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#511(2013.8.10 OA)

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暑過ぎて、蝶ネクタイは無理かなぁ
来週からは半ソデかな?

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水谷豊さん、伊藤蘭さんをお迎えして何度でも見たい!大人のハリウッド恋愛映画ベスト11を紹介!!

列島各地が猛暑に見舞われた10日。高知県四万十市と山梨県甲府市で40.7℃を記録するなど、全国109地点で35℃以上の猛暑日となりました。スマステーションがスタートする時間でも、東京・六本木は32℃以上という暑さ!香取編集長も思わず「暑い!」と叫んでいました。そんな中始まった今週は、水谷豊さんと伊藤蘭さんをお迎えして、『何度でも見たい!大人のハリウッド恋愛映画ベスト11』をお送りしました。
映画史に残る名作恋愛映画が続々登場した今回のランキング、ここではトップ3を振り返っておきましょう。第3位は『ユー・ガット・メール』(1999年)。トム・ハンクスとメグ・ライアンが共演したこの映画は、インターネットで知り合った男女が、メールのやり取りを通じてひかれあっていく姿を描いたロマンティックコメディーです。第2位はシェイクスピアの名作を、マフィアの抗争劇に設定を変えて描いたリメイク作『ロミオ&ジュリエット』(1997年)。マフィアグループの抗争に巻き込まれて悲劇的なラストを迎える恋人同士を、レオナルド・ディカプリオとクレア・デインズが好演しました。そして第1位は『ゴースト/ニューヨークの幻』(1990年)。パトリック・スウェイジとデミ・ムーアの共演で、低予算ながら全世界で500億円以上の興行収入を記録。ライチャス・ブラザーズの主題歌『アンチェインド・メロディ』も大ヒットを記録しました。また、番外編として水谷さん&伊藤さんのお気に入りの恋愛映画もご紹介しました。水谷さんは、サイモン&ガーファンクルが歌った主題歌『サウンド・オブ・サイレンス』もヒットした、ハリウッドを代表する青春恋愛映画『卒業』(1968年)を、伊藤さんは、アカデミー作品賞・監督賞・主演女優賞などを受賞した、ウディ・アレン監督・主演の『アニー・ホール』(1978年)をそれぞれ選んでくれました。どちらも名作ですので、まだ見たことない方は是非チェックしてくださいね。
次週8月17日の放送は、『今年の夏に絶対欲しい進化形家電』をお送りします。ゲストは関根勤さんです。お楽しみに!!

あまりの暑さに外出する気分にもならない、というあなた、自宅でじっくり映画鑑賞はいかがでしょうか?スマステーションがオススメするのは、上質な大人の恋愛を描いたハリウッドの名画11本です。何度見ても感動する、と評判の作品ばかりですから、久しぶりに見返してみるのもいいかもしれません。


SmaSTATION!!特別企画
何度でも見たい!大人のハリウッド恋愛映画ベスト11


第11位 セックス・アンド・ザ・シティ2(2010年)

ニューヨークに暮らす女性4人の本音を赤裸々に描き、7回もエミー賞に輝いた大ヒットテレビドラマの映画化第2弾。 テレビシリーズのその後を舞台に、靴をこよなく愛するセックスコラムニストのキャリー(サラ・ジェシカ・パーカー)、純愛を求めるお嬢様のシャーロット(クリスティン・デイヴィス)、プライドが高くいつも男に辛口なミランダ(シンシア・ニクソン)、性に対して積極的で大胆、最年長のサマンサ(キム・キャトラル)の4人が映画でも恋愛に仕事に奔走します。キャリーは、前回の映画でめでたく恋人のビッグと結婚。しかし今回の映画では、家でのんびりとテレビを見たいビッグと、街に一緒に出掛けたいキャリーは喧嘩ばかり…と、結婚生活の大変さを痛感することに。そんななか、キャリーは気分転換を兼ねて、親友の3人と中東のアブダビへ。砂漠での贅沢なランチ、ナイトクラブでのカラオケと、4人は思いっきり羽根を伸ばします。ところがキャリーは、アブダビの市場で偶然にも元彼のエイダンに再会。昔の独身時代を思い出したふたりは勢いでキスをしてしまいます。キスを後悔するキャリーは、良心の呵責に耐えられず、そのことをすぐに電話でビッグに告げますが、ビッグはショックを隠すことができず、キャリーの帰宅後には自宅から姿を消していました。キャリーが落ち込みながら待っていると、そこへビッグが現れキャリーに指輪のプレゼントを!ふたりは夫婦の絆をより深めあいハッピーエンドとなりました。


第10位 恋愛適齢期(2004年)

54歳の人気バツイチ劇作家のエリカ(ダイアン・キートン)。娘のマリンが家に連れてきた彼氏は、何とジャック・ニコルソン演じる63歳の独身プレイボーイのハリーでした。最初は衝突するエリカとハリーは、ハリーの心臓発作をきっかけに互いを意識する関係に…。それを知ったマリンは、身を引くためにハリーと別れエリカとハリーの距離は急接近。ついにふたりは結ばれます。しかし、次第にハリーはエリカとの恋愛に戸惑い、結局ふたりは別れることに。失恋したエリカは、泣きながら執筆活動を再開…今まで以上に仕事にのめり込んでいきます。別れから1年後、ハリーがエリカに会いに行くと、エリカにはキアヌ・リーヴス演じる恋人のジュリアンが!ショックを受けひとり悲しみに暮れるハリー。ところがそこに現れたのは、ジュリアンと別れたエリカでした。ふたりはお互いの気持ちを確認し、熟年のピュアな恋愛が結ばれるという、素敵なラストとなりました。


第9位 レ・ミゼラブル(2012年)

世界43ヵ国で6千万人を超える動員数を達成した大ヒットミュージカルを映画化。最大の特徴は、出演者が現場で実際に歌っていること。興行収入が55億円を超えるなど、日本のミュージカル映画興行収入歴代1位の大ヒット作となりました。舞台は19世紀のフランス。ジャン・バルジャン(ヒュー・ジャックマン)によって実の娘のように大切に育てられたコゼット(アマンダ・セイフライド)は、青年マリウス(エディ・レッドメイン)と出会い、ふたりはすぐに恋に落ちます。しかし、ジャン・バルジャンはコゼットを大切に思うあまり、その仲を素直に祝福することができませんでした。そんなとき、マリウスは仲間と共に国を変えようと革命に参加。過酷な運命により、若いふたりの仲は引き裂かれることに。さらに、革命の最中、マリウスは銃弾を受け、ひん死の重体に。ところが、それを命がけで助けたのは、ジャン・バルジャンでした。ジャン・バルジャンの献身的な愛によりふたりが結ばれる、という感動的なラストになっています。


第8位 ラブ・アクチュアリー(2004年)

物語の舞台となるのはクリスマス直前のロンドン。そこに登場するのは、言葉の通じない家政婦に恋をした小説家、同じ学校の女の子に片思いする少年、友人の花嫁に恋してしまうアーティストなどなど…。男女19人の恋愛模様が同時進行で描かれるラブ・コメディです。そんななか、ヒュー・グラントが演じるのは、イギリス首相のデヴィッド。国民の圧倒的支持を集めるデヴィッドは、下町出身の新人秘書のナタリーに恋をしてしまいます。しかし、立場から気持ちを押さえ込み、彼女の職場異動を指示します。そして、迎えたクリスマス・イブ。19人それぞれに、恋愛の結末が訪れます。デヴィッドのもとには、ナタリーからクリスマスカードが届きます。それを読みナタリーの気持ちを知ったデヴィッドは、何とナタリーの実家へ。久しぶりに再会したふたりは、下町のクリスマスパーティーへ。ほかの観客に気づかれないようにしながら、初めてのキスを交わすふたり。しかし、思わぬところでデヴィッドの存在が明らかに。突然の首相の登場に観客は唖然。それでも、ふたりは素敵なクリスマスを迎えたのでした。


第7位 ラブ・アゲイン(2011年)

レストランでの食事中、“イケてない”夫のキャル(スティーヴ・カレル)は、突然、妻のエミリー(ジュリアン・ムーア)から離婚を言い渡されます。原因は、冷え切ってしまった夫婦関係とエミリーの浮気でした。突然の離婚で傷心のキャルは、バーでイケメンのプレイボーイ・ジェイコブ(ライアン・ゴズリング)に出会い、別れた妻を見返すためジェイコブのアドバイスでファッションセンスを磨き始めます。そして、見事、イケメンに変身したキャルは、次々と女性をナンパし大成功を収めます。そんななか、子供の保護者面談で再会したキャルとエミリー。ヨリを戻すかに思えたふたりでしたが、なんと子供の先生が、キャルがナンパした女性だったことが発覚。エミリーと一悶着ありますが、それでもキャルはエミリーを忘れることができない自分に気づきます。子供の卒業式、キャルはエミリーへの自分の素直な気持ちを、みんなの前で告白、これがエミリーの心にも響いたのです。夫婦愛の強さに感動するラストとなっています。


第6位 恋に落ちて(1985年)

1985年公開、当時42歳のロバート・デ・ニーロと36歳のメリル・ストリープの大物俳優の共演で話題となった作品です。舞台は、クリスマスのニューヨーク。書店で出会ったフランクとモリーは、偶然にも通勤列車の中で再会、互いに好意を抱くようになります。しかし、フランクには妻とふたりの息子、モリーには医者の夫が…。許されぬ恋であるがゆえ、ふたりがいつも会うのは通勤列車のなかだけ。しかし、ふたりは気持ちを抑えきれずに、ついにキスをしてしまうのです。やがて、そこのことがフランクの家族に知れ、妻と子供は家を出て行き、フランク自身もデトロイトへ単身赴任することに。互いに愛し合いながらも、ふたりの関係は終わりを告げてしまいます。ところが1年後のクリスマス、それぞれのパートナーと別れたふたりは、電車内で運命の再会を果たす、というラストが待っていました。


第5位 ウェディング・シンガー(1999年)

他人の結婚式を歌で盛り上げるウェディング・シンガーのロビー(アダム・サンドラー)は、ドリュー・バリモア演じる職場の同僚ジュリアの結婚式の準備を手伝うことに。会う時間が増えるにつれ、徐々に惹かれあうふたり。ジュリアは、グレンという婚約相手とロビーとの間で思い悩みます。ロビーは、ジュリアの幸せを願い自分の恋を諦めようとするものの、グレンが浮気グセのある不誠実な男だと知り、ジュリアに告白することを決意。ジュリアとグレンの乗った飛行機に乗り込んだロビー、そこで、彼が取った行動は、ジュリアへの思いを込めたオリジナルソングを歌うことでした。こうしてロビーの思いはジュリアの心を動かし、ふたりは幸せな結婚式を挙げました。


第4位 マディソン郡の橋(1995年)

全世界5000万部の世界的ベストセラーをクリント・イーストウッドが監督・主演した大人のラブストーリー。クリント・イーストウッド演じる世界中を回るカメラマンのロバートは、ある日、アイオワ州マディソン郡へとやってきます。そこで、道案内してもらったことをきっかけにメリル・ストリープ演じる主婦のフランチェスカに出会うのです。許されない不倫と知りながらも、互いの魅力に惹かれたちまち恋に落ちてしまうふたり。しかし、ふたりだけの時間を過ごせるのは、夫と子供が外出している4日間だけ。やがて、夫と子供が戻るためふたりは別れることに。その数日後、夫と街へ買い物に出かけたフランチェスカは、降りしきる雨のなか、立ち尽くすロバートの姿を見つけます。車を飛び出し彼の元へ駆けよろうと、車のドアノブに手をかけるも、家族を捨てることができないフランチェスカは、どうしてもドアを開けることができませんでした。


第3位 ユー・ガット・メール(1999年)

ニューヨークに住むメグ・ライアン演じるキャスリーンには、密かな楽しみがありました。それは、インターネットで知り合った男性とのEメールでのやり取りです。会ったこともないこの相手に、キャスリーンはいつしか恋心を抱くように。一方、トム・ハンクス演じる、大型書店の御曹司ジョーからも熱烈なアプローチが。最初は乗り気でなかったキャスリーンも、次第にジョーに惹かれ始めます。ふたりの男性の間で揺れ動くキャスリーンでしたが、ついに顔も知らないEメールの相手と会うことに。約束の場所に現れたのは、なんとジョーでした。こうしてふたりは、結ばれました。ちなみに、メグ・ライアンとトム・ハンクスは、恋愛映画『めぐり逢えたら』(93年)でも共演しています。


第2位 ロミオ&ジュリエット(1997年)

シェイクスピアの悲劇の名作を、マフィアの抗争劇に設定を変えて描いたリメイク作。パーティーに参加したロミオ(レオナルド・ディカプリオ)は、美しい女性に出会いふたりはすぐに恋に落ちます。しかし、女性は対立するマフィアグループの子女のジュリエット(クレア・デインズ)だったのです。ふたりは、家の対立という障害を乗り越え激しく愛し合い、ついに結ばれます。しかし結局、マフィアグループの対立に巻き込まれ、その仲は引き裂かれます。ロミオと一緒に街から逃げ出そうと、ジュリエットは仮死状態になる薬を飲んで死んだふりをするのですが、不運にもその計画はロミオには伝わっておらず…。ジュリエットが死んだと思い込み絶望するロミオ、その手には一瞬で死に至る毒薬が。ジュリエットが仮死状態から目を覚ましたまさにその時、ロミオは原作同様、自ら命を絶ってしまうという、悲劇のラストとなっています。


第1位 ゴースト/ニューヨークの幻(1990年)

同棲をはじめ幸せをかみ締めるデミ・ムーア演じるモリーとパトリック・スウェイジ演じるサム。しかし、ある日突然、暴漢に襲われ、サムが死んでしまいます。突然の恋人の死で、悲しみにくれるモリー。ところが、そんな彼女の傍らには、モリーには見えない幽霊となったサムがいたのです。目には見えないものの、モリーはその存在を感じ始めるのです。陶芸家であるモリーが、サムとともに作品を作るロマンティックなシーンは、映画を象徴するシーンとして知られています。また、そのシーンで流れる『アンチェインド・メロディ』も大ヒットしました。物語のラスト、ついにサムが天に召されることに。その最後に瞬間、モリーにははっきりとサムの姿が見えたのです。この作品は、当時大物スターの出演もなく、製作費的にも低予算ながら、全世界で500億円以上の興行収入をあげる予想外の大ヒットとなりました。




番外編
●水谷豊さんのお気に入り恋愛映画
卒業(1968年)

サイモン&ガーファンクルが歌った主題歌『サウンド・オブ・サイレンス』もヒットした、ハリウッドを代表する青春恋愛映画です。大学で優秀な成績をおさめた、ダスティン・ホフマン演じるベンジャミンは、幼なじみのエレインの母親・ミセスロビンソンに誘惑され、不倫の関係になってしまいます。そんななか、ベンジャミンは久しぶりにエレインと再会、ふたりは意気投合し付き合うようになります。しかし、ベンジャミンと母親との関係を知ってしまったエレインは、ショックのあまり、ベンジャミンの元を去ります。この映画で最も有名なのが、ラストのシーン。ベンジャミンがやってきたのは、エレインとほかの男性の結婚式。ベンジャミンは、エレインを教会から連れ出してしまいます。注目は、ふたりで乗り込んだバスでの表情。最初は笑顔なのですが、時間が経つにつれ、笑顔が消え深刻そうな表情に。今後のふたりの人生の不安を象徴した表情だと言われています。



●伊藤蘭さんのお気に入りの恋愛映画
アニー・ホール(1978年)

監督・主演のウディ・アレンを代表する恋愛映画のひとつ。それまでの恋愛映画のような劇的な展開はなく、リアルな男女関係を描いていると評価され、アカデミー作品賞・監督賞・主演女優賞などを受賞した名作です。友人同士のテニスで知り合った、ウディ・アレン演じるコメディアン・アルビーとダイアン・キートン演じるアニーは交際をスタートさせます。ふたりは愛を育んでいきますが、やがて価値観の不一致からその関係は壊れ始めます。口論が絶えない関係となり、ついにふたりの恋愛は終わりを告げるのです。当時、実際に交際していたウディ・アレンとダイアン・キートンの私生活も重ねて描かれた恋愛映画としても話題となりました。


やりたいね、恋愛映画

恋愛映画といっても、コミカルなものからシリアスなものまで、いろいろありますよね。香取編集長が主演だったら、皆さんはどんな恋愛映画が見たいですか?というわけで、今週の格言です。「香取慎吾の恋愛映画、ありそうだな、と思いました。恋愛にもきっと種類があって、水谷さん、蘭さんとも『日本であんまりこの感じ、ないですね』って話もしましたけど、もしかしたらもうちょっと、どんより暗い感じの…近いところで言うと、『マディソン郡の橋』みたいな恋愛映画はありそうだけど、最後にギター弾いて登場しちゃう、みたいなのってあんまりない感じですよね。『ユー・ガット・メール』みたいなのでもいいですけど、ちょっと笑いもありながらも、切なくて、でも何となくハッピーで終われて…っていう恋愛映画だったら、香取慎吾、ありそうだな、と思いました(笑)。あんまりな感じの映画で、もっとラブコメディーのコメディーが強いものってあるのかもしれないけど、凄く自然体で、ちょっととぼけたところで笑いがあって…そんな映画があってもいいのにな、って。ドラマとかで言うと、『薔薇のない花屋』を思い浮かべたけど、ちょっと重いですもんね。木村くんのドラマとかがやっぱり王道ではあるのかな?でも、それよりももうちょっとコメディー要素が強いものはボクもイケるんじゃないかな、っていう感じはありますね」。


水谷豊さん 伊藤蘭さん
慎吾ちゃん、目がきれいなんだよね。家でもそんな話を していたんですよ。(水谷さん)
香取さんが大人の男性に成長されていて。話していても 楽しかったです。(伊藤さん)

ご出演作品『少年H』の舞台挨拶などを終わられてからのスマステーションでした。「大人の恋愛映画」特集の本日はいかがでしたか?

水谷&伊藤:楽しかったです。
伊藤:見ていない映画もありましたので、映画がまた見たくなりました。
水谷:ホントだね。今日のVTRを見て改めて思ったのは、恋愛映画と言ってもそこにはいろいろな人間ドラマや恋愛だけではない要素があるんだってことですね。
伊藤:そうですね。私は、『レ・ミゼラブル』が見たいです。見よう、見ようと思っていながら見逃していましたので。
水谷:僕は今日紹介されたものは、だいたい見ていますね。しかし、慎吾ちゃんも言っていましたけど、『タイタニック』が入っていなかったのが意外だなと思いました。それから、日本でも世界に誇れるような恋愛映画ができればいいな、とも思いました。
伊藤:そうですね。洋画の場合は笑って、泣いてという要素がうまく入れ込めるのがいいんじゃないですか。
水谷:そうね。洋画は恋愛映画でも、ハラハラドキドキできるものが多いもんね。

香取さんとはいかがでしたか?

伊藤:こんなにお話ししたのは初めてだったんですけど…。
水谷:いいでしょ?
伊藤:とっても(笑)。大人の男性という感じで成長されていて、話をしていてもとても楽しかったです。
水谷:目がいいんだよね。目がね、汚れてないんだよね。もちろん、いろんな経験をしてきているはずなんだけど、目がきれいなんですよ。家でもそんな話してたんだよね。
伊藤:そうなんです。

ご夫婦でのご出演はいかがでしたか?仲睦まじい雰囲気が印象的でした。

水谷:映画のキャンペーンでこういう機会をいただいたんですけど、映画が公開になりましたので、こういう出演もないのかと思うと寂しいですね。
伊藤:確かにそうですね。これで終わりかと思うと寂しい気がします。でも、豊さんはこういう番組にとても慣れていらっしゃいますね(笑)。
水谷:そんなことないですよ。でも、とても楽しかったですけど(笑)。

最後になりますが、公開となりました『少年H』についてメッセージをいただけますか?

水谷:過去にあった戦争がテーマになっていますが、これから先もきっといろんなことがあると思うんですね。そんなときに、それを乗り越える力が人間にはあるんだ、ということが伝わったらいいな、と思っています。ちょっとしたユーモアと知恵と勇気を持てたら物事は変わるんだ、ということが自然に伝わったらいいですね。
伊藤:先ほど香取さんが、平和であることのありがたみを感じる、とおっしゃってくださったんですけど、過去の戦争の時代に思いをはせる、というのは難しいことかもしれません。でも、特に若い方には考えてほしいと思いますし、ほんの少しでもこの映画がそのきっかけになればうれしいな、と思っています。



水谷豊・伊藤蘭  出演映画「少年H」公開中

水谷豊・伊藤蘭
出演映画「少年H」
公開中


水谷豊さん、伊藤蘭さんご夫妻のラブラブぶりは、恋愛映画を見ているようでした!

「大人のハリウッド恋愛映画」特集もとても楽しかったのですが、個人的にゲストの水谷豊さん、伊藤蘭さんご夫妻のラブラブぶりに、それこそ恋愛映画を見ているように見入ってしまいました。おふたりが醸し出すあの空気に、ずっと浸っていたいくらい、と思うくらい素敵でした。とにかく水谷さんが蘭さんを大好きだというのが、さりげなくエスコートされるしぐさや、蘭さんがコメントされるのをご覧になるその眼差しから伝わってくるんです。一方の蘭さんも、そんな水谷さんをやさしく包み込んでいらっしゃるのが分かって。だから、水谷さんはストレスをお感じにならないのでは、と思ってしまいました。そんなおふたりが初のご夫婦役を演じられた『少年H』も素晴らしい映画でした。戦争に突入していく時代でありながらも、映画全体に前向きな明るさが漂うのは、水谷さん&蘭さんが演じられた両親のゆるぎない信念があったからだと感じました。戦前、戦中、戦後とみんなの価値観がどんどん変わるなかでもブレることがない両親の信念と生きざまに感動しました。ぜひ、劇場でご覧いただきたい作品です。「恋愛映画」特集、最近、恋愛ものを見ていない気がしますので、蘭さんオススメの『恋愛適齢期』『アニー・ホール』を見てみたいと思いました。

『マディソン郡の橋』はちゃんと見てみたいです!

◆今日はホントに暑かったですね!ヤバかったです。番組が始まる時間で32℃って…。だからちょっとサラッと言ってみたんですけど、耐えられない暑さでした。蝶ネクタイとか、ホント「何考えてんだ!?」ってくらい(笑)。もう危ないですよ、ホント。危なさを感じる暑さ。気を付けて生活しないとダメですね。

◆恋愛映画は…新しいところでいうと、『セックス・アンド・ザ・シティ』が好きなので、ベスト10からこぼれた11位に入っているものを紹介してくれたスマステーションに感謝ですね(笑)。あと、『マディソン郡の橋』。ボク、ちゃんと見ていないと思うんですよ。ちょっとやってるのを見たことあるくらいで、ちゃんとは見てないんですけど、とってもいいっていう話は聞いてるし、今日のVTRでも短い時間だったけど、スゴイ引き込まれて…。だから、「見たいな!」と思った一番は『マディソン郡の橋』ですかね。

◆ランキングの1位は『タイタニック』かと思ってましたけど、そうじゃなかった(笑)。まあ、『ゴースト/ニューヨークの幻』は間違いないところですけど。『タイタニック』は、恋愛って感じじゃないんですかね?恋愛もあるけど、やっぱり船のことの方が強いのかな?

◆ウディ・アレンも見てないですね。ウディ・アレン、ボク好きそうだな、って感じは凄くしてるんですけど…。

◆まさにアメリカ、っていう感じの、飛行機でギター弾いてる感じもいいですし、子どもの卒業式でスピーチしちゃうのもいいですし…。今日は短く端的に見たからツッコミたくもなったけど、映画を通して見たらそんなツッコミもいらないくらいすんなり見れちゃうくらいの作りがいいのかな。「日本では何でこういうところがないのかな」っていう話を水谷さんと蘭さんともしました。

◆水谷さん、蘭さんはとってもステキでした。おふたりとも凄く優しくて…。大先輩なのに凄く気さくで、年齢とかも関係なしに接してくれる感じが温かくて。とっても大好きです!