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#493(2013.3.9 OA)

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やっぱ好きだな、タカアンドトシ!

トップニュース

タカアンドトシのおふたりをお招きして『老舗菓子店が生み出した最新進化スイーツベストセレクション11』をO.A.!
タカさんからの重大発表も!!

ゲストにタカアンドトシのおふたりをお迎えしたスマステーション。タカトシのおふたりと言えば『ニュースキーワード』特集のゲストとしてすっかりおなじみですが、何と今夜の特集は『老舗が生み出した進化スイーツベスト11』!!おふたりには全商品の試食もお願いしました。
京都土産として誰もが知る八つ橋『おたべ』。八つ橋の老舗・おたべが新たに生み出したのが、生八つ橋のモチモチ感がたまらない新食感ケーキ『京町家ケーキ』です。抹茶入り生八つ橋で抹茶ケーキを挟んだこのスイーツ、ケーキ専用に開発されたもち米の生八つ橋に、『抹茶ケーキ』と『黒豆あん入りの抹茶チョコ』をサンド。もっちりした八つ橋がフワフワのスポンジと一体となり、これまでにない食感を生み出しています。最中種とあんこが別々に包装されていて、食べる直前に自分で作って食べる最中を最初に考案したのは、滋賀県にある和菓子店『たねや』です。そんな最中の老舗が新たに生み出したのが、食べる直前にオリーブオイルをかける超進化形の大福『オリーブ大福』!たねやの4代目・山本昌仁社長が、イタリアで出会ったエメラルドグリーンのオリーブオイルに惚れ込み、和菓子と合わせられないかと試作を重ね作り上げたこのスイーツ、絶妙な塩味をきかせた餅とこしあん、フレッシュなオリーブオイルの味と香りが口いっぱいに広がります。いまから324年前の1689年(元禄2年)に創業されたのは、ミシュラン3つ星の高級料亭や有名旅館でも使われるお麩の名店『半兵衛麩』。この名店が、若い人にお麩の美味しさを知って欲しい、と開発したのが『ふふふあん枝』。創業以来こだわり続けている軟水を使って小麦の繊細な風味を引き出したやき麸の生地に、紅茶の葉、砂糖を加え、職人が1本1本、枝のように細く成形しながら焼き上げていくこの商品、味は、紅茶、ココア、プレーンの3種類あります。老舗の技と伝統が息づいた進化系スイーツはどれも本当に美味しそうでした。
そして番組の終盤には、思わぬ出来事が…。恒例の『小さな発見』のコーナーで、トシさんが、かくれんぼを覚えたという1歳のお子さんとの可愛いエピソードを披露してくれたのですが、それに続いて口を開いたのはタカさん。何と、奥様がご懐妊されたというのです。突然の発表に香取編集長もビックリされていました!タカさん、おめでとうございます!!
次週3月16日の放送は、『今聴きたい!グッとくる旅立ち・お別れソング』をお送りします。ゲストはPerfumeのみなさんです。お楽しみに!!

誰もが知る看板商品を持ちながらも、新たな進化形スイーツを開発・発表する老舗メーカー。スマステーションでは、そんな老舗が生み出す「進化スイーツ」をご紹介。味はもちろん、徹底的に新しさにこだわったスイーツの数々。見れば食べてみたくなるはずです!


SmaSTATION!!特別企画
「老舗菓子店が生み出した最新進化スイーツベストセレクション11」


八つ橋の老舗おたべの「おたべ」
「京町家ケーキ」1箱4個入り735円 6個入り1050円

京都土産として誰もが知る、八つ橋「おたべ」。そんな八つ橋の老舗・おたべが新たに生み出したのが、"生八つ橋のモチモチ感がたまらない新食感ケーキ"です。みなさんおなじみの「あんこを包んだ三角形の生八つ橋」。実はこれを最初に作ったのはおたべでした。創業は終戦間もない昭和21年(1946年)。おたべは、ショッピングモールの一角で仕入れた菓子を売る菓子店でしたが、昭和28年に八ツ橋の製造を開始。当時、25社から八ツ橋が販売されており、おたべの参入はその25番目でした。他社と互角に渡り合うためには、ほかとは一線を画す商品が必要でした。当時は、硬い八橋が主流だったなか、商品としてほとんど売られることのなかった生八ツ橋につぶあんを入れることを思いついたのです。そして これが大ヒットに!そんな、あん入り生八つ橋の老舗おたべが新たに挑んだ新スイーツが「京町屋ケーキ」です。こちらは抹茶入り生八つ橋で抹茶ケーキを挟んだスイーツでその特徴は、ケーキ専用に開発された生八つ橋。普通の八つ橋はうるち米から作るのですが、この八つ橋はよりモチモチ感がある、もち米を使用。そこに、「抹茶ケーキ」と「黒豆あん入りの抹茶チョコ」をサンド。もっちりした八つ橋がフワフワのスポンジと一体となり、これまでにない食感を生み出しています。




北海道土産の定番・石屋製菓の「白い恋人」
「白いバウム TSUMUGI」1個1260円

空港などのお土産売り場で、売り上げランキングの常連となっている北海道土産の定番「白い恋人」。そんな大人気洋菓子の老舗、石屋製菓が新たに生み出したのが、「ホワイトチョコたっぷりのしっとり焼き菓子」です。札幌・石屋製菓の創業は、1947年(昭和22年)。「白い恋人」が発売となったのは、1976年(昭和51年)で、誕生のきっかけは、当時北海道で人気が出始めたホワイトチョコでした。実は、「白い恋人」の誕生前、同社の人気商品に「シェルター」という名のサクッと軽い食感のクッキーがあり、このクッキーでホワイトチョコレートをサンドすれば手で持ってもチョコが溶けず、スマートに食べられると思いついたのです。翌年には、飛行機の機内食に採用され話題となり、たちまち北海道土産として定着しました。そんな老舗の石屋製菓が新発想で生み出した人気最新スイーツが「白いバウムTSUMUGI」です。名前の通り色の白いバウムクーヘンのこだわりは、白い恋人と同じホワイトチョコをたっぷり練り込んでいること。ホワイトチョコの美味しさを最大限に生かすため、バウムクーヘンに欠かせないバターを敢えて使わず、ホワイトチョコで風味やコクを出しているのです。焼き色で白さを損なわないよう、職人がつきっきりで焼き上げるのです。口に入れると、柔らかくしっとりした食感とホワイトチョコレートの味が広がります。




老舗の六花亭「マルセイバターサンド」
「マルセイキャラメル」1袋3個入り70円 1箱6袋入り450円

1933年(昭和8)年、六花亭は北海道十勝平野のほぼ中央に位置する帯広市で創業しました。その後1977年に社名を現在の六花亭に変更したのですが、このときに発売されたのがおなじみの「マルセイバターサンド」。その名の通り、ビスケット生地には十勝産のバターがたっぷり使用されています。ちなみに、クリームに使われているホワイトチョコレートは、1968年に初めて六花亭が発売したといわれています。そんな「マルセイバターサンド」を生んだ老舗の六花亭が新たに生み出した新発想スイーツが、「マイセイキャラメル」です。こちらは、帯広開基130周年を記念して昨年発売されたキャラメル。バターサンドと同じ「マルセイ」シリーズで十勝産のバター、生クリーム、クリームチーズで作った柔らかいキャラメルのなかに、カリッと揚げた十勝産大豆、さらに「マルセイバターサンド」のビスケットがアクセントとして入っています。六花亭によると、まず、舌の上で転がしてバターの風味を味わい、それから噛んでビスケットと大豆の食感を楽しむのがおススメだといいます。




自由が丘の老舗・モンブランの「モンブラン」
「栗のチョコレート羊羹」850円

誰もが知る人気の定番ケーキ「モンブラン」。このモンブランを日本で初めて考案した洋菓子店が東京・自由が丘にある、その名もモンブランという洋菓子店です。そんな「モンブラン」の老舗が新たに生み出したのが、「栗を包み込んだ和洋折衷羊羹」。モンブランの創業は、今から80年前の1933年(昭和8年)。登山好きだった創業者の迫田千万億(さこた・ちまお)さんが、店の看板商品にしようとヨーロッパアルプスの名峰「モンブラン」の名を冠した、栗を使ったヨーロッパ伝統菓子を日本人向けにアレンジしたのです。土台には日本人が食べ慣れているカステラを使用、なかに仕込む栗、上に絞るマロンクリームも日本人に合わせ、洋栗ではなく和栗の甘露煮を使用。そのため、鮮やかな黄色をしているのです。山に見立てた個性的な見た目、日本人に馴染み深い「カステラと和栗」が「カスタードクリーム、バタークリーム、生クリーム」と見事に調和。この商品を多くの洋菓子店がまね、「モンブラン」は日本でお馴染みのケーキとなりました。そんな老舗が新発想で生み出した人気最新スイーツが「栗のチョコレート羊羹」です。ダークチョコレート、ホワイトチョコレート、あんこを丹念に混ぜモンブランで使用するのと同じ和栗を敷き詰めた容器に流しこんで固めます。最後に金箔をのせた、見た目も華やかな羊羹です。はじめはチョコレートの味、後から小豆の風味と舌触りを感じる洋菓子屋さんならではの羊羹となっています。




福岡土産の定番!二鶴堂「博多の女」
「博多バームスティック」10本入525円 20本入1050円                

福岡空港で常にお土産ランキング上位を占める博多土産の定番、老舗の二鶴堂(にかくどう)の「博多の女(ひと)」。その二鶴堂が新たに生み出したのが、「しっとり柔らかい博多の女がサクサクの焼き菓子に変身」したスイーツ。1952年(昭和27年)、博多・中洲の一角に小さな菓子店として創業した二鶴堂が1972年に新しい博多土産を作ろうと生み出したのが「博多の女」。当時人気だったバームクーヘンを直径3cmと細く焼き上げ、なかに羊羹を詰めて売り出したところ大人気となったのです。そして1975年には、博多に新幹線が開通し、お土産として爆発的に大ヒット、現在に至るロングセラー商品となりました。そんな老舗が新たに生み出したのが、「博多バームスティック」。「博多の女」のバームクーヘンをサクサクに焼き上げたスティック菓子です。実はこれ、工場長がこっそりつまみぐいしていた「博多の女」を作る際に出る、サクサク美味しい切れ端を、なんとか商品にできないか、と思いついた商品だといいます。製造法は、バームクーヘンを焼くまでは「博多の女」とまったく同じ。焼き上がったら細長く切断していき、砂糖をまぶした後、熱風の釜でサクサクに焼き上げます。味はバームクーヘンなのに、ラスクのようなサクサクの食感が楽しめる、と若い女性を中心にリピータが続出しているといいます。




「サラダ味」の先駆け!とよすの「ハイサラダ」
十火の「丸(maro)和三盆/苺」各1箱630円

せんべいやおかきの味付けでお馴染みの「サラダ味」。その元祖といわれているのが、大阪では誰もが知る あられの老舗・とよすの「ハイサラダ」です。そんなあられの老舗が新たに生み出したのが、「見た目も味も全く新しい超進化系おかき」です。1902年(明治35年)、大阪市で創業したとよすが看板商品「ハイサラダ」を発売したのは1964年(昭和39年)頃のこと。「ハイサラダ」には、これまでのあられと大きく違う点がふたつありました。ひとつは歯ごたえ。当時は大きく歯ごたえのあるおかきが主流でしたが、「ハイサラダ」は生地を小さくしてさらに細かな切れ目を入れたことで、これまでなかったサクサクとした軽い食感のあられとなったのです。ふたつめは味付け。通常、あられに使う、醤油、塩とともに、「サラダ油」を加えることでまろやかな味わいに仕上げました。そう、「サラダ味」とはサラダ油からきた言葉だったのです。さらに飽きが来ないよう、サラダ味のほかに3つの味をミックス。これまでなかったニュータイプのあられは瞬く間に看板商品となりました。そんな老舗が生み出した新発想スイーツが、とよすが女性向けに立ち上げたブランド十火(じゅっか)が販売する「丸(maro)和三盆/苺」です。女性に好まれるよう、口に入れるとハラリとほどける極限まで軽い食感にこだわり、焼き上げています。味付けのパウダーも、フリーズドライの苺や、和三盆などの上品な味を手作業で丹念にまぶしていくのです。これまでのあられとまったく違う驚きの歯触りと味なのです。




最中の老舗たねやの「ふくみ天平」
「オリーブ大福」6個入945円

最近よく見かける、最中種とあんこが別々に包装されていて食べる直前に自分で作って食べる最中。これを最初に考案したのが、滋賀県にある和菓子店たねやです。そんな最中の老舗が新たに生み出したのが、「食べる直前にオリーブオイルをかける超進化形の大福」です。1872年(明治5年)、たねやは琵琶湖のほとり、風情ある近江商人の街並で知られる滋賀県の近江八幡で創業。もとは江戸時代から続く作物の種を売る店だったため、屋号を「種屋末廣」と名付け、和菓子を売り出したのです。手作り最中の「ふくみ天平(てんびん)」が生まれたのは、1983年。最中種にあんを挟んだ直後の、サクサクの最中のおいしさを味わってもらいと考案されました。この革新的な商品はたちまち評判となり、たねやの看板商品となったのです。そんな最中の老舗が新たに生み出した革新的和菓子が、「オリーブ大福」です。鮮やかな色と搾りたての香り、風味で本場イタリアでも最上級とされるオリーブオイルを、食べる直前に大福にかけるのです。たねやの4代目、山本昌仁社長が、イタリアで出会ったエメラルドグリーンのオリーブオイルに惚れ込み、和菓子と合わせられないかと試作を重ね作り上げたのです。絶妙な塩味をきかせた餅とこしあん、フレッシュなオリーブオイルの味と香りが口いっぱいに広がります。




老舗花園万頭の「花園万頭」
「東京あんプリン」4個入り525円

小ぶりで細長い俵型の饅頭で広く知られる老舗花園万頭の「花園万頭」。そんな饅頭の老舗が新たに生み出したのが、「こだわりの餡を定番洋菓子と組み合わせた和洋折衷スイーツ」です。1834年(天保5年)に創業した花園万頭の看板商品「花園万頭」が誕生したのは、1930年(昭和5年)のこと。当時、何といっても話題となったのがその値段。一般的な饅頭がひとつ1銭のところ、花園万頭は倍の2銭したのです。その高い理由は、材料へのこだわり。こしあんには、高級砂糖・和三盆を贅沢に使ってしっとりと仕上げ、これに合うよう大和イモを使用した生地を作り、フワッと柔らかく蒸し上げ丹念にあんを包んでいきます。こだわりそのままに「日本一高い、日本一うまい」と謳って売り出したところ、大ヒットしたのです。ちなみに現在の価格は、1個368円です。そんな饅頭の老舗が新たに生み出したスイーツが「東京あんプリン」。カラメルのかわりに使うのは、このスイーツのために考えた特製のこしあん。またプリンには、黄身に濃厚なコクのあるものを使用。「花園万頭」が和三盆にこだわったように、卵にこだわったプリンなのです。なめらかで濃厚なコクのプリンと、柔らかく甘さ控えめのあんは絶妙なマッチングとなっています。




餅菓子の老舗赤坂青野の「赤坂もち」
「粋な黒べい」1箱6個入り1575円 バラ1個231円

美しい風呂敷に包まれ、贈答品として大人気の「赤坂もち」で、東京では誰もが知る老舗の赤坂青野。そんな餅菓子の老舗が新たに生み出したのが、「温故知新の和スイーツ」です。なめらかな餅にコクのある黒糖と香ばしい胡桃を練り込み、黄な粉をまぶした餅菓子「赤坂もち」は、1899年(明治32年)の創業当時から続く定番商品。その頃から味は同じですが、当時はおなじみの風呂敷はなく昭和40年頃から取り入れたもので、それを機に人気が急上昇しました。そんな餅菓子の老舗が新たに生み出したのが、「粋な黒べい」です。かつての赤坂料亭街の黒塀をイメージしてカステラを羊羹で包んだ焼き菓子ですが、実はこちらは新商品ではなく、50年程前に一度発売されていました。しかし、作るのに非常に手間がかかるため、いつしか作らなくなっていたのを、8年前に復刻の話が持ち上がり現代に合わせ甘さを抑えるなどの試作を重ね、再発売されました。カステラ生地に、黒糖と胡桃を加えて焼き上げ表面に手作業で丹念に羊羹を付けていく製法は当時のまま。その一方で、羊羹の甘さを控えるなど時代に合わせた味を見究め、懐かしくも現代にふさわしい味となってよみがえったのです。




創業324年!半兵衛麩「やき麸」
「ふふふあん 枝」シリーズ各525円

京料理に欠かせない伝統食材、お麩。そんなお麩の老舗半兵衛麩が新たに生み出したのが、「ティータイムにピッタリのお麩スイーツ」です。ミシュラン3つ星の高級料亭や有名旅館でも使われるお麩の名店・半兵衛麩の創業は、324年前の1689年(元禄2年)。時の将軍は徳川綱吉、松尾芭蕉が奥の細道の旅をはじめた頃でもあります。創業以来こだわり続けているのは水。現在、やき麸が作られているのは京都府でも水がきれいなことで知られる南丹市美山町。やき麸の材料は、小麦粉、グルテン、水だけ。口当たりがよい軟水を使うことで、繊細な小麦の風味が引き出されるといいます。できた生地は、職人が1本ずつ熱い鉄板の上に成形していきます。焼き上がった細長いお麩を細かく切っていくと、しっかり目の詰まった上質のやき麩が出来上がります。そんなお麩の老舗が新発想で生み出したのが、「ふふふあん 枝」です。やき麸の生地に、紅茶の葉、砂糖を加え、職人が1本1本、枝のように細く成形しながら焼き上げていきます。若い世代にお麩の美味しさを知ってほしいと開発された商品で味は、紅茶、ココア、プレーンの3種類。




山形の銘菓!乃し梅本舗佐藤屋「乃し梅」
「たまゆら」6個入り1050円

山形銘菓として古くから知られる、梅をすりつぶして寒天で固めた「乃し梅」。そんな「乃し梅」の老舗・佐藤屋が新たに生み出した最新人気スイーツが、「乃し梅」がオシャレな現代スイーツに変身したもの。山形市にある佐藤屋の創業は1821年(文政4年)。実はこの「乃し梅」、薬屋さんの息子だった創業者が中国から伝わった「梅を使った酸っぱい気付け薬」を食べやすいお菓子にしようと研究を重ねおよそ50年、3代目・佐藤松兵衛の時に完成させたのです。以来140年、守り続けてきた製法が、地元山形の完熟梅をすりつぶしたピューレを水あめ、寒天などを溶かした鍋に加えガラス板を張った木枠に流し込んでいくというもの。2日程度乾燥させた後、1枚ずつガラス板から剥がして重ね、短冊状に切り分けていくと甘酸っぱくてもちっとした「乃し梅」になるのです。そんな老舗が新たに生み出したスイーツが「たまゆら」です。甘酸っぱい「乃し梅」の下にあるのはチョコレート。このお菓子に合うように、「乃し梅」に使うのと同じ寒天、白あんを加えて改良し、和風チョコに仕立てているのです。これを型に入れて冷やし固め、「乃し梅」を隙間なく敷き詰めれば完成。甘酸っぱく、もちっとした「乃し梅」と、甘くなめらなか口どけのチョコレートが見事に調和、男性にもファンが多いといいます。


タカさんに、出産祝いを贈ろう!!

番組の中で、パパになることを発表してくれたタカさん。香取編集長も大喜びでした。となれば、今度は…ということで、今週の格言?です。「大事な発表をスマステーションでしてくださったタカさん。出産のお祝いとかで、子ども服とか赤ちゃんのものとかをプレゼントしたりするの、ボク、凄く好きなんです。スタッフに子どもができた、って聞いたら、自分のスケジュールにそれを組み込ませて…。だから、子ども用の洋服だったり、赤ちゃん用の服とかおもちゃだったりを売っているところは、自分の中で何軒かストックがあるくらいなんです。今回、おめでたということがボクの耳に入ったからには、是非ともタカさんのお子様にお祝いを贈らせていただきたいと思います!楽しみです!!」。


タカアンドトシさん
香取さんは厳しいようでハードルを下げてくれているんです。(タカさん)
途中、途中で繰り出したタカのパンチはよかったと思います。(トシさん)

11回目のご出演で、スイーツ全11品を試食されました。

トシ:今まで、スマステさんではニュースを勉強させていただきましたが、今回はスイーツを試食して感想を言うという、新しいパターンで。これもとても楽しかったです。
タカ:僕は、オリジナルのコメントを言うということでしたので、美味しいスイーツをいただいたのに、全然味がしませんでした(笑)。「なんてコメントしようか…」と考えるので精一杯でしたので。

そんなタカさんには申し訳ありませんが、11品のなかで特に美味しかったものを教えてください。

タカ:サクサクした食感の「博多バウムスティック」が好きでしたね。味はバウムクーヘンなんですけど、まったく別の食べ物といった感じでした。
トシ:僕は、「オリーブ大福」ですね。最初は、オリーブオイルをかけると聞いて「大丈夫かな」と思ったんですけど、ちょっとイタリアンな風味がして美味しかったですね。

すべて老舗メーカーの進化系スイーツということでしたが、そのあたりはいかがでしたか?

トシ:老舗が作っているからか、単に新しい味というのではなく、昔からあったんじゃないかと思わせる、どこかなじみのある味なのが印象的でしたね。
タカ:長くお菓子作りをやってきた老舗がよさを残しながら新しいものを作っているという安心感があるなと思いました。

おふたりのご出身地である北海道からも2つの老舗がランクインしていましたね。

タカ:非常に嬉しいですね!
トシ:「石屋製菓」さんと「六花亭」さんといえば、北海道の2大お菓子メーカーといってもいいですからね。
タカ:お菓子といえば、北海道と言っても過言ではないくらいの…。
トシ:スイーツ王国ですから。「白い恋人」もお土産として有名ですけど、お土産だけではなく地元の人間もよく食べているんです。それくらい浸透していると思います。

香取さんは、今日も厳しくやさしい目でおふたりを見守っていましたね。

タカ:厳しいようで、実はハードルを下げてくれているんですよ。なので、僕がすべっても面白く思えるような空気の振りをしてくれるという。最後も、静かになったスタッフさんに「どうしたんだよ!?」というあの一言で助けられました。
トシ:僕から見たら、いつも通りできていたんじゃないかと思いました。途中、途中で繰り出すパンチもいいものがあったと思いますけど…。
タカ:最後(「天ぷらとすいかくらい合う!」というコメント)があんなにすべるとは思わなかったですね。自分のなかでは、まあまあいいんじゃないかな、と思ったところがダメだったり、意外に自信がないところが受けたりとか、でしたね。



そして最後には、タカさんにお子さんが生まれるというサプライズ発表がありました。

タカ:どこかで言おうとタイミングを計っていたところ、スマステさんから出演依頼をいただきましたので、ここで言わせていただけたら嬉しいな、と思って発表しました。
トシ:僕は知っていましたけど、タカがここで言うって決めたので、発表させていただきました。ありがとうございました。


ありえないことはない、という柔軟な発想に驚かされました。

定番的な商品を作りつつ、斬新な進化系に挑戦するという、老舗のメーカーのそのチャレンジ精神がすごいと思いました。しかも、看板商品をベースにした進化になっていたのが、面白かったです。和風が洋風に変わっていたり、その逆だったりと、今までのファンに加え、なじみのなかった方たちも引き付けるような斬新さがあるのが、素晴らしいと思いました。自由ヶ丘の「モンブラン」さんには学生の頃、よく通っていました。「モンブラン」はもちろん、何を食べても美味しかった大好きな老舗です。ですから、「栗のチョコレート羊羹」も間違いないと思います。そういう信頼感が老舗の強みなんでしょうね。今日紹介されたもののなかで、あえてひとつを選ぶなら味が想像できないというところで、「オリーブ大福」ですね。イタリアで「これは美味しい!」というオリーブオイルに出合った社長さんが、「うちの大福と合わせられないか」と思ったそうですが、その発想がさすがですよね。ありえないことはない、というその柔軟さに驚かされました。そんな全11品を試食していただいたタカアンドトシのおふたりは、今日も楽しい回答と素晴らしいコンビネーションを見せてくださいましたよね。そして最後の、「小さな発見」では、なんとタカさんがお父さんになるというサプライズ発表が!たくさんのレギュラー番組をお持ちのなか、スマステで発表してくださるなんて、ありがたいし、嬉しいし、何よりおめでたい!トシさんがお子さんとのかくれんぼの写真を見せてくださったように、タカさんも優しいお父さんになられることでしょうね。ご無事のご出産をお祈りしております。

老舗の進化スイーツ、ラインナップも含めて本当にスゴかった!!

◆小さな発見での大きな発見(笑)。スマステーションで、人生の中でも大切な出来事を発表してくれたのはすっごく嬉しいんですけど、大体、急な発表とかって自分の番組の中でするものですけど、ゲストで来てくれて急に…。でも、スマステーションを選んでくれたこと、嬉しかったです!

◆老舗が生み出した進化スイーツ、ラインナップとかも含めて本当にスゴかったと思います。老舗なお店がこれだけ集まって…。本当だったら、一店舗だけでひとつ番組ができちゃうくらいの名店ばかりなのに、お店の方々がみなさんが協力してくださって…。そして"進化系"の進化の前の段階で、みんなもうヨダレが出るくらいのお菓子たちが紹介されて、さらに進化したものが登場するという。食べ物とかお店をいろいろ紹介させてもらっているスマステーションとして、いままでやってきた力を発揮するときだった感じがしました。

◆今回は、全品試食があり…。これは番組初だと思います。タカさん的にちょっと難しかったのかな、と思ったのは、試食しながら、っていうこと。「ふたりで試食するから時間もちょっと短かったのかな?どうなのかな?」って思って、終わった後本人に話したら、「逆に短かったから救われました」と(笑)。やっぱり試食なんで、食べたものを悪い風にとられるようなことは言えないから、そういう制限もちょっと…。あと、一発目でアクセル踏み過ぎたのもしれないですね。

◆印象に残っているところでいうと、「イタリヤ、いかりや」。あと、「はぁ!?」って思わせながら、あとでグイグイくるパターンの「ハイサラダ、いいえお肉」(笑)。「はい」と「いいえ」と、「サラダ」と「肉」がみたいなところが後からもう…。「ああ、これきたな…」っていう。でも、ボクの今日のMAXは11個目の食べ合わせのヤツですね。もう何て言ってたか忘れちゃったけど、ワザとみんなに耳打ちして、「最後は何言っても笑わないようにしようね」って言ったくらいの空気が(笑)。ラストにタカさんが言ったときのあのスタジオの空気の凍り方はMAX面白かったです!(笑)。作ろうと思っても作れない空気ですからね。今日も、お見事でした!!ハードルがどんどん上がっているのに、それに見事に応えてくれて、しかも大きな発見まで持ってきてくれる(笑)。今度は1年待たないくらいのうちに、是非、また遊びに来てほしいです!!