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東山紀之さんをお迎えして
あなたに伝えたい!
世界の感動メッセージ映像ベストセレクションをオンエア!!
ゲストに東山紀之さんをお迎えした今週のスマステーション。特集は「あなたに伝えたい!世界の感動メッセージ映像ベストセレクション!」をお送りしました。
オーストラリアからは、ある企業が制作したキャンペーンアニメをご紹介。世界最大級の国際広告祭「カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル」で、史上最多の5部門でグランプリを獲得したこの映像は、可愛らしいキャラクターたちの映像と「髪に火をつける クマを棒で突っつく 消費期限切れの薬を飲む 大事なところをピラニアの餌にする おバカな死に方、おバカな死に方は山ほどある」といった“おバカな死に方”を歌う歌詞のギャップが注目ポイント。実はこれ、オーストラリアの鉄道による安全啓発キャンペーンのために作られたもので、最後には「駅のホームで白線の外側に立つ 踏切で遮断機をすり抜けて強行突破 ホームとホームの間の線路を横切る」という歌詞が登場します。このキャンペーンに合わせて、駅の看板や電車にもキャラクターを登場させるなど多角的に安全をアピール。その結果、事故及び事故死が21%も減少したそうです。イギリスからは、DV被害の現状を訴えるために支援団体によって制作された映像を。仕掛け人のカップルが公園に入ってくるなり、ケンカを始めます。その様子を見た公園にいる人たちがどのように行動するのかを検証したものです。この映像、始めは男性が女性の浮気を疑ってケンカをするというもので、男性が女性を押さえつけるような行動をとると周囲の人々が次々に集まり男性を厳しく注意しました。しかし、時間を置いて同じカップルが再び登場し、今度は女性が男性を厳しく責め立てても周囲の人たちはただ笑って見ているばかり。実はこの映像、男性のDV被害者を支援する団体のメッセージ映像で、男性のDV被害者にも目を向けて欲しいと訴えたものでした。ペルーからは、自動車やバイクで知られるHondaが制作した実話をもとにした映像が登場。ジャングルの奥地の町で、ある母親が、難産の末赤ちゃんを出産します。しかし、産まれたばかりの赤ちゃんは呼吸に問題があり、設備の整った都会の病院へ搬送しなければ助からないという危機に瀕していました。一刻を争う事態の中、夜間離陸用の設備がない空港の滑走路に、何百もの蛍が現れ、滑走路を照らしたのです。赤ちゃんを救ったのは、ラジオの呼びかけに応じて集まったバイカーたち。離陸するには暗く危険な滑走路をヘッドライトで照らしたのです。このエピソードは、ペルー国内で大々的に報道された実話を元に、現地でバイクを生産・販売するHondaがペルーの人々に敬意を表して制作したメッセージ映像でした。
次回、8月27日の放送は「辛くてもまた食べたい!激辛通が選ぶ『ヤミツキ旨辛めし』」をお送りします。ゲストはよゐこのおふたりです。お楽しみに!!
今夜は新企画!様々な想いが込められた感動メッセージ映像をお送りします。実話を基にした感動ドラマから社会に警鐘を鳴らす啓蒙ビデオ、さらには企業CMの枠を超えた驚きの映像まで。すべての映像には訴えたい大切なメッセージが込められています!
SmaSTATION!!特別企画
あなたに伝えたい! 世界の感動メッセージ映像ベストセレクション!
SELECTION No.1
もしも人間にうそ発見器がついていたら…。
最初のメッセージ映像は日本から。人の頭上にうそ発見器が見える女性を主人公にしたCM。仕事や恋愛、友人関係において、他人がついているウソがわかってしまい、徐々に疲れていく女性。人間不信に陥った彼女が最後にたどりついたところとは…?これはある企業のCMです。何のCMなのかを想像してみてください。
<アパレルショップ>
主人公:もしも、人にうそ発見器が付いていたら…。
店員:うわ、すごい似合う。これ最後の一着なんです。
<合コン>
女1:趣味?料理!
男1:いま、彼女いないんだよね!
男2:俺も!
女2:子供って本当にかわいいよね!
<映画館>
主人公:ねぇ、私のこと、好き?
彼氏:好きに決まってんじゃん!
彼女が失意のまま向かったのは自分の地元でした。
地元の友人:みわこ!
地元の友人:てかさ、みわこ太った?
主人公:ちょっとー!
地元の友人:思った!断れなかった?
地元の友人:てかさー、なんなのその服?全然似合ってないんだけど!
地元の友人:赤って感じじゃないよね?その“ヒラヒラ”もどうかと思うよ!
地元の友人:どうしたの?
地元の友人:何?どうしたの、どうしたの?
地元の友人:何、泣いてんの?
主人公:大丈夫!ちょっとコンタクト外れちゃったみたい。
地元の友人:はぁ?うそでしょ。超うそじゃん!
テロップ「やっぱりいいね、地元って。地元を愛する、地元の銀行。武蔵野銀行」
「地元愛」をテーマに、利用者との信頼関係をアピールした地方銀行のCMでした。
SELECTION No.2
総動画再生数1億3600万回以上!
一番○○な○○を伝える歌
続いてのメッセージ映像はオーストラリアから!ある企業が作成したキャンペーンアニメです。注目ポイントは、可愛らしいキャラクターと歌詞のギャップ。世界最大級の国際広告祭「カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル」で、史上最多の5部門でグランプリを獲得した映像です!歌詞の内容にご注目ください!
髪に火をつける クマを棒で突っつく
消費期限切れの薬を飲む 大事なところをピラニアの餌にする
おバカな死に方、おバカな死に方は山ほどある×2
トーストをフォークで取り出す 自己流で電気工事
独学で空を飛ぼうとする 二週間ほったらかしのパイを食べる
おバカな死に方、おバカな死に方は山ほどある×2
ガラガラ蛇をペットに飼う 自分の腎臓を両方ともネットで売っちゃう
瞬間接着剤を飲む「この赤いボタン、一体なんだろう?」
おバカな死に方、おバカな死に方は山ほどある×2
と、たくさんのおバカな死に方が登場しましたが、この後…もっとも伝えたいメッセージが明かされます。
駅のホームで白線の外側に立つ 踏切で遮断機をすり抜けて強行突破
ホームとホームの間の線路を横切る
たぶんきっと、これが…
一番おバカな死に方×3
おバカな死に方は山ほどある
ナレーション「電車の周りでは安全に気を付けましょう。メトロからのお願いです」
オーストラリアの鉄道による、安全啓発キャンペーンの一環で作られたこのアニメ。このキャンペーンに合わせて、駅の看板や電車にもキャラクターを登場させスマホアプリを配信するなど多角的に安全をアピール。
その結果、事故及び事故死が21%も減少したといいます。
SELECTION No.3
実話に基づく感動の物語
息子の為に働くタクシードライバーの秘密
続いてのメッセージ映像はタイから!とあるタクシードライバーが主人公のCMです。無賃乗車の被害にあっても、ただひたすら働き続けるタクシードライバー。
客:もっとスピードを出せないのか?
強盗:車を止めて!金をよこせ!
必死の抵抗で売り上げのお金を守ります。
息子:お母さん!痛い?
母:大丈夫よ。宿題は終わった?
実は、このタクシードライバーは女性だったのです。髪を切り、化粧するのを止め息子のためにタクシードライバーという世界に飛び込みました。
テロップ「私たちは女性の力を信じています」
タイのタクシードライバーの労働時間は長く、強盗に遭うなど危険も伴うため、女性がドライバーになることはほとんどないといいます。そんな中、息子のために、女性であることを隠しながら、タクシードライバーとして働く姿に、「私たちは女性の力を信じている」と、女性の雇用促進のメッセージを込めたスーパーマーケットのCMでした。
SELECTION No.4
実話に基づく感動の物語 その2
母のために盗みを働いた少年、30年後に驚きの未来が…?
続いてのメッセージ映像は同じくタイから!通信会社が実話に基づいて制作したCM。物語は一人の少年が盗みを働こうとして、お店の人に捕まるところから始まります。その場に居合わせた食堂の主人が代わりに代金を支払い、少年を助けます。少年と食堂の主人、ふたりがたどる運命とは…?
薬局のおばさん:ここから出ていけ、この泥棒!何を盗んだの!これで何をするつもりだったんだ?答えなさい!
少年:母さんに薬をあげようと…。
食堂の主人:ちょっと待った!
止めに入る食堂の主人
食堂の主人:お母さんは病気なのか?
薬局のおばさん:二度とするんじゃないよ!
食堂の主人:おい、野菜スープを!
薬代を代わりに支払い、食堂で出している野菜スープと共に少年に手渡しました。そして、30年後…。変わらず食堂を営む主人とその娘でしたが、主人が突然、病に倒れてしまいました。
テロップ「治療費明細/合計792,000バーツ」
治療費のために、食堂を売ることを決意しました。その後、娘の元に、最終的な請求書が。しかし、そこに書かれていたのは…。
テロップ「治療費明細/合計0バーツ
30年前に治療費は全額支払い済みです。薬と一杯の野菜スープで、心からの敬意を。」
テロップ「与えることは最良のコミュニケーションである」
貧しい中でも人に愛を与えた食堂の主人。少年はそんな主人から大切なことを教わり、その恩返しとして、迷わず救いの手を差し伸べました。お互いに与え合うことが、コミュニケーションには大切なのだというメッセージを伝えたタイの通信会社のCMでした。
SELECTION No.5
エイズ患者の女性に90日間密着
感動のメッセージ映像
続いてのメッセージ映像は南アフリカから。エイズは一度発症してしまうともう手立てがないという誤った認識が根深く、これはその誤解を解くために支援団体によって作られた映像です。
テロップ「セリナはエイズを発症しています。彼女は90日間、毎日撮影することに同意してくれました。彼女の姿が他の人たちへの助けになるならば、と」
毎日同じ位置から撮影を続けます。映像が進むにつれ、徐々にやせ細っていき苦しそうな表情で画面を見つめるセリナ。セリナの元に看護師がやってきて、コップを手渡します。ここで不思議なことが…。口から出したのは、薬でした。この後の看護師の動きに注目していると、後ろ歩きで戻っていきます。そう!これは逆再生映像だったのです。
テロップ「エイズになっても回復することができる。エイズ患者に生きるというセカンドチャンスを提供できるよう、ご支援をお願いします」
つまり、90日間でセリナは衰弱していったのではなく、症状が改善していったのです。エイズは回復する可能性があるという希望のメッセージを人々に訴え、エイズ治療への寄付を呼びかけるメッセージ映像でした。
SELECTION No.6
きっかけはある雪の日
運命的な出会いと再会
続いてのメッセージ映像はベルギーから!ある男女の運命を感じさせる出会いと再会を描いたCMです。
ふたりはある雪の日、スケートリンクで出会いました。その後も偶然の再会が重なり、徐々にお互い惹かれあいます。しかし、このふたりの物語は衝撃的な結末を迎えます。いったいその結末とはどういったものでしょう?
ある雪の日、スケートリンクで出会ったふたりは、その後、地下鉄でも犬の散歩の途中でも…。続く偶然に運命を感じ始めるふたり。そして、とあるパーティー会場での4度目の偶然に、完全に運命を確信します。と、その時友人が男性に話しかけます。
友人:ティム!来られたんだな!
友人:いとこだって分かったか?
友人:彼女、かなり変わっただろう?
運命的な出会いと思った相手は、しばらく会っていない、いとこだったのです。こんなことにならないように、家族とマメに連絡を取りあいましょう、というメッセージを伝える通信会社のCMでした。
SELECTION No.7
あなたならどうする?
DV被害者の支援団体が行った検証映像
続いてはイギリスから。DV被害の現状を訴えるため、支援団体によって制作された映像です。仕掛け人のカップルが公園に入ってくるなり、ケンカを始めます。その様子を見た公園にいる人たちは、どう行動するのか、を検証します。果たしてその結果は?伝えたいメッセージを想像してみてください。
仕掛け人のカップルが登場。ケンカを始めます。
男:どこにいたんだ?
女:言いたくないわ
男:こっちに来い!
女:私に触らないで!
男:あいつは誰なんだ?
女:触らないで!
男:誰なんだ?
どうやら男性が女性の浮気を疑っている内容のようです。
男:あいつは誰なんだ!
周囲の人:いったい何があったの?
ここで周囲の人が止めに入ります。
周囲の人:誰かが警察を呼ぶわよ。私が呼ばなくても、誰かが呼ぶわ。
男:わかりました。
周囲の人:彼は行動で(わかったことを)示さなきゃね。
女:ありがとう。
周囲の人:オフィスはそこだから、何かあったら来なさい。
女:はい、ありがとう。
カップルが口論になり、男性が女性を押さえつけるような行動をとると、周囲の人々が次々に集まり男性を厳しく注意しました。しかし実験はこれで終わりではありません。時間をおいて、同じカップルが再び登場するのです。
女:何をやらかしたって?聞いてるの?
男:やめてくれないか。
女:10分間あんたにずっと話しかけてんだけど、全く聞いてないでしょ。
女:なんなのよ。あたしの言う事を聞いてないじゃない!
先ほどとは立場が逆転し、女性が男性を厳しく攻め立てるも、周りの人はただ笑ってみているばかり。ついには、女性が男性に暴力をふるうまでに。この検証映像で訴えたかったのは…。続きを見ると分かります。
女:そんな目であたしのことを見るんじゃねえ!分かった?
ナレーション「DV被害者の40%は男性です」
テロップ「暴力は暴力だ」
そう、これは男性のDV被害者を支援する団体のメッセージ映像だったのです。私たちはDVと聞くと男性が女性に対して行うものという思い込みがありますが、近年、男性が被害者になるケースも増えています。
この映像は男性のDV被害者にも目を向けて欲しいと訴えるメッセージ映像でした。
SELECTION No.8
実話に基づく感動の物語
生まれたばかりの赤ちゃんを救った奇跡
続いてはペルーから。自動車やバイクで知られるHondaが制作した、実話をもとにした映像です。ジャングルの奥地の町で、ある母親が、難産の末、赤ちゃんを出産。しかし、産まれたばかりの赤ちゃんは呼吸に問題があり、設備の整った都会の病院へ搬送しなければ助からないという危機に瀕していました。一刻を争う事態の中、赤ちゃんを救った奇跡とは…?
母親:私の赤ちゃん、どうして泣かないの?何が起きているの?
医師:赤ちゃんは、呼吸がうまくできなかったのです。「ここでは、これ以上対応できない」と告げました。必要な医療設備がなく、都会の病院へすぐに搬送しなければいけませんでした。
DJ:家族はわずかな望みを持ってやって来た。一刻を争う事態だ。すぐにマイクを持って、町中に呼びかけたよ。コンタマナの皆さん!ひとりの母親が、俺たちの助けを必要としている!バイクにのってプログレソ空港まで今すぐ集まってくれ!お願いだ!俺たちの助けが必要なんだ。
パイロット:飛行機が離陸するには暗すぎました。空港には夜間離陸用の設備はありません。しかし、何百もの蛍が現れ、滑走路を照らしたのです。
テロップ「ペルーには温かいハートがある」
赤ちゃんを救ったのは、ラジオの呼びかけに応じて集まったバイカーたち。離陸するには暗く危険な滑走路をヘッドライトで照らしたのです。このエピソードは、ペルー国内で大々的に報道されその実話を元に、現地でバイクを生産・販売するHondaがペルーの人々に敬意を表して制作したメッセージ映像でした。
SELECTION No.9
ぶつけられた車の持ち主が
なぜか自分から謝罪?
迷惑駐車警告キャンペーン
続いてはポルトガルから。ポルトガルの首都リスボンは、交通量が多いのに道が狭く、ドライバーの6割が歩道や横断歩道に駐車したことがあると認めているなど、駐車マナーの見直しが必要となっていました。そんな迷惑駐車の危険性を警告するキャンペーン映像です。
舞台はリスボン市内の迷惑駐車が後を絶たないエリア。歩道に迷惑駐車をしている車に、電話番号を記したあるメモを残します。それを見た車の持ち主はすぐに電話をかけるのですが、後に思わず絶句してしまう事態を迎えます。彼らが言葉を失った理由とは?
歩道の上でもお構いなしに、駐車していくドライバーたち
テロップ「あなたの車にぶつけてしまいました」
迷惑駐車をしている車に、仕掛け人のスタッフがメモを挟んでいきます。車に戻ってきてメモに気づくドライバーたち。ぶつけられたと思っているドライバーは、メモの連絡先に電話します。
仕掛け人:どなたですか?メモを挟んだのは私です。そちらに向かっている途中です。
メモの主を待つドライバー。現れたのは車いすに乗った男性でした。
女性ドライバー:ほんの5分間だったの。
男性ドライバー:すまない、もう二度とやらないよ。
仕掛け人:歩道に駐車されると車いすの私には大変なんです。
自分たちの身勝手さを痛感するドライバーたち
テロップ「言い訳はいらない。すべての人に敬意を」
この迷惑駐車警告キャンペーンは体の不自由な人の為に尽力する、サルバドール協会という団体が手掛けたメッセージ映像でした。
SELECTION No.10
次々とピンチをくぐり抜けていく男が
最後に直面した絶体絶命の危機とは!
続いてはフランスから。あるサービスをPRするために作られたCMです。森の中を何者かに追われ逃げる男。
滝に落ち、体が真っ二つになる危機を回避しながらたどり着いたのは、とある工場。ほっとしたのも束の間、男には新たな危機が迫っていました。果たして男を待ち受けていた新たな危機とは?
森の中を逃げる主人公。危険をかいくぐって逃げ続けるも、まだまだピンチは続きます。そして、謎の工場へ…。
リュカ:それから彼らは僕をトラックに乗せ…。そうやって、ここに来たんです。
夫:たまげたな、聞いたか?
妻:ええ、凄いわね。
テロップ「リュカ・G、『カナルプラス(企業名)』の脚本家」
テロップ「物語の力を侮るな!」
ハリウッド映画のような壮大な物語は、浮気相手の脚本家が咄嗟にクローゼットの中で考えた作り話。こんな想像力豊かな脚本家を抱えるテレビ局の放送は面白い、ということをアピールした有料テレビ局のCMでした。
SELECTION No.11
インタビューに答える謎の男の正体は?
続いてはドイツから!あるサービスをPRするためのCMです。ひとりの男がインタビューに答えています。内容は男のこれまでの人生について。自分はずっと孤独だったと語る男。そして最後に、男の正体が明かされます。
男:僕はいつも誤解されてきた。みんな僕を嫌っているようだった。みんなを苛立たせたんだと思う。気に障っていたみたいだ。なぜなのかわからない。いつもそうなってしまった。あぁ…。たぶん僕のやり方は…。
乱暴すぎたのかもしれない。
スカートをめくったり、テントを倒すなど様々な迷惑をかけるも、なぜかまったく相手にされない男。
男:自分には分からない。全く見当もつかない。孤独だった。本当に孤独だった。でも、しばらくすると慣れるものさ。だけど、ある日、全てが変わった。やっと、僕を受け入れてくれる人が現れたんだ。ありのままの僕を。この仕事を始めてから、人生がすっかり変わったよ。ようやく人の役に立っている、得意な事があると思えるようになったんだ。
テロップ「風。彼の潜在能力は私たちのものです」
男の正体は風。だから女性のスカートをめくったり、テントを倒しても何も言われなかったのです。これは電力会社のCMで、風を擬人化しこれまで何の役にも立てなかった男がようやく生きがいを見つけたというストーリーによって、風力発電推進をアピールしていたのです。
SELECTION No.12
道なき道を疾走する男たち、その正体は…?
続いてはアメリカから!とある製品をPRするためのCMです。舞台は森の中。お揃いの衣装を着た4人の男たちが華麗に野山を疾走する姿をただひたすら映し続けます。隊列を保ちながら森を走り抜ける4人の男たち。この男たちは、あるものを擬人化しています。一体、何のCMかといえば…。
テロップ「当てもなく自由に駆け巡れさらなる高みへランドローバー」
正解は四輪駆動車のCM。揃いの衣装の4人の男たちを車のタイヤに見立てていたのです。
彼らが道なき道を突き進んでいくことで、整備された道路だけでなく、過酷な環境でも楽々走ることができる、パワフルでタフな車であることをPRしたCMでした。
完璧な体を40歳までに
東山さんがスタイルを維持する方法は「走る」とのことでした。食事は特にセーブしたりしていない、というのも驚きですよね。というわけで、今週の格言です。「実現できそうな気配はあったんですけど、最近怪しい…。ボクはいま39歳だと思うので、もう1年ないんですね。もうあと数ヵ月…。一旦コミットしそうだったんですけど。自分で体を動かそうと思っていて、実際に動かし始めているんですけど、やっぱり自分だけでは上手くいかない部分もあって。『これはライザップに通おうかな…』と思っています(笑)。東山さんのように完璧な方もそうですけど、女優さんたちとかも、お話を聞くと結構食事をセーブしてないんですよね。その分、運動をたくさんしている、ということなのか…。ちょっと太ってきたりすると、食事をセーブしよう、という方に追い込まれたりするんですけど、食事いっぱい取ってもその分運動すれば、というこの簡単なルーティーンが何故出来ないのか。一生ダイエットですね」。
東山紀之さん
プロフェッショナルに司会を務める彼を見て、
僕もちゃんとやらなければいけない、と思いました。
前回からなんと11年半ぶりのご出演でした。
11年ぶりと聞いて「そんなに経つのかぁ」と思いました。スマステーションというと、小林克也さんのナレーションが聞けるのが、「ベストヒットUSA」で育っている世代としてはすごくうれしいことで。あのお声で、「世界の感動メッセージ映像」について紹介されたので、一層感動しました。
各国の感動的なCMを紹介しました、その「感動メッセージ映像」はいかがでしたか?
「人のやさしさ」を訴えるようなものが多かったので、CMとしてそういうメッセージを発信しようと思うのは、世界共通なんだと思いました。身近な人にやさしくしよう、ちゃんとつながりを持とうという、こういう普遍的なメッセージが伝わったら、政治的、社会的な問題であったとしても、もめていることがバカらしく見えるかもしれないな、なんてことも思いました。
最後まで見て、初めてメッセージが伝わるものも多かったですね。
発想力がすごいと思いました。やっぱり、最後に「ああ、なるほど!」と「!(びっくりマーク)」が欲しかったりもするので、慎吾が「A.B.C-Zみたい」と言った「ランドローバー」のCMなんかはよく考えられているし、面白いと思いました。やっぱり、人が驚くことを見せるというのは僕らにとっても必要なことなので、こういうところからヒントを得ることもありますし、見ていても楽しかったですね。
前回、11年半前にご出演されたのは、香取さんがインフルエンザで番組をお休みされたときでした。香取さんも「スマステで会うのは今日が初めて」と話していましたね。
今日、慎吾と話したら、僕が彼に初めて会ったとき、彼は小学6年生だったんですって。そのときのことははっきりと覚えていますし、その後の成長も見てはいるんですけど、鮮明に覚えているのは、そのすごく小さかった慎吾と、スマステをやり始めた大人になっての慎吾で。だから、今日慎吾に会って、第一印象の慎吾とは結びつかないなぁ、と思いました(笑)。そして、この番組を15年近く続けているというのも素晴らしいことですし、スタッフの方も彼の良さを分かってくれていて、それを引き出す番組作りをしてくださっている感じがしました。そういうのって彼が愛されているからに違いないことで、この15年という長い間に、彼の人間性によって作り上げられたものがあるんじゃないかと思いました。プロフェッショナルに司会を務める彼を見て、僕自身もこの番組のためにちゃんとやらなければいけない、と思いました。
最後になりますが、今週放送となります主演ドラマ「刑事7人」の第6話の見どころをお願いできますか?
鈴木浩介さん演じる永沢が殉職した分を補っていく、僕ら刑事たちの活躍を見ていただきたいです。ドラマもシーズン2になってスタッフ、キャストのチームワークもより良くなっていて、少しでも面白いものを作ろうという思いで、暑い時期にみんなで汗をかいていますので、ぜひご覧いただけたらうれしいです。
東山紀之さん主演
刑事7人
毎週水曜よる9時
東山さんのやさしさが香取さんを包んでいるような気がしました。
最近は日本でも最後に企業名が小さくポンと現れるようなイメージCMが少しありますけど、今日特集した「世界の感動メッセージ映像」は、日本の一般的なCMとは少し違って、一見、何のCMかわからないような、そして短編ドラマを見ているかのようなものばかりで、見入ってしまいました。印象的だったのは、風が擬人化されていた風力発電のCM。発想が面白いですし、風を演じていた男性がインパクトがありました。それから、フランスらしいな、と思ったのが、浮気した男性がクローゼットの中から現れて、その言い訳がとんでもないストーリーになっているという、有料チャンネルのCM。よくわからないなぁ、と思って見ていたら、そんな脚本を作れる脚本家がいる有料チャンネルをPRしたもので。なかなか難しかったですよね(苦笑)。エイズを発症した女性を逆回転で見せて、実は回復していたという南アフリカのCM、ペルーで赤ちゃんを救うためにバイカーやみなさんが協力したというHondaが作ったCMも感動的でした。そして、ゲストには東山紀之さんが来てくださったのですが、なんと11年半ぶりのご出演で。前回来てくださったとき、香取さんがインフルエンザでお休みされるということで、草なぎ剛さん、MCにはリーダーの中居(正広)さんが来てくださったんですよね。あの日のことは克明に覚えていて、6、7年くらい前のことだと思っていたのに…。それ以来の東山さんは、全然お変わりなくシュッとされていて素敵でした。スターというオーラを放ちながらも、やさしさで香取さんを包んでいるような感じがして、いいなぁ、と思いました。
CMになってるのかな?とちょっと心配になりました
◆世界の感動メッセージ映像、面白かったです。どんどんクオリティーが上がってて、ホントにひとつの作品になっていて。迫力もありますし…。でも、ちょっと心配なのが「CMになってるのかな?」と。複雑すぎて「話には感動するけど、これで通信会社を決めるのかな?」とか。まあ、あれだけの再生回数があって、鉄道会社のアニメのなんて1億回以上も見られてるっていうのは、やっぱり意味があることなのかな、と思いました
◆気になったのは…一番分かりづらかったんですけど、フランスの衛星放送のやつですね。浮気現場に…みたいな。脚本家だからこんな空想・妄想で浮気の言い訳をしている、というのは、ボク的には一番CMとして分かりづらいな、と思ったんですけど、作品としては結構好きな形ですね。最初に登場した日本の銀行のとかも、「ホントに日本の地方のCMなのかな?」と思うくらいのクオリティーで、感動もしたし…。いいな、と思いました
◆これだけ高度になってくると、逆に、じゃないですけど、ストンとストレートにモノを訴えるCMが響くときが来るのかな、という感じもしました(笑)
◆東山さんは11年ぶりで…。一度目に来てくれた時は、15年近くこの番組をやらせていただいている中で一度だけインフルエンザで休んでしまった時で、ずーっと気になっていたお休みの回だったので、来ていただけて、お会いできて嬉しかったです。二度目も休む、ということにならなくて良かったです。是非また、来ていただきたいです!