オレもライ王の体になりたい!
鈴木亮平さんをお迎えして、
世界が認めた驚異の進化系マジック ベストセレクションをオンエア!!
今注目の日本人マジシャンが生放送でマジックに挑戦!!
ゲストに番組初登場、鈴木亮平さんをお迎えした2月最後のスマステーション。特集は「世界が認めた驚異の進化系マジック ベストセレクション」をお送りしました。
2015年、イギリスの人気オーディション番組で準優勝、今年イギリス全土を巡るワンマンツアーが予定されているなど、まさに乗りに乗っている超新星ジェイミー・レイヴンが披露するのは、パラパラ漫画でカードを当てるというもの。まず彼は、審査員それぞれにトランプのマークと数字を聞いていきます。3人の審査員への質問の結果、導かれたのはクラブの9。ここで、改めて審査員のひとりにこのカードでいいのか質問し、最終的にはハートの7が選ばれました。そこでジェイミーは、パラパラ漫画を取り出し、それをめくっていくのですが、そこにはマジシャンが描かれており、彼が帽子の中から取り出したのはハートの7!その鮮やかなテクニックに審査員も思わず言葉を失っていました。リチャード・ワイズマンは心理学を専攻する現役の大学教授。タイムやニューヨークタイムズなどの一流誌でも特集が組まれ数々の有名マジシャンやテレビ番組のアドバイザーも務める彼のマジックは、人間の思い込みを利用したマジックです。1人で部屋に入ってきたリチャードが布を手に取り、1回転して布を広げると、小さなボールが現れました! そしてもう一度布を広げると、大きなボールが出現。そしてそのままリチャードは部屋を出ていきます。最初に出した小さいボールは、リチャードが体に隠し持っていたものなのですが…。実は、このマジック、タネ明かし用に横側にもう一台カメラがセッティングされていました。リチャードが入ってくるところを別角度のカメラから見てみると、正面のカメラからは、リチャードの体で死角になって見えないような絶妙のタイミングで、そっとボールを持った黒子が入ってきていたのです。リチャードの動きにあわせた、黒子の見事な動きで、正面のカメラから完璧に姿を消していたのです。そして最後にスタジオに登場したのは、今最も注目を集めている、まったく新しいジャンルのマジシャン・新子景視さん。彼のマジックは、ブレインダイブ――人間の頭の中に飛び込み、本人以外知り得ない情報を丸裸にするというものです。今回、新子さんには、普段スタジオ内で使っているモニターも切った中でマジックを生披露していただきました。鈴木さんが選んだサイコロの目を当てる、香取編集長&大下さんが選んだトランプのカードを当てる、というマジック、さらには鈴木さんが頭に思い描いた人物の名前を当てる、というそのマジックを目の当たりにした香取編集長は「あり得ない!」「超能力者でしょ!」と驚いていました。
次回3月5日の放送は「老舗VS新勢力!最新100円アイデア便利グッズベストセレクション」をお送りします。ゲストは水川あさみさんです。お楽しみに!!
一瞬の早技!ダイナミックな荒技!超難度の大技まで盛りだくさん!
テレビの前のあなたはトリックを見破れますか?
さらに今、最も見たい日本人マジシャンとして大ブレイク中の新子景視さんがスタジオに登場!失敗が許されない生放送で、ドキドキのスーパーマジックを披露してくれました。
SmaSTATION!!特別企画
世界が認めた驚異の進化系マジック ベストセレクション
セレクション1
パラパラ漫画でカード的中!
イギリスに現れた超新星
ジェイミー・レイヴン(Jamie Raven)
2015年、イギリスの人気オーディション番組で準優勝、今年、イギリス全土を巡るワンマンツアーが予定されているなど、まさに乗りに乗っている彼が披露するマジック。それが、パラパラ漫画でカードを当てるというもの。その鮮やかなテクニックに思わず言葉を失ってしまいます。
<マジックスタート!>
まず、ジェイミーは、審査員それぞれにトランプのマークと数字を聞いていきます。
ジェイミー「皆さんに一問ずつ質問をします。デヴィッドさん、色を選んでもらえますか?赤か黒か、どちらがお好きですか?」
デヴィッド「黒です」
ジェイミー「ではアリーシャさん、黒のカードはスペードとクラブがあります。選んでいただいた方を使います」
アリーシャ「クラブです」
ジェイミー「次に数字を選んでください」
アマンダ「9です」
3人の審査員への質問の結果、クラブの9が導かれましたが、ここでジェイミーはまた質問をします。
ジェイミー「さて、サイモンさん、決めてください。このままクラブの9にしてもいいですし、他の審査員を無視して別のカードを選んでも構いません。どうしますか?」
サイモン「ハートの7にします」
ジェイミー「ハートの7ですね」
3人の意見を全てくつがえし、最終的にハートの7が選ばれました。
ジェイミー「3人の審査員の皆さんがクラブの9、サイモンさんがハートの7を選んだこと、どちらも僕に知る由はありません。お伝えしていなかったのですが、カードすべてに絵が描いてあります。パラパラ漫画って、覚えていますか?手でめくっていくと、人間が動くように見える、あれです」
そういってパラパラ漫画を取り出しめくるジェイミー。そこにマジシャンの姿が描かれています。
ジェイミー「マジシャンの姿が見えますね。帽子の中に手を伸ばして…取り出したカードは、ハートの7です!」
パラパラ漫画の中で帽子から取り出されたのは…偶然に選ばれたハートの7のカード!独断でカードを選んだ審査員も、言葉を失います。
セレクション2
世界で最も難しいカードマジック
スウェーデンのイケメン・マジシャンデュオ
ブリノルフ&ユング(Brynolf & Ljung)
2009年には3年に一度開催されるマジック界のオリンピック「FISM(フィズム)」のコメディマジック部門で銀メダルを受賞。スウェーデン国内では絶大な人気を誇っているブリノルフ&ユングのおふたり。今回ご紹介するマジックは、世界で最も難しいカードマジック。最後にアッと驚くどんでん返しが起こります!
<マジックスタート!>
ブリノルフ「世界で最も難しいカードマジックのお時間です!」
ユング「頭にテープを巻いて、五感を完全にブロックします。この状態で、これからデヴィッドさんが選んだカードを当てます」
果たしてそんなことが可能なのでしょうか?
ユング「トランプを一組持ってきました。一枚選んで、カードの表に名前をサインしてください。どのカードでもいいですよ」
審査員のデヴィッドさんは、言われた通りカードにサインをします。
デヴィッド「サインしたよ」
ユング「ありがとうございます。サインをしてもらったので、このカードは世界で一枚しかありません。
顔中テープでぐるぐる巻きですが、超人的な能力で、カードを見つけます!」
そう言って数をカウントしながら、サインされたカードを探します。
ユング「皆さん、世界で最も難しいカードマジックです!…外れましたね。全然惜しくもないじゃないか!」
まさかの失敗に、会場の空気が落胆へと変わった…と、その時!
ユング「このハサミを。最初に顔にテープを巻き、そのあと、カードを選んでサインをしてもらいました。サイン入りカードは世界に一枚です。皆さん、これぞ世界で最も難しいカードマジックです!」
そういって顔のテープを切ると、なんと、ブリノルフの口の中からカードが出現しました!目だけではなく、口もふさがれていたので入る余地は無かったはず。念のため、サインした本人に確認してもらうと…。
デヴィッド「私のサインしたカードだ」
セレクション3
トリックがわかっても、驚いちゃうマジック!
アメリカ マジック界の重鎮
ペン&テラー(Penn & Teller)
40年以上のキャリアを持ち、これまでに獲得した賞は数知れず、毒舌の大男・ペンと舞台上では決して喋らないテラー。そんなコンビの代表的マジックは、トリックがわかっても、驚いちゃうマジック!一度やった後に、タネ明かしがあるので、トリックを推理しながら、見られるのです。
<マジックスタート!>
おしゃべりなペンが解説しながらマジックは進みます!まずプラスチックのカップ、そしてアルミホイルを丸めて作ったボールを用意します。
ペン「ボールを手に取って、握るとなくなります。そして、今度はこのカップの中に出てくるのです。これは世界各地どこでもやっています。ボールを取って、握って、消すと、こっちのカップの下に出てくる」
まだまだこれから!
ペン「真ん中のボールを取って、真ん中のカップの中に入れ、両側のボールを取ってしまうと、真ん中のカップの中に入る!ただジャグリングをしてるわけじゃない!真ん中のカップに大きなボールが!両側にも大きなボール。そして仕上げは…ベースボール!まだ終わっちゃいない!カップ&ボールを透明なカップでやるよ」
なんと彼らは、今度は透明なカップで、タネ明かしをしながら見せてくれると言うのです!
最初に、一番左側のカップには、先に小さいボールを隠しておきます。さぁ、ここから先ほどのマジックを透明なカップでお見せします。
ペン「最初のボールを取り、握るように見せかけ、カップの下に!2つ目のボールを取って、同時にカップの下に入れ込む。手の中に持つように見せかけ、こう示す。3つ目のボールを、握るように見せかけ、カップに当てるような感じで、入れ替え、見せる。さあ、ここから後半戦だ!真ん中のボールをカップの中に両側のボールはどけて、真ん中のカップの3つのボールを持ってくる。でもこれは単なるジャグリングじゃないその間に、テラーが最後のボールを仕込む」
そう、このマジックは、「タネ明かしをしても驚けるでしょう?」という、プロの技術のすごさをアピールする、タネ明かしまでセットになったマジックなのです。
セレクション4
人間の脳をダマすマジック
カナダの国民的スター
エリック・ルクレール(Eric Leclerc)
カナディアン・アソシエーション・オブ・マジシャンズでステージ部門とクローズアップ部門の両部門で優勝した史上初のマジシャンで、数々のテレビ番組の司会も務めるエリックが得意とするのは、人間の脳をダマすマジック。
<マジックスタート!>
エリック「ここに紙袋が2枚ある。空だってことを確認してくれ。手にとって、調べて。何も入っていないね?」
男性「何も入っていません」
エリック「よし、ここにペットボトルに入った水と、コップが1個。コップに水を入れます。論理的に言って、このコップに入っている水を、別の袋に移動させることは可能かな?」
男性「無理です」
エリック「不可能?」
男性「ありえない」
エリック「始めよう。この通り!感想は?」
男性「お見事」
エリック「確かに手で触っていた。でも言わなかっただろう?」
男性「『手を触れずに』って」
エリック「その通り!もう一度やってみよう。今度は触らない」
男性「何も見えなかった」
エリック「でも、移動したんだ。信じるかい?それとも証拠が見たい?」
男性「証拠が見たい」
エリック「なくなっているよ。コップは移動してる。ほら」
男性「信じられない」
全く手を触れずにコップを移動させたエリック。ずばりそのトリックはどうなっているでしょうか?
エリック「実は、中にもう一つ、底に穴のあいたコップが入っていたんです」
コップが2個あり、エリックが左から右の袋へ動かして見せたのは、底のない内側のコップだったのです。
いかにも水が入っているかのように、振る舞うのがコツです。そして、右の袋から左へ、手を触れずにコップを移動させる動きをしたら、さも、右の袋になにも入っていないかのように、底のない紙コップを紙袋と一緒につぶします。そして最後に、ずっと左の紙袋に入ったままの、水が入った紙コップを右側から手を触れずに移動させたかのように取り出したのです。
セレクション5
心理学の教授ならでは!人間の思い込みを利用したマジック
総動画再生回数3億回以上の“マジック”プロフェッサー
リチャード・ワイズマン(Richard Wiseman)
リチャード・ワイズマンは、なんと現役の大学教授。そして、その専攻は…心理学!タイムやニューヨークタイムズなどの一流誌でも特集が組まれ数々の有名マジシャンやテレビ番組のアドバイザーも務める彼のマジックは…人間の思い込みを利用したマジックです。
<マジックスタート!>
◆ボールの出現
1人で部屋に入ってきたリチャードは、布を手に取り、1回転して、布を広げると、小さなボールが現れました!そしてもう一度布を広げると、大きなボールが出現。そしてそのままリチャードは部屋を出ていきます。最初に出した小さいボールは、リチャードが体に隠し持っていたものなのですが、大きなボールはどうやって取り出したのでしょうか?
実は、このマジックはタネ明かし用に、横側にもう一台カメラがセッティングされていました。リチャードが入ってくるところを別角度のカメラから見てみると、正面のカメラからは、リチャードの体で死角になって見えないような絶妙のタイミングで、そっとボールを持った黒子が入ってきていたのです。リチャードの動きにあわせた、黒子の見事な動きで、正面のカメラから完璧に姿を消していました。
◆宙に浮くコルク
リチャード「時々、聞かれるんだ。コルクのような物体を浮遊させることができるか、ってね。その答えは…イエス。全力でコルクに精神を集中させる。そうすると、浮遊しつづけるんだ。まさに、人類の精神力の証です」
そういうリチャードの目の前で空中に浮かぶコルク。上から細いピアノ線でつるしているのかと思いきや、
コルクの上にはなにもありません。一体どうやって浮かせているのでしょうか?
別角度からの映像を見て見ると、コルクはどこかから吊るされているのですが…。あれ?重力に逆らってリチャードの前から線が伸びています!どういうことかというと…上からコルクをつるしているのですが、リチャード本人が寝そべりながら撮影していたんです。
◆消えるドクロ
リチャード「見てもらいたいものがあってね。これは、とても珍しくて奇妙なドクロ。どこが奇妙かって、ほんの少しでも隠すと、消え去ってしまうところです」
土台を残して、突然消えるドクロとは?誰でもできるトリックとはどんなものなのでしょうか?
ポイントは2つ!1つは、このドクロの土台部分を持って動かしているところ。もう1つは、ドクロが消えてしまうところ。いったい、なぜ土台だけが残った状態で、ドクロが消えるのでしょうか?別角度からの映像を見てみると…。
そう。ドクロと土台はつながっていなかったのです。遠近法によって、正面のカメラからは繋がっているように見えるのですが、後方で寝そべった人が、リチャードの手の動きに合わせて、棒を操作していただけ!
リチャードが赤い布をかぶせたタイミングに合わせて…ドクロを倒すと、土台を残して消えたように見えるのです。
人間の思い込みや、遠近感の曖昧さを使った初歩的でも奥が深いトリックでした!
セレクション6
ここまで進化した!驚異の人間ポンプ!
人間離れした身体能力を持つ鬼才
スティービー・スター(Stevie Starr)
各国のテレビ番組やショーに引っ張りだこのイギリス人マジシャンのスティービー。世界的にその名を轟かせている彼のマジックは、彼にしかできないオンリーワンなマジック。テレビの前の皆さんは絶対にマネしないでくださいね!
<マジックスタート!>
スティービー「今日は、いつもと違うことをやってみたいと思います。ハイディ、あなたの指輪を貸していただけますか?」
ハイディ「私の指輪?」
スティービー「100%、必ずお返しします。きれいで、ピカピカの状態で」
ハイディ「今日、この番組のために借りてきた指輪なのよ。50万ドルするわ。お願いよ!」
スティービー「保険はバッチリかけてありますから」
審査員から預かった日本円で約5,700万円もする指輪を、スティービーは一飲みにしました!
ハイディ「おなかの中に50万ドルよ!」
スティービー「さて、ここに南京錠と鍵があります。南京錠と鍵も飲み込んでしまいます。これから披露するのは、まずは、鍵を探し、南京錠に差して開けます。そして指輪を探し、南京錠に通し、鍵をかけます。
戻ってきた時には、指輪は南京錠にとおっています。さあ、始めます」
果たして、彼の予言通りになるのでしょうか?指輪も、南京錠も口に入れてしまったので、まったく手を使っていないのは明白です。
スティービー「今、鍵を差しています。指輪を探しています。指輪を通しているところです。今、南京錠を押しています。鍵がかかりました。鍵を抜いているところです。鍵を横においておきます。上がってきています。確かに南京錠につながった指輪が戻ってきました。そして、鍵も取り出します。鍵です。あけてください!もちろん鍵はぴったりと合います!」
司会「これぞプロの人間ポンプでした!」
セレクション7
絶対不可能なテレポーテーション!
彗星のように現れた27歳の次世代スター
マット・フランコ(Mat Franco)
アメリカの超人気オーディション番組「アメリカズ・ゴット・タレント」でマジシャンとして、ただ一人優勝!
現在ラスベガスでショーを行うなど一躍スターダムに駆け上がった、彼の大がかりなマジックの代表作は絶対不可能なテレポーテーションです。
<マジックスタート!>
マット「最初に、3名の審査員の方にトランプをランダムに選んでいただきます。ハワードさん、お願いします」
こう告げると審査員に次々とカードを引かせていくマット。そしてカードを引かなかった審査員に3枚のカードを渡します。3枚のカードはそれぞれ「6」「4」「2」。記録するために審査員のメルビーに、私物のスマートフォンを借りて写真に収めます。その時、マットが言いました。
マット「今こうして写真を撮ったから、もう擦り替えることは…おっと、大変だ!ちょっと濡れてしまいました。スマートフォンの電源を入れて確認してみていただけますか?」
メルビー「電源が入らないわ!」
マット「直してみせます!2ステップで解決します。とても簡単です。まず、このスマートフォンを隔離します。次に乾かします」
メルビー「やってくれるわね」
マット「安心してください。携帯は直っただけではなく…消えました!」
審査員から借りた私物のスマートフォンを飲み物に落として壊した上に、直すといって、マジックで消し去ってしまいました。
マット「ハイディ、メルビーのスマートフォンに電話をかけてもらえますか?」
ハイディ「ちょっと待って、緊張する!あったわ、メルの番号!」
マット「皆さん、耳を澄ませてください。音が聞こえるかも知れませんよ」
ハイディ「鳴ってるわ!」
マット「メルビー、どこにあるのか、一緒に探しに行きましょう。さあ!」
座席から立ち上がり、音が鳴る方へ歩いていく2人。
マット「立っていただけますか?みなさん揃って、通路まで進んでください。そちらの3名も立っていただけますか?さあ、こちらへ。すみません、メルビー、こっちに!そのままで。僕のすることをよく見てください。ちょっと危険です!」
そう言うと、座席にナイフを突き刺して、なんとシートを切り裂いていきます。
マット「僕は触りません!メルビーに手を伸ばしてもらいます。さあ!」
メルビー「そんな…」
マット「いいから!手を伸ばして!ほら!奥まで探って!何かありませんか?ちょっと待ってください!本当にそれがメルビーのスマートフォンなら、最初に撮った写真があるはずです!」
椅子の中から出てきたスマートフォンには、先ほど撮影した、「6」「4」「2」のカードの写真が!
そう、これは間違いなく、先ほど水に落とされて壊され、さらに消されたはずの、審査員メルビーの私物のスマートフォン!しかし驚くのはこれだけはありません!
マット「ちょっと待って!驚くのはまだ早いですよ!会場には何千もの座席がありますが、メルの携帯はこの座席の中に入っていましたよね。座席番号を見てみてください。642番です。」
なんと、事前にランダムに引いたカードと同じ座席番号の席の中に、携帯が一瞬でテレポートするという、驚愕のマジックでした!
セレクション8
今、最も注目を集める、
全く新しいジャンルのマジシャン
新子景視(あたらし・けいし)
彼のマジックは、ブレインダイブ、その言葉通り、人間の頭の中に飛び込み、本人以外、知りえない情報を丸裸にするというもの!今回、その驚愕のテクニックを惜しげもなく披露しました。
ボクの“マジックボックス”はどこへ?
マジック好き、という共通点もあって鈴木さんと一気に打ち解けた、なんておっしゃっていた香取編集長。いろいろマジックグッズを買い求めていたこともあるそうで…。「移動車に、アタッシュケースみたいなものに入ったマジックグッズがいっぱいあったんです。一時、スゴく凝ってたので。いっぱい買い集めて、練習して…。最近、車の中の奥底を見ていないんで、今でもそれがあるのかどうかわからないですけど…。結構な種類のマジックグッズを持っていたんですよ。カードだけじゃなく、いろんなものが入っていて。そういうのは我らのハンズで買い求めていました。ホントに、このままいくと『オレはマジシャンか?』っていうくらい持ってました。それを使って、軽くちょっと…みたいな。もっと突き詰めればその道具を使っていろいろ出来るんですよ。でも、一瞬の流行りだったのか…。やっぱり、カードとかがいいんですよね、ちょっとあったりすると。ドラマのセットのときとか。家のセットにトランプがあったりすると…。バラエティーとは違って、ドラマでは静かにいる方なのに、いきなりテンションが上がって共演者に急にマジック見せちゃったりして、急に接近し過ぎちゃって、共演者の方がビックリしちゃう、みたいな(笑)。でも、スゴ過ぎるのを見せられちゃったから、マジック熱はもう復活しないかもしれないですね」。
鈴木亮平さん
極限までシンプルな新子さんのマジック。
ネタがまったく分からないのが悔しかったです(笑)。
初めてのスマステーション出演の感想をお聞かせください。
生放送ということで、最初は緊張しましたけれども、香取さんと大下さんがやさしく接してくださったので、リラックスしていることができました。スタジオで映像を見るときのモニターが上の方にあって。あれも新鮮でした(笑)。
特集は、世界の「マジック映像」を集めたものでした。マジックがお好きという鈴木さんからご覧になっていかがでしたか?
ペン&テラーさんの、トリックが分かっていてもマネできない高度な技術がすごいと思いましたし、面白かったです。僕は、マジックが好きでビデオを何本も持っていたり、カードマジックは自分でやったりもするのですが、トリックを見破ることができなかったのが残念でした(笑)。でも、大好きなテーマの時に声をかけていただいて、楽しかったです。
そして、スタジオで生マジックを披露した新子景視さんの手際にも驚かされました。
すごかったですね。生放送のあんなに短い時間で3つも披露するという、スピード感とハートの強さ、ガッツがすごいと思いました。まず、そこを尊敬します。だいたい、マジックブームって10年ごとに来るとマジック好きの間では言われているんですけど、新子さんの登場で、また新たなブームが来そうな兆しを感じています。
新子さんのマジックは究極的にシンプルだからこそ、見破れない難しさがありますよね。
ああいうことができないから、普通は足して、足してやるのに、極限までシンプルにしていて。あれをやられたら、あれ以上のものはなかなかできないですよね。
目の前でご覧になって、何かトリックのヒントはわかりましたか?
全然です。あれはきっと千里眼ですよ(笑)。絶対にタネはあるはずですが、それが全然分からないから悔しいですね(苦笑)。
香取さんも鈴木さん同様、新子さんのマジックに驚愕されていました。香取さんとはいかがでしたか?
香取さんとは以前に何度かご一緒させていただいたことがあるんですが、本当にすごくやさしい方ですよね。生放送のスマステーションを長い間やられているというのもすごいですけど、それを楽しみながらこともなげにやっていらっしゃる姿に「プロだ!」と思っちゃいました。ゲストも温かく迎えてくださり、居心地のいい雰囲気を作ってくださったので、楽しめました。
最後に3月4日(金)から開幕します主演舞台「ライ王のテラス」の見どころを改めて教えていただけますか?
本番で言い忘れてしまったのですが、三島由紀夫原作、宮本亜門さん演出で、倉科カナさん、中村中さん、神保悟志さん、鳳蘭さんといった豪華キャストが出演になります。見どころのひとつは、カンボジアから呼んできた一流のダンサーたちの踊りです。それから、衣装も。キンキラ金なんですよ!(鈴木さんが演じる)カンボジアの王族といえば、金色のもの以外は身に着けないというくらい、全身が金色でして。僕も、マッドマックスの全身金色版のようになっています。見てくだされば、カンボジアが身近に感じられると思いますし、アンコール遺跡に行きたくなると思います。劇場でお待ちしております!
鈴木亮平さん主演舞台
「ライ王のテラス」
3月4日(金)〜3月17日(木)
赤坂ACTシアター
新子さんのマジック、まったく意味が分かりませんでした(苦笑)
マジックのトリックを見破るなんて、全然できませんので、今日のマジック特集は純粋に「すごい!」と楽しめました。各国のマジシャンの方のVTRを見ていて思ったのは、みなさんの顔つきに共通の何かがあるということ。何でしょう、人の心を惑わしたり、目を欺むこうとする人独特の、挑戦的な顔つきといいますか…。そんなことを思いました。それと、今日はいくつかネタばらしがされたものもありまして。意外とシンプルなトリックでしたが、自分でできるものではないから、プロの技なんだな、としみじみ思いました(笑)。そして、新子景視さん。目の前で披露していただきましたが、もう、全然分かりませんでした。52枚あるトランプのなかから1枚を引いて、絶対に新子さんは見ていないはずなのに、言い当てられてしまうという。ゲストの鈴木亮平さんが忘れられない人としてメモに書いた「アンドレ」さんも、見事に言い当ててしまって。もう、まったく意味が分かりませんでした(笑)。新子さんは、生放送の限られた時間のなかにも関わらず、まったく緊張もせず平常心でやっていらっしゃるのが印象的で。すごい人が出てきたな、と感動しました。香取さんも鈴木さんもマジックがお好きらしく、本番前に「見破れちゃったらどうしようかな」なんておっしゃっていたんですよ(笑)。でも、おふたりとも完敗といった様子でしたね。鈴木さんは、とてもさわやかで素敵な方。お若いのに地に足が着いていて、落ち着いているのが印象的でした。役に合わせて痩せたり、増量したりというデニーロ・アプローチをされることでも知られていますが、今後どんな俳優さんになっていかれるのか、お会いして一層楽しみになりました。
生放送でのマジック、心配もしていたんですけどそんな次元じゃなかった!
◆進化形マジック、面白かったですね!ちょっとワケわかんないですね。マジック好きですけど…もう新し過ぎて。新子さんだけに(笑)。スゴ過ぎましたね。ちゃんと伝わったかなぁ。まず、スタジオのモニターは切られてたし、目もずっとボクが押さえていましたし。鈴木さんがサイコロを3から1に変えたやつなんて、ボク、そっち向いてるのに見えないくらいだったのに。背中向いてて、ボクが目をふさいでいるのにわかるって、意味わかんない!
◆ボクもマジック好きなので、テレビでやってたりするとチャンネルが止まるんですけど、生で、っていうのはあんまり見たことないから、「大丈夫かなぁ?」とか心配もしていたんですけど、もうそんな次元じゃなかった!だって、カードとか触れてないんですよ?パラパラの漫画のヤツとかも、1回自分の手元にカードが戻るじゃないですか。そのときに何かしたのかな、とか考えるけど、今回のは束をボクが渡されて、見えないところでボクと大下さんが1枚ずつ選んで、それこそ生だからパッパって選んだんですよ。で、そのまま手のひらで隠してたのに…。疑うところがないですね。ボクもちょっとマジックをやったりもしていたんですけど、ああいうのを見せられちゃうと、もうマジック出来ないですね(笑)
◆鈴木さんもマジックがお好きだそうで。ドラマで共演したことはあるんですけど、スマステーション初めてで。それこそマジックが鈴木亮平さんとボクをつないでくれた、というか、一気に打ち解けられた感じがします。鈴木さん、体はやっぱりハンパじゃなかったですね。また是非、遊びに来てほしいです!