みんな結婚、おめでとう!
よゐこのおふたりをお迎えして、
この暑い夏に、わざわざ食べに行きたい!
全国ご当地めちゃ売れ麺を大特集!!
ゲストによゐこの有野晋哉さん&濱口優さんをお迎えした今週のスマステーション。特集は、「この暑い夏に、わざわざ食べに行きたい!1日100食以上売れる!全国ご当地めちゃ売れ麺セレクション」をお送りしました。
地元民に愛されるめちゃ売れご当地麺をご紹介した今回の特集。もちろん、スタジオでは生試食もありました。ここでは、よゐこのおふたりが試食されたメニューを振り返っておきましょう。宮城県仙台市からは、「マーボー焼きそば」が登場。今からおよそ45年前、仙台市内の中華料理店のまかない料理として誕生したこのメニュー、現在では、市内の40店舗以上の中華料理店で出され、コンビニにも置いてあるそう。一度湯がいた中太ちぢれ麺を中華鍋でパリパリに焼き上げ、ひき肉と山椒を効かせた秘伝のスパイス、豆板醤で味付けし、あえて豆腐が崩れて麺に絡み合いやすいように、絹ごし豆腐を入れて仕上げた麻婆豆腐をたっぷりとかければ完成!秘伝のスパイスがかもし出す甘みも感じられるマーボー豆腐がパリパリ麺に絡み合います。山口県・下関市のめちゃ売れ麺は、「元祖 瓦そば」。風味の良い京都の宇治抹茶を練り込んだ茶そばを10分以上、コシがなくなるまで茹であげます。それを鉄板で豪快に焼いてから、お皿代わりの熱々の瓦に乗せます。そこに、錦糸卵、牛肉、ネギ、海苔、レモン、もみじおろしを華やかに盛付ければ完成。食べる時には、熱々の麺と具材を、濃いめのそばつゆにつけて食べるのですが、瓦に接した部分の茶そばはパリパリの食感、接していない部分はモチモチとした食感と、違った食感を抹茶のいい香りと共に楽しめるのが特徴です。埼玉県・鴻巣市から登場したご当地めちゃ売れ麺は、「冷製川幅うどん」。鴻巣市と吉見町の間を流れる、荒川の川幅が2537mと「日本最長」を認定されたことにちなんで誕生したこのうどん、人気の理由は、幅8cm以上の幅広の麺。一晩寝かせたうどんの生地を手打ちで何度も何度も押し伸ばして、厚さが1mmほどになるように薄く仕上げていきます。これを3分間茹で上げてから、切れないように丁寧に冷水でしめることでツルっとした独特のノド越しのある麺になるのです。食感の違いを味わってもらうために、普通のうどんと、幅の広いうどんの2つを盛り付け、透き通ったあっさり系の京風ダシをかければ完成!どうやって食べるか躊躇してしまいそうですが、臆せずそのままかぶりつくのがオススメです。奈良県・奈良市から登場は「巾着きつね」。愛される理由は、その形状。出された巾着を割ってみると、入っているのはお餅ではなく、どっさりのうどんなのです。このうどんのために特注されたお揚げに一度茹でたうどんを詰めネギで縛って巾着状にします。これを、利尻昆布と、カツオ節を水につけて一晩かけてじっくりダシをとったしょう油ベースのつゆに入れ、おでんのように煮詰めるのです。つゆの味をしっかりと染み込ませるため、関西系のおつゆより、あえて醤油の味を少し強めにしているところもポイントです。よゐこのおふたりには、「ハラがはち切れそう!」(濱口さん)というくらいガッツリ試食していただきました。有野さんは「マーボー焼きそば」、濱口さんは「瓦そば」が特にお気に入りだったそうです。
次回8月29日の放送は、「世界中が驚いた!心が温まるサプライズ映像SP」をお送りします。ゲストは小池栄子さんです。お楽しみに!!
夏の暑さを吹き飛ばす、地元民が愛してやまない“ご当地麺”をリサーチしました。おなじみの麺でありながら、地元民に愛されるのには、ちょっと意外な理由と工夫がありました。見たら食べたくなること必至の“めちゃ売れ麺”です!
SmaSTATION!!特別企画
この暑い夏に、わざわざ食べに行きたい!
1日100食以上売れる! 全国ご当地めちゃ売れ麺セレクション
セレクション(1)
香ばしいパリパリ麺に、アツアツとろとろの麻婆豆腐が絡みあう!
中国めしや 竹竹「マーボー焼きそば」734円
宮城県・仙台市。戦国時代に活躍した伊達政宗がこの地に城を築き、以来、杜の都として栄えた東北随一の大都市。そんな仙台市の“ご当地めちゃ売れ麺”が「マーボー焼きそば」なるもの。1日に303食も売れたというお店があるのは、JR仙台駅から歩くこと15分。東北大学近くにある「中国めしや 竹竹」には、お昼時には多くのサラリーマンや学生が押し寄せ満席に。みなさん、暑いなか、汗をかきながら麺を食べています。そんなマーボー焼きそばは、今からおよそ45年前、仙台市内の中華料理店のまかない料理として誕生しました。現在では、市内の40店舗以上の中華料理店で出され、コンビニにも置いてあるという、まさにご当地麺なのです。仙台のみなさんに愛される理由は、麻婆豆腐に絡む、パリパリの麺!一度、湯がいた中太ちぢれ麺を中華鍋で焼き上げるのですが、ポイントは、焼き上げる際に、混ぜないこと。片面だけを焼いて、焦げ目をつけたら、ひっくり返して、もう片面を焼き上げます。こうしておこげをつけるように、両面をカリカリに焼き上げるのです。ここに、ひき肉と山椒を効かせた秘伝のスパイス、さらに、豆板醤で味付けし、あえて豆腐が崩れて麺に絡み合いやすいように、絹ごし豆腐を入れて仕上げた麻婆豆腐をたっぷりとかければ完成!ピリッとした辛さの中にも、秘伝のスパイスがかもし出す甘みも感じられるマーボー豆腐がパリパリ麺に絡み合う絶品です。辛さが苦手な方は、お酢をかけると酸味がプラスされ、マイルドな味わいになります。辛さは、全く辛みが入っていないものから、通常の3倍の香辛料を入れた激辛まで、3段階から選べます。
セレクション(2)
朝からお肉たっぷり! ガッツリ系うどん!
手打ちうどん 山ちゃん「肉うどん(小)」600円
福岡県・北九州市。九州の最北端、関門海峡に面する九州の玄関口で、今年7月には、明治日本の産業革命遺産として「官営八幡製鐵所(かんえいやはたせいてつしょ)」の「旧本事務所」などが世界文化遺産に登録されました。そんな北九州市の“ご当地めちゃ売れ麺”が、1日に120食売れた「小倉肉うどん」なるもの。とある日曜日の朝6時30分、人通りが少なく閑散とした北方(きたがた)駅から徒歩1分のところにある「手打ちうどん 山ちゃん」。早朝にもかかわらず、開店したばかりのお店には、人が押し寄せその波は途切れることがありません。みなさんのお目当ての小倉肉うどんとは、一体どんな麺なのでしょうか?福岡・博多のうどんといえば、こちらでも人気の「釜揚げ 牧のうどん ごぼう天うどん」のように関西系の薄い色のつゆが一般的ですが、小倉肉うどんは、利尻昆布、イリコなどでとったダシに九州の甘めの濃口醤油を加えた関東のような濃い色のおつゆが特徴。さらに麺も、博多特有のコシのない柔らかい麺でなく、手打ちで丁寧に仕上げる、コシのある麺。そこに、甘辛く煮込んだ牛ホホ肉や牛すじ肉などをたっぷりのせるのです。
そこに、生姜をガンガン入れて食べるのが小倉流。生姜と一緒に食べることで体が温まり、朝からシャキっと1日を過ごせるといいます。そのため、朝に食べるお客さんが多いのです。さらに、ラーメンのように替玉もできちゃいます。
セレクション(3)
茶そばを、なんと瓦で焼き上げる!
元祖 瓦そばたかせ「元祖 瓦そば」1,080円
山口県・下関市。本州最西端に位置し、ふくことふぐが有名ですが、ほかにも、俳人・種田山頭火が愛した800年の歴史をもつ川棚温泉があることでも有名の下関。そんな下関の“ご当地めちゃ売れ麺”が、なんと1090食も売れた「元祖 瓦そばたかせ」の「元祖 瓦そば」です。川棚温泉駅から車でおよそ3分、県道40号線の先にある川棚温泉街にある風情あるお店の前には、ずらりと並ぶお客さんが。店内をのぞくと、みなさん瓦そばを食べています。みなさんに愛される理由は、アツアツに熱せられた瓦にのる香ばしいそば。使うのは、風味の良い京都の宇治抹茶を練り込んだ茶そばです。これを10分以上、コシがなくなるまで茹であげます。それを鉄板で豪快に焼いてから、お皿代わりの熱々の瓦に乗せるのです。そこに、錦糸卵、牛肉、ネギ、海苔、レモン、もみじおろしを華やかに盛付ければ完成。食べる時には、熱々の麺と具材を、濃いめのそばつゆにつけて食べるのですが、瓦に接した部分の茶そばはパリパリの食感、接していない部分はモチモチとした食感と、違った食感を抹茶のいい香りと共に楽しめるのが特徴です。もともと、長い野戦の合間に、兵士たちが瓦を用いて肉や野草を焼いて食べていた、という逸話をヒントにお店の創立者が開発したという瓦そば。大人気の元祖 瓦そばたかせには、本館からほど近い距離に別館、新館もありますが、お昼時ともなればその3店舗すべてが満席となる人気ぶり。夜になってもお客さんは途切れることがなく、その波は午後9時の閉店まで続く人気ぶりでした。
セレクション(4)
ツルっとした超幅広麺のノド越しがたまらない!
めん工房 久良一「冷製川幅うどん」690円
埼玉県・鴻巣市。毎年10月に行われる「こうのす花火大会」では、ギネス世界記録®にも認定された、世界最大の打ち上げ花火「四尺玉」が見られることでも知られる鴻巣市の“ご当地めちゃ売れ麺”が、1日に107食売れた「めん工房 久良一」の「冷製川幅うどん」です。JR鴻巣駅から車でおよそ5分。県道57号線沿いにあるこちらのお店。お昼時、真夏の日差しが照り付ける暑さの中でも、ひっきりなしにお客さんが訪れます。みなさんが食べている、川幅うどんとは一体どんなものでしょうか?鴻巣市と吉見町の間を流れる、荒川の川幅が2537mと「日本最長」を認定されたことにちなんで誕生したのが川幅うどん。人気の理由は、幅8cm以上の幅広の麺。一晩寝かせたうどんの生地を手打ちで何度も何度も押し伸ばして、厚さが1mmほどになるように薄く仕上げていきます。これを3分間、茹で上げてから、切れないように丁寧に冷水でしめることでツルっとした独特のノド越しのある麺になるのです。食感の違いを味わってもらうために、普通のうどんと、幅の広いうどんの2つを盛り付け、透き通ったあっさり系の京風ダシをかければ完成!
麺の幅が広く、どうやって食べるか躊躇してしまいそうですが、臆せずそのままかぶりつくのがオススメ。厚さは1mmと薄く、意外にツルっと食べられるので、そのノド越しがヤミツキになります!また、川幅うどんを煮込んだ「川幅みそ煮込みうどん」(990円)も人気です。
セレクション(5)
冷やしなのにアツアツ!?
茨城 スタミナラーメン松五郎「スタミナ冷し」750円
茨城県・水戸市。こちらは、茨城県の県庁所在地で「水戸黄門」で有名な水戸徳川家ゆかりの地。そんな、水戸市の“ご当地めちゃ売れ麺”が、1日に250食も売れる「茨城 スタミナラーメン松五郎」の「スタミナ冷し」です。JR水戸駅から車を走らせることおよそ10分のところにあるこちらのお店。オープン前に行列ができ、すぐに長いカウンター席は満席に。さらに昼のピーク時には、席の後ろにも行列が。お客さんの8割が男性で、みな大口で麺をすすっています。そんな大人気の理由は、冷たい麺にかかる、アツアツのスタミナあんかけ!豚レバーとキャベツ、ニンジン、カボチャなどの野菜を素揚げし、秘伝のしょう油ベースのタレで味付け。最後に、一味唐辛子などで甘辛く調味したらとろみを加えます。そして、冷水でしめたモチモチの太麺の上に、このアツアツあんをたっぷりとのせるのです。冷たくコシのある太麺をあんに絡ませて食べれば、もう箸が止まりません!また、お客さんの多くが2玉分の麺が入った「ダブル」を注文。3玉分の「トリプル」などお客さんの要望通り、超大盛りメニューにすることが可能で、最高10玉分の大盛りを食べたお客さんがいるそうです。
セレクション(6)
ニンニク・唐辛子・溶き卵が決め手の担担麺!
元祖ニュータンタンメン本舗®「タンタンメン」750円
神奈川県・川崎市。東京都と横浜市に挟まれた川崎市は、様々な商業施設が多く人気の街。そんな川崎市の“ご当地めちゃ売れ麺”が、1日500食も売れた「元祖ニュータンタンメン本舗®」の「タンタンメン」だといいます。JR川崎駅から車でおよそ5分。県立川崎高校近くにあるこちらのお店では、午前11時30分のオープン時にはいつも店前に人が溢れかえり、昼になるとおよそ80席もある広い店内は満席に。お客さんはみな、汗をかきながらタンタンメンをすすっています。こちらの麺が愛される理由は、ニンニク・唐辛子が入った真っ赤なスープとフワフワの卵。豚骨などを5時間以上じっくり煮込んだ透き通ったダシに、粗くみじん切りにしたニンニクと、大量の粗挽き唐辛子を入れます。そこに、ひき肉を加え、タンタンメンの命といえる、2個分の溶き卵を入れてフワフワに仕上げます。ニンニク、唐辛子が生み出す、パンチがきいた辛さと、卵の甘さがモチモチとした太めの自家製ストレート麺にからむ絶品です。今からおよそ50年前に、初代店主が担担麺をアレンジして作ったタンタンメン。今では、川崎を始め、隣町の横浜など全32店舗を展開する、まさに川崎のソウルフードなのです。お客さんは、ライスと一緒に頼むことが多く、タンタンメンの具材をご飯にのせて丼にして食べている方もいました。
セレクション(7)
お揚げの中に麺が入ったきつねうどん
麺闘庵「巾着きつね」850円
奈良県・奈良市。東大寺や薬師寺など多くの国宝や重要文化財があり、京都に並ぶ、歴史ある街。そんな奈良市の“ご当地めちゃ売れ麺”が1日に200食売れた、「麺闘庵(めんとうあん)」の「巾着きつね」です。一体、どんな麺なのでしょうか?近鉄奈良駅から歩くこと6分。商店街の中にある麺闘庵には、行列が出来ていて、お客さんのほとんどが巾着きつねを食べていました。みなさんに愛される理由は、その形状。出された巾着を割ってみると、入っているのはお餅じゃなくて、どっさりのうどんなのです。このお揚げは、巾着きつねうどんのために特注しているもので、大きさは通常の1.5倍ほど。そこに一度茹でたうどんを詰めネギで縛って巾着状にします。これを、利尻昆布と、カツオ節を水につけて一晩かけてじっくりダシをとったしょう油ベースのつゆに入れ、煮詰めるのです。お揚げにつゆの味をしっかりと染み込ませるため、関西系のおつゆより、あえて醤油の味を少し強めにしているといいます。食べる時には、箸で巾着を開いて食べるのですが、中には大きなお揚げにそのままかぶりつくお客さんも。ほかにも、カレーがかかった「カレー巾着」も人気です!
セレクション(8)
スパゲッティにトンカツがのった!釧路のソウルフード!
レストラン泉屋 本店「スパカツ」961円
北海道・釧路市。北海道東部に位置する釧路市は、阿寒湖のマリモや、釧路湿原のタンチョウといった特別天然記念物でも有名な街。そんな釧路市の“ご当地めちゃ売れ麺”が、1日に250食売れた「レストラン泉屋 本店」の「スパカツ」です。JR釧路駅から歩くこと13分。釧路の繁華街、末広町にあるこちらのお店をのぞいてみると、1階はもちろん2階も満席。お昼時は、1階2階合わせて110席もある広い店内が常に満席という人気ぶりです。果たして、地元で大人気のスパカツとはどんな麺なのでしょうか?その最大の特徴は、その名の通り、スパゲッティにのるトンカツかと思いきや、スパゲッティをのせるアツアツの鉄板!
お店ではもちろん、釧路では、家庭でスパゲッティを作る際にも、鉄板皿を使うことが多いといいます。冬にはマイナス10℃以下になることもある釧路市。レストラン泉屋も、今から55年前には木造の店内は隙間だらけで暖房設備が整っていませんでした。そのため、最後まで温かく食べられるようにと茹でた太めのスパゲッティを豪快に焼き上げて、アツアツの鉄板の上に盛り付けたのです。さらに、当時のごちそうであったジューシーなトンカツをドーンとのせ、3日間煮込んだ、甘めの特製ミートソースをかければ完成です。甘くコクのあるミートソースが太いパスタに絡む昔懐かしい味がたまりません。ちなみに、大盛りを頼むと鉄板皿ではなく、フライパンの上に山盛りスパゲッティとトンカツが2枚という超ボリュームで提供!常連さんはこれをペロっと平らげるそうです。
セレクション(9)
暑い夏でもツルっと食べられるご当地麺!
珍来軒「元祖 呉冷麺(小)」650円
広島県・呉市。瀬戸内海に面し、世界最大級の戦艦「大和」を建造するなど、造船業が盛んな街。そんな呉市の“ご当地めちゃ売れ麺”が、1日に350食も売れた「珍来軒」の「元祖 呉冷麺」です。JR呉駅から歩くこと10分。呉本通商店街にあるこちらのお店では、午前11時30分の開店から閉店までお客さんが途切れることがありません。そんな呉冷麺とは、一体どんな麺なのでしょうか?呉冷麺は、冷麺という名前ながら、冷麺によく使われるコシの強い麺ではなく、一度冷水でしめた、ツルっと、ノド越しがいい平打ち麺が特徴。ここに、せん切りキュウリ、小エビ、チャーシュー、茹で卵と、ここまでは冷やし中華に近いように思えますが、最後にかけるタレに特徴が。鶏ガラでとったダシに、唐辛子、ゴマ油などを加え、これを3日間寝かせて唐辛子の辛みをダシになじませたピリ辛ダレに。これがノド越しのいい平打ち麺に絡み合い、暑い夏でもツルっと味わえる絶品麺になるのです。今から60年前、お店の先代が、冷やし中華の具に冷麺のようなピリ辛スープを合わせて、「冷やし冷麺」としてメニュー化。これが呉市民にウケ、今では、コンビニなどで販売されているほどの人気に。常連さんは、酢に唐辛子をつけた、「酢からし」をかけて、さらに辛みを足しながら食べるといいます。
セレクション(10)
イタリアンという名前のソース焼きそば!
みかづき 万代店「イタリアン」330円
新潟県・新潟市。江戸時代より、北海道へ向かう船が立ち寄る港町として栄え、タレかつ丼や、わっぱ飯などご当地グルメの宝庫。そんな新潟市の“ご当地めちゃ売れ麺”が、1日に380食も売れた「みかづき 万代店」の「イタリアン」です。JR新潟駅から歩くこと10分。バスセンターの2階にある、こちらのファストフード店の店内はもちろん満席。ファストフード店だけあって、ポテトとドリンクとセットで、イタリアンを注文するお客さんも。その名前から、スパゲッティかと思いきや、実はこれ焼きそばにミートソースがかかったもの。その意外な組み合わせが人気の理由なのです。焼きそばだけあって、使うのは太めの中華麺。これをキャベツとともに、炒めて、特製のウスターソースをからませます。ここまでは、ソース焼きそばですが、ここからイタリアンの要素が!隠し味に粉チーズを加えたら、昔懐かしい甘めのミートソースをかけるのです。一口食べると、トマトの酸味と甘さが口の中に広がります。しかも、これでお値段なんと330円!さらに1人に1枚もらえるクーポン券を使うと、さらに値引きされて270円になるというから驚きです。イタリアンが生まれたのは、今から55年前。当時は、甘味処を営んでいた「みかづき」の3代目店主が考案しましたが、当初は人気が出ませんでした。そこで、小・中学校の文化祭に出店したところ、大ヒットに。今では文化祭はもちろん、市内のスーパーにも、家で作るイタリアンが並ぶほどの人気を博しています。
人と会ったときの間違ったリアクション
誰かと会ったときに、度忘れしたり、勘違いしたりで、ヘンなことを言ってしまうことってありますよね。今週はそんなお話です。「今日は、間違えてはいないんですけど、濱口さんに最初に会ったときに『水泳以来だね』って言われて…。『27時間テレビ』で、他の局で、水泳大会をして、『それ以来だね』ということだったんですけど、最初もう、まったく意味がわからず、『水泳?』みたいな。『濱口さん、水泳って何ですか?オレと濱口さん、水泳?』みたいな。『いや、27時間で…』『27時間?……………ああ!』みたいな(笑)。結構、気を付けてはいる方なんですけど、いろんなところでいろんな方とお会いするので、そういうときに、間違ったリアクションをしているときってよくあるんだろうな、と今日は思いました。水泳のあと、ここでスマステーションをやったんですよね(笑)。いやあ、相変わらず1週間、1ヵ月という単位が、どうも人より短い気がするんですよね……短い?長い?もう表現の仕方もわからなくなっているような気がします」。
有野さん 香取さんが食べられないのを知っていて、勧めてしまいました(笑)。
濱口さん 視聴者のみなさんも食べたかったんじゃないかな。
約一年半ぶりのスマステーションはいかがでしたか?
濱口 生放送の短い時間の中で、カウントされながら試食するのが相変わらず至難の業でしたね。麺がすべって、すべって(笑)。
有野 いやぁ、僕はもうお腹いっぱいです(笑)。
試食は5品ありましたが、“めちゃ売れご当地麺”特集の感想をお聞かせください。
濱口 とにかくどれも「地元に愛されている」感じがすごくありましたね。試食した中だと、「こうのす川幅うどん」は、美味しいのはもちろん面白みもあってハマるという感じなのかな、と思いました。のど越しが良くてツルッといけました。
有野 あれを食べているところを写真に撮っても楽しそうじゃない?
濱口 そうね。それから「瓦そば」は、麺のお茶の香りがよくて、お年寄りにも喜ばれそうだと思いました。ビジュアルも独特で、特別感がありますよね。
有野 僕は、「マーボー焼きそば」が美味しくて、今後、ランチバイキングとかでマーボー豆腐と焼きそばを見かけたら、合わせてしまいそうだと思いました(笑)。それと、調理しているVTRが面白かったな。「こうやって出来るのか」と興味深かったです。調理過程も面白かった「ニュータンタンメン」「スパカツ」が食べたかったですね。
濱口さんがお昼に冷やし中華を食べた、という話もありましたが、普段から麺はよく召し上がりますか?
濱口 好きでしょっちゅう食べています。今は、つけ麺が好きで「やすべえ」っていう行きつけの店があるのでそこによく行きますね。いつもは並んでいるんですけど、ラジオが終わったあと深夜に行くと人が少なくて、並ばずにいけるんで。
有野 僕は、地方なんかに行った時に空港で食べることが多いですね。サッと食べられるので。
濱口 あと、盛岡に行った時、焼肉屋さんなのに「冷麺」という看板の方が大きく出ているお店があって。そこの冷麺もむちゃくちゃ美味しかったなぁ。
有野 シメの冷麺、美味しいよね。僕は麺は好きだけど、わざわざ麺を食べに行くってことはないかな。ラーメンとかもわざわざ並んでまでは食べないですね。
試食ができず苦しそうだった香取さんとはいかがでしたか?
有野 食べればいいのにな、と思いました。食べられないのを知ってましたけど、試食を勧めてしまいました(笑)。
濱口「僕が食べられないの知ってて勧めるの?」って怒っていましたね(笑)。特に「マーボー焼きそば」と「スパカツ」の時が苦しそうでした。でも、男子で麺が好きじゃない人はいないでしょうから、視聴者のみなさんも食べたかったんじゃないでしょうかね。
有野 お腹が空くこの時間ですしね(笑)。
最後に視聴者のみなさまにメッセージをいただけますか?
濱口 僕自身がそうなんですけど、美味しいものに出会ったら、「今日は太ってもいいや!」と思って割り切って食べた方がいいと思います。我慢してストレスになるよりは、「もういいや!」って割り切りが大事だと思います!
有野 うん、うん。僕は、今日美味しい麺にたくさん出会ったので、今日のお店をメモしておいて近くに行ったら寄ってみようと思いました。みなさんもぜひ行ってみてください。とはいっても、まずは、「やすべえ」からかな(笑)。
濱口 深夜3時までやぞ(笑)!
有野 分かったよ(笑)。
慎語事典
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美味しいものは地元で聞くのが一番です!
さすがは、ご当地で大人気というだけあって、“めちゃ売れご当地麺”、どれも美味しそうでしたね。そして今回、初めて1000食超えが出ましたね!山口県の「瓦そば」、ダントツの多さでした。瓦の上に麺がのっているというアイデアはもちろん、ビジュアルも、茶そばのグリーンに卵の黄色、海苔の黒があって、お肉、もみじおろしもあるという、工夫もあって面白いと思いました。見た目で言うと「巾着きつね」もインパクトがありましたよね。それから「こうのす川幅うどん」も、あの幅のうどんは珍しいですから、記念にもなりそうだし、食べてみたいと思いました。コシがあってツルッといけそうです。「呉冷麺」は、私の出身県・広島のものでしたが、知りませんでした。シンプルで飽きない味付けが、リピーターの方を増やしているのが分かる気がしました。それにしても、美味しいものは地元の方に聞くのが間違いないですよね。改めて思いました。私も麺は大好きで、最近はせいろ、冷やし中華、それから家の近くにベトナム料理屋さんがあるので、最近はそこでよくフォーを食べています(笑)。そして、ゲストのよゐこのおふたりは、相変わらずやさしくて明るくて、ご一緒していたら平和な気持ちになりました。それこそ麺じゃないですけど、ずっと安定した人気があるのもよく分かるな、と思いました。サービス精神も旺盛で、試食もたくさんしてくださって、嬉しかったです。またのご出演をお待ちしています!
やっちゃいけない、って最高なんですよね!
◆山本耕史さんが結婚!今日は、ザキヤマの「結婚おめでとう!」から始まり、山本さんへのお祝いコメントも言えて、最後、濱口さんにも「おめでとう!」と言おうとしたら「まだです」と(笑)
◆めちゃ売れご当地麺、面白かったですね。麺、好きなんだなぁ…という感じが。この国、麺好きなんですね。ラーメン系は茨城の「スタミナ冷し」と、川崎の「ニュータンタンメン」くらいで、それ以外はラーメンじゃないですよね。10個中2個って、少ないですよね。みんな、ラーメン好きな感じだけど、やっぱりうどんもおそばも好きなんだなぁ、と。この変化球たち…幅広いうどんだったり、スパゲッティの上のカツだったり、焼きそばにミートソース、焼きそばにマーボー豆腐…。やっちゃいけない、って最高なんですよね。反則だったり、怒られそうだったりするような感じが(笑)。いやあ、魅力的でしたね、どれも
◆みんな、歴史ありそうなのに、知らないものがまだまだあるんですね。地域によってのものってあるんだな。料理を作ったりするボクとしては、すごく勉強になりました。“いまさらな外し具合”というか。「麺にこれぶっかけちゃったらどうかな?」みたいなことって、もう1周も2周もして、なかなか創作しないようなことなんですよね。「もっと繊細に…」とか思っちゃうんだけど、改めて、「これにこれかけたらどうなの?」みたいな料理も作ってみたいな、と思いました
◆よゐこのおふたりにはガッツリ試食していただきましたが、やっぱりオープニングで濱口さんが「昼に冷やし中華を食べてきた」って言ってたのが響いた感じですね。有野さんはホントに箸が進んでました。濱口さんのブレーキは早かったです(笑)。それで途中で…まあ、おのろけまではいかないけど…「昼に冷やし中華食べたのもその彼女やで」みたいなコメントもあり、シーンとしちゃう感じも最高でしたね(笑)。