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#422(2011.6.25 OA)

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眠そうにしてても、本番、ビシッと決めちゃうんだよな…

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小日向文世さんをお迎えして、『夏の最新節電・暑さ対策グッズ ベストセレクション12』&『月イチゴロー』をオンエア!!

初登場!小日向文世さんをゲストにお迎えした6月最後のスマステーション。特集は、『今年はスーパークールビズ!!全部見せます!夏の最新節電&暑さ対策グッズ!ベストセレクション12』&『月イチゴロー』の2本立てでお送りしました。
まずは『夏の最新節電&暑さ対策グッズ! ベストセレクション12』。大震災をきっかけに、節電の意識が高まっているいま、さまざまな節電グッズ、暑さ対策グッズが登場し、注目を集めています。服の上から汗だくの体を一気に冷やしてくれる瞬間冷却スプレー、非常時にも威力を発揮する充電できるテレビ、冷たさを長時間キープできる特殊素材のタオル、機能性インナーなどなど、手軽に、かつ効果的に節電や暑さ対策ができるグッズはとても重宝するのではないでしょうか。そんな中で、香取編集長&小日向さんも注目されていたのは、緑のカーテン育成キット。番組では、震災で深刻な被害を受けた福島県南相馬市の農家の方々が販売している『ゴーヤ苗 緑のカーテンセット』をご紹介しました。編集長もおっしゃっていましたが、このセット、本当に小日向さんに似あいそうですよね。
『月イチゴロー』今月のラインナップは、松本人志監督が『大日本人』『しんぼる』に続いて放つ注目作『さや侍』、250万部を超える大ベストセラーをAKB48の前田敦子さん主演で映画化した『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』、村上たかしさんの同名漫画を西田敏行さん主演で描いたヒューマンストーリー『星守る犬』、シェイクスピアの戯曲をヘレン・ミレン主演で映画化した『テンペスト』、遺伝子の突然変異により超人的なパワーに目覚めたミュータントたちの活躍と葛藤を描いたシリーズの最新作『X−MEN:ファースト・ジェネレーション』の5作品。この中から稲垣吾郎さんが1位に選んだのは『星守る犬』でした。「ポイントは、名もないおじさんを演じた西田さんという素晴らしい役者さんの存在感。西田さんじゃないとちゃんと演じられなかったと思う。このタイトルにもなっている、手が届かないけどそこを追いかけ続け、見守り続け、願い続けるというのが、生きていく哲学みたいな感じもしていい映画じゃないですか!」と吾郎さん。今回もキレキレでしたね、吾郎さんのコメントは…。小日向さんも、吾郎さんの映画愛に溢れた勇気あるコメントに感心されていました。
さて、次週7月2日の放送は、名取裕子さんをお迎えして、『進化した!お得なワケありグルメ&商品』をお送りします。ご期待ください!!

東日本大震災後、家庭はもちろん、企業でも節電に対する意識が高まっています。本格的な夏の到来を前に、最新の節電グッズ&暑さ対策グッズをご紹介します!


今年はスーパークールビズ!! 全部見せます!
夏の最新 節電&暑さ対策グッズ! ベストセレクション 12




ベストセレクション(1)
押すだけでマイナス45度! 瞬間冷却スプレー

実はこのスプレー、一押しすると、マイナス45度の冷気が噴出し、服の上から汗だくの体を一気に冷やしてくれるのです。携帯できる小さなボトルなので、いつでもどこでも使用可能。さらに、濡れたタオルにこのスプレーを吹きかければ、あっという間に冷たいオシボリができます。

「ケイタイエアコン123」
(問) 株式会社シー・シー・メディコ 03-5942-5536




ベストセレクション(2)
お父さんの定番がオシャレに変身 女性用ステテコ

通気性に優れた生地と、ゆったりとしたデザイン――昔ながらの男性向け肌着としてお馴染みのステテコに、なんと女性用が登場。百貨店で女性下着売り場にコーナーが設けられるほどのブームになっています。ことし、下着メーカー大手ワコールが売り出したのは女性用ステテコ、その名も「女子テコ」。おそろいのキャミソールも合わせて発売され女の子に大人気です。

(問)株式会社ワコール 0120-307-056




ベストセレクション(3)
停電でも安心 充電できるテレビ

来月発売予定で、早くも注目を集めている「レグザP2シリーズ」。その最大の特徴は、背面に設置されているこのバッテリー。そう、電源がなくてもバッテリーで見ることができるテレビなのです。バッテリーは自動的に充電され、ピークタイムにこのピークシフトボタンを押せば、それだけで、バッテリー駆動に切り替わる。さらに、このテレビが力を発揮するのが停電時。電気が止まると自動的にバッテリー電源に切り替わり、停電中でも見ることができるので非常時の情報源として心強い味方に。

(問)株式会社 東芝 0120-1048-76 




ベストセレクション(4)
長時間 冷たさキープ! 進化系 ひんやりタオル

このタオルは、冷たさを長時間キープできる 特殊なタオル。使い方は簡単。水で湿らせて、絞るだけ。普通のタオルだと1時間もすれば乾いてしまいますが、このタオルは、2時間以上も乾かずに湿った状態をキープできるのです。その秘密は素材。特殊な繊維で出来ているので同じ大きさのタオルに比べたっぷりと水を含むことができるため、乾燥しにくく、ひんやりとした冷たさが長持ちするのです。

「water cool towel」
(問)小泉ライフテックス株式会社 06-6223-7854




ベストセレクション(5)
貼るだけで日差しをカット!! 節電窓シート

夏の省エネグッズとして売上げを伸ばしているのが、窓に貼るだけで、エアコンの使用電力を抑えてくれる窓シート。窓の内側に張ると、特殊加工されたシートが強い夏の日差しをマジックミラーのように反射し日射熱をおよそ74%カット。さらに紫外線もおよそ97%カット。明るさを適度に保ちつつ 日差しで部屋が暑くなるのを防いでくれるのです。一方、窓用省エネスプレー「暑い寒いその時」は、窓にスプレーして、乾いた布で伸ばすだけ。窓ガラスに熱を通しにくい断熱成分の膜ができ、り熱くなった窓ガラスの熱が室内に伝わるのを防いでくれます。貼ったり、はがしたりする必要がないので、より手軽で便利!ただしこちらは、およそ1ヵ月の効果だそう。

(問)東洋アルミエコープロダクツ株式会社 0120-123-701(節電窓シート)
(問)株式会社翠光トップライン 03-5688-3177 (寒い暑いその時)




ベストセレクション(6)
自然の力で部屋の温度を下げる 緑のカーテン育成キット

夏の日差しを防ぐものとして近年注目を集めているのが「緑のカーテン」。こちらは、緑のカーテンを作るのに必要なキット。現在、緑のカーテン育成キットは様々な所で販売されていますが、人気なのがゴーヤの苗と土、プランター、ネット、さらには育て方のマニュアルDVDまでがセットになった「ゴーヤ苗 緑のカーテンセット」。これだけで、だれでも手軽に緑のカーテンを作ることができます。このセットを販売しているのは、実は東日本大震災で深刻な被害を受けた福島県・南相馬市の農家の方々。南相馬市では復興活動の一環として、以前から盛んだった苗作りの技術を活かし、この「ゴーヤ苗 緑のカーテンセット」に町をあげて取り組んでいます。

(問)南相馬市震災復興に取り組む農業者の会 0244-46-4700




ベストセレクション(7)
今売れている 注目の最新扇風機 ベスト3

人気家電雑誌「ゲットナビ」編集部が選んだ注目の最新扇風機 ベスト3を紹介します。

第3位
ダイソン エアマルチプライアーシリーズ
羽のない扇風機として、いまやお馴染みとなったエアマルチプライアーの最新ラインナップ。なかでも注目はタワーファン。スリムなので収納にも便利。
(問)ダイソン株式会社 0120-295-731

第2位
バルミューダ グリーンファン2
ユニークな形の羽がムラのない自然な風を作り出す扇風機。別売りのバッテリーを使えば電源のないところでも最大10時間の運転が可能です。
(問)バルミューダ株式会社 0120-686-717

第1位
東芝 サイエント
従来品を大幅に上回る省エネと静音性を実現。独自の立体的な首フリ機能により、部屋の空気をまんべんなく循環させることができます。
(問)株式会社 東芝 0120-1048-76




ベストセレクション(8)
オリジナルな進化を遂げる 個性派ミニ扇風機

「ソーラーパワーファン」は、その名の通り、太陽光で発電する事ができる扇風機。日に当たる場所に置き8時間充電すれば、1時間ほど風を送ることが可能。USBから電源を取って充電することもできます。「クイッククール」は霧吹き機能がついた扇風機。熱中症の予防にも重宝するアイテムです。

(問)株式会社河島製作所 072-869-5301(ソーラーパワーファン)
(問)大作商事株式会社 03-3539-4000 (クイッククール)




ベストセレクション(9)
大人気! 最新 機能性インナー 

涼しく快適な着心地で話題のユニクロの女性用機能性インナー「サラファイン」。ことしは、さまざまなシーンに合わせて、ラインナップが充実。汗をかいても、脇汗が染みになる心配がない脇汗パット付きサラファインや、強い日差しから肌を守ってくれるUVカット機能付きサラファイン、さらには、カップを内蔵しブラジャーなしで着れる、ユニクロの看板商品「ブラトップ」に、「サラファイン」生地を使った「サラファインブラトップ」も登場!一方、滑らかな肌触り、汗をすばやく吸収し発散するドライ機能で話題となったユニクロの男性用機能性インナー「シルキードライ」も、消臭機能が追加され人気に。

(問)株式会社ユニクロ  0120-090-296




ベストセレクション(10)
快適だけどラフすぎない! ビズポロ

環境省が各企業に呼びかけている「スーパークールビズ」スタイル。そんな中、注目を集めているのがビジネス向けにデザインされた進化系ポロシャツ。ポロシャツならではの涼しい生地を使いながら、特徴的なのは、形崩れしにくいワイシャツの様な襟です。この襟ならネクタイを付ける事も可能ですし、ジャケットを羽織っても襟が隠れずスマートに決まります。




ベストセレクション(11)
余った電気を売れる! 家庭用ソーラーパネル

住宅の屋根に設置する家庭用ソーラーパネルが売上げを大きく伸ばしています。実は、発電しても使い切らなかった電気は、自動的に電力会社へ売ることが出来るのです。その値段は、1kWhあたり42円。現在の電気代は1kWhあたり、およそ23円なので、なんと買う場合のおよそ2倍ちかい金額に。基本的に、発電した電気は蓄えられないので夜間の電気代はかかりますが、その分を差し引いても、日中に電気を売った収入で黒字になることが多いとか。新しくソーラーパネルを設置すると国から1kWあたり4万8000円の補助金が支給されます。

※それぞれの金額は一般的な家庭における場合のものです。
太陽光発電や補助金に関しての詳細は太陽光発電普及拡大センターへ、
電気代の詳細に関してはお住まいの地域の電力会社へお問い合わせください。




ベストセレクション(12)
携帯できる太陽光発電 ポータブルソーラー

こちらは、持ち運びできる本格的なソーラーパネル。ハンドバッグのようなものに貼られた高性能のソーラーパネルで発電された電気はこのバッテリーに貯められ、USBケーブルから充電できるさまざまな機器に出力可能。日常的な節電はもちろん、停電時の心強い見方になることまちがいなし。

「エネループ ツインポータブルソーラーセット」
(問)三洋電機株式会社 03-5803-3510(※東京支社)


Yシャツ、ネクタイ、ジャケット…女子の想像以上に暑いです!

走っていましたよね、編集長。今週の格言は、まさに、実体験したからこそのリアルな言葉です。「実感ですね。ボクもドラマをやってて初めて実感しました。でも、ボクの場合はドラマなので、一瞬撮影して、本番が終わったらジャケットを脱いで預けて、団扇であおいだり、っていう時間があるじゃないですか。で、それこそクールグッズとかをスタッフの方が持ってきてくれて、涼しくしてもらいながらやっているわけですけど、それでも暑かったのに…。街中で、信号待ちのスーツ着た男の方が、いまにもとろけそうな顔をしているのを見ても、そこまで気にかけたことはなかったんですけど、身に染みてみなさんの頑張りがわかりました。女性が、暑そうだな、って思っているのより、何倍も暑いと思います。あとネクタイね。ボクはいままでファッションアイテムのひとつでしかなかったんですけど、ビジネスとしてのネクタイ…。着けた瞬間の"仕事しろ感"、そして、外した瞬間の爽快感…ビジネスマンは大変です。みなさん、頑張ってください!サラリーマンのお父さん、ホントに立派だと思います。応援します!!」。

香取さんのランキング
1位:さや侍
2位:星守る犬
3位:X−MEN:ファースト・ジェネレーション
4位:もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
5位:テンペスト

今月の月イチゴローも、国内外の話題作がズラリとラインナップしました。とはいえ、大作が勢ぞろいする夏休み前とあって、少々パワー不足も感じたという稲垣吾郎さん。今月も辛口コメントがさく裂した稲垣さんが選ぶ第1位とは?


稲垣さんのランキング
1位:星守る犬
2位:さや侍
3位:X−MEN:ファースト・ジェネレーション
4位:もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
5位:テンペスト



テンペスト

2010年(アメリカ映画)
原作:ウィリアム・シェイクスピア
製作・脚本・監督:ジュリー・テイモア
出演:ヘレン・ミレン、ラッセル・ブランド、リーヴ・カーニーほか
●TOHOシネマズシャンテほかにて、ロードショー

W.シェイクスピア最後の傑作を、天才演出家が映像化!愛と許しの壮大な物語

舞台演出家出身のジュリー・テイモア監督が、シェイクスピアの同名戯曲を『クィーン』のヘレン・ミレン主演で映画化。原作の主人公・プロスペラを女性に置き換え、愛と裏切り、そして復讐劇を幻想的な映像で描き出していく。

<STORY>
ミラノ大公プロスペラ(ミレン)は、弟の企みにより国を追われ、娘とともに孤島に流れ着いた。そして、魔術の腕を磨きながら復讐のときをまった。12年後、弟を乗せた船が大嵐に見舞われ、プロスペラが住む島へと流れ着いた…。

-イナガキコメント-
有名なシェイクスピアの戯曲だけど、本当にシェイクスピアを理解している人じゃないと難しい。舞台をそのまま映像化したようで、映画的といえるかどうかもわからない…。

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

2011年(日本映画)
原作・脚本:岩崎夏海
監督・脚本:田中 誠
出演:前田敦子、瀬戸康史、峯岸みなみ、池松壮亮ほか
●TOHOシネマズ六本木ヒルズほかにて、ロードショー

250万部を超える大ベストセラーを前田敦子主演で描く青春ストーリー!

ドラッカーのビジネス本「マネジメント」を、高校野球の女子マネージャーが実践する、という設定が評判を呼び、"もしドラ"の略称で空前のベストセラーとなった同名小説を、AKB48の前田敦子主演で実写映画化した青春ストーリー。

<STORY>
入院中の親友に代わり、弱小野球部のマネージャーを買って出た女子高生のみなみ(前田)は、マネージャーについての解説書を求めて立ち寄った書店でビジネス本の「マネジメント」を購入する。意外にもその内容に感動したみなみは…。

-イナガキコメント-
もう少し原作の「ドラッカー」の理論を丁寧に表現してもらいたかった。よくある感動ものの青春映画になってしまっていた。前田敦子さんの演技は、ナチュラルでよかった。



X−MEN:ファースト・ジェネレーション

2011年(アメリカ映画)
原案:ブライアン・シンガー
監督:マシュー・ヴォーン
出演:ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、ケヴィン・ベーコンほか
●TOHOシネマズシャンテほかにて、ロードショー

壮絶VFXアクションと衝撃の物語で、今、明かされるX−MENの起源!

遺伝子の突然変異により超人的なパワーに目覚めたミュータントたちの葛藤と活躍を描いた"X−MEN"シリーズ。本作は、これまで語られることのなかったX−MEN誕生にまつわる物語を壮大なスケールで描くSFアクション大作。

<STORY>
1960年代のアメリカ。後にプロフェッサーXと呼ばれ、X−MENを設立する青年チャールズ・エグゼビアは、強力なテレパシーを持つミュータント。彼らは、自分と同じような能力を持つ者が続々と出現していることに気づき…。

-イナガキコメント-
僕はあまりX−MENを知らないので、僕にも問題があったと思うんだけど、これを見てから、X-MENシリーズの1〜4を見ようという気がしないような…。それって映画としてどうなのかな。



さや侍

2011年(日本映画)
企画・脚本・監督:松本人志
出演:野見隆明、熊田聖亜、板尾創路、柄本時生、りょう、ROLLYほか
●丸の内ピカデリーほかにて、ロードショー

松本人志監督最新作!さやしか持たない侍の父と娘の30日の戦いを描く

芸人・松本人志が「大日本人」「しんぼる」に続いて手がけた映画監督作第3弾。脱藩の罪で捕まった侍が、幼い娘とともに無罪放免を賭けた業に立ち向かうなかで、次第に育まれる親子の絆を笑いと哀愁で描き出す。

<STORY>
武士・野見(野見)は、脱藩の罪で追われる身となるが、やがて娘のたえ(熊田)とともに捕らえられる。そんな野見に殿様は、息子である若君を一日一芸で30日間笑わせられたら無罪放免、できなければ切腹、という業を課した。

-イナガキコメント-
芸事の根本にあるものはこういうものなのかな、だからこそ、命を賭けてやるものは本当に人を感動させたりするのかな、と思ったり。ただ、笑いのなかにもう少し真実味とかあったらよかった。



星守る犬

2011年(日本映画)
原作:村上たかし
監督:瀧本智行
出演:西田敏行、玉山鉄二、川島海荷、余貴美子ほか
●TOHOシネマズ日劇ほかにて、ロードショー

しがない中年男性とその愛犬が生きたやさしくて哀しい旅の記録を描く感動作

村上たかしの同名マンガを西田敏行主演で映画化した感動のヒューマンストーリー。仕事も家族も失った心やさしい中年男性が、愛犬と繰り広げるあてのない旅の行方を温かく見つめる。監督は「イキガミ」などの瀧本智行。

<STORY>
夏の北海道の林で、一台のワゴン車が見つかり、なかから中年男性の白骨遺体と犬の遺体が発見された。遺体の処理を請け負った市役所役員の奥津(玉山)は、男性と犬の関係に興味を持ち、有給を取って東京までやってくる。

-イナガキコメント-
今回の5作品のなかで、一番誠実な感じが伝わってきた。命の大切さとか、家族の絆とか、すごく寂しい思いもするけど、温かい気持ちにもなる。西田敏行さんも素晴らしかった。



今月の5本はいかがでしたか?

正直、結構、厳しかったですね(苦笑)。話題作は多かったんですけど、突き抜けた作品はなかったかな。夏休み前だから、難しかったんでしょうね。

収録を終えて、新たな発見はなかったですか?

う〜ん。『テンペスト』とか『X−MEN』とか、知識がないまま見るとわからない作品もあったので、そういうものを見るときは、事前に勉強が必要だ、ってことですかね。僕も、シェイクスピアの知識がもっとあったら、『テンペスト』を楽しめたと思うので。そこは反省しました。

ただ、そこを一般視聴者に求めるのは、難しいですよね。

まあ、そうだよね。映画は大衆娯楽だから、誰にでもわかるように作るべき、っていう考え方のほうが多いですよね。でも、そうなると『テンペスト』は楽しめないので…。

そんななかで、1位は『星守る犬』でした。「消去法で…」とおっしゃっていましたが。

これ、マンガ原作なんですよね。でも、原作を知らなくても、普通に楽しめましたから。それと、収録でも言いましたが、やりたいことがはっきりわかる作品だったので、誠実な感じがしました。

稲垣さんは、現在、連続ドラマ(『ブルドクター』)の撮影でお忙しい日々ですね。

そうですね。でも、法医学者という新鮮な役をやらせていただいているので、楽しいですよ。見どころのひとつは、僕の白衣姿ですかね(笑)。白衣は、ちょっと変わっているので、ぜひ、見ていただきたいです。

小日向文世さん
今日の香取くんは、シャキッとしててカッコよかったです。

初出演の感想をお聞かせください。

あっという間でしたね。とにかく、香取くんとこういうふうにお話するのは、ほとんど初めてなんです。だから、今日は1時間ご一緒できてすごく嬉しかったです。それと、僕、大下さんのファンなので、大下さんにお会いできたのも嬉しかったです。

番組冒頭でも、そうおっしゃっていましたね。

いつも、お昼の番組(「ワイド!スクランブル」)を見ていて、大下さんはやさしくて、でも、しっかりと芯を持った方だなと思っていたので。昔、僕がスキーで骨折して入院していたことがあって、その間に、看護師さんとちょっと恋愛関係になったことがあって(笑)。失礼ながら、その人に、似てるなぁ、なんて思いました(笑)。

香取さんは、いかがでしたか?

僕がドラマの収録現場で会う香取くんは、忙しいから、いつも眠そうだったんですけど(笑)、今日は、シャキッとしててカッコよかったです。それと、大人っぽくなりましたね。やっぱり、30代になるとこんなに変わるんだなっていうくらい、素敵になっていたと思いました。そして、いつもそうですけど、やさしい人ですよね。


節電&暑さ対策グッズの特集はいかがでしたか?

すごくためになりました。以前から、女房ともゴーヤのカーテンはやりたいよね、って話していたので、興味深かったです。それと、羽が変わった形になっている扇風機(バルミューダ グリーンファン2)は、以前から気になっていたので、今度、家電量販店にでも行ったときにチェックしてみたいと思いました。あとは、携帯型のソーラーパネルとか、充電できるテレビは、すごくいいと思いました。

小日向さんご自身が暑さ対策のためにやられていることはありますか?

僕は、すぐに靴下を脱ぎます。映画を見に行っても映画が始まったら、すぐ裸足になります。家でももちろんそうです。あとは、ステテコじゃないですけど、ゴムを紐に替えたラクな部屋着を着て、少しでも涼しくなるようにしています。

月イチゴローはいかがでしたか?

以前から、あのコーナーは見ていましたけど、今日も辛口でしたね。でも、それだけ責任を持って引き受けているんだな、マジメだなって思いました。

そして、小日向さん主演映画『犬飼さんちの犬』が公開となりました。改めて見どころを教えていただけますか。

病的に犬嫌いの犬飼さん(小日向)が、1年ぶりに単身赴任先から我が家に帰ったら、家族が自分に無断で犬を飼い始めていて。それから、犬と一緒に暮らさなきゃいけないってなったときに、家族ともギクシャクし始めるんです。でも、犬とも仲良くしていかなきゃいけない。その仲良くなる過程と、犬が来たことでギクシャクしていた家族がひとつになっていくその再生物語が描かれていきます。そして、犬飼さんが、なぜそれほど犬が嫌いだったか、ってこともわかるんです。特別大きな事件が起こるわけじゃなくて、本当に普通の家族の物語ですけど、だからこそ、みなさんに見ていただけたらうれしいなって思っています。

小日向文世 主演映画 「犬飼さんちの犬」公開中

小日向文世 主演映画
「犬飼さんちの犬」
公開中

みんなが携帯型のソーラーを持つ時代になるんでしょうね

今月の月イチゴロー、実は、私も5本を見て収録に備えていたのですが、スケジュールの都合で参加できず…。でも、コーナーを客観的に見られて、勉強になりました。改めて、稲垣さんの評論のすごさを見せられた気がしました。私も、1位にしたのは稲垣さんと同じ『星守る犬』でした。映画として一番誠実な感じがした、と稲垣さんがおっしゃっていたのもよくわかりましたし、何より、主演の西田敏行さんの素晴らしい演技と存在感に圧倒されました。あの大物俳優の西田さんが、スクリーンのなかでは、名もないただのおじさんに見えるんです。だから、見ている方も引き込まれて感情移入してしまう。そして、そのおじさんのことが大好きな犬・ハッピーのかわいらしさといったら!もう、ボロ泣きでした。今日のゲストの、小日向文世さんが主演の『犬飼さんちの犬』も、おなじくお父さんと犬の話ですが、こちらでも、ホント、小日向さんが犬飼さんそのものに見えるんです。お話もすごくいいですし、グイグイ引き込まれてしまいました。西田さんにしても、小日向さんにしても、ものすごい数の作品にご出演されているベテラン俳優さんなのに、本当に真摯に向き合われているんだなってことが、ひしひしと伝わってきました。この2本は、本当におすすめです。そして、節電グッズも、勉強になりましたね。ああいうグッズを見ていると、日本の技術力は本当にすごいんだって、痛感しました。そのうち、みんなが携帯型のソーラーを持つ時代になるんでしょうね。安心・安全のために、自分の電気はなるべく自分でまかなう、という世の中になっていけばいいなって思います。

最新クールグッズ、実際に使ってみたら絶対にいいと思います!

◆ドラマの撮影も昨日終わりまして…ドラマで、スーツでこの時期を味わってのすぐの今日だったので、クールビズに対しての実感が凄くリアルでした。ドラマの中で着ててもおかしくないくらいにもうちょっと早くビズポロとかが流行ってくれたらよかったのに…。

◆シャツの上からスプレーするのとかは、衣装さんがいつもやってくれてたんですけど、今日紹介したようなグッズを、ひとつでもふたつでもやった方が絶対いいですよ!何もやらないで、いままで通りで、「暑い!暑い!」って言ってしまうとか、最新クールグッズを見て「あー、凄いな…」とは思うけど、実際に買ってそれを試すところまではなかなかいかないとか、そういう感じってあると思うんです。でも、実際に使ってみたら、絶対いいと思います!

◆緑のカーテン育成キットもよかったですねぇ。小日向さん、ピッタリ(笑)。ドラマとかで、いままでもそんなシーンを見たことあるんじゃないか、っていうくらい、似合いますよね。

◆吾郎ちゃんは、キレキレでしたね。フォローというか、ボクがひと言付け加えるのは初めてじゃないか、っていうくらい。「一生懸命見てくれているんです!」って。ボクが「これ、どう?」みたいな感じでチラシだけ見て選んだ映画を、1ヵ月に5本…しかもそれをサラッと見ているわけじゃなく、本気で見てくれているからこそのあの言葉なんですから。

◆5位の『テンペスト』が、一番驚きでした。何か「そういう感じかな…」っていう空気はある映画でしたけど、それにしてもあのラインナップの中では、稲垣吾郎向けの1本というか。「これ見てください。その代わりこれも入れといたんで…」っていう『テンペスト』だったんですけど、それが5位。『もしドラ』に対する吾郎ちゃんのコメントを考えれば、改めて『テンペスト』はどんだけだったんだ?って思います(笑)。『X−MEN』はまあまあ。そう考えると、まあ上の方だったかな、っていうくらい。『星守る犬』は、『SMAP×SMAP』にゲストで西田さんがいらっしゃったときに見させてもらったんですけど、ホントにこれは西田さんにしかできないような役で、感動し、涙もしました。そんな中で『さや侍』が2位、っていう。そうなっちゃうと、早く見たいですね。ボクは松本人志さんが好きですし、今回はまたちょっと変わった感じの作品ですし、しかも稲垣吾郎が2位にした…これは是非とも見たいですね!