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#528(2013.12.14 OA)

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試食ゼロは珍しいですよね?

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ゆるキャラ、USJ、伊勢神宮…
上戸彩さんをお迎えして、2013年ブーム検定をオンエア!!

ゲストに上戸彩さんをお迎えした今週のスマステーション。特集は『2013年ブーム検定〜コレを見れば今年の流行がすべて分かる!』をお送りしました。
今年もさまざまな流行が生まれました。テレビやイベントで大活躍だったのは、ゆるキャラ。なかでも大活躍だったのはふなっしーです。船橋市非公認のご当地キャラですが、その活躍が船橋市の名を全国に広めたとして、10月には市から感謝状が贈られました。先月には、各地のゆるキャラたちが大集結する『ゆるキャラさみっと』が埼玉県羽生市で開催され、2日間で過去最高45万人の来場者を記録。その目玉イベント『ゆるキャラグランプリ』では、1580ものエントリー中、栃木県佐野市の『さのまる』が1位の座を獲得しました。香取編集長、草ナギ剛さん、そして木村拓哉さんが乗ったことでも話題になり、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン史上最高の8時間待ちを記録したのは『ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド〜バックドロップ』です。その名の通り、後ろ向きで激走するスリル満点のこの大絶叫コースター、座席のスピーカーから流れるBGMはSMAPの『Battery』。あまりの人気に当初7月までだった期間限定運転の予定が変わり、常設アトラクションに決定しました。一方、出版界で話題になったのは、池井戸潤さんの『オレたちバブル入行組』シリーズ。そのきっかけは、もちろん、本日のゲスト・上戸彩さんも出演したドラマ『半沢直樹』です。ドラマ放送以降、原作本の売り上げは、250万部(シリーズ2冊累計)に到達。また、ドラマで主人公の半沢が言うセリフ「倍返し」は、流行語大賞も受賞しました。テレビドラマではNHK朝の連続テレビ小説「『あまちゃん』も大ヒットを記録。ヒロインのあきが驚いたときに使った「じぇじぇじぇ」も、流行語大賞を受賞しています。雑誌やテレビで数々の特集が組まれ、観光客が急増したのが伊勢神宮と出雲大社。参拝客が増えたのは、神様のご神体をお社に移す『遷宮』と呼ばれる儀式があったためです。このふたつの神社で遷宮が重なるのは、非常に珍しいことであるため、この貴重な年を逃すまいと、多くの人が訪れたのです。このほか、世界文化遺産への登録が決定した『富士山』、2020年東京オリンピックの開催決定、2000万ダウンロードを突破したパズルゲーム『パズル&ドラゴンズ』、「今でしょ!」の林修先生も大きな話題を集めました。
次週12月21日の放送は『アンテナショップで買える!絶対にハズさないご当地レトルト&インスタント』をお送りします。ゲストは堀北真希さんです。お楽しみに!!

今年も残すところあとわずかとなったところで、今年誕生した様々なブームを総決算!日本中が注目したあのテレビドラマから、世界遺産に登録された日本一の山、そして、あの先生まで!今年の流行は今年のうちに、しっかりとおさらいしましょう。
※調査協力:マクロミル


SmaSTATION!!特別企画
2013年ブーム検定〜コレを見れば今年の流行がすべて分かる!


(1)ゆるキャラ

先月、アメリカのボストンにある超名門ハーバード大学で開かれた特別講義に、熊本生まれの“ゆるキャラ”くまモンが登場しました。熊本県の蒲島郁夫知事が行う特別講義「くまモンの政治経済学」に現れ、大勢の学生の前で得意のダンスを披露しました。そして今年、大人気だったのがふなっしーです。船橋市の非公認のご当地キャラですが、その活躍で船橋市の名を全国に広めたとして、10月に市から感謝状が贈られました。ちなみに、ふなっしーは「本人も望まないだろう」との理由で現在も公認されていません。そして先月、各地のゆるキャラたちが大集結する「ゆるキャラさみっと」が埼玉県羽生市で開催され、2日間で過去最高45万人の来場者を記録。その最大の目玉イベント「ゆるキャラグランプリ」では、1580ものエントリー中、1位の座を獲得したのが栃木県佐野市の「さのまる」でした。早くも来年の活躍に期待が高まっています!




(2)「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」

SMAPの3人が乗ったことでも話題となり、今年3月にUSJ史上最高の8時間待ちを記録したアトラクション「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド〜バックドロップ」。こちらは名称の通り、後ろ向きで激走するスリル満点の大絶叫コースター。座席のスピーカーから流れるBGMはSMAPの「Battery 」。あまりの人気に当初7月までだった期間限定運転の予定が変わり、常設アトラクションに決定しました。そして7月には 「NEWアメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライド 4K3D」がオープン。特徴は、世界最高レベルの3D映像を駆使したこれまでにない臨場感。こちらは香取さんが期間限定でスパイダーマンの声を担当したことも話題になりました。現在、世界最多・35万6097個の電飾を誇るクリスマスツリーと最先端の映像技術・プロジェクションマッピングとが織りなす「クリスマス・ナイトショー」に多くの人が足を運んでいる。来場者は2001年の開業以来、12年ぶりに1000万人を突破する勢いだといいます。




(3)「フライング タイガー コペンハーゲン」「ASOKO」

関西で大きな話題となったふたつの雑貨店が東京に進出、どちらも連日大行列、とにかく女性に大人気となっています。それが「フライング タイガー コペンハーゲン」と「ASOKO」です。デンマークから上陸したフライング タイガー コペンハーゲンは、商品は全て本国デンマークと同じもの。北欧テイストのおしゃれなデザインとリーズナブルな値段が魅力でナプキンやケーキプレート、子供用の傘、紙製のスーツケースなど、この季節ならでは、クリスマスのオーナメントや温度で色が変わるマグカップなど、乙女心をくすぐるおよそ1600商品程が並びます。さらにもう1店、同じくオシャレで手頃な価格が話題の日本生まれの雑貨店ASOKOは、原宿にオープン!キャンプで活躍しそうな折りたたみチェアライオンやシマウマなどの動物型のフックハンバーガーの形をしたメモ帳、8つのドライバーが収納され手元を照らすこともできるマルチドライバー、1枚でも全部をつないでも使えるコースターなど、遊び心いっぱいの商品が人気となっています。




(4)「半沢直樹」ブーム

今年、出版界で大きな話題となったのは、池井戸潤さんの「オレたちバブル入行組」シリーズ。もちろん、きっかけは本日のゲスト・上戸彩さんも出演したドラマ「半沢直樹」。ドラマ放送以降、原作本の売り上げは、250万部(シリーズ2冊累計)に到達しました。ドラマで主人公の半沢が言うセリフ「倍返し」は、流行語大賞も受賞しました。また、ドラマ終了後、気になる半沢のその後を描いた第3弾「ロスジェネの逆襲」の単行本もこれまでに85万部を売り上げています。




(5)JR九州「ななつ星 in九州」

10月15日、九州で運行をスタートした超豪華寝台列車「ななつ星」。3泊4日、あるいは1泊2日で九州を巡る8両編成(機関車含む)の列車で、客室は全部で14部屋。12部屋あるスイートは、トイレ、ヒノキのシャワールーム、有田焼の洗面鉢などを備え1室1人当たりの料金は39万1000円(3泊4日、第3期料金)。さらに1部屋だけのデラックススイートAは、壁一面の大きな展望窓が特徴で、こちらは1室1人当たり56万6000円!高額にもかかわらず、すでに来年6月分まで申し込みが終了、7月以降の受け付けは来月上旬を予定しているといいます。




(6)「コップのフチ子」

文字通り、コップのフチに乗せるおもちゃ。フチ子さんのかわいらしい見た目とポーズや制服の異なる70種類が揃ったことで、これまで440万個が売れているといいます。全てのポーズがコップのフチにひっかかるよう作られているため、コップに限らずいろんな所にフチ子さんを乗せ、ツイッターやフェイスブックで公開する人が増えたことで大ブームとなりました。ポストカードブックや、ファンブックまで出版されたほか、様々な関連商品も発売されています。




(7)「iPhone 5s」「iPhone 5c」

今年9月、アップル社のスマートフォン「iPhone」の新機種「5s」、「5c」が新発売されました。これで日本の携帯大手3社が揃ってiPhoneを販売することも話題となりました。2種類の特徴はといえば、5cは、5に比べバッテリーの持ちが2時間程よくなりこれまでにない鮮やかな5色も展開、また5sでは、指紋認証センサーを搭載。自分の指紋を登録しておくと、センサーに指を当てるだけで暗証番号を入力せずにロックが解除できるのです。さらに、向上したのがカメラ機能。2色のLEDライトが撮影する場面の光の具合に応じてバランスを自動調整してくれるのです。スローモーション動画も撮影可能で、決定的な瞬間を印象的に記録し再生することができます。




(8)「伊勢神宮」「出雲大社」

今年、数々の雑誌で特集が組まれ観光客が急増したのが伊勢神宮と出雲大社。このふたつの神社で参拝客が増えたのは、神様のご神体をお社に移す「遷宮」と呼ばれる儀式があったため。このふたつの神社で遷宮が重なるのは、非常に珍しいこと。この貴重な年を逃すまいと、多くの人が訪れたのです。伊勢神宮で特に参拝客が増えたのが、内宮から5.5kmほど離れた場所にある外宮(げくう)。伊勢市駅と外宮を結ぶ参道に様々な店舗もできました。そんななか旅館「伊勢神泉」は、伊勢市で初めて全室に露天風呂が付いた客室が話題となりました。さらに、地元で獲れた伊勢エビや地魚のお造り、松阪牛のステーキなど、三重を代表する食材を堪能できます。宿泊費は1人1泊2万4000円から。お伊勢参りを兼ねたぜいたくな旅、いかがでしょう。




(9)「あまちゃん」

今年、世代を問わず多くの人が夢中になったドラマといえば、NHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」。ヒロインのあきが驚いたときに使った「じぇじぇじぇ」、岩手県の一部で使われるこの方言でもあったこのセリフが今年の流行語大賞も受賞しました。さらに、東京・銀座にある岩手県のアンテナショップでは、ドラマに出てきた「まめぶ汁」の問い合わせが殺到。多い時には1日で300個が売れたといいます。まめぶ汁とは、具だくさんのお汁にクルミと黒砂糖入りの小麦団子「まめぶ」が入った郷土料理です。




(10)ふとんクリーナー「レイコップRS」

これまでに75万台が売れたふとんに特化した掃除機がこの「レイコップ」 。その最大の特徴は振動。先端部分にある2枚のパッドが、毎分4000回振動することでフトンの繊維にしがみついているダニやその死骸、フンを布団の表面まで叩き出し、吸い込んでくれるのです。さらに、紫外線ライトが点灯し、ダニにダメージを与えることもできるといいます。布団を外に干せない人や、アレルギーの症状を持った人にも人気だといいます。




(11)「ゆびさきトング」

今年、キッチングッズでは異例の17万9千個が売れたという「ゆびさきトング」。手のひらに収まる独特の形状によってその名の通り、まるで自分の指先のように扱えるトングなのです。そのため、素手では汚れや熱さが気になるフライの衣付け、熱々とんかつのカットもラクにできるのです。手を洗う手間が省ける、ネイルの汚れを気にせずに済む、とアラフォー主婦を中心に大人気となっています。




(12)「グランフロント大阪」

今年4月、大阪駅北側の一等地にオープンして以来、実に2700万人以上が訪れたという話題のスポット「グランフロント大阪」。その人気を牽引するのが、超目玉となるグルメ店の誕生。例えば、マグロの完全養殖を成功させた「近畿大学水産研究所」から直送される海鮮丼が人気の、その名も「近畿大学水産研究所」。現在も休日には、ランチが開店後1時間で品切れになる盛況ぶりです。また、ニューヨークの超有名店「ザ シティ ベーカリー」では、看板商品の塩味が絶妙なプレッツェルクロワッサンが、1人2個限定にしても毎日14時過ぎには売り切れてしまうといいます。ちなみに、このプレッツェル、寒いこの時期にはカフェメニューにあるホットチョコレートにつけて食べるのがオススメだそうです。




(13)「30日できれいな字が書けるペン字練習帳 」

今年、ペン字のレッスン本が実用書部門で大ブームとなりました。なかでも、シリーズ累計269万部を記録した「30日できれいな字が書けるペン字練習帳」はずば抜けたヒットとなりました。著者である書家の中塚翠涛さんがテレビ番組で解説したことをきっかけに、いわゆる「美文字ブーム」が巻き起こりました。そんななか、「水を使って何度も書ける美文字練習セット」が登場。なんと、付属のペンの中にインクではなく水を入れ、付属のシートに文字を書いてみると、書いた文字がみるみる乾いて消えていきます。こうして、何度も繰り返して文字が練習できるのです。美文字のコツを簡単に記した本と、収納ファイルがセットになっていて持ち歩きにも便利です。




(14)「富士山」

今年6月22日に富士山の世界文化遺産への登録が決定しました。今回の世界遺産に含まれる静岡県にある景勝地「三保松原」では世界遺産効果で、観光客数が前年比3倍となりました。この三保松原をはじめ、富士山を眺める絶景スポットに多くの人が足を運んだ今年、海上のフェリーから富士山を眺める人も急増。清水港と土肥港を結ぶフェリーも、前年に比べ42%もお客さんが増加しました。港を出てから到着まで天気がよければほぼずっと富士山を眺めることができるといいます。ちなみにこのフェリーの航路は、静岡県の県道223号に認定されました。




(15)「こころふせん」

今、付箋に「ありがとう」、「ほんのきもち」、「おつかれさま」などと書かれた「こころふせん」がブームになっています。のし紙のような和風なデザインで感謝の気持ちを伝える付箋にはほかにも、「ごめんね」、「お礼」、「頑張って」など14種類が揃い気軽に感謝や励ましの気持ちを伝えられると、女性を中心に売り上げを伸ばしています。今後、「おおきに」などの西日本バージョンも発売予定だといいます。




(16)「スリムウォークくつろぎ時間の足指セラピー」

足のむくみ対策のため足首やふくらはぎに圧力を加える着圧式ソックス売り場で、これまでに累計140万足が売れた「スリムウォークくつろぎ時間の足指セラピー」。あまりの人気に一時は出荷停止になるほどだったといいます。人気の理由は、それぞれのクッションが指の間に収まり、指先がストレッチするようにぐんと広がること。窮屈な靴のなかで縮こまった指に解放感を与えてくれるのです。長さはひざ下までと、太ももまでの2種類。ソックスをはいたまま指先のお手入れができる点も好評です。




(17)2020年「東京オリンピック」開催決定

今年9月8日の未明、2020年のオリンピック開催地が東京に決定し、日本中が歓喜に沸きました。なかでも話題となったのがIOC総会での滝川クリステルさんのスピーチ。流行語大賞にもなった「おもてなし」という言葉が世界中の注目を集めました。




(18)「パズル&ドラゴンズ」

現在、大ヒット中のスマートフォン用のパズルゲーム「パズル&ドラゴンズ」、通称“パズドラ”。画面上にある丸い形のドロップを並び替え、同じ色を3つ以上そろえ敵のモンスターを攻撃し退治していくパズルゲームです。無料でも遊べることから幅広い世代が熱中し、10月にはなんと2000万ダウンロードを突破!さらに今月12日には、「ニンテンドー3DS」用のソフト「パズドラZ」が発売されました。スマートフォンを持たない子供を中心にますます人気が爆発しそうです。




(19)「リアル脱出ゲーム」

11月、千葉にある幕張メッセに2800人以上が集結し大規模なゲームイベントが開催されました。参加者が密室に閉じ込められ、部屋に仕掛けられた数々のナゾを解読しながら制限時間内にその部屋を抜け出すという体験型ゲームです。そのスタイルから「リアル脱出ゲーム」と呼ばれ、今年大ブームとなりました。このゲームイベント、今年各地で開催され34万人を動員する人気ぶりとなっています。人気の秘訣は、なかなか脱出できない難しさ。平均脱出成功率はわずか6%程度だといいます。実際にスマステのスタッフも参加してみましたが、問題が難しすぎて1時間の制限時間が経過してしまいタイムアップ。ちなみにこの回に脱出できたのは、2872人中7人、成功率はわずか0.2%でした。最初に脱出できた人は、ご褒美としてロボットに乗ってみんなが待つ会場に登場することができます。来年も、福岡ヤフオクドームや宮古島など、様々な場所で開催されますので自信のある方はぜひ!




(20)コードレスクリーナー「ダイソンDC62」

今年、掃除機で人気を集めたのは電気コードがないコードレスクリーナー。なかでも今年9月にパワーアップして発売された「ダイソン」コードレス掃除機「DC62」は、コード式の掃除機並みに吸引力がアップしたため大ヒットとなりました。ダイソンでは、このコードレス掃除機専用のモーターを開発し、一般的なコード式掃除機以上の吸引力を持ち合わせることを可能にしたといいます。ほかにも、手元で電源のスイッチをこまめに切り替えられるためバッテリーを効率よく使うことができる、2種類のノズルが付属といったメリットはもちろん、ロングパイプをはずせばハンディクリーナーとしての使用可能。さらに、フトンやソファからダニのフンや死がいなどの細かいゴミを吸い取るフトンツール付きセットもあり、ニーズに合わせて活用できます。




(21)「林 修先生」

今年、最もブレイクした人物といえば、大手予備校「東進ハイスクール」のカリスマ講師・林修先生でしょう。テレビ番組やCMにもひっぱりだこで、ついには自分の名を冠した番組「今やる!ハイスクール」(テレビ朝日)までスタートしました。そんな林先生の決めゼリフ「今でしょ!」は、流行語大賞にもなりました。


流行語大賞を獲ったことがあると自慢したい気持ちを心にボクは持っている

ことしの流行語大賞は『今でしょ!』『お・も・て・な・し』『じぇじぇじぇ』、そして『倍返し』の4つが受賞しました。慎吾ママが「おっはー」で大賞を受賞したのは2000年でしたね。というわけで、今週の格言です。「AKBのシングルタイトルみたいにもうちょっと長くしたかったんですけど、ここまでしかいきませんでした。毎年、流行語の発表の時期になると、どこか自分の中で『オレは流行語大賞、獲ったことがある!』っていうのがひそかに…グッと押しこらえてはいますけど、今日のとかで言いますと、もう流行語大賞の話になった時に、『いや、ボク獲ったことあるんだよね!ボクじゃないんだけど、慎吾ママで。“おっはー”で』っていうくらいのことを言いたい気持ちはあるんです。それを、そう言わずに、最後だけサラッと『おっはー』って入れる感じが、それはそれで好きな自分なんですけど…。ホントは、スゴく自慢したい、っていうのをこぼれないようにグッと堪えていますね。流行語の発表のときに新聞見ていると、今までの流行語が出るんですけど、10年刻みとかだったりすると、ちょっとずつ消えていくわけですよ。あれをボクはスゴくチェックしています(笑)。『ヤベー!あと○回くらいで消えちゃうかな、“おっはー”』って(笑)」。


上戸彩さん
こんな時間にクイズをたくさんやって、頭が冴えてしまいました(笑)

1年半ぶりとなるスマステーションはいかがでしたか?

こんな時間にクイズをたくさんやったので、頭が冴えてしまって。おうちに帰ってどうしよう、って感じです(笑)。今まではスタジオがいい匂いに包まれるグルメ特集といった素敵な回に呼んでいただいていたんですけど、今日は試食がなくて残念でした(笑)。

今年のブームを総括した特集をご覧になった感想は?

オンエア中にも言いましたけど、「リアル脱出ゲーム」は兄がやっていて、私も質問を教えてもらったことがあったんですけど全然解けなくて…。でも実際にどんな感じで行われるかを知らなかったので、今日映像が見られて「ああ、こんな感じなんだ」とわかりました。あとは、お試しをさせてもらったペン字は楽しかったです。目の前にメモとかがあると、同じ文字を何度も書いてしまう癖があるので、あれはいいですね(笑)。

ご自身のブームを「ラムネ」とおっしゃっていましたが、ほかに何かありますか?

「髪の毛くるくるポイ」です。お風呂場の排水溝にセットしておくと、髪の毛が詰まることなくくるくるくるくる〜とまとまって、乾いたらスポッと取れるんです。すごく便利ですよ、おすすめです!

上戸さんがいつも「お兄ちゃんみたい」とおっしゃる香取さんとはいかがでしたか?

今日は生で慎吾ママの「おっはー」が見られて嬉しかったです。勢いで一緒にやってしまった自分が後々恥ずかしくなりましたけど(笑)。

最後に公開となりました主演映画『武士の献立』についてPRをお願いします!

女性は見えないところで男性や旦那さんを思いやったり、支える努力をしていたりするということを映画を通して伝えていますので、すごくいい意味で女性の背中を押してくれる作品になったと思っています。私も今回演じた春と出会って、台所に立つこともより楽しくなったり、意味を感じたりという、“思いやり”というものに改めて気づかされました。ぜひ、クリスマス、お正月に家族やお友だち、カップルでもひとりでも(笑)、ご覧いただけたらと思います。

映画「武士の献立」
主演:上戸彩
公開中


きれいでやさしくて気配りもできる上戸彩さんは、完璧な女性です!

13年のブームをガッツリ振り返った今日の特集でしたが、今年は例年よりも明るいニュースが多かったのがラインナップからもわかりますね。流行語大賞が4つ出たというのも、元気な年だったという証拠でしょうね。富士山の世界遺産登録、オリンピックの招致決定を始め、大ヒットドラマも複数ありましたし、世の中が明るくなってJR九州の「ななつ星」のような高額なものも売れ始めたのかなって感じがしました。伊勢神宮、出雲大社の遷宮があって旅する方も多かったでしょうね。私はスマステでも(担当している)「ワイド!スクランブル」でも流行ものはしっかり押さえていると思っていましたが、「コップのフチ子」「こころふせん」なんかは今回初めて知りました。ヒット商品、まだまだあるんですね。個人的に今年はいい年でした。「健康に過ごす」という第一目標も今のところクリアしていますし、公私ともにバランスが取れた、思い出に残る年でした。ただ、仕事上ずっと東京に張り付いていましたので地方には行けず、富士山、伊勢神宮、出雲大社、USJなんかも映像で見るばかりでした。来年は実際に行けたらいいですね。ゲストの上戸彩さんは、いつも思いますが、きれいでかわいらしくてやさしくて気配りもできる、完璧な女性。「こんなに人間ができていてどうするんだろう?」と思います。
「武士の献立」もとてもいい作品でしたので、ぜひ劇場でご覧ください。

「今でしょ!」は本気で言おうとしたんですけど…

◆2013年のヒットランキングをこうして振り返ってみると、明るい1年だった感じがします。それをゆるキャラが引っ張ってくれていた感もありながら…。言えなかったですけど、それこそ『武士の献立』にも登場するような和食も無形文化遺産になったり、世界文化遺産の富士山だったり、2020年東京オリンピックの開催決定もあり…この1年間の出来事としてはなかなかですよね。それぞれがかなり大きな話題でしたもんね。

◆コップのフチ子、面白かったですね。なんとなくは知っていたけど、実物を見て…何だろうな…付箋とかだとこう使うんだ、っていうのがあるけど、フチ子は何を?っていう。面白いですね。

◆流行語大賞受賞者として…もうこのうえないんじゃないか、っていうくらい今日はすべて言いましたね。すべてを言って、「今でしょ!」を初めて本気でテレビで言ってみたんですけど、まあ、あそこは反省ですよね。ホントに本気でちゃんとやろうとしたんですけど、もう「今で」の「で」くらいからちょっと吹いちゃってるのが、プロとして失格ですね。吹くことによって、ちょっと笑ってほしい、という誘い笑いを入れちゃってる感じがダメですよね。あそこは、吹きもせず、本気でいきたかったんですけど…。でも面白かったです!