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#467(2012.7.14 OA)

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試食、少なかったね!

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森山未來さんをお迎えして
夏休みに行きたい!アイデア鉄道の旅ベスト7をオンエア!!

番組初登場!森山未來さんをゲストにお迎えしたスマステーション。特集は、『この夏乗りたい!アイデア鉄道ベスト7』をお送りしました!
移動手段ではなく、旅の目的となるほど注目されているアイデア鉄道の旅を、スマステーションのスタッフが実際に乗車してご紹介した今回の特集。そこには、感動の絶景はもちろん、充実した設備や車内イベントなど、アイデア鉄道ならではの魅力がいっぱいつまっていました。ここでは、ベスト3を振り返っておきましょう。第3位はJR九州の『A列車で行こう』。九州新幹線の停車駅『熊本駅』から天草の玄関口『三角駅」までの36.5キロを40分で結ぶアイデア鉄道です。『A列車で行こう』のコンセプトは「大人が楽しめる列車」。木材を基調とし、ステンドガラスが貼られたなゴージャスな内装、特産品のデコポンを使ったハイボール『Aハイボール』などが楽しめるバーカウンターが人気です。第2位は、JR東日本新潟支社の『SLばんえつ物語』。『JR新潟駅』から福島県『会津若松駅』までの126キロを3時間50分で結ぶ人気のSL列車です。座席のないフリースペースで美しい景色を堪能できる4号車、地元新潟の地酒も楽しめる『大正ロマンSL茶屋』や子どもたちと遊ぶための女性乗務員が常駐しているフリースペースがある5号車と、家族で楽しめるアイデアがいっぱい!本物のSL整備を生で見ることができる、というのも素敵ですよね。そして第1位は、嵯峨野観光鉄道株式会社『嵯峨野トロッコ列車』。京都・嵐山にある『トロッコ嵯峨駅』から『トロッコ亀岡駅』までの7.3キロを25分で結ぶ人気アイデア列車です。高さおよそ10メートルの鉄橋の上で一時停車して絶景ポイントで写真撮影ができたり、保津峡谷に伝わる伝説の鬼・酒呑童子が現れるアトラクションなどサービスも充実。さらに、嵐山に戻る際は、トロッコ列車で帰るプランとは別に、船で保津川を下ることもでき、列車とはまた違う景色を楽しめるというのもいいですよね。ゲストの森山さんは世界自然遺産の『白神山地』を満喫できるJR東日本秋田支社の『リゾートしらかみ』が特にお気に入りだったそうです。さあ、もうすぐ夏休み!みなさんも、是非、アイデア鉄道の旅を体験してみてくださいね!!

感動の絶景はもちろん、驚きの設備に、充実の車内イベントなど単なる移動手段ではなく、旅の目的として熱い注目を集めている鉄道の旅。そこで、一度は乗ってみたいアイデア鉄道ベスト7を大発表!見れば早速出かけたくなるはずです!


SmaSTATION!!特別企画
この夏乗りたい!アイデア鉄道の旅ベスト7
今、乗るだけで楽しいアイデア鉄道が大人気!


世界遺産を走る人気観光列車
第7位「リゾートしらかみ」(JR東日本 秋田支社)

「JR秋田駅」から青森県「JR弘前駅」までの210.2キロを4時間20分で結ぶ、アイデア列車「リゾートしらかみ」。世界自然遺産の「白神山地」を眺めながら、日本海の海岸線を走るリゾート列車の注目ポイントは4ヵ所!早速、「リゾートしらかみ」に乗車してみました。

08時25分発車。車内の特徴は、景色が見やすい大きな窓と足を伸ばせるほどゆったり設計された座席。さらに車内にはモニターが設置され、運転席から見た景色が映し出されます。ボックスシートは、座席ごとに壁で遮られたプライベートの空間。気兼ねなく、優雅な鉄道の旅を仲間と楽しむことができます。さらに、シートをスライドさせると、座敷のような形に変化するのです。膝が楽だと、ご高齢の方からも好評です。列車は田園地帯を抜け、さっそくひとつめの注目ポイントへ。




注目ポイント(1)停車時間にバスケットボールに挑戦!

「能代駅」では、停車時間にバスケットボールを楽しむことができます。なぜバスケットボールなのかというと、能代市には、バスケットボールの強豪校、能代工業高校があり、バスケットボールで街を盛り上げているから。ちなみに、能城工業高校はNBAでも活躍した田臥勇太選手の出身校!駅のホームでフリースローを行い成功すれば、なんと賞品(秋田杉製ポストカード)がもらえます!ただし停車時間は5分間だけなので、列車に乗り遅れないよう注意が必要です!続いての注目ポイントはグルメです。




注目ポイント(2)ここでしか食べられない贅沢な駅弁!

「あきた白神駅」ではある贅沢な駅弁が話題になっています。2日前までに電話で予約をすると、列車の到着に合わせわざわざホームに配達してくれる完全予約制の駅弁なのです。予約したお客さんだけが食べられる「あわびめし」(1200円)は、地元で獲れた新鮮なアワビが山盛り、アワビの味がしみ込んだご飯も絶品という贅沢な駅弁です。列車は青森県へ入り、日本海沿岸の絶景ポイントへ!トンネルを抜けた先に絶景が見えてきます。「リゾートしらかみ」は絶景ポイントに入ると車窓をゆっくり見られるようにスピードを落としてくれるのです。続く注目ポイントは一番人気の観光スポット!




注目ポイント(3)白神山地の自然を満喫

「リゾートしらかみ」の一番の見どころは、何といっても世界自然遺産の白神山地。「十二湖駅」は、白神山地屈指の人気スポット「十二湖」への玄関口。多くの乗客が一旦この駅で降り、トレッキングを楽しむといいます。そこで、スマステスタッフも途中下車。青森名物ねぶたの歓迎を受け、白神山地の散策に出発しました。バス停に待機している散策ガイドに同行してもらいおよそ1時間のトレッキングコース(十二湖散策おすすめコースガイド1名1000円)へ。森林の中にあらわれたのは、十二湖の中でも特に人気のある「青池」。その名の通り、水面が青く透き通って見える神秘的な池に心も体も癒されます。さらに木漏れ日を受けながら、ブナの自然林を歩くこと15分。たどりついたのは、「沸壺の池」。白神山地の伏流水で満たされたこの池は、透明度の高い澄み切った水面が特徴です。森林浴を満喫したあと、バスで再び十二湖駅へ戻り13時01分発の「リゾートしらかみ3号」に乗り込み列車の旅を再開!次の注目ポイントは「鰺ヶ沢駅」からスタートする車内イベント!




注目ポイント(4)列車の中で驚きのイベントが!

「リゾートしらかみ」では、車中で津軽三味線の生演奏のイベントがあるのです。演奏が行われるのは、1号車の展望ラウンジ。早速向かってみると、本格的な演奏に乗客のみなさんも大盛り上がりでした。そうするうち、「リゾートしらかみ」は「弘前駅」に到着。世界遺産を望む列車の旅はゴールを迎えました。




圧倒的な大峡谷を走る日本屈指の絶景トロッコ
第6位「黒部峡谷トロッコ電車」(黒部峡谷鉄道株式会社)

富山県屈指の温泉地「宇奈月駅」から「欅平駅」までの20.1キロを1時間20分で結ぶトロッコ電車。沿線には数々の温泉があり、風光明媚な山間の中、トロッコ電車で秘湯を巡る旅が大人気なのです。注目&絶景ポイントが3ヵ所という「黒部峡谷トロッコ電車」に乗車してみました!すると早速、注目ポイントが。




注目ポイント(1)富山県出身の室井滋さんの車内アナウンス

「宇奈月駅」付近に来ると、「みなさま、本日は黒部峡谷鉄道にようこそ・・・」と流れる社内アナウンス。実はこれ、富山県出身の女優・室井滋さんが担当しているのです。室井滋さんが、車窓から見えるポイントや沿線の観光スポットを丁寧に教えてくれます。そして、「黒部峡谷」へと進むトロッコ電車は、絶景ポイントへ!




ココが絶景!黒部川のダム湖を一望!

このトロッコ電車の一番の魅力は、なんといっても黒部峡谷の絶景とダム。より自然を体感出来るよう、窓がなく鎖だけがかけられた車両で徒歩や車では行くことができない秘境の景色をたっぷり堪能できるのです。そして、出発から5分。トンネルを抜けたら見えてくる絶景が「宇奈月湖」です。美しいエメラルドグリーンに輝く湖は、実はダム湖。ダム湖の底が花崗岩と呼ばれる岩でできていて、太陽の光が反射することによって、独特の色が生まれるのです。黒部峡谷には映画『黒部の太陽』で有名な黒部ダムをはじめ5つのダムがあり、このトロッコに乗っているだけでそのうちの3つを見ることができます。実は、この鉄道自体は、およそ90年前の大正12年に発電所やダム建設に使う資材を運搬するために作られたもの。さらに、絶景だけではなく大自然に生息する猿や、運が良ければニホンカモシカなど貴重な動物も見ることが出来るといいます。そしてさらに峡谷の奥へ進み、次の注目ポイントへ!




注目ポイント(2)峡谷の中にある絶景露天風呂

列車は、「黒薙駅」に到着。実はここに、このトロッコ電車でしか行くことのできない秘湯があります。途中下車してチェックしてみることに。険しい谷を縫うように続く山道を歩くことおよそ20分。ついに秘境の一軒宿「黒薙温泉旅館」に到着。こちらでは、北アルプスの雪解け水が流れる黒部川の支流・黒薙川の真横に沸く温泉に入ることができるのです。この大自然を満喫するために、わざわざ途中下車して入浴する方が多いといいます。そして列車は、次の注目ポイントへ!列車は、1年中溶けずに残る万年雪や思わず息をのむ断崖絶壁など、黒部峡谷の大自然の中を走り、終点・欅平駅に到着。ここには「名剣(めいけん)温泉」や「祖母谷(ばばだに)温泉」などの秘湯があり、多くの観光客が訪れています。




SL復活のさきがけ
第5位「大井川鐡道SLかわね路号」(大井川鐵道株式会社)

静岡県の「新金谷駅」から大井川上流にある「千頭駅」までの37.2キロを1時間20分で結ぶ人気のSL列車。
そんな「大井川鐡道かわね路号」に乗車してみました。車内は、SLらしいレトロな雰囲気です。そしていよいよ出発!最初の注目ポイントは・・・?




注目ポイント(1)あんこの量がものすごいドラ焼き

この列車で話題となっているのが「新金谷駅」以降で販売されているSLの動輪を焼き印したどら焼き「動輪焼き」なのですが、注目すべきはその収まりきらないほどのあんこの量!そのインパクトはお土産に最適です。
そして、SLは静岡ならではの美しい茶畑を走りぬけ、絶景ならぬ珍景ポイントへ!それが、SLを見ながら浸かることができる露天風呂「川根温泉ふれあいの泉」です。こちらが手を振ると、温泉に浸かる方が手を振ってくれます。




注目ポイント(2)日本一短いトンネル

そして、「抜里駅」から「川根温泉駅」にあるのが日本一短いと言われるトンネル。その通過時間は2秒!長さはわずか7mですが、この2秒間を楽しみたいと訪れるファンも大勢いるといいます。続いての注目ポイントは、走行中のどこかで行われるお楽しみの車内イベント!




注目ポイント(3)SLおばさん登場!

「新金谷駅」から「千頭」でスタッフはあるものを発見。それは、大井川鐡道名物“ハーモニカを吹く乗務員”、その名も「SLおばさん」。走行中に客車を回り、ハーモニカの演奏で車内を盛り上げてくれるのです。その伴奏で合唱をするのが、この列車ならではの楽しみなのです。




北海道の大自然を駆け抜ける!
第4位「くしろ湿原ノロッコ号」(JR北海道)

北海道の「釧路駅」から「塘路」までの27.2キロを45分で結ぶ「くしろ湿原ノロッコ号」に、番組元スタッフと3歳になるシモンくんが親子で乗車してみました。車内は、外の景色がよく見えるよう大きな窓が設置され、座席はアウトドア感あふれる木製の椅子。ベンチ席は背もたれを稼働させ、向きを変えることも可能です。そして10時56分、列車は釧路駅を出発!




ココが絶景!日本一の湿原を見渡す!

そんなくしろ湿原ノロッコ号の最大の魅力は、なんといっても日本一の大湿原が見えること。列車が市街地を抜けると、車窓には見渡す限りの大湿原が。国立公園にも指定されているこの釧路湿原。その面積は、およそ220平方キロメートル、なんと山手線の路線全部が楽々と入る大きさなのです。野生動物の宝庫でもあり、運がよければ車窓から、エゾシカやキタキツネ、さらに特別天然記念物のタンチョウなどを見ることもできるといいます。ちなみにこの列車、絶景ポイントになるとスピードを落としてくれるので、絶景を見逃さずに済むという親切サービスも。ノロノロ進むから、ノロッコ号・・・というわけです。




注目ポイント(1)カヌーから釧路湿原を満喫!

列車は終点・塘路駅に到着しましたが、ここからもうひとつのお楽しみが。なんと、釧路川をカヌーでめぐり、釧路湿原を満喫できる人気のツアー(ノロッコ号&アウトドアランチ付よくばりコースC大人8100円、子供5500円)があるのです。シモンくん親子は、ノロッコ号の往復乗車券とカヌー、そして昼食がセットになったツアーに参加しました。まずは、自然の中でジンギスカンを味わい、満腹になったところで、手漕ぎのカヌーで釧路川へ!カヌーで支流に入ると、ジャングルに迷い込んだような風景に。ノロッコ号からみるのとは一味違った自然を見ることができます。そして再びノロッコ号で釧路へ戻れば、ツアーは終了です。




大人が楽しめる!最新アイデア列車!
第3位「A列車で行こう」(JR九州)

九州新幹線の停車駅「熊本駅」から天草の玄関口「三角駅」までの36.5キロを40分で結ぶアイデア列車。こちらは昨年10月に開通したばかりです。注目ポイントは、2ヵ所だという「A列車で行こう」に乗車してみました。




注目ポイント(1)大人が楽しめる車内サービス

最初のポイントはなんといっても列車そのもの。A列車で行こうのコンセプトは、ズバリ「大人が楽しめる列車」。 まず、内装は木材を基調とし、ところどころにステンドガラスが貼られたゴージャスでエレガントな雰囲気。そして、一番の特徴がバーカウンター。優雅に列車の旅を楽しんでもらうため、車内におバーカウンターがあるのです。メニューは7種類のフードと13種類のドリンク。熊本名物・馬さしの燻製スライスなど特産品を使ったものが多数あります。ドリンクで特に人気なのが、特産品の果物・デコポンを使ったハイボール「Aハイボール」だといいます。そして列車は、熊本の市街地を抜け、絶景ポイントへ!




ココが絶景!渚百選にも選ばれた海岸を一望!

この列車の魅力のひとつは、車窓から望む有明海。日本の渚百選にも選ばれた「御輿来(おこしき)海岸」を一望することができます。さらに、終点の三角駅にも大人が楽しめる注目ポイントが!




注目ポイント(2)絶景が広がる大人の船旅

天草の玄関口であるこの三角駅には、A列車で行こうと併せて大人が楽しめる海の旅が用意されています。それが、三角駅と天草諸島を結ぶ観光船です。船内の内装もゴージャスで、大人が楽しめる船旅となっています。
もっと大人の楽しみがしたい方には、イルカウォッチングがおすすめ。天草から出発し、その遭遇率はなんと98%だといいます。こんな電車と船を乗り継ぐ大人の旅、いかがですか。




車内も楽しみたっぷりのSL列車!
第2位「SLばんえつ物語」(JR東日本新潟支社)

「JR新潟駅」から福島県「会津若松駅」までの126キロを3時間50分で結ぶ人気のSL列車。早速、その「ばんえつ物語」に乗車してみました。




注目ポイント(1)家族で楽しめるアイデアがいっぱい!

には、車内販売のコーナーが。注目は、その一角にあるコーナー「大正ロマンSL茶屋」。着物にエプロン姿という“ハイカラ”な女性が販売しているのは、なんと日本酒。3種類の地酒におつまみが付いた「地酒の呑み比べセット」が人気。美しい景色を見ながら、地元新潟の美味しい地酒を楽しむことができます。さらに奥に進むと、子供が遊べるフリースペースが!列車のイメージキャラクター、オコジョの「オコジロウ」が住む森をイメージした車内で、絵本や折り紙で遊ぶことができる。しかも、そこには子供と遊ぶための女性乗務員が常駐。紙芝居をしてくれたり、絵本を読んでくれたりと子供と遊んでくれるので、お父さんお母さんも大助かりです!さらにスタッフは、7号車であるものを発見!それが郵便ポストです。設置されているのはレトロなスタイルの郵便ポスト、もちろん、ただの飾りではなく手紙を投函することも可能。ここで投函すると、ばんえつ物語オリジナルの消印を押してもらえます。続いての注目ポイントがこちら。




注目ポイント(2)本物のSL整備を生で見られる!

列車が山間の小さな「駅津川」に到着すると、乗客たちが列車を降りていきました。この駅で一体何があるのか、その後を付いていくと、そこで行われていたのは、現在ではなかなか目にできないSLの整備作業。ばんえつ物語はSLとしては国内最長の126キロを走行するため、途中駅で15分間停車し点検、整備、給水を行わなければならないのです。しかしこれが、普段なかなかお目にかかれない作業だと、乗客に大人気となっているといいます。整備を終えたSLは、元気な姿で再び出発!




ここが絶景!阿賀野川の雄大な姿!

日本でも有数の水量を誇る阿賀野川の雄大な姿、景色にかかる機関車からの排煙も旅の気分を盛り上げてくれます。ばんえつ物語は阿賀野川に沿うように走るので、この川の様々な景色を楽しむことができます。そして列車は、終点・会津若松へ。3時間50分の旅はゴールを迎えました。




年間乗客数95万人!関西No.1の人気列車
第1位「嵯峨野トロッコ列車」(嵯峨野観光鉄道株式会社)

京都・嵐山にある「トロッコ嵯峨駅」から「トロッコ亀岡駅」までの7.3キロを25分で結ぶ人気のアイデア列車。注目ポイントは3ヵ所という「嵯峨野トロッコ列車」に乗車してみました。




ココが絶景!保津川の景観

列車は嵯峨駅を出発し、さっそく絶景ポイントへ。「嵯峨野トロッコ列車」の魅力のひとつが保津川の景観。そしてトンネルを抜けたその先に、緑に包まれた幻想的な景色を見ることができます。そして列車は次の注目ポイントへ!




注目ポイント(1)鉄橋の上でまさかの一時停車!

保津川沿いをゆっくり走る列車は、高さおよそ10メートルの鉄橋へ。すると、橋の上で列車が急に停まりました。絶景ポイントで写真撮影などをするために、一旦停止してくれるのです。スタッフが乗ったのは、嵯峨野トロッコ列車に一両しかない「ザ・リッチ号」という車両。ガラス張りの天井で、横の壁もないので、景観は抜群!ただ足元も透けて下が見えるので、怖がりの人はちょっとご用心。ちなみにこの車両、料金は、普通車両と同じ値段ですが、当日しか販売されないので早めに購入しましょう。そして、列車は鉄橋を渡り、続いての注目ポイントへ!




注目ポイント(2)アトラクション満載の車内サービス

出発から10分、列車は秘境の無人駅「トロッコ保津峡駅」に到着。しかし、そこには何かの影が!なんと、保津峡谷に伝わる伝説の鬼「酒呑童子」が現れたのです。酒呑童子は、一緒に記念撮影などをしてくれ、乗客を楽しませてくれます。さらには、車掌さんが歌ってくれるサービスを楽しむうち、列車は終点・終点・トロッコ亀岡駅に到着。さらに、ここで注目ポイントが!




注目ポイント(3)壮大な自然と豪快な川の流れを満喫

嵐山に戻る際、トロッコ列車で帰るプランとは別にある乗り物で戻るプランが人気となっています。それが、嵐山まで保津川を船で下るこの保津川下り。馬車に乗って25分、のんびりと船着き場へ向かったら乗船。この川下りではトロッコ列車とは、また違った景色が味わえます。大自然の中、保津川を下ることおよそ1時間30分、一隻の船が接近してきました。実はこの船、飲み物や食べ物を販売する船なのです。ビール、おでん、団子などを販売していて、川下りとともに楽しむことができるのです。そして2時間後、嵐山に到着。京都の大自然を満喫できる優雅な旅を終えました。


敢えて各駅停車!

鉄道で国内をゆっくり旅する、なんていう機会はなかなか持てそうにない香取編集長ですが、今日のVTRを見て、いつか行ってみたい、と思ったそう。というわけで、今週の格言です。「超特急で走っているようなSMAPですけど、各駅な感じもするSMAPで・・・。これからも、各駅停車で行きたいな、と思います(笑)。ひとつずつ駅に停まっていく、というのは時間もかかるし、目的地に着くまでいろいろと大変なんですけど、ひとつひとつの駅に停まって、その場所を自分たちで感じながらこれからも地道に先に進んでいきたいと思います。各駅停車だけど、その区間は超特急で、1個ずつの駅がスゲー遠い・・・そんなSMAP列車で、これからも走って行きます!」


森山未來さん
今日は、香取さんに会いたくて来ました。会えてよかったです。

初出演のスマステーションはいかがでしたか?

一つひとつの鉄道がすごく面白くて、話がしたかったんですけど、めくるめく勢いでVTRが進んで行ったので、あまり話せなくて残念でした。生放送ならでは、のテンポ感でしたね。でも、すごく楽しかったです。

VTRをご覧になった感想は?

やっぱり、利便性を追求したただの移動手段ではないですよね。移動自体が目的になるというのは、すごく有意義な時間の使い方なんじゃないかな、って思いましたね。家族でもカップルでも楽しそうでしたけど、僕はひとりで行きたくなりました(笑)。

森山さんはひとり旅がお好きだそうですが、旅のきっかけといえば?

ひとつだけ明確なのが、「何かを見たい」ってことですね。あとは、何も決めずにパッと行ってしまいます。

ちなみに、行ってみたいとおっしゃった「十二湖」は、どこに魅力を感じましたか?

あの湖を見たいっていうのが、何よりですね。僕は、子どもの頃から日本はいろんなところを見ているんですけど、東北に行ったことがないんです。なので、東北に行きたいという思いがずっとあって。それで、ちょうどいいな、という思いもあったんですけど(笑)。今は、歴史的な建造物というより、自然の多いところに行きたいという自分も気持ちもあるので、ぜひ行ってみたいですね。

香取さんとはいかがでしたか?

ちゃんとお会いするのは今日が初めてでした。何の気負いもなく、スッと入っていけたのは、この番組の持つ空気感のおかげですし、それを作っているのは香取さんですから。今日は、香取さんに会いたくて来たので、会えてよかったです。

その香取さんも絶賛していた主演映画『苦役列車』が公開となりました。改めて見どころをお願いできますか?

「この映画はエンターテインメントです」って言いたいんだけど、完全にそう言えない部分はあるのかもしれない。今の世間では、汚いものとか、人間の欲みたいなものを犠牲にして生活している人が多いとすると、映画の中の人物は、そういう世間から逸脱しているし、コミュニケーションを取るのも下手で生きづらさを感じている人ですけど、人間本来の欲に対してすごく忠実で、エネルギーが強いんです。生産性はないように見えるかもしれないけど、世間一般と比べたときに、そんなにダメなのか、ってことを投げかけているんです。もちろん、それに白黒付けることは意味がないけど、世間に対しての刺激剤みたいな作品にはなっているんじゃないかな、と思っています。そのあたりを感じていただけたら嬉しいですね。

森山未來さん主演映画「苦役列車」公開中

森山未來さん主演映画
「苦役列車」
公開中


旅も人生も道中が大事なんですよね。

ローカル鉄道というと箱根登山鉄道くらいしか乗ったことがないのですが、鉄道の旅特集、見ているだけで癒されました。新幹線や飛行機で目的地にパッと着くのもいいけど、道中をのんびり楽しむっていうのは、旅はもちろん、人生においても大事なことですよね。今日のVTRの中で特に気になったのは「A列車で行こう」でした。親戚も多いし九州は大好きなんですけど、天草の方までは行ったことがないんです。あのオシャレな列車に乗ってバーでお酒を楽しみながら旅ができたら最高ですよね!それから、釧路湿原を走るトロッコ列車も楽しそうでした。景色がよく見えるように工夫された列車で緑の中を走るなんて、気持ちがよさそう。今の時期は涼しくて特にいいでしょうね。いつも言っているような気がしますけど、日本は観光地が多い本当に美しい国ですよね。あまりにたくさんの観光地があり過ぎて、知らない場所も多いですけど、ああいうVTRを見るたびに行ってみたいと思います。鉄道の旅、夏休みに家族で出かけたら、一生の思い出になるでしょうね。列車の旅自体が目的なんて、本当に贅沢だと思いました。そして、ゲストの森山未來さん、穏やかで素敵な方でした。主演作の『苦役列車』を拝見した後でしたので、お会いするまで実はかなりドキドキしていたのですが(笑)。というのも、森山さんが演じられたのが、女性からすると嫌悪感すら抱きそうなすごくクセの強い男性役でしたので。でも、見ていて「もう勘弁してほしい」と思うのに、それでもどんどん引き込まれていく魅力のある役で。そんな役にしているのは森山さんの演技力のなせる業。ものすごくお芝居のお上手な方で驚きました。あのお芝居は一見の価値ありです!共演の高良健吾さん、前田敦子さんもハマっていますし、おすすめです!

いつか行ってみたいな、というもののひとつになりました

◆アイデア鉄道の旅、いいですね!全然知らなかったです。景色を楽しむとか、車内でイベントが・・・とか、何ですかね?この優雅な感じ(笑)。味わおうと思えば味わえる場所だったりもするので、いつか行ってみたいな、というもののひとつになりました

◆ボクにとっての電車・列車は移動手段でしかなくて、目的地に着いたら歌を歌う、みたいな。で、目的地から戻ってきたらスマステーション、みたいな感じなんですけど(笑)。今日登場したのは、席の感じとかもいいし、ホントにビール1杯飲みながら・・・バーカウンターがある『A列車で行こう』なんて、40分くらいしかなかったから、ホントに乗ってちょっとバーカウンターに行って、景色を楽しみながらちょっと1杯2杯飲んで・・・で、到着して、行った先で昼ごはんでも食べるんでしょうね。素晴らしいですね。大人な感じですよね。鉄橋の上で一時停止してくれるとか、アトラクションが組み込まれているとかっていうのも、ホントに全然知らなかったです。ビックリしたな。夏休みに、家族みんなで行ったらホントに楽しいだろうな。ちょっと年齢層が上な感じもあるけど、そこを敢えて若い人たちがグループで・・・男の子と女の子のグループとかで行ったりしても楽しめるんじゃないかな

◆森山未來くんがこういう番組に来てくれるのも珍しいんじゃないかな。来ていただいて、嬉しかったです。映画『苦役列車』もスゴイ好きで・・・。本当にいい意味で“ヒドイ映画”なんですけど、胸を打たれてグッとくる映画らしい映画で。ご本人にも言いましたけど、羨ましい限りですね。あの映画に参加できてる、っていうのは。昨日一昨日見たばっかりだったから、ちょっと会えて嬉しい俳優さん、みたいな感じでした(笑)。