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#501(2013.5.18 OA)

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次はちゃんと名前を間違えます!

トップニュース

アンジャッシュのおふたりをお迎えして『この夏食べてみたい!最新フルーツベスト10』&『月イチゴロー』をオンエア!!

番組初登場、アンジャッシュの児嶋一哉さん&渡部健さんをお迎えしたスマステーション。特集は、『この夏食べてみたい!最新フルーツベスト10』&『月イチゴロー』をお送りしました。
新しい品種やこれまで日本になかったものなど、いま話題の新しいフルーツにスポットを当てた『最新フルーツベスト10』。アンケート調査で、食べてみたいトップ3に選ばれたフルーツを振り返っておきましょう。第3位は『まなむすめ』。直径およそ15cmのこのミニスイカは、群馬県藪塚産。厳重に温度管理されたビニールハウスで作られ、天候に応じて与える水の量を微妙に変えるなど、手間暇をかけて栽培されているこのスイカは、甘みが強いのが特徴です。第2位は『ボゴールパイン』。15年ほど前から沖縄・石垣島などで栽培されているこのパイナップルは、おしりの部分を切り落とし、房ごとを引っ張ると、一口分にちぎれ手軽に食べられることから、「スナックパイン」とも呼ばれています。そして第1位は常識を覆す白いイチゴ『初恋の香り』。山梨県にある農作物の種を販売するメーカーが香りや味が良いものをつくろうと品種改良をしていたところ、偶然生まれたものだというこのイチゴは、贈答用はもちろん、その色を活かしたスイーツの材料としても重宝されています。『ボゴールパイン』や千疋屋セレクションの第1位『佐藤錦』など6種類を試食した児嶋さん&渡部さん。佐藤錦を試食した児嶋さんからは「フルーツ界のSMAP」という名言?も飛び出しました!
『月イチゴロー』今月のラインナップは、ブラッド・ピットが"優しく殺す"殺し屋を演じる『ジャッキー・コーガン』、S・スピルバーグ監督がアメリカ史上「もっとも愛された」とされる大統領・リンカーンの足跡を映画化した『リンカーン』、ジャッキー・チェンが自身最後のアクション大作と公言した娯楽大作『ライジング・ドラゴン』、荒廃した地球に残された主人公の運命を描くトム・クルーズの主演『オブリビオン』、巨匠ヒッチコック監督によるスリラー映画の金字塔『サイコ』の誕生秘話を、アンソニー・ホプキンス、ヘレン・ミレンの共演で再現した『ヒッチコック』の5作品。この中から稲垣吾郎さんが1位に選んだのは『ライジング・ドラゴン』!「ジャッキー・チェンの映画に求められたものはすべてクリアし、それ以上のものを与えてくれた」と吾郎さん。ジャッキー・チェン作品が初の1位獲得、ということで、香取編集長も大喜びでした。
次週5月25日の放送は『超最新アイデア便利グッズ』をお送りします。ゲストは沢村一樹さんです。お楽しみに!!

最近、お店で珍しいフルーツを見かけることはありませんか?新しい品種や、これまで日本になかったものなど、今、次々と新しいフルーツが登場しているのです。そこで今夜は数ある最新フルーツの中から、食べてみたいフルーツについてアンケート調査を実施!最新のベスト10を発表します!


SmaSTATION!!特別企画
この夏食べてみたい!最新フルーツベスト10



果汁があふれ出るパッションフルーツ!
第10位「パッションフルーツ ちゅうちゅう」

パッションフルーツといえば、独特の香りと甘酸っぱさがおいしいトロピカルフルーツ。半分に割って中の黄色い果実を種ごとスプーンですくって食べるのが一般的ですが、その進化形「パッションフルーツちゅうちゅう」はナイフを入れると飛び散るほど果汁がたっぷり。そのため食べ方も独特、割らずに切り口から吸って食べるのです。この商品を開発したのは、沖縄でトロピカルフルーツの栽培をしている城間さん。7年前、いくつかのパッションフルーツを掛け合わせ、この「ちゅうちゅう」が生まれました。果汁たっぷりで、普通のパッションフルーツより酸味が少なく甘い、と味は申し分なし。しかし当時は、果汁が多すぎて食べにくいと不評でした。そんなある日、地元のお年寄り達にプレゼントしたところ、当然のように「ちゅうちゅう」と吸って食べ始めたといいます。こうして、吸って食べるというコンセプトが誕生し、瞬く間に人気を獲得したのです。この「ちゅうちゅう」は普通に食べても美味しいですが、凍らせてシャーベットにすると、夏にぴったりのデザートにもなります!




手のひらサイズのかわいいリンゴ
第9位「ミニふじ」

直径およそ8cm、大粒のイチゴよりも一回り大きい程度のミニリンゴ。小さいけれど「ふじ」のなにふさわしく、果肉がとても甘いのが特徴です。日本でこのミニリンゴを栽培しているのは、青森県三戸にある、水野益栄(ますえい)さんのリンゴ農園だけ。この農園にあるおよそ320本のミニふじの木を水野さんひとりで世話し、毎年9.4t以上を収穫しています。そのユニークさから、新宿高野など有名店でも扱われ、全国で高い人気を集めています。
※販売時期は12〜5月頃。今年の販売は終了しました。




人呼んで「森のアイスクリーム」
第8位「チェリモヤ」

ウロコのような見た目のちょっと不気味な緑の果実、割ってみると、大きな種が入った白い実が…。こちらは、南米 アンデス地方原産の「チェリモヤ」。インカ帝国の王族にも愛されたといわれる高級フルーツで、その贅沢な味わいから、マンゴー、マンゴスチンと並び「世界三大フルーツ」のひとつに数えられるといいます。とろけるようななめらかな舌触りが特徴で、その甘さとクリームのような食感から「森のアイスクリーム」、「カスタードアップル」とも呼ばれています。日本でも26年前に和歌山県で栽培に成功!近年、人気が広まっているといいます。




パイナップルなのに桃の香り
第7位「ピーチパイン」

普通のパイナップルに比べて一回り小さくほんのり赤いこのフルーツを切ってみると、白い果肉が!芯が軟らかく、そのまま食べることができ、名前の通り桃のような香りがします。今から15年ほど前に日本で開発されたパイナップルで、石垣島や沖縄本島の北部で作られています。このパイナップル、一本の苗からひとつの実を収穫するのに実に3年が必要という貴重品。5年ほど前から全国のスーパーなどにも出回るようになり人気を集めています。6月中旬まで販売されているといいます。




料理専用の巨大バナナ
第6位「ツンドク」

緑のままの巨大なバナナ。その長さはなんと30cm以上!長いだけでなく、なんと固くて皮をむくことができないのです。そんなバナナを切ってみると、中身はほんのりオレンジ色で、生では渋くて食べることができません。実はこちらは、東南アジアや南米 アフリカなどで主食としても食べられている調理用バナナの一種。日本でバナナといえば、甘いフルーツというイメージですが、調理用バナナは世界に流通するバナナのおよそ3分の1を占めるほどポピュラーなもの。この「ツンドク」は、その中でも特に味がよく人気の品種。加熱すると、ねっとりと柔らかい独特の食感になるうえ、食物繊維、カリウム、ビタミンAが豊富で健康的なカロリー源として注目を集めています。そんな「ツンドク」の日本人の口に合う美味しい食べ方が、「ツンドクバナナの大学イモ風」。素揚げしたツンドクを砂糖を溶かした蜜に絡めてゴマをまぶせば、ねっとりとした食感は蜜との相性抜群です。そしてもうひとつが、「ツンドクバナナの肉じゃが風」。ツンドクを肉や玉ねぎと一緒に炒め、出汁で煮込んで、醤油と砂糖で味付けすればOK。ツンドク自体に甘みがないので、しょうゆ味でも違和感なく食べられるといいます。ツンドクバナナは 東南アジア食材を扱うインターネットショップなどで購入できます。




驚くほど甘いトマト!?でもトマトじゃない!
第5位「ストロベリートマト」

見た目はプチトマトのようで、食べると驚くほど甘いこのフルーツ。その正体は、日本にも昔からあるホオズキの仲間です。日本のホオズキは、主に観賞用で食べることはあまりありませんが、こちらは独特の香りと甘酸っぱさが特徴の食用ホオズキ。ビタミンAがトマトのおよそ4倍と多く含まれ、南米ではかつて薬として珍重されていたともいわれ、ヨーロッパでは、高級食材として扱われていたといわれます。そして、平成に入ってから、長野県をはじめ、日本各地で栽培されると「ストロベリートマト」「オレンジチェリー」「太陽の子」などと呼ばれ人気を集め始めました。そのまま食べても美味しいですが、カップケーキのトッピングに使ったり、グラニュー糖と煮込んでジャムにするのもオススメ。各インターネットショップで販売中です!




パパイヤみたいな見た目のメロン
第4位「パパイヤメロン」

パパイヤといえば、ねっとりとした甘さと独特の香りが特徴。実は鮮やかな黄色で、種を取り除きスプーンですくって食べるのが一般的です。一方、こちらの「パパイヤメロン」は、ねっとりとした皮の色や質感がパパイヤに似ているものの、中の果肉は白!味はパパイヤとは違い、シャキシャキとした歯ごたえ、香りと甘みがさわやかで、メロンそのもの。実はこれ、歯ごたえは良いが甘みが少なかった日本に昔からあるメロンの仲間「マクワウリ」と、スペイン原産で甘味が強いメロン「ピエール・デ・サポ」を掛け合わせて生まれた品種。およそ40年ほど前に開発されて以来、九州では盛んに栽培されていて、九州の方にとってはメジャーなもの。それが徐々に全国へと広まり、近年東京や大阪でも売られるようになっています。そのまま食べても美味しいのですが、中身をくりぬき、ミキサーで砕き皮にもどして凍らせればひんやり美味しい「パパイヤメロンシャーベット」の完成。凍らせることで甘みが抑えられた分、風味が引き立ち暑い夏にぴったりのさわやかなデザートになります!5月から6月にかけ、九州はもちろん、東京や大阪の店頭でもお目にかかれるといいます。




一人娘のように大切に育てるミニスイカ!
第3位「まなむすめ」

一見、普通のスイカのようなのに、その直径はおよそ15cmという小ささ!コンパクトなので冷蔵庫のこんな隙間にも収まってしまいます。しかし、その味は、大玉スイカのようにシャリシャリとした食感で、とても甘みが強いのです。このミニスイカを作っているのは、小玉スイカの名産地として知られる群馬県藪塚。甘いスイカに仕上げるため、厳重に温度管理されたビニールハウスで作られ天候に応じて与える水の量を微妙に変えるなど、手間暇をかけて栽培しています。まるで娘を育てるように大切に作られるので、「まなむすめ」と名付けられたこちらのスイカの美味しい食べ方は、中身をくりぬいてミキサーにかけゼラチンを溶かして、再び皮で固めれば…まるごとスイカゼリーが完成!小玉スイカでしかできない豪快なデザートが出来上がります!こちらのまなむすめは、2月から7月の間、全国のスーパーなどで販売されています。




手軽に食べられる 別名スナックパイン
第2位「ボゴールパイン」

「ボゴールパイン」は、15年ほど前から沖縄石垣島などで盛んに栽培されている人気のパイナップル。ポイントはその食べ方、おしりの部分を切り落とし、房ごとを引っ張ると、一口分にちぎれるのです。お味は、普通のパイナップルよりも酸味が少なく食べやすいのが特徴。手軽に食べられることから、「スナックパイン」とも呼ばれています。食べ終わったあとの芯の部分は、細かく刻んで肉を漬け込むとパイナップルの酵素が肉を柔らかくしてくれるそうです。現在、沖縄土産として大ブレイク中「ボゴールパイン」。今の季節は全国のスーパーでも販売されています。




世界初日本生まれの白いイチゴ
第1位「初恋の香り」

こちらは常識を覆す、白いイチゴ。そのお味は、もちろん甘酸っぱいイチゴそのもの!このイチゴは、山梨県にある農作物の種を販売するメーカーが香りや味が良いものをつくろうと品種改良をしていたところ、偶然生まれたものだといいます。イチゴの色に、初恋で白い頬がピンクにそまるイメージを重ね、「初恋の香り」と名づけられました。その珍しさから高級フルーツとして扱われ、渋谷のあるショップでは1個600円以上の値が付けられていました。贈答用はもちろん、その色を活かしたスイーツの材料としても重宝されています。「初恋の香り」は、12月から5月初旬ころ、フルーツショップで買うことができます。




<番外編>千疋屋セレクション

創業1834年、高級フルーツの専門店の千疋屋総本店で聞いたこの季節においしい、高級フルーツ お値段ベスト5を発表!



第5位「熊本県産VSスイカ」1玉 8400円

割ると赤い色の果肉が色鮮やかで 水分がたっぷり。しゃりしゃりと舌触りが抜群、甘み、香りが濃厚。おいしさの秘密は、特別な土壌が可能にした究極の栽培方法。極限まで味の濃いスイカにするため、植え付の1月から5月に収穫するまで、なんと水を1滴も与えないのです。




第3位「静岡県産クラウンメロン」1玉 10500円

美しい網目と、ピンとT字型に張ったツルが高級品の証。芳醇な香り、濃厚な甘みと、とろける食感、すべてが完璧なまさにメロンの王様。味をよくするため、1本の木に1玉しか作らないのはもちろん、つるの形を美しいT字にするため、一玉ずつロープでつるすなど、とことん手間をかけ芸術品のように美しいメロンに仕上げているのです。




第3位「岡山県産マスカット・オブ・アレキサンドリア」1房 10500円

宝石のように美しいエメラルドグリーン、香水を思わせる高貴な香りと、爽やかな甘さが特徴。このマスカットで重視されるのは、房の美しさ。実が多くなりすぎると、形が崩れてしまうので成長の途中でなんとひと房づつ、形を見ながら実を間引いているのです。




第2位「宮崎県産完熟マンゴ 太陽のタマゴ」1玉 15750円

美しく赤く色づいたマンゴーはみずみずしくも濃厚な香りと、とろける甘さが特徴!おいしさの秘密は樹になったまま ギリギリまで完熟させる栽培方法。マンゴー1個1個にネットをかけ自然に落下するまで熟させています。




第1位は「山形県村山産 さくらんぼ佐藤錦」22050円/300g

宝石のように一粒ずつ美しく並べられた真っ赤な実はふんわりと柔らかく、中には、甘酸っぱい芳醇な果汁がたっぷり!佐藤錦の最大の特徴は、実のやわらかさ。その分、傷つきやすいので扱いには細心の注意が必要。収穫はもちろん、サイズ分け、箱詰めに至るまで丁寧な作業を強いられるので値段が高くなってしまうのです。


最近、稲垣吾郎ファン

今回もキレ味抜群だった吾郎さん。香取編集長もずっと前からそんな吾郎さんを絶賛されていましたが、最近はさらに!?というわけで今週の格言です。「この『月イチゴロー』もそうですけど、一緒に仕事するときもそうだし、吾郎ちゃんがひとりで番組に出演しているのを見ても、ちょっとツボに入るところが多くなってきて、稲垣吾郎ファンという感じがありますね。『月イチゴロー』のレベルがどんどん上がるのと同時に、稲垣吾郎のパワーアップ具合もスゴいんですかね?キレ味がいいですよね…。やっぱり、『十三人の刺客』は大きかったのかな?あのあたりからかもしれない。悪役をやったりする吾郎ちゃんのキレ味がさらに増して…。それとともに、言葉が頭がいい感じがして。キレ味良くただぶった斬ってるだけじゃない、ただ人をけなすだけじゃない、その奥にある真剣さというか。ちゃんと本気で見てるからこそ、斬って傷つけているだけじゃなく、みんなに首を振らせてしまう。『そうだよな』と肯かせてしまうような言葉が多いというか。今日終わったばかりなのに、早く次の『月イチゴロー』が見たいです!」。


香取さんのランキング
1位:ライジング・ドラゴン
2位:ジャッキー・コーガン
3位:オブリビオン
4位:ヒッチコック
5位:リンカーン

4月&5月公開の中から香取編集長がチラシだけを見て選んだ5本の映画を、稲垣吾郎さんが徹底評論!今月はブラッド・ピット、トム・クルーズ、ジャッキー・チェンといったスターづくしのラインナップ!果たして稲垣さんがお気に入りだった作品とは?


稲垣さんのランキング
1位:ライジング・ドラゴン
2位:オブリビオン
3位:ヒッチコック
4位:ジャッキー・コーガン
5位:リンカーン



リンカーン

2012年(アメリカ映画)
原作:ドリス・カーンズ・グッドウィン
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:ダニエル・デイ=ルイス、サリー・フィールドほか
●TOHOシネマズ日劇ほかにてロードショー

米国史上最も愛された大統領の知られざる素顔を描く感動作!

S・スピルバーグ監督がアメリカ史上「もっとも愛された」とされる大統領・リンカーンの足跡を映画化。「奴隷解放」という大いなる目標を達成するに至った決意とその舞台裏を緻密かつ感動的に描き出す。主演は名優のダニエル・デイ=ルイス。

<STORY>
南北戦争末期。任期二期目を迎えたリンカーン(ダニエル・デイ=ルイス)は、奴隷制度撤廃を定めた憲法修正案の成立に向け多数派工作に乗り出す。しかし、そこに固執すれば、戦争の終結が先延ばしにされてしまう。それでも、反対派議員の切り崩しに奔走するが…。

-イナガキコメント-
ちょっと長かった。映画の主軸になっているのが会議のシーン。8割くらいそうでしたね。そこしか描くところがなかったのかな(笑)。



ジャッキー・コーガン

2012年(アメリカ映画)
原作:ジョージ・V・ヒギンズ
監督・脚本:アンドリュー・ドミニク
出演:ブラッド・ピット、リチャード・ジェンキンスほか
●新宿バルト9ほかにてロードショー

ブラッド・ピットが凄腕の殺し屋に!悪党たち全員を、速くやさしく殺す!

G・V・ヒギンズのクライム・ノベルを基に、ブラッド・ピットが皮肉屋のヒットマンを演じるノワール映画。凄腕の殺し屋ジャッキーの華麗な仕事ぶりをハードなバイオレンス描写を織り交ぜスタイリッシュに描く。

<STORY>
ある犯罪組織の賭場から大金が奪われた。孤高の殺し屋ジャッキー・コーガン(ブラッド・ピット)は、組織から事件の解決を依頼される。組織は、賭場のオーナーが犯人だと目星を付けたが、ジャッキーは真犯人の情報を掴み、その足取りを追い…。

-イナガキコメント-
会話劇としたら面白かったけど、ワンシーンワンシーンが長く、淡々と撮っているだけだった。ブラッド・ピットじゃないと成立しない映画。



ヒッチコック

2012年(アメリカ映画)
原作:スティーヴン・レベロ
監督:サーシャ・ガヴァシ
出演:アンソニー・ホプキンス、ヘレン・ミレンほか
●TOHOシネマズシャンテほかにてロードショー

巨匠ヒッチコック監督の「サイコ」誕生を支えた妻との愛憎物語
巨匠ヒッチコック監督によるスリラー映画の金字塔『サイコ』の誕生秘話をアンソニー・ホプキンス、ヘレン・ミレンの共演で再現した伝記ドラマ。困難を極めた製作の舞台裏で、夫を叱咤し支え続けた妻との夫婦の愛憎物語を軸に描き出す。

<STORY>
ヒッチコック(アンソニー・ホプキンス)は、実在の殺人鬼エド・ゲインをモデルにした小説「サイコ」の映画化を決意。しかし、優秀な映画編集者にして脚本家でもある妻のアルマ(ヘレン・ミレン)は、その企画に懐疑的だった。案の定、映画会社もその陰惨な内容に二の足を踏む。

-イナガキコメント-
ヒッチコックはドラマを作った人であって彼自身にそんなにドラマがあるわけじゃない。それを映画にしようとすると、こうなっちゃうよね。



オブリビオン

2013年(アメリカ映画)
原作・監督:ジョセフ・コシンスキー
出演:トム・クルーズ、モーガン・フリーマンほか
●5/31よりTOHOシネマズ日劇ほかにてロードショー

トム・クルーズ最新作!荒廃した地球に残された男を描くSF大作

『トロン:レガシー』の監督自身が著したグラフィック・ノベルを、トム・クルーズ主演で映像化。エイリアンの侵略によって破壊され、全人類が他惑星へと移住した地球を舞台に、監視のために地球に残った主人公に降りかかる運命を、スリリングに描く。

<STORY>
2077年、地球はエイリアンの襲撃によって壊滅的な被害を受ける。生き残った人類が他惑星へ移住するなか、ジャック(トム・クルーズ)は地球に残り監視にあたる。ある日、未確認の宇宙船の墜落現場へ向かったジャックは、そこでカプセルのなかで眠る美女を発見する。

-イナガキコメント-
今年50歳だというトム・クルーズの清潔感がすごい!でも、ストーリーは元ネタを4作品思い浮かべられるくらい。オチも斬新じゃない。



ライジング・ドラゴン

2012年(香港映画)
監督・脚本:ジャッキー・チェン
出演:ジャッキー・チェン、クォン・サンウほか
●角川シネマ有楽町ほかにてロードショー

これで見納め!ジャッキー・チェン最後のアクション超大作!

世界が認めたスーパー・スター、ジャッキー・チェンが自身最後のアクション大作と公言した娯楽活劇。凄腕トレジャー・ハンターの主人公が、略奪された国宝の奪還に乗り出すさまを、体を張った迫力のアクションとともに描き出していく。

<STORY>
アンティーク・ディーラーから依頼を受けたトレジャー・ハンターのJC(ジャッキー・チェン)は、19世紀に略奪され現在、高額で取引される12体のブロンズ像を奪還すべく、特殊チームを結成。秘宝を追って世界各地へと繰り出して行くが…。

-イナガキコメント-
アクション映画最後だというだけあって、ジャッキー・チェン映画に求められたものはすべてクリアし、それ以上のものを与えてくれた。



今回は、すべて洋画の大作ばかりでしたね。

コメントするのに難しい作品ばかり、という印象でしたね(笑)、すごく好きな作品があったわけでもないけど、ひどい作品があったわけでもなくて…。だから、あんまり面白く批判することもできなかったのかな、と。

そんななかでも、1位の「ライジング・ドラゴン」は楽しく見られたということでした。

そうですね。わかりやすい、というのが何よりでしたし、あとはジャッキー・チェンがこれを最後にアクション大作を引退するというので、そういう部分での思いもありましたね。ジャッキー・チェンの映画に対する思い、情熱はやはりすごいものがあるな、と感じさせられました。

収録中、稲垣さんのコメントで印象的だったのは、2大スターであるブラッド・ピットとトム・クルーズの比較です。「変幻自在のスター」のブラピと「王道の"ザ・スター"」トム・クルーズ、稲垣さんが目指すとしたら?

趣味趣向から考えて強いて言うなら、ブラッド・ピットタイプでしょう。トム・クルーズみたいにはなれないよ。あんなふうになれる人は誰もいないですよ。でも、どっちがいい悪いじゃないですし、自分を置き換えて考えたことはないけど、いい意味で見てくれる期待を裏切っていきたいと思うということでいえば、そうなのかな。

現在、来月から始まる舞台の稽古が忙しいかと思いますが、近況をお話しいただけますか?

今は舞台ですねぇ…(笑)。100ページに及ぶ台本をドンって渡されると、ヒヤッとするんですよ。「1ヵ月後の自分はこれを全部覚えているのかな?」とかって。今回は、特にふたり芝居なのでそれが大きいんですけど、その分、終わったあとの達成感が強いと思うし、楽しみではあります。そうそう、本番は楽しいんですよ、その分、稽古がね(笑)。頑張ります!

アンジャッシュさん
次回、呼んでいただけたらもっと頑張ってコメントします!(渡部さん)
やっぱり、SMAPはすごいですよ。緊張しました。(児嶋さん)

初出演でした。フルーツ特集はいかがでしたか?

渡部:本当にめったに食べられないものを試食させていただいたのですが、生放送でちゃんとしたコメントを言わなければ、と思い過ぎて、正直ゆっくり味わえなかったです。20秒で説明するのは難しくて…。でも、美味しかったです!
児嶋:「何か言わなきゃ!」っていうので必死で。味は、うっすらでしたね…。生だし、香取くんはいるしっていうので緊張しました。

緊張しているようには見えませんでした。

渡部:途中から緊張していきました。自分的に「コメントが上手くないな」と思い始めたら、どんどん固くなってしまって、気付いたら終わってしまった、って感じでした。
児嶋:僕は、「最悪(渡部さんに)、投げちゃえ!」って思っていましたけど(笑)。

児嶋さんの「さわやか甘み」というコメントが印象的でした。

児嶋:あそこからですよ、おかしくなったのは(笑)。

試食されたフルーツで、美味しかったと感じられたものは?

渡部:「ピーチパイン」「ボゴールパイン」がふたつとも味もよかったですし、普通のパインだと固い皮の周りまで柔らくて食べやすかったのが、お得な感じがしました。
児嶋:「ボゴールパイン」、上手くちぎれなかったですよね。それが心残りで…(苦笑)。佐藤錦は、やはり贅沢な感じがしましたね。

児嶋さんはフルーツ好きだと話されていましたが、ちなみに普段はどんなフルーツを召し上がりますか?

児嶋:最近は、バナナ、パイナップル、イチゴとかを朝ヨーグルトに入れて食べたりしますね。朝食を食べないときでも、フルーツなら食べられたりしますので。
渡部:僕は、コンビニでちょっとカットフルーツを買うくらいなんですけど、最近はアサイーボウルとかも食べます。それでちょっと元気な感じはしますけど(笑)、あまり日常的に食べるっていう感じではないです。

本日は、月イチゴローもありました。

渡部:攻めますね。あそこまで言っていただいたほうが、見る側としては参考になりますよね。1位の『ライジング・ドラゴン』をなおさら見たくなりました。
児嶋:「あそこまではっきり言っちゃって大丈夫なの?」とは思いますけど、やっぱり気持ちいいですよね。僕も、ジャッキー・チェン世代なので、『ライジング・ドラゴン』は見たいと思いました。



香取さんとはいかがでしたか?

児嶋:助けていただいて…。やっぱり、SMAPはすごいですよ。緊張しました。
渡部:香取さんおひとりと、こうやってちゃんとお話しするのは、ほぼ初めてでしたので、それは緊張しますね。

では、最後に香取さんにメッセージをお願いします!

渡部:次回、呼んでいただけたらもっと頑張ってコメントします!勉強し直して来ますので!
児嶋:リベンジはしたいですね。最後に「児嶋だよ!」というところを、香取さんに言われてしまったので、次回は、そこもリベンジしたいですね。

初々しい気持ちを持ち続けよう、なんて思っちゃいました(笑)。

普段、バナナ、イチゴ、リンゴ、キウイといったフルーツが定番で、新しいものにトライする行動力がない私にとって、今日の最新フルーツはどれも本当に新しかったです。特に食べてみたいと思ったのは、「チェリモヤ」、「パッションフルーツちゅちゅう」かしら。三大果実と言われているというチェリモヤ、今回初めて知りましたし、アイスクリームみたいな味というのが興味深かったです。それにしても、農家のみなさんはそれこそ「まなむすめ」のように愛情をこめて丁寧に丁寧に育てていらっしゃいますよね。だから、どれも本当に美味しそうで。千疋屋さんで売られている高級ラインのもは、眺めているだけでも十分なくらい芸術品のような美しさでしたね。そして、ゲストのアンジャッシュのおふたりは、キャリアがあるのにいい意味で初々しくてちょっと意外でした。一生懸命コメントしてくださる感じもよくて、私も初々しい気持ちを持ち続けよう、なんて思っちゃいました(笑)。月イチゴローは、順位を付けるのが難しい回でした。好き嫌いがはっきり分かれる作品が多かったように思いました。『リンカーン』は稲垣さんがおしゃるように長いですし、「アメリカ人によるアメリカ人のための映画」ではあるんですけど、日本でも憲法改正が言われる今、「自由とは?」「民主主義とは?」と自分に突き付けられているような気がしたんです。とても勉強になりましたし、見てよかったと思いました。それにしても、どんな映画が好きか、どんなものを見たい気分かによって、まるで感想が違ってしまうというが映画の面白いところですよね。今回、改めて痛感しました。



オオシタアナのランキング
1位:リンカーン
2位:ライジング・ドラゴン
3位:ヒッチコック
4位:オブリビオン
5位:ジャッキー・コーガン

児嶋さんの"時間を止める"あの技、ボクの大好物です!

◆最新フルーツ特集、面白かった!日本ならでは、という感じがしました。高級感もそうだし…。フルーツ作りって職人技ですよね。あれだけフルーツを大切に大事に、キレイに形を整えたりしてる、っていうのがハンパじゃないな、と。ないんじゃないですか、ホントに他の国には。ひと粒とか1個に対してあんなに愛情をかけて…。世界に誇れるものだな、と思いました、フルーツという分野も。

◆また新しいフルーツたちももっともっと広がって、そのフルーツっていうもの自体の振り幅が広がってほしいな、と思いました。今回紹介した"初めて見たもの"たちも、物珍しさだけじゃなく、フルーツっていうジャンルで普通に増えるようになったらいいですよね。さわやかで体にも良さそうだし。「好きなんだけどいまの体調には重かったな」ってことが食事にはあるけど、フルーツってそういうのがなく、常に爽やかな気持ちにさせてくれる感じがありますよね。でも、「バナナが好き」「イチゴが好き」っていう会話だけじゃなく、その中にも今日のフルーツたちもが普通に参加してくるくらいポピュラーなものになったらいいな、と思いました。

◆「フルーツ界のSMAP」、良かったですね。初登場のアンジャッシュのおふたり、児嶋さんのあの言葉は、ボクの大好物な"時間を止める"パターン(笑)。あれはね、やろうと思ってもなかなか出来ることじゃないですから。いろんな状況だったりとか…それこそ、フルーツみたいなものですよ。気温とか水の量とかを調整して、1個ずつしっかりと組み立てていかないと上手くいかないもので(笑)。上手いこと言ったり、面白いこと言ったりするよりも、やっぱ難しいことだと思うんです。ホントに、テレビの前にいた人たちも、すべての人間が止まった、っていう。時間を止めるあの技は大好物です!

◆月イチはジャッキー・チェンが1位!良かったですね。ホントに最後なんだな、という感じが…。「ジャッキー、最後の…」みたいのはいままで何度も聞いたことがあるような気がするけど、映画館に行きたくなりました。大きなスクリーンで、ジャッキー・チェンの最後のアクション映画をちゃんと観たいな、と思いました。

◆でも、今回どれもほめてないんじゃないですか?あ、『ジャッキー・コーガン』のカットバックしていない、後部座席からのワンカットが良かった、というのはあったけど。『ジャッキー・コーガン』はもっと泥臭く、ドキュメンタリー風にカッコいい映像なのかな、と思ったら、結構スタイリッシュな感じだったのと、吾郎ちゃんの「撮り方が良かった」というのを聞いて、ブラッド・ピットというだけじゃなくさらに観たい映画になったのでランクを上げました。