チーズ屋さん本気の石焼チーズリゾット」。使用するのは、北海道冨田ファームで手作りされた「ラクレットチーズ」。半分にカットしたラクレットを温めて、お客さんの目の前でたっぷりトロ〜っと流し入れるのです。おいしさの秘密は、ラクレットの他にも、コクの強い「パルメザンチーズ」をはじめ、「超熟成ブルーチーズ」「カマンベール」「モッツァレラチーズ」の4種類のチーズが使われていること。様々なチーズの豊かな風味を存分に味わうことが出来る、チーズ好きにはたまらない一品です。福岡・福岡市のハンバーグ店「極味や」で思わず動画を撮りたくなる行列グルメは「ハンバーグステーキ」。こちらのハンバーグステーキ、真っ赤なレアの状態のまま運ばれてきます。そこに一緒に運ばれてくるのが通称「焼き石」と呼ばれる鉄で、厨房で300℃以上に熱せられたもの。そこで自分で一口サイズにしたハンバーグを焼きながら食べるのです。自然豊かな佐賀県の伊万里で育てられた最高級ブランド牛「伊万里牛」などの国産和牛から丁寧に脂を取り除き、肉の食感を残すため荒くミンチにし、玉ネギなどは全く入れずに仕上げた極めてシンプルなハンバーグは、熱々の焼き石で焼くことで凝縮された肉の旨みを味わえます。蔵之介さんにはこのほか、「博多炉端 魚男」の「和牛カルビの肉じゃが」、「マグロマート」の「本マグロ中落ち」も試食していただきました。
「心に余裕があるときに(写真を)撮りますね」とおっしゃっていた蔵之介さんも、今回のメニューは大満足だったようです。
次回9月17日の放送は、「あなたの記憶が試される!プレイバック!流行CM検定」をお送りします。ゲストは沢村一樹さんです。お楽しみに!!
最近の外食業界のヒットのポイントは「思わず写真に撮りたくなる」こと。お客さんが思わず撮った写真が、SNSに載り拡散していくことで、行列ができるお店が誕生しているのです!そんな見た目のインパクトがあり、写真や動画を撮りたくなる躍動感あふれる新グルメが続々登場!もちろん、美味しさもお墨付きです!
SmaSTATION!!特別企画
思わず写真を撮りたくなるグルメ ベストセレクション10!
セレクション(1)
路じの「初代のカレーうどん」(1,188円)
神奈川県・川崎市。溝の口駅から歩いておよそ3分。商店街から一歩細い路地を入ったところにあるうどん屋さん「路じ」。店内を覗くとお客さんでいっぱい。思わず写真を撮りたくなるグルメはカレーうどんのようですが、実際、そのカレーうどんが運ばれてくると、みなさん写真を撮り始めました。取材した日の写真撮影率は、71%!
そんな思わず写真を撮りたくなるグルメが「初代のカレーうどん」。こちらは、カプチーノのようなかわいい見た目から女性に人気。白いムースの中にカレーうどんが隠れた驚きの一品です。しかし、その白いムースの正体は一体何なのでしょうか?じつはこれ、ジャガイモなのです。裏ごししたジャガイモに、カツオ、サバ、ウルメイワシでとった出汁を加えたら、生クリームを加え混ぜ合わせ、液体をムース状にする「エスプーマ」という調理器具へ。そして、お客さんに出す直前に、カレーうどんの上に盛り付けていくのです。もちろん、カレーうどんも普通のカレーうどんではありません。和風のカレーうどんは通常、ルウに小麦粉を入れてトロッとさせていますが、こちらのカレーは、ターメリックやガラムマサラなど20種類の香辛料を使った実にスパイシーな洋風のカレー。このスパイシーなカレーと、ジャガイモムースを混ぜて食べることでマイルドかつクリーミーななかにも鋭い辛みを感じ、やみつきになること間違いありません!こちらの初代のカレーうどんは、東京・恵比寿にある、姉妹店の「初代」でも食べることができます。
セレクション(2)
めん馬鹿一代の「ネギラーメン」(1,250円)
京都府・京都市。二条城前駅から歩いておよそ15分。二条城を左手に見ながら進むと何やら人だかりが。アジアからの観光客を中心にした多くの外国人です。そこは、「めん馬鹿一代」というラーメン店。着席し、お目当てのラーメンを注文すると、店主がスマホを回収し始めました。そして、厨房にある棒にスマホをセット。どうやらこのお店では、店側が動画を撮影してくれるようなのですが、なぜ自分で撮影してはいけないのでしょうか?取材した日の動画撮影率は63%!SNSには、「最高のごちそう!最高の体験!」といった投稿が。そんな思わず動画を撮りたくなる行列グルメとは?こちらのお店は、世界最大級の旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」が選ぶ、2016年「外国人に人気の日本のレストランランキング」で6位を獲得。一体何が行われるのでしょうか?まず、お客さんの前に運ばれてきたのは、普通のネギラーメンのようですが、店員さんから「まだ食べないでくださいね」と指示が。さらに、「ラーメン鉢は触らないでくださいね!」「席は立たないでください!」「逃げたりしないでください!」「大きな声で騒がないでください!」「腕は後ろに回してください」「足を踏ん張って体を後ろに引いてください。歯食いしばってね!」と次々と指示が。ラーメンを食べに来たのに、なぜかジェットコースターに乗る直前のような緊張感が漂います。そして、ネギラーメンに熱々の油を注ぎ始めると…天井に達するほどの炎が立ち上がるのです。この瞬間を撮りたくて、外国人が殺到しているのです。しかも、見た目だけではありません。スープは、6時間かけて鶏ガラ、昆布、ウルメイワシ、サバなどからとったあっさり系。そこに特製醤油を加え、さっと茹でた細麺、チャーシュー、高級食材である京野菜の九条ネギをたっぷりと加えます。
ポイントは、もちろん食べる直前に注ぐ油。熱々に熱した油に、ザルいっぱいの九条ネギの白い部分を入れおよそ10分。ネギを引き上げると、続いて同じくザルいっぱいに、九条ネギの青い部分を入れ、今度はおよそ8分。こうして九条ネギの豊かな香りを油にたっぷりと移していくのです。こうして出来た特製ねぎ油を、実に360℃まで熱しラーメンに注ぎます。これも、ただのパフォーマンスではなく、こうすることでラーメンに盛り付けられた生のネギに一瞬で火が通り、甘さと香りを引き出しているのです。ネギ油独特の香ばしさと、甘くなった九条ネギが麺に絡みつき、得も言われぬ味わいになります。
セレクション(3)
チーズレストラン DAIGOMI minamiaoyamaの「チーズ屋さん本気の石焼チーズリゾット」(2,780円)
東京都・港区。表参道駅から歩いておよそ10分。住宅街にあるビルのなかにあるチーズ料理専門店「DAIGOMI」。
階段を降りて店内に入ってみると、すでに満席状態。こちらでも、お客さんはみなさん写真ではなく動画を撮っています。取材した日の動画撮影率は、72%!そんな思わず動画を撮りたくなるグルメとは?こちらは、常時25種類以上のチーズを扱うチーズ専門店。なかでも人気なのは、お客さんの目の前で温めたチーズを投入する「チーズ屋さん本気の石焼チーズリゾット」。投入する瞬間、トロ〜っと流れ落ちるチーズを見ると、動画で撮らずにはいられません!使用するのは、北海道冨田ファームで手作りされた「ラクレットチーズ」。半分にカットしたラクレットを温めて、お客さんの目の前でたっぷりトロ〜っと流し入れるのです。しかも、見た目だけではありません。おいしさの秘密は、ラクレットの他にも、4種類のチーズが使われていること。作り方を見てみると、まずオリーブオイルで厚切りベーコン、ニンニクを炒め、そこに、ニンジン、セロリなどの香味野菜を炒めたペーストを加えます。野菜ブイヨンを入れ生クリームと牛乳、塩、コショウで味付けをし、ここに1つ目のチーズ、コクの強い「パルメザンチーズ」を投入。続いて「超熟成ブルーチーズ」。これは、ひと月ほどの通常の熟成期間に、プラス最低30日間かけ追熟、風味を増したもの。ここでリゾット用のお米、玉ネギ、卵黄を入れ、温めた石鍋へ。ここで3つ目、クリーミーな「カマンベールチーズ」、さらに「モッツァレラチーズ」を投入。
最後に、お客さんの目の前であらかじめ温めておいた「ラクレット」をトロトロの状態で投入すれば完成!様々なチーズの豊かな風味を存分に味わうことが出来る、チーズ好きにはたまらない一品です。大人気のため、予約してから行くことをオススメします!
セレクション(4)
茶処くらやの「恋小町だんご ハイカラ恋小町セット(犬山グリーンティー付)」(500円)
愛知県・犬山市。名鉄犬山駅から歩いておよそ10分。国宝「犬山城」の城下町で、古い建物がたち並ぶ一角にある昭和横丁に行列が!並んでいるのはほとんどが女性のようです。みなさんカウンターでお目当てのグルメを受け取ると、さっそく写真撮影。取材したこの日の写真撮影率は、89%!そんな思わず写真を撮りたくなるグルメが、「恋小町だんごハイカラ恋小町セット(犬山グリーンティー付)」です。店長の尾辻さんが「ひとりの女の子がSNSに載せてそこから拡散しました。急にワッと忙しくなっちゃいました」というように、オープン当初は、1日10本程度しか売れなかったのですが、今やその80倍も売れることも!カラフルで可愛い見た目から女性を中心に一気にブレイクしたのです。しかし見た目だけではありません。こちらでは、餡とだんごにこだわり抜いているのです。餡を作っているのは、大阪にある創業76年のあんこの老舗「茜丸本舗」。餡作りの様々なノウハウを持ち、マンゴーやラムネといった珍しい餡も製造しています。ベースとなる生餡にはいんげん豆などを使い、これに様々なピューレや果肉を加えてカラフルな餡に仕上げるのです。このこだわりの餡を乗せるだんごは、愛知県の老舗・丸八製菓から取り寄せているもの。材料のお米をおよそ1年間低温でじっくり熟成させて旨みを引き出した米粉から作られるだんごは、それだけでもほんのり甘い絶品。ふたつの老舗のノウハウが詰まったこの斬新なだんごは、2本で8種類もの味を楽しむことが出来ます。もちろん、同じ味だけ刺さった串の単品購入もできます。
セレクション(5)
極味や 博多店の「ハンバーグステーキ」(1,166円)
福岡県・福岡市。博多駅から歩いておよそ5分のところにある「極味や」というハンバーグ店。この日、雨にもかかわらず行列ができていました。並んでいるのは、半数以上が韓国からの観光客のよう。店内では、お目当ての料理が運ばれてくると、なにやら煙を上げながら動画を撮っています。取材した日の動画撮影率は、54%!そんな思わず動画を撮りたくなる行列グルメが、「ハンバーグステーキ」です。こちらのハンバーグステーキ、真っ赤なレアの状態のまま運ばれてきます。そこに一緒に運ばれてくる丸いものがポイントのよう。それは通称「焼き石」と呼ばれる鉄で、厨房で300℃以上に熱せられたもの。そこで自分で一口サイズにしたハンバーグを焼きながら食べるのです。しかも、見た目だけではありません。実は肉にも相当のこだわりが。主に使用されるのは、自然豊かな佐賀県の伊万里で育てられた最高級ブランド牛「伊万里牛」。(※ハンバーグステーキには他の国産和牛をミックスして使用しています。)丁寧に、脂を取り除き、肉の食感を残すため荒くミンチにしたら玉ネギなどは全く入れず、極めてシンプルなハンバーグに仕上げます。食べる際に、熱々の焼き石で焼くことで旨みが凝縮されるのです。ソースは7種類から選ぶことができます。
セレクション(6)
博多炉端 魚男の「和牛カルビの肉じゃが」(780円)
福岡県・福岡市。天神駅から歩いておよそ13分。閑静な住宅街に現れたのが「博多炉端 魚男」。店内を覗くとカウンター、テーブル席もお客さんでいっぱい。みなさん楽しそうに写真を撮っています。取材した日の写真撮影率は、89%!そんな思わず写真を撮りたくなるグルメが「和牛カルビの肉じゃが」だといいます。まるでケーキのようなかわいい見た目ですが、もちろん味は立派な肉じゃが。それを紐解くキーワードが「分子ガストロノミー」。食材の分子、つまり構成要素そのものに焦点を当て物理的・化学的に料理する料理法。この分子ガストロノミーを使った料理は普通、日本では超高級料理店でしか味わえないのですが、こちらでは、低価格で楽しむことができるのです。では、ケーキに見える肉じゃがの、分子ガストロノミーに基づくその作り方を見てみると…。ジャガイモを蒸して裏ごしします。黒毛和牛とタマネギを、醤油ベースのタレで煮込んだら、煮込まれた煮汁と具材を別々にし、具材だけを先ほどのジャガイモと合わせて混ぜます。それをケーキの型に詰め、冷蔵庫で2時間ほど冷やしたら、先ほど分けておいた煮汁を引いたお皿に、ケーキの形に盛り付け、赤カブソースを塗ってトマトを乗せれば完成!食べてビックリの肉じゃがとなります。こちらではほかにも分子ガストロノミーの発想を様々なメニューで使っているといいます。例えば、白身魚の刺身をつけて食べる泡状のタレ、実はこれ、ポン酢にエアーポンプを入れて、泡立てたもの。一見、普通のトマトも、食べる直前にマイナス196℃の液体窒素に入れて瞬間的に凍らせたもの。といったように様々な未体験の世界を味わえるのです。こちらは常に混み合っているので、予約することをオススメします!
セレクション(7)
King George sandwich barの「ザ・キングジョージ」(1,300円)
東京都・渋谷区。代官山駅から歩いておよそ5分。八幡通りのビルにある「King George sandwich bar」。お店へ続く階段を上っていくと、2階、3階、さらに屋上のテラスまでお客さんがいっぱい。お目当てのグルメが運ばれてくると、みなさん写真を撮り始めます。取材した日の写真撮影率は、84%!
そんな思わず写真を撮りたくなるグルメが、女性の手からはみ出るほど大きなサンドウィッチ。海外育ちのオーナーが日本のサンドウィッチの小ささに驚き、海外で食べられているような大きなサンドウィッチを日本に広めたいと作ったもの。その大きさと断面の迫力から、みんな思わず写真を撮るようです。しかし、見た目だけではありません。それは、こだわりのパン!使われているのはライ麦パンですが、トーストした時にちょうどいい食感になるように、固めに仕上げたものを特注しているのです。そこに、イタリア・ナポリ原産の固めのチーズ「プロヴォローネ」を1枚、七面鳥のハム、ベークドターキーをたっぷりと乗せ、オーブンに入れカリッと焼き上げたら、マヨネーズ、トマト、さらにサニーレタスをなんと半玉分ほどたっぷりと乗せ、一気に挟み込みます。紙で包み込み、最後にピクルスを刺し、半分に切り込みを入れれば完成。開いてみると厚さ10cmのボリューム!カリッと香ばしいライ麦パンとたっぷりの野菜は相性抜群で、女性でもペロッと食べられてしまうといいます。ほかにも人気なのが、ゴマの入った香ばしいパン、セサミブレットに、キュウリ、ニンジン、パプリカ、紅芯大根、紫キャベツ、アボカドなど、7種類もの野菜を豪快に挟み込んだ「ベジタリアンサンド」(1,500円)。2枚のライ麦パンと黒糖を練りこんだダーク・ライ麦パンの合計3枚のパンで挟み込んだ厚さ12cm以上もある巨大な「ハングリー・ユアン」(1,800円)など、どれもボリューム満点で、思わず写真が撮りたくなるビジュアルです。テイクアウトもできるので、気になる方はぜひ!
セレクション(8)
マグロマートの「本マグロ中落ち」(時価)
東京都・中野区。中野駅から歩いて、およそ8分。早稲田通りから路地に入ったところにあるマグロ料理専門店の「マグロマート」。店内を覗くと、カウンター、テーブル席ともに埋まり満席状態。そんな店内にはマグロの帽子が置かれていて、多くの人が被っています。ここにある料理が運ばれてくると、みなさん一斉に写真を撮り始めました。取材した日の写真撮影率79%!そんな思わず写真を撮りたくなるグルメが、「本マグロ中落ち」です。こちらは店名の通り、メニューのすべてにマグロを使用していて、通常では手に入りにくいマグロの「脳天」や「アゴ」など、貴重な部位を盛り合わせた「マグロマート盛り(2人前)」(1,900円〜)や、希少部位「ノドウラ」を鉄板で焼いてネギダレをかけた「ノドウラ鉄板焼き」(730円)など、ここでしか味わえないマグロ料理を堪能できると、連日大人気のお店。そんななかでも特に人気があるのが、本マグロの中落ちなのです。身のたっぷりついた骨付きマグロが、そのまま運ばれてくる姿は迫力満点!
写真を撮りたくなるのも頷けますが、見た目だけではありません。実は、骨付きの中落ちを定期的に仕入れるのは、普通なかなか難しいことなのだといいます。しかし、マグロマートは、様々なマグロ卸業者と信頼関係を結び、優先的に卸してもらっているのです。食べる時は、骨の間に沿って、スプーンで削り出して食べます。スジが少なく口に入れた瞬間にとろける食感はまさに絶品。また、片面を食べ終えたら裏返すともちろん裏の面にも身がついているので余すことなく食べられます。追加で酢飯とのりを頼んで、手巻き寿司を楽しむこともできます。こちらは常に予約でいっぱいのため、早めの予約をオススメします!
セレクション(9)
gram 自由が丘の「プレミアムパンケーキ」(950円)
東京都・目黒区。自由が丘駅から歩いておよそ3分のところで行列を発見。オープン前にも関わらず、女性を中心に10人以上が並んでいます。開店するとすぐに満席状態に。みなさんスマホを片手に夢中で写真を撮っています。取材した日の写真撮影率は、83%!そんな思わず写真を撮りたくなるグルメが、「プレミアムパンケーキ」です。こちらは、大阪で10店舗を展開する人気店が今年の4月、満を持して東京に進出。通常、フレンチトーストやティラミスなどを提供しているのですが、みんなが写真を撮っているプレミアムパンケーキは、1日に3回、午前11時、午後3時、午後6時にしか提供されないのです。しかも各時間20食限定のため、行列が出来ることがあるのです。3段に重なった純白の分厚いパンケーキは迫力満点で、写真に収めたくなること間違いありません。しかも、見た目だけではないのです。人気の秘密は、究極のふるシュワ食感。これを焼き上げることができるのは、厳しい研修を積んだ職人さんのみ。作り方を見てみると、卵白を泡立て、そこに砂糖を加えふわっとしたメレンゲができたところで独自の配合でブレンドした生地を合わせます。手早く空気を含ませながら混ぜ合わせ150℃の鉄板にたっぷりと絞り出したら、フタをして両面に焼き目をつけながら、蒸し焼き状態にしていくのですが、ふるシュワ食感になる瞬間を逃さないよう、職人は鉄板の前につきっきりで温度管理をするのです。そうすることで、分厚くぷるんぷるんのパンケーキが出来上がります。これを崩れないように、2段、3段と積み重ね、粉糖、バターを乗せます。あとは、崩れないように慎重に運び、食べる直前にメイプルシロップをたっぷりとかけ、ホイップを添えたら、ふるシュワっと溶けてなくなる未体験の感覚を味わえます!1日3回、各20食限定なので、あらかじめ時間を確認して早めに行くことをオススメします。
セレクション(10)
珈琲の店 DENの「グラパン」(850円)
東京都・台東区。鶯谷駅から歩いておよそ5分のところにある老舗の喫茶店「DEN」。店内を見てみると、みなさん写真を撮っています。取材した日の写真撮影率は、72%!そんな昔ながらの喫茶店にある、思わず写真を撮りたくなる行列グルメは、30年以上前からまったく変わらないという「グラパン」です。丸ごとのパンにグラタンが入った昔からのメニューですが、SNSの影響でここ最近急激に若いお客さんが増えたといいます。見た目はインパクト抜群ですが、それだけではありません。このグラパン、メニューができた36年前から全く変わらないレシピで作られているのです。作り方を見てみると、ハム、玉ネギ、マッシュルーム、エビを入れそこに店主が36年前に試行錯誤の末開発した、秘密のレシピで作る自家製のホワイトソースを加えます。続いて、器になる、丸ごとの食パンをくり抜き、そこに先ほどのホワイトソースを流し込んでいきます。たっぷりのチーズを乗せ、オーブンで焼き上げたら、グラパンの完成!そもそもこのグラパンは、初代店長の根本公一さんがまかないとして開発したもの。いつしか、お客さんに出すようになり、評判が評判を呼び、気付けばお店の人気ナンバー1のメニューになったそうです。以来、実に36年間一切レシピを変えずに出し続けています。食べ方は、スプーンで表面のチーズと一緒にすくって食べたり、グラタンを入れる時にくりぬいたパンをディップして食べたりと、最初から最後まで飽きずに食べることができます。たっぷり入った自家製ホワイトソースはとても上品なので、女性1人でも食べきれるといいます。
案外撮らない
写真を撮ることが好きで、これまでもさまざまな工夫を凝らした写真を公開してきた香取編集長。でも、何故か料理は…。「案外撮らないんですよね、食事をするときに。ちょっと不思議ではあるんですよ。これだけ、みんなが撮ったりしている中で…。ボクも写真撮るのは好きだし、食べ物もスゴく好きなのに、案外撮らないんです。食べ物の写真でいうと、ホントに1枚もない感じ。全然勝っちゃうんだと思います。『うわぁ、美味そう!』っていう早く食べたさが(笑)。料理のビジュアルがキレイだな、と思ったりはするし、自分の中で『これは!』って思ったときに誰かがカメラを探していると、『さあ、撮った方がいいよ』みたいな感じで、キレイに撮れるようにお皿を動かしたり、周りのものをよけたりするんですけど、そこで自分のスマホを出して撮る、というのはいまのところないですね。案外撮らないし、案外古い、みたいなところもあるのかもしれない。撮ってる感じを見て『早く食べりゃあいいじゃん!』みたいなところもちょっとあるから(笑)」。
佐々木蔵之介さん
香取くん、大下さんのやさしさと
番組のおもてなしに感動しました。
2年半ぶりのスマステーションはいかがでしたか?
香取くんと大下さんがとてもやさしかったですし、番組のおもてなしにも感動しました。番組が始まる前から、僕が出演した映画の話をしてくださったり、盛り上げてくれて。本番中もちゃんと僕のことを考えて進行してくれていましたし、最後にもああやって映画の宣伝までしてくださって。とてもありがたかったです。以前も思いましたが、この番組はスマートであり、ホスピタリティがある番組ですよね。
特集は「思わず写真を撮りたくなるグルメ」でした。ご自身は、「余裕があれば撮る」とおっしゃっていましたが、特集をご覧になった感想は?
自分が撮るかどうかは別としても、確かに撮りたくなるという気持ちはわかりますね。スタッフの方はよくぞ、ここまでのお店を探してきはったな、と。最後に、老舗の喫茶店の「グラパン」をもってきはったのがまたいいな、と思いました。
ご自身が「写真を撮るかもしれない」と思われたものはありましたか?
中野のマグロのお店かな。なかなか、ああやって直接スプーンですくって食べたりしないですから。マグロの帽子もちゃんとかぶって撮りますよ(笑)。動画は忙しいと思いますから、写真でしょうね。ああやって見た目を演出するというのも食事を楽しむ一つのツールで、それを仲間とワイワイしながら食べられるのはいいですよね。
試食されたなかで特に「ハンバーグ」が美味しかったとおっしゃっていました。試食がなかったもので食べてみたかったものといえば?
どう考えてもパンケーキですね!甘いものも辛いものも何でも好きなんです。ふわふわだという食感で、それが3層になっているというのもそうですし、1日3回の限定と言われたらちょっと食べてみたいですよね。来ることを期待して「パンケーキ、カモーン!」と言ったんですけど、来なくて残念でした…(笑)。
美味しそうに試食される佐々木さんを、うらやましそうに見ていた香取さんとはいかがでしたか?
食べたそうでしたね。しかも、チーズが好きなのを知ってたから、「好きなヤツでしょ?」って聞いたら「好きです」って。申し訳なかったですね。でも、常にやさしく接してくれて、横にいてもリラックスさせてもらいました。
そんな香取さんが「ズルい映画」と称賛していました主演映画『超高速!参勤交代 リターンズ』の見どころをお願いできますか?
ズルいというのを「あんだけ笑わせて最後しめるか」という意味でおっしゃってくださいましたよね。あれだけ自由にやっても許される、時代劇ってやっぱり懐が深いのかな、と僕自身も思っています。時代劇ってちゃんとエンターテインメントにすることができるんだなと思った作品ですし、それをリターンズとして続編をできたことがとても幸せです。本当に敷居も低く間口は広い作品ですので、老若男女に楽しんでいただけると思います。そして、香取くんも言ってくれたように前作は見ていなくても十分楽しめますので、ぜひ、劇場でご覧になってください。
佐々木蔵之介さん 主演映画
「超高速!参勤交代 リターンズ」
公開中
写真を撮りたくなるグルメに体温が上がりました(笑)
今日は、広島カープのリーグ優勝が決まったのがすごくうれしくて!衣装も少し赤っぽいものにしていただいたら、香取さんの衣装にも偶然ですけど赤が入っていて。一層うれしかったです!25年ぶりの優勝というのはSMAPの結成と同じなんですよね。今年は25という数字に縁があるなぁ、と思いました。そんな中、今日は「思わず写真を撮りたくなるグルメ」の特集で。いつも美味しそうな特集ですが、今日はまた体温が上がった気がしました。やっぱり、見た目って大事ですよね!ますます食べたくなるんですから。試食もしていないのに、不思議な満足感がありました。ゲストの佐々木蔵之介さんが絶賛されていた自分で焼き加減を調整するハンバーグ、ぜひ食べてみたかったです。ソフトクリームのようなカレーうどん、チーズづくしのリゾットも、本当に美味しそうでした。私自身、食事を撮ることはほとんどありませんが、こういうワクワクするような見た目のものを撮りたくなるのは納得ですし、それがSNSにあがったら「行ってみたい!」と拡散されて人気になるのもよくわかります。昔なら雑誌やガイドブックでしか伝わらない情報が、今や一気に拡散するのがすごいな、と思いました。創業46年の喫茶店が提供している「グラパン」が突如若い方にも人気になるというのも面白かったですし、そのレシピが創業以来変わっていないというのもいいな、と思いました。佐々木さんは、サービス精神旺盛で時々出る関西弁も素敵な方でした。そんな佐々木さん主演の『超高速!参勤交代 リターンズ』、とても面白かったです!オーソドックスな時代劇の部分もありますし、笑わせたり、ジーンとさせるところもあって、日本人には染みるいい映画でした。ぜひ劇場で!
いつもの試食よりも、登場したときの美味しそうな感じが大きかったような…
◆今日は「思わず写真を撮りたくなるグルメ」でしたけど、写真を撮りたくなる、というだけだと、まあ見た目のインパクトありきなのかな、とも思ったけど、それだけじゃなさそうですね。見た目と、それに伴って味がついてきているんだな、と。単純に、見た目が面白そうなものをいま作ればSNSで拡散されるんじゃないか、というのは浅はかな考えなのかな、と思いました。狙い過ぎると失敗するものなので、狙い過ぎずに、狙っていきたいですね(笑)。
◆蔵之介さんのご近所のラーメン屋さんが登場したのも面白かったりしましたけど…それにしてもハンバーグは美味そうだったなぁ。写真に撮りたくなる、っていうのが今日の企画だったんですけど、何て言うのかなぁ…いつもの試食よりも、登場したときの美味しそうな感じが、ボクも大下さんも大きかったような気がするんですよね。それって、「写真、撮りたいなぁ」っていうのとはちょっと違うところなはずなのに。でも、イコール見た目が美味しそうだから写真撮りたくなる、ということなのかな。いつも、試食が登場したときに、美味しそうで、ひと口食べていただいて「いかがですか!?」「美味しい!」って聞いて、「ああ…」ってなる感じですけど、登場しただけで「美味そう!」って思うのがいつもより強かったというか
◆本マグロの中落ちとか、パンケーキ3段とか、分かり易いものもあったけど、白いカレーうどんとかケーキのような和牛カルビの肉じゃがとか、ちょっと「えっ、これ何!?」っていうのがもしかしたらヒントかもしれない
◆蔵之介さんも、撮って、映して、食べて…美味しそうに撮ってくれて、美味しそうに食べてくれて、嬉しかったです!