福岡県・博多。博多と言えば、明太子、水炊きなどご当地グルメの宝庫で、夜の街に並ぶ屋台も名物のひとつです。そんな博多の“めちゃ売れビックリ地元朝ごはん”とは？とある木曜日の午前7時。まだ駅前も人通りが少ないこの時間。やってきたのは、ＪＲ博多駅の地下1階「博多1番街」にあるお店。午前7時のオープンと同時に、次々にお客さんが入ってきて、男性ばかりか、女性も牛タン朝定食を食べています。なかにはご飯をおかわりしている人も。そんな博多で早朝から大人気なのが、「たんやHAKATA」の「牛タン朝定食」です。注文を受けてから網で焼く牛タンがメインの、午前7時から10時30分までの限定朝定食(※土日祝は10時まで)。なぜ朝からこんなに人気なのでしょうか？その理由は、その安さと美味しさ！牛タンに、ビーフスープ、麦飯がついてお値段なんと420円と超リーズナブルなのです。しかも麦飯は、おかわりし放題。ちなみに、追加料金を払うととろろと生卵のセット100円や、明太子180円などを付けることも。1杯目はそのまま、2杯目はとろろなどをかけて食べる人が多く、さらに牛タンもヘルシーなので朝にぴったりです。

神奈川県・横浜中華街。横浜中華街は、およそ200軒の中華料理店がひしめく、世界屈指のチャイナタウン。そんな横浜中華街で、早朝からめちゃ売れしているビックリ地元朝ごはんが、「謝甜記 貮号店」の「什錦魚生粥」です。とある日曜日の午前8時20分。まだ開いているお店も少なく、観光客もまばらななか、中華街大通りから一本路地を曲がると、すでに大行列ができているお店が。そして8時30分のオープンと同時に一気に満席に。そのあとも外には、長蛇の列ができこの状態が午前中ずっと続くのです。みなさんのお目当てはもちろん中華粥。果たして、横浜中華街で早朝から大人気の中華粥とは？こちらは、今から64年前の昭和26年に創業した老舗中華粥専門店。それにしても早朝から並ぶほど、なぜこんなにも人気なのでしょうか？この中華粥のこだわりは、何と言ってもダシ！寸胴に入れるのは、山形県産の生のお米。中国から取り寄せている干した牡蠣や貝柱、さらに鶏を丸々一羽入れ、およそ4時間かけてじっくり煮込みます。そして、お米の形が崩れて、とろみが出たら、スープの様なトロトロの中華粥が完成。白菜や小松菜にシイタケ、エビ、イカ、白身魚を入れた具沢山の中華粥はダシが効いた優しい味で、朝にぴったり！トッピングの中国の揚げパン、油条(ヤオチャッカイ)も、ダシが染みて、モチモチ。小皿のシューマイをおかずにしたり、白髪ネギと醤油で味を変えたりと、最後まで飽きずに食べられる工夫も盛りだくさん。五目かゆ以外にも中華粥は全21種類ありますので、気分に合わせどうぞ。

兵庫県・姫路市。今年、およそ50年ぶりの大規模な修理を終え、真っ白な姿によみがえった世界文化遺産「姫路城」を一目見ようと観光客が急増している姫路市。そんな姫路市の“めちゃ売れビックリ地元朝ごはん”が、「カフェ・ド・ムッシュ」の「アーモンドトースト」というもの。とある土曜日の早朝6時50分。姫路駅から車でおよそ5分のところにあるカフェ・ド・ムッシュ。午前7時にオープンするや、店内はすぐに満席に。そして、午前8時、外に出てみるとなんと行列が！みなさんのお目当てはもちろん、アーモンドトーストですが、いったいどんなものなのでしょうか？アーモンドトーストに、飲み物、サラダ、オムレツが付くこちらのセットは多い日で300食以上売れるめちゃ売れ朝ごはん。なぜ朝からこんなに人気なのでしょうか？それは、パンにたっぷり塗られたアーモンドバター！アーモンドバターは、今から約27年前にお店のマスター治田さんが考案。当時、お店が流行らずつぶれそうになっていた時に、アーモンドバターを考案。これを朝のトーストとして出したところ、口コミで広がり大ヒットとなったのです。作り方を見てみると、まず容器に入れるのがマーガリン。そこに、大きさの違う生のアーモンドの粒と粉状のアーモンドなどを入れて混ぜ合わせます。これをアーモンドが入り込みやすいよう目を粗くして作られた特注の食パンにたっぷり塗って、トースターでおよそ2分間焼けばアーモンドトーストの完成！アーモンドのサクサク感と程よい甘さ、香ばしさが口いっぱいに広がる絶品です。

大阪府・大阪市。大阪のご当地グルメといえばたこ焼きやお好み焼き、串カツが全国的に有名ですが、それらに負けていない朝から大人気のビックリ地元朝ごはんが、「釜揚げうどん一紀」の「カレーうどん」です。とある日曜日の午前7時15分。浪速区にある今宮駅から歩いておよそ7分のところにあるお店に行ってみると、早朝にも関わらず行列が！そして、7時30分にオープンすると、あっという間に満席。店内では、みなさんがカレーうどんを食べています。しかも、「日曜日の朝はカレーうどん！」というみなさん。いったいどういうことかといえば、日曜日朝だけ特別価格になるから。通常、カレーうどんの値段は850円ですが、日曜日の朝7時30から10時の間だけ、550円で提供されるのです。値段は安くなっても内容は変わらず、牛肉もたっぷり60ｇ入っているからお得です。もともと、日曜日の朝はお客さんが少なかったため始めたサービスでしたが、噂が噂を呼んで、今や「一紀の朝カレーうどん」という名物になってしまったのだといいます。

北海道・札幌市。札幌と言えば、海の幸やジンギスカンなど北の味覚が集まるグルメの街！そんな札幌市で早朝からめちゃ売れしているビックリ地元朝ごはんが、「海鮮丼」と「ラーメン」だといいます。とある土曜日の午前6時50分。ＪＲ札幌駅から車で走ることおよそ10分。見えてくるのが、札幌場外市場。そのメイン通りから1本入ったところにあるその名も「定食めし屋」。午前7時にオープンすると、あっという間に店内はお客さんでいっぱいに。みなさんが朝からかきこんでいるのは、「海鮮四品丼」と「塩ラーメン」でした。それにしても、なぜこの組み合わせで頼むのでしょうか？それは、ここでしか食べられない贅沢なラーメンライスだから！まず、丼に乗るのは北海道産の本ズワイガニ、脂がのった甘いキングサーモン、殻から外したばかりのホタテ、北海道産のいくらの4種類。さらに、それに合わせる塩ラーメンは、大量のホタテでダシをとった海の香り漂うラーメンと、海鮮丼との相性がバッチリなのです！

沖縄県・那覇市。不動の人気観光地・沖縄の玄関口・那覇は、南国の島でしか味わえない琉球グルメが満載！そんな沖縄県那覇市の“めちゃ売れビックリ地元朝ごはん”が、「ポーたま」なるもの！とある土曜日の午前6時50分。まだ人通りが少ない国際通りから公設市場に続く市場本通りに入り、1本はずれたところにある「ポークたまごおにぎり本店」。午前7時のオープンと同時に次から次へと地元の人たちが訪れ、8時になると外には朝から人だかりができるほどに。みなさんのお目当ては、「ポーたま」と言われる「ポークたまごおにぎり」。沖縄県では長く愛されているポピュラーなもので、「スパム」などのランチョンミートと卵焼きを、ご飯で挟んで海苔で巻いたもの。そんなポークたまごおにぎり専門店として、昨年11月にオープンしたのがこちらのお店なのです。それにしても、なぜ朝から大人気なのでしょうか？それは出来立て熱々が食べられるから。おにぎりは温めて食べるという沖縄独特の県民性があるなか、人気のポークたまごおにぎりを熱々で食べられる専門店が出来たということで、大ブレイクしているのです。

沖縄県・石垣島。美しい珊瑚礁に囲まれた観光客で賑わうリゾート地で、早朝からめちゃ売れしているビックリ地元朝ごはんがあるといいます。とある月曜日の午前6時15分。市街地から車でおよそ10分、一面さとうきび畑が広がるのどかな場所にポツンとある1軒のお店。午前6時30分にお店がオープンすると、瞬く間にテラス席は満席に。7時30分には、炎天下のなか行列もできるほど。果たして、石垣島の“めちゃ売れビックリ地元朝ごはん”とは？それは、「とうふの比嘉」の「ゆし豆腐セット」でした。ゆし豆腐とは、沖縄地方で親しまれている島豆腐を固める前の、柔らかい豆腐のこと。そのゆし豆腐を作り続けて60年以上の老舗豆腐店で、早朝からめちゃ売れしているのが、ゆし豆腐に、ごはん、絞りたての豆乳が付いたセット。なぜ朝からこんなに人気なのかといえば、毎朝作る出来立てを味わえるから。ゆし豆腐を作り始めるのは、深夜3時。8時間水につけおきした大豆をこしていき、絞り機でおからと豆乳に分けます。そして、豆乳を1時間30分程かけて炊き、にがりをたっぷり加えれば、プルプルのゆし豆腐が完成！そして、驚くことに、味付けは一切なし。大豆本来の味と、豆腐を固めるにがりの塩味だけ。このナチュラルな味に朝から癒されるのです。ちなみに、ごはんととろろ、卵が入った「ぶっかけゆし豆腐」(650円)も人気です。

とある土曜日の午前6時45分。東京駅の丸の内北口の改札から徒歩1分、「グランスタダイニング」にあるお店にいってみると、店前にはオープンを待ちわびる人でいっぱい！そして朝7時にオープンすると、店内はすぐに満席状態！こちらは、今から126年前の明治22年に創業した築地に本店を構える江戸前寿司の名店「築地寿司清」。その「東京駅グランスタダイニング店」では、午前7時から10時の間、4種類の朝限定の定食を出していて、なかでも圧倒的に人気なのが、築地から仕入れた新鮮な鯛の刺身に胡麻だれがかかった「鯛胡麻だれ」定食なのです。それにしても、なぜ朝からこんなに人気なのでしょうか？それは1度で2度楽しめること。まずは胡麻だれのかかった新鮮な鯛をごはんに乗せてそのまま食べます。続いて、カツオの効いたダシをかけると、胡麻のアクセントが利いた出汁茶漬けに！出汁の熱さで鯛しゃぶ状態になり、甘みが増し朝にかき込みたくなること間違いありません。

みなさんは、愛知県や岐阜県などの喫茶店で昔から行われている「モーニング」というサービスをご存じでしょうか。モーニングとは、飲み物を頼むと、飲み物代だけでパンやサラダなどの食べ物がもれなくついてくるサービスのこと。そのモーニングが今、とんでもない進化を遂げていて、人気が加速しているといいます。それではここで、早朝から大人気のめちゃ売れビックリモーニングをふたつご紹介します。まずは、愛知県・一宮市。愛知県の中でも特にモーニング文化が根付いている激戦区で、大人気のビックリモーニングが「サイコロトースト」なるもの！時刻は、午前7時30分。ＪＲ尾張一宮駅から車でおよそ15分。やってきたのは、「ベーグルアンドカフェ クローチェ」。朝8時のオープンと同時に店内はすぐに満席になり、外には行列が。この日は、朝から1時間待ちになるほどの人気ぶりとなっていました。みなさんのお目当ては、やはりサイコロトースト。果たして、どんなトーストなのでしょうか？それは、飲み物を注文すると、もれなく縦10cm、横10cm四方のサイコロ状の食パン1斤がまるごとついてくる大人気モーニング。もちろん、代金は飲み物の値段だけ。しかし、なぜ朝から並んでまで頼むのでしょうか？それは、一斤のトーストを飽きることなく食べられるよう施された工夫の数々！巨大なパンの周りには、パンに合うトッピングがずらり。上に乗っているバターはもちろん、皿の上にあるメープルシロップやポテトサラダもパンにあうようなものをチョイス。さらにコーンスープに浸したり、デザート風に、アイス(100円)をトッピングして食べていたら、あっという間に一斤がなくなってしまうのです。

続いては、岐阜県・羽島郡。羽島郡は、岐阜市とモーニングの街・愛知県一宮市に挟まれた人口およそ4万7000人ののどかな町。こちらでは、ある独特のモーニングが人気だといいます。午前8時、ＪＲ岐阜駅から車でおよそ15分のところにある「ヴァリスタ」は、早朝にもかかわらず地元の人で店内はぎっしり。こちらでは、飲み物を頼むと、もれなくサンドイッチやパスタ、サラダにさらに茶碗蒸しが付いてくるというのです。一体なぜ、茶碗蒸しが付くかといえば、岐阜の喫茶店でモーニングに茶碗蒸しが付くのが普通のことだといいます。そんな一風変わった文化の岐阜県にある大人気店「ヴァリスタ」では、豪華モーニングサービスがなんと一日ずっと利用可能。夕方に行っても、茶碗蒸し付きモーニングが食べられますよ。

祝600回！ゲストの役所広司さんが素敵過ぎました！

スマステーションが本日で放送600回を迎えました！そんななか、お迎えしたゲストの役所広司さん。どういう暮らしをしたらあんな風になれるんだろうと思うほど、穏やかで大人の余裕を感じる本当に素敵な方でした。役所さんって誰にも似ていない個性がある方ですよね。俳優としても圧倒的な実力をお持ちの役所さんが、トーストやおにぎりを生試食してくださって。バラエティー番組にもあまりご出演されないイメージがありますから、そんなお姿がとってもありがたい感じがしました。その役所さんも「美味しい」とおっしゃっていたご当地めちゃ売れ朝ごはんの特集、楽しかったです。朝ごはんは大事ですし、普段はもちろん、旅先でもあれこれ探して食べるのが好きです。どれも気になりましたが、あれだけお店が軒を連ねる中華街で早朝から行列ができるというお粥は食べてみたいと思いました。タンパク質もとれて栄養価も高そうでしたよね。そして、役所さんが一番気に入っていらした「ポークたまごおにぎり」も。卵焼きとスパムのようなお肉はテッパンですよね。役所さんもおっしゃっていたように、手軽に食べられるのもいいですね。それから、石垣島のおとうふ定食も美味しそうでした。出来立てのお豆腐が美味しくないわけがないですし、それをあのロケーションで食べられるんですから！旅に出たくなりました。そして、役所さん主演の映画『日本のいちばん長い日』は、本当に素晴らしかったです。戦争は始めることより、終えることがいかに難しいかを痛感させられました。忘れてはいけない、知らなくてはいけないことがしっかりと描かれていますので、すべての日本の方に見てほしいと思いました。