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#563(2014.10.4 OA)

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最近、ワイン飲んでます!

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SmaSTATION!!、遂に14年目に突入!!
大泉洋さんをお迎えして、大満足「めちゃ売れ洋食ベストセレクション」をO.A.!!

今夜で14年目に突入したスマステーションは、ゲストに番組初登場!大泉洋さんをお迎えしました。特集は、『1日100食以上売れる!大満足めちゃ売れ洋食ベストセレクション9』です。
洋食を特集する雑誌が次々と発売されるなど、いま独自の進化を遂げた洋食が熱い注目を集めています。ここでは、大泉さんがスタジオで生試食したメニューを振り返っておきましょう!!3月に開業した大阪・阿倍野『あべのハルカス』のお膝元、ショッピングモール『あべのキューズタウン』内にある洋食店『グリルマルヨシ』で1日に110食が売れる人気メニューが『特製ロールキャベツ』です。60年以上愛され続けているこの特製ロールキャベツ、人気の理由はキャベツのボリューム!使用するキャベツは、甘みの強い長野県産で30cm以上のサイズのもの。丁寧に下ごしらえしたキャベツの大ぶりの葉3枚で牛と豚の合挽肉を包んだソフトボール大のロールキャベツを、牛肉でダシを取ったブイヨンで4時間以上、じっくりムラなく煮込みます。仕上げにかけるのは2種類のソース!少しスパイシーなカレーソースと甘さと深いコクが特徴のデミグラスソースはキャベツとの相性も抜群です。『パスタの街』と呼ばれる群馬・高崎市の老舗店が創業46年のイタリアンレストラン『シャンゴ』。高崎市民が愛してやまないこのお店の“めちゃ売れ”洋食が『シャンゴ風スパゲッティ』です。それは、創業者の関崎省一郎さんが、46年前にカツカレーを参考に考え出した、パスタの上にカツとミートソースがのったオリジナル洋食。風味豊かな甘さと苦みが絶妙な特製ミートソースは、パスタだけでなく、カツとも相性抜群。3つをからめて食べると、口いっぱいに三位一体の贅沢な味わいが広がります。石川県・金沢市からは、創業57年の老舗洋食店『グリルオーツカ』の『ハントンライス』をご紹介。ハントンライスとは、46年ほど前に金沢市で生まれたオムライスにフライなどを乗せたご当地洋食のこと。ハンガリーの家庭料理にちなみ、ハンガリーの『ハン』と、フランス語で『トン』と呼ばれるマグロのフライから付けられたものだと言われています。食べやすい一口サイズにしたマグロのフライやエビフライを卵に投入し、トロトロの半熟に仕上げます。それをケチャップライスに乗せ、その上にケチャップ、そして自家製のタルタルソースをWでかければハントンライスの完成!オムライスとフライを一緒にした斬新なメニューにもかかわらず、1口食べればどこか懐かしい味わいです。このほか、チャーハン・とんかつ・カレーという夢の三重奏が人気の京都「キッチンゴン」の『ピネライス』、東京・有楽町『ラ・メール・プラール』の『伝統のオムレツ』なども試食していただきました。大泉さんは『特製ロールキャベツ』が特にお気に入りだったそうです。
次週10月11日の放送は『果実も恋も実る秋の人気格安バスツアー』をお送りします。ゲストは伊勢谷友介さんです。お楽しみに!!

近頃、「洋食」を特集した雑誌が次々発売されたり、独自の進化を遂げた洋食メニューが、全国各地で生まれていたりと、洋食ブームが盛り上がっているのをご存じですか?今回、みんなが大好きでおなじみの洋食のなかでも、1日100食以上を売り上げる大人気の洋食をご紹介します。


SmaSTATION!!特別企画
1日100食以上売れる!大満足めちゃ売れ洋食 ベストセレクション9


(1)最高級のお肉100%!
ミディアムレアの贅沢ハンバーグを手頃な価格で!
ミート矢澤「黒毛和牛100%フレッシュハンバーグ」1050円※平日のランチ料金

東京・五反田に1日に600食を売り上げる洋食屋さんがあります。土曜日の午前11時10分、五反田駅から徒歩5分のところにある一軒のお店には、オープン前にも関わらず、お店の前にはお客さんの姿が。さらに、道路の向こう側にまで行列が伸びていました。こちらの「ミート矢澤」は、高級和牛専門の卸業者・ヤザワミートの直営店。その仕入れの特徴は、牛をまるごと買う「1頭買い」ではなく、肉の目利きが、部位ごとにその時最も美味しい産地のものを見極め、日本全国から仕入れる、というやり方。しかも、そのほとんどが最高級のA5ランクというこだわりぶり。こちらでは、とにかく美味しいお肉をいつでも味わうことができるのです。例えば、赤身のプリプリした食感の北海道産A5ランクのもも肉のステーキ、「矢澤ステーキ(内モモ)」300gは、ごはん・みそ汁・ミニサラダ付きで4320円(平日のランチ料金)、口に入れたら溶けてしまう茨城県産のA5ランクのサーロインステーキ、「サーロインステーキ」200gは、ごはん・みそ汁・ミニサラダ付きで5400円(平日のランチ料金)とリーズナブル。そんなメニューに並ぶ、めちゃ売れ洋食の「黒毛和牛100%フレッシュハンバーグ」には、これらと同じお肉が使われています。使用されるのは、A5ランクのお肉の切り落とし部分。サーロインやフィレなどに加え、ウデ、スネ、ネックなどの部位を混ぜ食感の良さをプラス。そして、これらの最高級肉を一度機械でミンチにします。めちゃ売れの理由は、ハンバーグの一番の特徴であるシンプルさ。お肉の美味しさを最大限に引き出すため、ミンチに加える塩、コショウ、パン粉などは少量にし、さらに焼き方にもこだわりが。鉄板でしっかり焼くと思いきや、両面に焼き目を付けただけでした。実はそれを、専用オーブンで6分程度焼き蒸すことで、肉の旨味を中に閉じ込めながら仕上げるのです。すると、焼きあがったハンバーグは、肉汁でパンパンの状態に。これを野菜やソースと一緒に鉄板にのせれば完成です!なかに、あふれんばかりの肉汁が詰まったハンバーグ。まずは、そのまま食べて、最高級の牛肉本来の美味しさをがっつりと堪能!さらに、リンゴやタマネギなどを入れて作った醤油ベースのさっぱりソースでいただくのがオススメです。




(2)2種類のソースで贅沢にいただく!
未体験のトロトロロールキャベツ!
グリルマルヨシ「特製ロールキャベツ」1600円

今年3月に開業した大阪・阿倍野にある「あべのハルカス」のお膝元、ショッピングモール「あべのキューズタウン」内にある洋食店「グリルマルヨシ」。昼時には、ある洋食を求め店内は満席状態になるのです。1日に110食が売れるという洋食が「特製ロールキャベツ」です。今から68年前の昭和21年に創業した、町の洋食店「グリルマルヨシ」が、3年前このショッピングモール内に移転。柔らかく煮込まれた牛肉たっぷりのビーフシチュー、「特製ビーフシチュー」(2500円)、オムライスにハンバーグやコロッケなどがセットになった、「大人のお子様ランチ」(1580円)などが人気ですが、なかでも根強いファンを持つ一番人気は、60年以上愛され続けている特製ロールキャベツ!人気の理由は、キャベツのボリューム!使用するキャベツは、甘みの強い長野県産で30cm以上のサイズのもの。キャベツの芯を抜き、丸ごとお湯に入れて茹で、程よく火が通ったら1枚1枚はがし氷水の中に入れしめていきます。こうすることで、キャベツの甘味を内側に封じ込めつつ程よい食感に仕上げることが出来るのだといいます。さらに、芯の硬い部分を1枚1枚叩いて柔らかくし、ようやくキャベツの下ごしらえが完了。次に牛と豚の合挽肉をキャベツで包んでいくのですが、何と大ぶりの葉を3枚も使用します。そして、ソフトボール大のロールキャベツが完成します。これを、牛肉でダシを取ったブイヨンで4時間以上、じっくりムラなく煮込みます。仕上げにかけるのは2種類のソース!少しスパイシーなカレーソースと甘さと深いコクが特徴のデミグラスソースをかければ、見た目にも美しい、特製ロールキャベツの完成です!割ってみると、なかには肉汁たっぷりのお肉と、トロトロになったキャベツ。あとは、キャベツと相性抜群の、甘口と辛口の2種類のソースで好きなだけ、食べ比べできちゃいます。




(3)チャーハン!トンカツ!カレー!
ありそうでなかった夢の三重奏!
キッチンゴン「ピネライス」(レギュラーサイズ)830円

京都駅から車でおよそ10分、神宮丸太町にある洋食店「キッチンゴン」。創業から44年というこちらのお店は、昼時には、ある洋食を求めるお客さんで満席になります。それが、1日に120食が売れるという“めちゃ売れ”洋食、「ピネライス」です。こちらのメニューは、40年程前にお客さんの要望から生まれたもの。「チャーハンにカレーをかけてほしい」、「もっとボリュームのあるメニューが食べたい」といったリクエストに応え、チャーハンにカツを乗せ、さらにカレーをかけたところ大好評。口コミで人気となり、いつしかお店の看板メニューとなったのです。ちなみに、「ピネ」とはフランス語の「薄い」を意味するフィーヌ(fine)がなまったもの。薄いカツを乗せていることからその名前になったといいます。チャーハンには、卵やハムを入れ、塩コショウのみでさっぱりと薄味に味付け、パラパラになるまでしっかりと炒めます。カツは、チャーハンやカレーと一緒に食べやすいように、5mm以下の薄い豚のロース肉を使い180℃の油でカラっと揚げます。出来上がったサクサクのカツを2枚チャーハンの上に乗せ、最後にチャーハンに合うよう、マイルドに仕上げたカレーを豪快に上からかければピネライスの完成!3つを一緒に口に入れれば、それぞれの味が複雑に絡み合い、得も言われぬ美味しさに。ガッツリ食べたい男性には、1kg以上のチャーハンに4枚のカツを乗せ、レギュラーサイズの倍以上のカレーをかけた超特大サイズ、「メガピネライス」(1660円)がオススメです!




(4)サックサクの衣の中に
お刺身のようなミディアムレアな牛肉!
牛かつおか田「牛ロースランチかつセット」1300円

東京・新橋駅の目の前にあるニュー新橋ビル。サラリーマンに愛されるこのビルには、じっくり煮込んだ牛バラ肉の「肉めし」(490円)で有名な「新橋 岡むら屋」など、人気のお店が目白押し!なかでもサラリーマンに絶大な支持を得ているのが、地下1階にある「おか田」です。午前11時30分、店の外には階段の上まで続く長蛇の列が。15席ある店内は、ある洋食を求めるお客さんで満席状態です。そんなみなさんのお目当てで、1日に140食売れるというのが「牛ロースランチかつセット」です。こちらのお店、元々はフレンチレストランで修業していた店主の岡田健一さんが「牛肉そのものの美味しさをもっと知ってもらいたい」と始めた牛かつ専門店。9割以上のお客さんが頼むのが、こちらの牛ロースランチかつセットだといいます。揚げるお肉には脂(あぶら)や筋(すじ)を丁寧にとった、肉厚な牛のロース肉を使用。その肉を、溶き卵に小麦粉を混ぜた粘り気の強い衣にくぐらせて、細かめのパン粉をまぶして揚げていくのですが、人気の秘密はこだわりの揚げ方。3種類をブレンドした油は、210℃と高めの温度。さらに揚げる時間にも秘密が!時間を計ってみると…たった30秒でした!試行錯誤の結果、この温度、この揚げ時間がベストという結論に達したのだとか。カリカリの衣のなかは、まるでルビーのように輝くミディアムレア!オススメの食べ方は、ワサビを乗せて醤油をつけてガブリ。牛肉本来の味をこれでもかと、堪能することができます!こちらのお店、早い日には午後1時過ぎにはお肉がなくなって閉店してしまうことも。食べたい方は行列覚悟で早めに行くことをオススメします。




(5)濃厚であまーい黒々ミートソース!
40年以上愛され続ける高崎パスタ!
シャンゴ「シャンゴ風スパゲッティ」853円

続いての“めちゃ売れ”洋食があるのは、群馬県・高崎市。群馬県は、小麦粉の生産量が全国4位。そのため、昔から粉食文化が根付いていて、特に高崎市では、日本にそれほどパスタが浸透していなかった昭和50年頃からパスタを出すお店がどんどん増え始め、いつしか「パスタの街」と呼ばれるまでに。そんなパスタの街・高崎市で、先駆けともいわれる人気の老舗が創業46年のイタリアンレストラン「シャンゴ」。お昼時には、外には行列、さらに店内も満席状態となります。そんな1日に120食を売り上げる高崎市民が愛してやまない“めちゃ売れ”洋食が、「シャンゴ風スパゲッティ」です。それは、創業者の関崎省一郎さんが、46年前にカツカレーを参考に考え出したパスタの上にカツとミートソースがのったオリジナル洋食。そんなスパゲッティの人気の理由は、パスタにもカツにも合う絶品ミートソース!大きな鍋に、ひき肉、ホールトマト、牛骨ベースの出汁、そして、デミグラスのルーなどを加えじっくり煮詰めることで完成します。1.9mmの太めのパスタに、カラッと揚げた豚ロースのカツを切って乗せ、最後に特製のミートソースをかければ、「シャンゴ風スパゲッティ」の完成!風味豊かな甘さと苦みが絶妙な、昔懐かしいミートソースでパスタだけでなく、カツとも相性抜群。3つをからめて食べると、口いっぱいに三位一体の贅沢な味わいが広がります。




(6)オムライスとフライがドッキング!
ボリューム満点のご当地洋食!
グリルオーツカ「ハントンライス」850円

石川県・金沢市の繁華街・片町にあるのが、創業57年、地元で愛される老舗洋食店「グリルオーツカ」。お昼時には、1日140食も売れる名物洋食を求めてお店の外にはズラッと行列ができます。もちろん、店内も満席状態です。そんな金沢市民が愛する“めちゃ売れ”洋食が、「ハントンライス」です。ハントンライスとは、46年ほど前に金沢市で生まれたオムライスにフライなどを乗せたご当地洋食のこと。金沢市を中心に10店舗以上のお店で食べることができますが、なかでもこちらのグリルオーツカは、昔ながらの定番ハントンライスが食べられると人気なのです。ハントンライスという名前は、ハンガリーの家庭料理にちなみ、ハンガリーの「ハン」と、フランス語で「トン」と呼ばれるマグロのフライから付けられたものだと言われています。食べやすい一口サイズにしたマグロのフライやエビフライを卵に投入し、トロトロの半熟に仕上げます。それをケチャップライスに乗せ、その上にケチャップ、そして自家製のタルタルソースをWでかければハントンライスの完成!オムライスとフライを一緒にした斬新なメニューにもかかわらず、1口食べればどこか懐かしい味わいです。




(7)フレンチのシェフが本気で作った!
一口食べれば汗が噴き出す絶品カレー!
SPOON「フレンチカレー」930円

東京・西荻窪駅、徒歩2分のところにある「SPOON」では、昼時になると、ある看板メニューを求めて行列ができます。カウンター11席のみの小さい店内ももちろん満席です。そんなSPOONで1日に200食を売り上げる“めちゃ売れ”洋食が、「フレンチカレー」です。こちらは、本場フランスでフレンチを学んだシェフの和田直樹さんが、フランス料理の敷居が高いイメージをなくすために、日本人にとって身近で親しみがある料理カレーに挑んだ、その名も「フレンチカレー」の専門店。人気の理由は、とにかくいろいろな美味しさがギュッと凝縮されたカレーソース。まずは、細かく切った豚バラ肉と牛バラ肉を鍋に入れ焼き目が付くようしっかりとソテー。同様にタマネギ、ニンジンなどの野菜のみじん切りも飴色になるまでソテーします。その後、野菜に加えるのが、サンショウ、クミン、タイムなど13種類をブレンドしたオリジナルスパイス。スパイス本来の風味がしっかり味わえるよう、少し荒目にミキサーにかけているといいます。自家製スパイス、先ほどソテーしたお肉、トマトを入れたら、登場するのがフレンチ出身のシェフならではの決め味、牛骨、タマネギなどの香味野菜から一晩かけてダシを取ったフォンドヴォー!この絶品スープを丁寧に濾しながら入れ、さらに1時間ほどじっくりと煮込むのです。それをさらに3日間寝かせることで、 ようやくカレーソースが完成!食感の良い13穀米のご飯にカレーソースをかけ、赤ワインで5時間以上じっくりと煮込んだ、とろとろ牛肉を上に載せれば、素材の旨味がこれでもかとつまったフレンチカレーの完成です!一口食べれば、スパイスの香りが口いっぱいに広がり、いつの間にか汗が噴き出る、新感覚カレー。また、スプーンで簡単に切れるほど、柔らかいとろとろ牛肉も絶品です。カレー好きの方、一度試してみてはいかがですか。




(8)あの世界遺産の名物が日本でも食べられる!
ふわっと溶ける!新食感のぷるぷるオムレツ!!
ラ・メール・プラール「伝統のオムレツ(ランチコース)」1782円

東京・有楽町駅から歩いて3分、東京国際フォーラムの敷地内にあるのが、レストラン「ラ・メール・プラール」。お昼12時ともなると、店内は女性客を中心に大賑わい。こちらには、お客さんの9割が必ず頼む洋食があるといいます。それが1日に230食も売れる「伝統のオムレツ」です。こちらは、フランスの世界遺産「モン・サン=ミシェル」にある創業126年の歴史ある有名店が3年前に日本初出店したお店。ムール貝の白ワイン蒸し、「ムール貝のマルミット」(2147円)、リンゴのキャラメルシロップ漬け、「リンゴのタルトタタン」(1069円)なども人気ですが、圧倒的な一番人気が、創業者のプラールさんが126年前に考案した看板メニューの「伝統のオムレツ」なのです。人気の理由は、ふわふわのメレンゲのような食感。どうしてそれほど“ふわふわ”“プルプル”に仕上がるのでしょうか。特別に調理の様子を見せてもらうと…卵は、卵の味がしっかりとした岡山県産を使用。それを、本場モン・サン=ミシェルでも使われている特注の銅製のボウルに入れ、泡だて器を重ねてかき混ぜます。そのときに聞こえる独特のリズム…。混ぜる際、横に切る動きをすることで卵の泡がよりきめ細かくなりふわふわのオムレツに仕上がるのだといいます。かき混ぜること15分!先ほどの卵が、空気をたっぷり含んだムース状になったらフライパンにフランス産の塩とバターを入れ、卵のムースを流し入れ丁寧に焼き上げていきます。そして、ふっくらと焼きあがったオムレツに、スモークサーモンをまぶせば、ビックサイズのぷるぷるのオムレツが完成!その厚さはなんと、5cm以上!なかは、ムース状のやわらかオムレツで口に入れると、ふわっと溶けてしまうメレンゲのような食感は感動もの。そのまま食べてももちろん美味しいですが、一緒についてくる付け合せのスモークサーモンなどを乗せて食べても絶品です!




(9)極太麺にしっかりしみ込んだトマトソースが後を引く
昭和の懐かしい定番洋食!
東京ナポリタン(8)「赤ナポリタン」600円

宮城県・仙台駅の近くにあるデパート「さくら野百貨店」の地下1階。お昼12時にその惣菜売場を歩いていくと、突然、多くの人で賑わう一軒のお店が。15席のカウンター席はもちろん満席!席を待つ行列は、店外にも伸びていました。そんなデパ地下に大行列ができる1日に200食も売れる“めちゃ売れ”洋食が、「赤ナポリタン」です。こちらは、ナポリタン専門店。2013年に行われた「ナポリタン日本一決定戦」で、優勝するほど、その味は折り紙付きです。人気の理由は、とにかくモチモチした食感の極太麺。使うのは一般的な麺の太さ1.6mmよりもかなり太い2.2mmの極太麺。それを芯が残らないよう、あえて“ふにゃふにゃ”になるまで16分間しっかりと茹で、さらに、一晩寝かせます。こうすることで麺の表面の水分が飛び、調理する際、麺にトマトソースがよりしみ込みやすくなるといいます。次に豚肉、マッシュルーム、タマネギなどの具材とともに麺を入れ、麺がモチモチするまで、時間をかけて、ひたすら混ぜながら炒めます。次に、たっぷりのホールトマトとブレンドして作ったお店オリジナルのトマトソースをフライパンに入れ、麺と同じ温度に温め、絶妙のタイミングで素早く麺全体にトマトソースを絡めれば、熱々のナポリタンが完成!もっちもっちの極太麺を口に入れれば酸味の効いた深いトマトの味わいが広がります。さらに、多くのお客さんがナポリタンと一緒に注文するのが「トッピング」。人気の第3位は、ジューシーな歯ごたえがたまらない「焼きベーコン」(200円)。第2位は、熱々のパスタと相性抜群の「とろけるチーズ」(100円)。そして、第1位はトロッとした半熟の「目玉焼き」(100円)です。ちなみに、こちらでは和風醤油味が後を引く「白ナポリタン」(600円)、焼きそば風の味付けの「黒ナポリタン」(600円※どちらも14:30以降の限定メニュー)といったちょっと変わったナポリタンも人気です。


番外編
1日100食には届かなかったものの、ちょっと変わったお店の“めちゃ売れ”洋食




富良野のこだわり食材で作る
オムライスとカレーの熱々コラボ!
てっぱんやきまさ屋「富良野オムカレー」1080円

ラベンダー畑など、観光名所として有名な北海道・富良野。その富良野駅から徒歩5分の場所にあるのがてっぱんやき「まさ屋」。鉄板焼きの定番、豚・エビ・イカが入ったお好み焼き、「お好み焼きミックス」(800円)や上富良野産の豚の骨付き肉を豪快にフランベして仕上げる、「炎のスペアリブ」(1580円)などが人気の鉄板焼き屋さんですが、そんなお店に隠れ“めちゃ売れ”洋食があるといいます。それが、オムライスとカレーを合体させた富良野のご当地グルメ、オムカレー。こちらでは「富良野オムカレー」と呼ばれ、市内の12店舗で食べることができるご当地グルメとして人気を集めています。人気の理由は、絶妙の焼き加減の、鉄板焼きスタイル!まず、富良野産のブランド米「ななつぼし」を、豪快に鉄板で炒めてパラパラのバターライスを仕上げます。次に、富良野・大西養鶏所の「さくらたまご」をトロトロの半熟に、さっと焼き上げてバターライスにかぶせます。さらにそこに、プリプリした食感がたまらない上富良野産の豚トロ肉、最後に、オムライスに合うようデミグラスソースを加えて仕上げた、ピリ辛のオムカレー専用のカレールーをかければ完成!あまい半熟のトロトロの卵と、ぴり辛のカレーは相性抜群、一度食べたら、癖になるコラボ。鉄板での調理を見て楽しむこともできるこちらのお店、富良野に観光に行った際に立ち寄ってみてはいかがですか?




ぷりぷりのきのこがたっぷり!
まろやかなホワイトソースのコク旨洋食
HATTIFNAT「玄米きのこたっぷりドリア」918円

もう一軒の話題の“めちゃ売れ”洋食があるのは東京・吉祥寺。吉祥寺駅から歩いて5分のところにあるおしゃれな外観の「八ティフナット」。店内は壁一面に絵が描かれていて、まるで絵本のなかに入ったかのような可愛らしい雰囲気。こちらは、女性にとても人気があるカフェで、見た目も楽しい「ほんわかカフェラテ」(594円)や、シフォンケーキにバナナをはさんだ、「さくさくシフォンのバナナのショート」(680円)などが人気メニュー。そんなカフェにも隠れ“めちゃ売れ”洋食がありました。それが「玄米きのこたっぷりドリア」です!人気の理由は、玄米ときのこという、女性が大好きな組み合わせとその食感。まずは、炊いた玄米に塩、コクを出すため隠し味のカレーを加え炒めます。さらにケチャップを入れて炒めれば、ぷちぷちした食感が楽しい玄米のケチャップライスが完成。続いて、エリンギ・シメジ・マイタケの3種類のきのこをバターでいため、先ほどのケチャップライスの上にこれでもかと敷き詰めます。さらに、茹でたホウレンソウを上に乗せたら、一晩寝かせたオリジナルのホワイトソース…コクのある発酵バター、小麦粉、牛乳だけでつくったミルク感の強いまろやかなホワイトソースをたっぷりとかけるのです。最後に濃厚なパルメザンチーズをふりかけて、オーブンで焼き上げれば、熱々の玄米きのこたっぷりドリアの完成!ぷりぷりしたきのこの食感、そしてクリーミーなホワイトソースの組み合わせは絶妙です。全部をしっかりと混ぜて食べるのがオススメだといいます。


3週空いた影響かな?あそこは20秒足りなかったなぁ

1ヵ月ぶりに六本木・テレビ朝日のスタジオに帰ってきた香取編集長。今回は、かなり久々感があったそうで…。というわけで、今週の格言です。「大阪からの生中継から2週空いたせいか、1ヵ所、20秒くらい足りなかったな、というところがあったりして…。前半あそこで30秒だったものが、そこで10秒詰まっていればいけたかな、とか…。それだけ聞くと、『そんな10秒とかの単位で、どこで何をしてるんだ?』って思われるかもしれないですけど、それこそ14年目ともなると、20秒と言わず10秒でも良かったんですけど…というようなところがあって。原因を考えると、3週ぶりくらいのテレ朝のスタジオが思いのほか久々感があったり、あとは空いたことによるテンポ感だったり、逆に空いたからこそしゃべりたくなっちゃってしゃべり過ぎている部分があったり、あとは大泉さんがしゃべり過ぎたとかもあったり(笑)。そんな大泉さんも試食のときに秒数をスゴく気にしてたのが面白かったです。熱々メニューも、芸人さんみたいだった(笑)」。


大泉洋さん
香取さん、今まで僕のことが好きじゃなかったんだ…。

初めてのスマステーション出演はいかがでしたか?

いやぁ、疲れました。ずっと緊張していましたので。やっぱり、生放送ですし、試食のコメントも20秒ということで、すべてがクイズのようで難しかったです。肝心のクイズも当たらなかったですし…(苦笑)。最初から「大泉洋が爆笑試食!」みたいに画面に出てきたので、ハードルが上がりましたね。でも、試食はあんなにいっぱい食べられると思っていなかったので、ビックリしました。嬉しかったです。

試食は6品で、ロールキャベツ、ハントンライスが特にお気に入りのようでした。召し上がっていないもので「これは食べたかった」というものはありましたか?

それは、ミート矢澤のハンバーグですね。あんなにレアで食べられるハンバーグってあまりないじゃないですか。あそこはステーキで食べられるような新鮮なお肉をその場でミンチにしているからレアで食べられるわけで。すごく食べてみたかったですね。

洋食がお好きとのことでしたが、普段よく召し上がる洋食といえば?

うーん、やっぱりカレー、ハンバーグ、ナポリタン、そしてエビフライですね。でも、大人になってエビにアレルギーが出てしまいまして。大好きなものがあまり食べられないという。でも、それが嫌なので食べるんですけど、アレルギーがねぇ…。

とはいえ、特集としては大泉さんにハマったということでしょうか?

そこは、完璧だと思います。食べられる特集のときに出演できて本当によかったです。でも、20秒でコメントを言うのは難しいですね。しかも、ドリアでしたっけ?あれは、ほかのものと違って取り分けられていなかったんですよ。熱々のものがそのまま出てきて、自分で混ぜるところから20秒ですから!あれは、危険だったと思います。熱かったなぁ。

香取さんとはいかがでしたか?

番組の合間とかに、(主演の映画)『ぶどうのなみだ』の話をしてくれて、「すごく面白かった」と言ってくださったのが嬉しかったです。具体的に「あのシーンがよかった」とか、言ってくださるんですよ。こうやって宣伝で出させてもらっても、MCの方がちゃんと作品を見てくれることって、そんなにないんですよ。それを香取さんはやってくださって。以前からすごい方だとは思っていましたけど、お会いしてさらに素晴らしい方だな、と感動しました。

香取さんは今日で「大泉さんのことが好きになった」と話していましたね。

確か(主演の映画)『青天の霹靂』のときも「感動した」と言ってくださったと思うんですけど、どちらかと言うと、今まで好きじゃなかったんだ…、という方に感じて、ショックでした。

最後に主演映画『ぶどうのなみだ』の見どころを改めてお願いします!

生きていく人間の苦悩が描かれていると言いましょうか。家族を捨てて、すべてを捨てて音楽の道に入った男が、耳を患ったことでその道を断たれてしまうんです。そして、やっとのことで見つけたのが故郷でワインを作るという。誰にでも挫折の経験はあると思うんですけど、そこから人はどう這いあがっていくのか、周りの人はどうやって手を差し伸べてくれるのかというドラマがあって。さらに、そこで出会った破天荒な女性と反目しながらも惹かれあっていくという、王道な恋愛のようなストーリーもある、どの世代でも楽しめる映画になっていると思います。そして、そこに北海道の美しい景色と美味しそうな料理とワインがありますので、見終わった後にお腹が空く映画ですね。ぜひ、よろしくお願いします!

映画「ぶどうのなみだ」
10月11日(土) 全国ロードショー


大泉さん絶賛のロールキャベツ、食べてみたい!

スマステが14年目に突入いたしました!これも香取さんとテレビをご覧のみなさまのお陰でございます。本当に感謝しております。ありがとうございます。そんななかでの洋食特集は“めちゃ売れ”だけあって、どれもとっても美味しそうでしたね!最初のハンバーグからそうでしたけど、ロールキャベツもフレンチカレーも厳選素材を使って、とても丁寧に作られていましたよね。5cmを超える厚みのふわふわのオムレツも、モチモチのナポリタンも一度は食べてみたいと思いました。なかでも、ひとつを選ぶならロールキャベツかなぁ。たっぷりのキャベツ、ジューシーなお肉、そして飽きないようにデミグラスとカレーの2種類のソースがかかっているのもポイントが高いなぁって。ゲストの大泉洋さんも絶賛されていましたね。大泉さんは、サービス精神のある素敵な方でした。一生懸命に試食のコメントをされていたのが印象的でした。私も香取さん同様、初めてゲストに来ていただいた感じがしなくて。確かにご出演作はたくさん拝見していますけれど、この感覚は何なのでしょうか(笑)。そんな大泉さんの主演映画『ぶどうのなみだ』もとてもよかったです。大きな挫折を経験して心を閉ざしていた男性が段々変わっていく様を、大泉さんがすごく自然に演じていらっしゃって。それが大自然と溶け合っていく感じも素晴らしかったですし、出てくる北海道の食材を使ったお料理、そしてワインがとっても美味しそうで。俳優陣の巧みなお芝居はもちろん、女性監督らしい細やかな演出の数々や美しい映像も、まるでヨーロッパの映画を見ているような気分でした。秋にピッタリのオススメ映画です!

洋食特集は、反則だらけでしたね!

◆14年目…今回の14年目突入は、どちらかというと「ああ、長いなぁ…。13年もやってきたのか」っていう感じですかね。まあ、たまたま今日の感じっていうのもあったと思うんです。大阪行って、2週お休みだったりして約1ヵ月空いたので。だから、久々感があるところに、「14年目です!」ってなると、ドーンとくる感じもありますね。まあ、しれっと突き進みたいですね(笑)。3年続いて、5年、10年…と、いろんな節目節目で感じる中で、こんなに長く番組をやらせてもらったことに関しては、「テレビ朝日さんありがとう!」ですね。「この土曜日に、ボクが面白いな、楽しいな、と思いながら仕事ができる場をこんなに長くやらせていただいて、ありがとうございます」というところまで来ますよね(笑)

◆洋食特集は、まあ反則だらけでしたね(笑)。そもそも洋食の定義、洋食ラインっていうのはどこなんだろう?っていうのも…。カツは結構使われますけど、カレー、チャーハン…みなさんも、どこかひっかかると思うんですよね。「チャーハン?」みたいな。でも、それをも"洋食"という言葉がクリアにしてくれるというか。デミグラスだけじゃなく、ケチャップとか、ホワイトソースとか…あの感じは反則ですね。いやあ、いい特集でしたね

◆大泉さんの“爆笑試食”(笑)も良かったです。大泉さんの映画、いままでいろいろ観させていただきましたけど、その流れで今回の『ぶどうのなみだ』を観て、「あ、この俳優さん好きだな…」って、遂に思ってしまったという(笑)。だから、今日お会いしたときに、「あ、大泉洋だ…」って、いままでとは違う感じがあったんです(笑)。映画の中で本当にカッコ良いんですよ。また食事シーンも、今日の特集と同じように美味しそうな映画でね。そういうのって、いいですよね。今夜のスマステも映像だけでももう美味しそうで、「幸せだな」って思いましたから。