マスクメロンシャーベット、買います!
フルーツケーキ、ラーメンからホテルの宿泊プランまで!
ゲストに田中圭さんをお迎えして、『1万円でアレもコレもできる!10000円カタログ』をオンエア!!
「突然ですが、みなさんは1万円、どう使いますか?今夜のスマステーションは、1万円のツアーだったり、貸し切りだったり、高級スイーツだったり、1万円にこだわったものをたくさん集めてみました!題して『1万円カタログ』!!1万円を握りしめて一緒にチェックしましょう!!」。ひな祭りの日のスマステーションは、ゲストに田中圭さん(番組初登場!)をお迎えして、『1万円でアレもコレもできる!10000円カタログ』をお送りしました。
『1万円カタログ』のトップを飾ったのは帝国ホテル。ロビーの奥にあるホテルショップ『ガルガンチュワ』にあるのは、1本10500円のフルーツケーキ『オーチャード』です。13種類のドライフルーツを贅沢に使用、焼き上がったら後に高級ブランデー『ナポレオン』を惜しみなく生地に染み込ませて3日以上寝かせるという逸品です。東京・目黒区にある完全会員予約制のお店『藤巻激城』で提供されるのは、1杯1万円という超高級ラーメン『五味融合皇帝麺』です。具がないこのラーメンの最大の売りはスープ。肉類でだしを取ったスープに魚介類、エビのペーストを加え、長時間煮込みます。これを3日以上寝かせ、仕上げに卵を回し入れ、タピオカ入りの特注麺、特製ラー油を回しかけたこのラーメン、試食をした田中さんも、思わず「ウマっ!!」と声を上げたほど。また、ホテルの宿泊プランもバラエティーに富んだラインナップをご紹介しました。1室8万円以上するプランに11111円で宿泊できるのは東京・お台場のホテル日航東京『レインボーオーシャンビュールームコースディナー付きプラン』。ディナーは、ホテル自慢のレストランでグリル料理のコース、さらにブッフェ形式の朝食までついてこのお値段です。東京・池袋のホテルメトロポリタンで大人気なのは『Suicaのペンギンルーム』(平日2名宿泊の場合、ひとり1泊11000円)。JR東日本のICカードSuica誕生10周年を記念したこの企画、すでに8月分まで完売しているそう。もうひとつ、人気キャラクターをモチーフにしたのが大分・別府湾ロイヤルホテルの『グランデキティルーム』宿泊プラン(ひとり1泊11075円〜)。室内には身長約150cmのビッグキティをはじめ、テーブル、カーテン、鏡、ランプシェードと、いたるところにキティちゃんが。お子さんはもちろん、キティちゃん愛好家のみなさんも納得のプランですよね。ほか、真珠貝やワインの樹などのオーナー、都電荒川線の貸切、弾丸フェリー旅行などもご紹介しました。
次週3月10日の放送は、『近未来便利グッズ』を特集します。ゲストは杏さんです。お楽しみに!!
あなたは1万円あったら何をしますか?普段よりちょっと贅沢をして美味しい食事を堪能しますか?それとも、小旅行を計画しますか?今回スマステでは、1万円でできる意外なあれこれをご紹介します!1万円の驚くべき可能性にあなたも早速試してみたくなるはずです。
スマステーション特別企画
〜1万円でアレもコレも出来る!〜10,000円カタログ
(1)1日10本限定!
帝国ホテル「フルーツケーキ」
やってきたのは、東京・千代田区の帝国ホテル。ロビーの奥にあるホテルショップ「ガルガンチュワ」には、帝国ホテルのシェフたちが腕を振るった商品がズラリと並んでいます。ここに、1本10500円のフルーツケーキがあるというのです。それが、13種類のドライフルーツを贅沢に使用したフルーツケーキ「オーチャード」です。オーチャードとは果樹園という意味で、マンゴー、パイナップル、イチゴ、ブルーベリー、チェリー、クランベリー、オレンジピール、プルーン、キウイフルーツといった計13種類のドライフルーツを使用。それぞれのフルーツごとにリキュールやブランデーなど異なるお酒に2週間以上漬け込むことで、フルーツの味をより引き立てているのです。これらのフルーツをナッツとともに生地に混ぜ合わせ、オーブンに入れること1時間。焼き上がったら、高級ブランデー「ナポレオン」を惜しみなく生地に染み込ませていき3日以上寝かせて完成です。通常の2倍のドライフルーツを使ったケーキは870gとずっしり重く、口に入れれば果実の芳醇な香り、ナッツの歯ごたえ、全ての要素が一体となって、口の中に広がります。このケーキは1日10本の限定品のため、電話予約をするのがおすすめです。
(2)海の幸の贅沢カレー
資生堂パーラー「伊勢海老とアワビのスペシャルカレーライス」
超高級海の幸をまるごと使った超贅沢カレーを提供しているのは、創業84年、西洋料理の草分け的存在、資生堂パーラー銀座本店。早速、10500円のカレーをオーダーすると、目の前で巨大な伊勢エビとアワビをソテーしてくれます。仕上げには、ブランデーでフランベ。芳醇なブランデーと磯の香りが周囲に広がります。ルーには、開業当時から続く秘伝のカレーソースにエビのダシなどでアレンジを加えているので魚介との相性は抜群!ゴロっとした大ぶりの身は、エビもアワビもプリップリで満足感も十分です。伊勢海老とアワビのスペシャルカレーライスには、サラダとコーヒーが付きます。
(3)首都圏から雄大な北の大地へ
さんふらわあ「首都圏発北海道弾丸フェリーたび」
茨城県・大洗港と北海道をフェリーで往復するこのツアー。実際に1万円でどんな旅ができるのか、スタッフが試してみました。17時30分過ぎ、大洗港で商船三井フェリーの「さんふらわあ ふらの」に乗船。船内にあるエスカレーターに乗ると、その先にはホテルのフロントのような豪華なロビーがあり、くつろげます。そして1時間後、出港です。北海道苫小牧港までのおよそ19時間をどう過ごそうか不安になっていると、船内にはマリンシアターという名のミニシアター、売店、ゲームコーナーなどがあり、退屈せず、楽しい時間が過ごせます。さらに、営業時間中は誰でも使うことができる大浴場も!サウナも付いているので、体もポカポカになります。寝るのは、布団がついた横幅50cm、縦1.98mのスペース。足を伸ばせるので熟睡することができました。翌朝、レストランでは焼き魚や厚焼き玉子など、27種類のおかずを好きなだけ食べられる朝食バイキングが楽しめます。もちろん、これも料金に含まれています(メニューは変更になる場合があります)。そして、乗船から19時間後の13時30分、北海道苫小牧に到着しました。帰りの出港時間までおよそ11時間。半日でどこまで北海道を堪能できるか、シミュレーションしてみました。まず訪れたのは、千歳にあるレジャー施設。ここでそりやスノーラフティングなど様々な雪遊びを満喫!17時過ぎには小樽へと移動。小樽といえば「ドゥーブルフロマージュ」のケーキで有名なルタオ本店があります。そこでこの店でなければ食べられないチーズケーキの盛り合わせ「ルタオ ベストセレクション」をいただき、魚料理で有名な青塚食堂へ。旬のにしんや海鮮丼などを堪能しました。さらに、20時30分には札幌へ向けて移動。札幌では、北海道産の羊肉しか使わない、話題の牧場直営店「いただきます」でジンギスカンをオーダー。食後、23時に苫小牧へ戻りましたが、まだ時間があるので温泉施設「なごみの湯」で疲れを癒します。そして、深夜0時30分、フェリー乗り場へ。今度は18時間15分をかけて大洗港へと戻りました。ちなみに深夜便「さんふらわあ だいせつ」ではベッドの客室となり、横になりながら旅の疲れをゆっくり癒すことができました。みなさんもフェリーでの北海道への旅、1万円で楽しんでみてはいかがですか?
国内旅行の手軽さで韓国へ
パンスタークルーズ「大阪〜釜山13500円ツアー」
ちなみに、ひとり13500円で、大阪からフェリーで韓国へ行く「とんぼ帰り釜山3日間 朝食夕食付き13500円」という驚きのツアーも!釜山の滞在時間は4時間ですが、それでも結構楽しめるという声が多いのです。船内の施設も充実して、ゆったりした船旅が楽しめるそうなので気になる方はチェックしてみてください。
(4)会員制で具のないラーメン
藤巻激城「五味融合皇帝麺」
東京・目黒区にある隠れ家風のお店「藤巻激城」の入り口をくぐると、店内には広々としたテーブルと、カウンター席が。早速、ご主人が出してくれたのは、5つの味覚が見事に融合した超高級ラーメン「五味融合皇帝麺」、一杯10000円!ご主人の藤巻将一さんが提供するこのラーメンは、これまで多くの新聞や雑誌に取り上げられてきました。そんなこちらのラーメンには具がありません。最大のウリはスープなのです。およそ28年にわたってタイ料理などで腕を磨いてきた藤巻さんのこだわりはスープ。肉類でだしを取ったスープに魚介類を加え、長時間煮込みます。これを3日以上寝かせ、仕上げに卵を回し入れ、タピオカ入りの特注麺、特製ラー油を回しかけたら完成です。こちらのお店は完全会員予約制で、会員になるには紹介状が必要。紹介状は神奈川・市が尾にある姉妹店のタイ料理店(ASIAN BOWL藤巻激城)で食事をすればもらえます。
(5)ワインのように熟成させたビール
那須高原ビール「ナインテイルドフォックス1998」
取材班がやってきたのは、日本有数のリゾート地・那須高原に立つ「那須高原ビール」の工房。ここに、14年もの間熟成させた1本10500円のビール「ナインテイルドフォックス1998」があります。麦芽の量、発酵期間が通常のビールのおよそ2倍で、アルコール度数もワイン並みのおよそ11%という一風変わったビール。その値段の訳はその熟成年数にありました。このビールが発売された1998年当初の値段は3675円。ここに1年ごとに貯蔵代525円が加算されて10500円となっているのです。賞味期限は25年というこのビール。ご自宅で熟成させてみてはいかがでしょう。
(6)マスクメロンを贅沢に使用したシャーベット
千疋屋総本店「ホームメード・マスクメロンシャーベット」
取材班がやってきたのは東京・日本橋にある千疋屋総本店。この1834年創業の老舗のフルーツ店には、千疋屋の代名詞ともいわれるマスクメロンをはじめ、こだわりの果物が並んでいます。そこで売られるのが、千疋屋のマスクメロンを贅沢に使った1個10500円の「ホームメード・マスクメロンシャーベット」です。使用するのは店頭に並ぶのと同じマスクメロン。中の果肉部分を丁寧にくり抜きこれを丸々1個分使ってシャーベットを作るのです。さらに、もうひとつ別のマスクメロンから取り出した果肉をギッシリ詰め込んでいき、−30℃で固めたら完成。つまり、マスクメロンおよそ2個を使ったシャーベットなのです。果物の美味しさを知り尽くした千疋屋ならではの極上シャーベット。こちらは、注文を受けてからの生産となっています。
(7)さっぽろテレビ塔をジャック!?
さっぽろテレビ塔「展望台夜間貸切プラン」
札幌市の観光名所の「さっぽろテレビ塔」を訪れると、そこに「30分10000円で、夜間の展望台を貸し切ることができます」とのお知らせが。それが、街を見渡す展望台からの美しい夜景を独占できるさっぽろテレビ塔「展望台貸切プラン(2名さま専用プラン)」です。貸切れるのは21:50からの30分間とはいえ、このプランの楽しみはその10分前から始まります。まず、テレビ塔を好みの色に点灯でき、その後、塔のなかに入ると、そこにはあなたを招待してくれた人からのメッセージがウェルカムボードに表示されています。そして、いよいよ地上90.38mの展望室へ。眼下には、大通り公園や観覧車、ススキノの美しい景色が広がります。サービスで提供されるワイン(ハーフボトル)を飲みながら、30分間ふたりだけで夜景を独占できるのです。30分後、展望台を降りたところでイルミネーションが消えるのを見届け、プランは終了となります。
※夏期の貸切時間は30分遅くなります
(8)8万円以上部屋に宿泊できる!
ホテル日航東京「格安プラン」
東京・お台場、東京湾に臨み、窓からの眺めと開放的な雰囲気で、20〜30代の女性を中心に人気を集める「ホテル日航東京」。通常、一室8万円以上する宿泊プランが、なんと11111円〜(※2名宿泊時の1名分料金)になるといいます。それが、「レインボーオーシャンビュールーム コースディナー付プラン」です。このプランの目玉は、なんといってもレインボーブリッジと東京タワーが見える抜群の眺望。ディナーはホテル自慢のレストランでグリル料理のコース、さらに、ブッフェ形式の朝食までついて、11111円というから驚きです。実はこのプラン、女性向けの情報サイト「オズモール」でホテル日航東京が予約数No.1になったことを記念して組まれた特別なもの。6月までの期間限定なのでお早目に!
※プラン正式名称
「OZ限定【2011ランキングアワード★1位受賞記念プラン11111円〜】
朝食付★贅沢夜景の特等席でコースディナー♪」
(9)大人気のキャラクター部屋に宿泊
ホテルメトロポリタン「Suicaのペンギンルーム」
東京・池袋にあるホテルメトロポリタンで案内されたのは、扉にかわいらしいペンギンの顔が付いた部屋。ここは、JR東日本のICカードSuica誕生10周年を記念した、「Suicaのペンギンルーム」なのです。大きなぬいぐるみ、ライト、湯沸かしポットなど、部屋のいたるところにペンギンがいっぱい。なんと20種類以上のSuicaのペンギンたちが待っているのです。ちなみにこのプラン、朝食がついて1人1泊11000円(※平日2名宿泊の場合)ですが、大好評のため今年8月分までの予約は完売しました。9月分の予約は、3月18日午前11時スタートです(ホームページ限定)。
大人も子供も幸せになれる部屋
別府湾ロイヤルホテル「グランデキティルーム」
そして、もう1箇所、大分県にある別府湾ロイヤルホテルにあるのは、大人も子供も幸せになれる部屋「グランデキティルーム」1人1泊11075円〜。身長約150cmのビッグキティをはじめ、テーブル、カーテン、鏡、ランプシェードといたるところにキティちゃんが。壁には作者の直筆サインまで飾られています。お子さんはもちろん、キティちゃん好きの大人も納得のプランです。
(10)あなたも真珠貝のオーナーに
真珠の里「真珠貝オーナー制度」
三重県志摩市は、真珠の養殖が盛んな場所。養殖は、毎年4月〜8月頃にアコヤ貝の中に核と呼ばれる丸く削った貝殻を埋め込み、これを籠の中で育てていきます。そして翌年の1〜2月頃、核を中心に真珠ができあがるのです。そのため、アコヤ貝は真珠貝とも呼ばれています。そんな真珠貝のオーナーに、1万円でなれるといいます。そのオーナー制度に申し込むと、20個のアコヤ貝がオーナーごとに決められた籠のなかで大切に育てられていきます。そして、収穫の時期に養殖場を訪れ、自分のアコヤ貝から真珠を取り出すことができます。運が良ければ、一粒3000円程の価値がある真珠が出てくることも。真珠はそのまま持ち帰ることも、その場でアクセサリーに加工することも可能です。(加工には別料金がかかります。)
お得な5年間オーナー!
白山ワイナリー「ワインの樹オーナー」
そして2つ目のオーナー制度は、福井県・東部にあるワイナリーから。この地で古くから自生する山ぶどうを栽培して作る赤ワインは、国内のコンクールでも数々の受賞歴を持つ逸品。今はすっかり雪に覆われている一帯も実はぶどう畑で、10000円でオーナーになると、ぶどうの木に自分のネームプレートがかけられます。オーナー期間は5年間で、毎年2500円分ずつ、計12500円の引換券がもらえ、ここで作られたワインやぶどうジュースなどと交換できます。
花畑のオーナーになれる!
南総えころじー「千倉の花畑オーナー」
花の栽培が盛んな千葉県南房総市では、11000円で一区画(およそ縦90cm×横5m)の花畑のオーナーになることができます。しかも、オーナーは花を摘み取るだけで、素人には難しい苗の植え付けや手入れは地元の花農家が行ってくれるので、栽培の経験がなくても大丈夫。花は農家が自信を持ってすすめる5種類で、1月から3月のシーズン中に3回ほど摘み取ることができます。来年、お花を摘み取ってみたい方は、今年の7月に申し込んでください。
(11)路面電車を貸し切り!
都電荒川線「貸切プラン」
都電荒川線では、片道1回13820円で都電の車両が貸切れるプランがあります。なんと、始発から終点まで全30駅、およそ53分で結ぶ路面電車・荒川線を貸し切れるのです。取材に伺った日に貸し切っていたのは、電車同好会のみなさん。乗車を楽しむのはもちろん、ライブハウスとして使ったり、遠足、演劇、同窓会、クラシック演奏会など様々な使い方が可能なのです。過去には、結婚式に使ったカップルもいたといいます。車両は4種類のなかから選べます。詳しくは、お問い合わせをしてみてください。
(12)高級レストランのピンチョス
レ・ストゥディ「ピンチョス」
東京・内幸町にあるスペイン料理店「レ・ストゥディ」は、料金は1人2万円、1日1組6名以上の予約のみ受け付ける超高級料理店です。そこで提供される「ピンチョス」は、1セット28個入りで9300円!ピンチョスとはスペインの軽食で様々な料理をパンに乗せたり、串で刺したりして手でつまめるようにしたもの。この店のシェフ、ジョセップさんが、これを多くの人に食べてほしいとテイクアウト専門で売り出したのが、ピンチョスの詰め合わせなのです。ピンチョスは全部で7種類。オーブンでこんがり焼いたフランスパンに乗せるのは、スペインを代表する生ハム、ハモンセラーノの入ったクリームコロッケ、サワークリームにサーモンを巻いて美しく盛り付けたもの、野菜を丸ごと焼いて表面の焦げをむいて作った伝統料理など、見た目も味も実に多種多彩。ジョゼップさん曰く、「これだけ食べればピンチョスのこと分が分かってくる」というピンチョスの詰め合わせ。お誕生日やお祝いごとなどに予約する人が多いそうです。
(13)46種類のリアルな職業体験
仕事旅行社「仕事体験旅行」
「仕事体験旅行」とはいったい何なのでしょうか?旅行を企画する会社を訪ねてみると、そこには、46種類の職業体験ができるプランがありました。実際、10000円で参加できる、家具職人体験の現場をのぞいてみると、作り手の立場を経験したかったという建築関係の女性が生徒として参加していました。プロの仕事を間近で見られるのはもちろん、見習い体験もできてしまうこのプラン。早速、スマステのスタッフも、10000円で参加できるフードジャーナリストを体験する旅を申し込んでみました。フードジャーナリストとは、雑誌などでグルメレポートを書く人気の職業。今回の講師は、「東京ウォーカー」などで連載を持ち、B級グルメの本も多数出版しているはんつ遠藤さん。遠藤さんと待ち合わせたスタッフは、ラーメン店の取材を体験することに。取材時間は開店までのわずか30分。そこで手早く撮影し、撮影が終わるとそれを試食。試食しながら店主から情報を聞き出していきます。取材が終わると、すぐに感想を100文字の原稿にまとめていました。臨場感あふれるリアルな仕事体験。興味のある方は、申し込んでみてはいかがでしょう。
(14)美しい調べをライブで!
チェロ奏者「ホームコンサートデリバリーサービス」
チェロのデリバリーサービスとは、一体、どういう事なのでしょうか。このサービスを行っている馬場さんに、早速、同行してみると…。馬場さんは個人のお宅を訪ねると、部屋にあがってチェロの演奏の準備をはじめました。そう、デリバリーされるのは「チェロの生演奏」だったのです。この「ホームコンサートデリバリーサービス」は、1演奏家につき15000円から。ちなみに、馬場さんは、東京交響楽団に所属するプロのチェリストとあって、その演奏に子供もすっかり夢中になってしまいます。チェロをもっと身近に感じてほしいと、自宅での誕生日会、幼稚園の行事、喫茶店など様々な場所に生演奏を届けているといいます。
自分の感覚を崩し、自分を驚かせて楽しむ
1万円というお金を、1000円が10枚と考えるか、漫画本○冊とかCD何枚、というように何か好きなものの個数に換算するか、そのとらえ方は人それぞれですが…。というわけで、今週の格言です。「感覚的に、1000円はこう、1万円はこう、みたいなのってあるじゃないですか。そこに、驚きと喜びとハプニング性を持たせるために、自分でそれを崩してみて、自分で自分を演出して楽しむ余裕が少しでもあるといいと思うんです。ほんの一時のことだと思うんですけど、それが凄く大事な思い出になったり…。プラス、1万円使ったら日本の景気にも貢献できると思うし(笑)。ボクは、舞台の差し入れのときに、コンビニでカゴにお菓子を全種類1個ずつ入れて、それをダンボールで(笑)。今日紹介されたようなものももちろんいいんですけど、1万円分のお菓子を買ったら相当なものになるんですよ。そういうのをやると、買う時の自分も、コンビニのお菓子をぼこぼこカゴに入れてる感じが楽しいし、持って行ったときに、キャストのみなさん、スタッフのみなさんも、『あ、あれがある!』って喜んでくれるんで。これ、なかなか楽しいので、みなさんにも勧めたいですね(笑)」。
田中圭さん
お金って有効に使うべきなんだな、と改めて思いました(笑)。
初出演の感想をお願いします。
すごく勉強になりました。1万円で本当に自分のしたいことができるのか、って言ったら、正直、今までは「ちょっと無理かな」と思っていました。でも、今日のVTRを見たら、すごく充実した使い方が当たり前のように紹介されていて。フェリーに乗って北海道まで往復もできるし、ものすごい美味しいケーキとかシャーベットを食べることもできる。お金って有効に使うべきなんだな、と改めて思いました(笑)。
オープニングでは、1万円あったらお酒が飲みたいと即答されていましたが、ほかにもいろいろできそうですね。
そうですね。前言撤回したい気分です(笑)。
今日紹介したなかで、実際にお金を使ってもいいなと思ったものはありましたか?
一番いいなと思ったのは、「仕事体験」ですね。特定の職業について学ぶことなんてあまりできないものですけど、それをプロについて実体験できるっていうのはいいですよね。自分は役作りのために役に立ちそうだと思いましたけど、例えば、実際に就職先を迷ったりしている人にとってはすごくありがたい機会ですよね。
試食されたもので特に印象に残っているものはありますか?
実は僕、フルーツケーキがあまり得意じゃなかったんです(笑)。それが最初に来て、「どうしよう?」って思ったんですが、食べてみたら、めちゃめちゃ美味しくてビックリしました。ブランデーの香りとフルーツの甘み、酸味がマッチしていて、食べたときはもちろん、後味もずっとよくて。あれは、嬉しい初体験でしたね。でも、ちっちゃいドライフルーツが歯の裏にくっ付いて取れないのには困りましたけど…(笑)。
香取さんとはいかがでしたか?
ほかの現場で少しだけお会いしたことはありますけど、こんなに長時間ご一緒するのは初めてですので、最初は緊張しました。でも、温かい雰囲気で迎えてくださったのでリラックスして楽しめました。本当に楽しい時間を過ごせました。
3月12日からは、内野聖陽さんと共演される「幻蝶」が幕開けとなりますね。改めて見どころを教えていただけますか。
内野さんと僕が演じるふたりの男の物語で、作品の雰囲気としては、笑える場面も多いですし、楽しく見られると思います。でもその裏には、人生の幸せとは何か、ってことがメッセージとして詰まっているんです。幸せの形ってひとつじゃないよ、ってことが、押しつけがましくなく描かれているので、楽しいけれど、どっかに引っ掛かりが残るような舞台になると思います。それと、僕ら男性陣のストリップシーンもありますので(笑)、ぜひたくさんの方に見ていただけたらと思っています。
田中圭 出演舞台
「幻蝶」
3月12日(月)〜4月4日(水)
日比谷シアタークリエ
チケット発売中
コンビニスイーツを大人買いしてみたい!
1万円って崩れてしまうと、あっという間になくなっちゃうものですけど、有効に使えばこんなにいろいろなことができるんですね!なんといっても驚いたのは、フェリーで北海道まで往復できちゃうってこと。飛行機で行ったら一瞬ですけど、ああやって船旅自体を楽しみながら時間をかけていくのも最高ですよね。船内もホテルみたいに綺麗でしたし、ミニシアターやゲーム施設、サウナ、お風呂もあって楽しそうでしたよね。北海道の滞在時間11時間も、意外と遊べるのにもビックリ。北海道は広いとはいえ、小樽にまで足を延ばせるんですから凄いですよね。 私、ずっと小樽に行きたいと思っていたので、かなりうらやましかったです。お金はないけど時間はある、という学生さんなんかは、もうすぐにでも申し込みたくなったんじゃないでしょうか(笑)。それからグルメ部門で気になったのは、マスクメロンのシャーベット、フルーツケーキですね。美味しそうでした!差し入れなんかで贈ったら、めちゃめちゃ喜ばれるでしょうね。あれだけの厳選素材を使い丁寧に作っているのだから納得ですけど、やっぱり、1万円という値段が付加価値になっているのかな、とも思います。高価で希少価値があるものだから、一層「食べてみたい」と思うんでしょうね。ちなみに、私が考える1万円の有効活用法といえば、コンビニのスイーツとかファストフードを大人買いしてみんなで食べる、あるいは、ちょっといいところでアフタヌーンティーをしてプレミアシートで映画を見るってことくらいでしょうか。でも、ゲーム感覚でやってみるのも面白いかもしれないですよね。
フェリーの往復1万円ツアー、是非、行ってほしいです
◆1万円カタログ…もうボクはしなさそうなんですけど、したかったな+みなさんにしてほしいのは、フェリーの往復1万円のツアーですね。そんな時期もなかったボクですけど、学生さんとかが友だち同士で体験したら絶対いいと思うんです。金額的にも安くて、みんなでワイワイ…19時間もあるけど、ちょっと缶ビールとか飲んでトランプとかして、気づいたらもう雪景色で…。で、10時間くらい遊んで、帰りも船で帰ってくるっていうこの経験を1万円でするかしないか、っていうのは、今後の人生にとってとても大きいことだと思います。時間がかかる、っていうのを逆手にとって、有意義に過ごせるのがいいと思うんです。是非、行ってほしいですね。
◆差し入れとして1万円のもの、っていうのはちょっとお高いけど、パーティーとか大人な女子会とかでサラッと「ちょっと買ってみたんだけど…」みたいな感じで持って行ったりすると…。フルーツケーキとかシャーベットとかピンチョスとか、ああいうのをサラッと持って行ったりすると、周りの人たちはちょっとヤラれますよね。ちょっと"負けた感"が(笑)。でも、その場の空気を楽しくするものだろうし、普段なかなか食べられないものですからね。ひとりで持っていかなくても、みんなでお金を出し合ってああいうのを買って、ちょっと贅沢してみるっていうのもいいかもしれないですね。
◆都電でお芝居、っていいと思いません?都電に乗っているっていう設定のストーリーにして、失恋話か何かで、53分で着いて、ドアが開いた瞬間に「もういい…」って降りていって、それを追いかけてホームでキスして終わるエンディングとかを席でずっと見てる(笑)。ひとりふたり、仕込みでお客さんの中に入れておいて、急にその人も芝居に加わるっていうのもいいかも(笑)。これは膨らみますね。
◆田中圭くんは、とっても美味しそうに試食してくれて…良い表情過ぎてとっても羨ましかったんですけど、説明に関してはほとんどよくわからなかった(笑)。でも、気持ちだけで押し通されてこっちが負けてしまう、みたいな(笑)。凄く楽しんでくれていたみたいなので、嬉しかったです。また是非、遊びに来て下さい!