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#401(2010.1.8 OA)

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今年もトリッキーな香取慎吾をよろしく!

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2011年の幕開けは『カトリが行く』!
香取編集長が日本最大級のトリックアートミュージアムを初体験!!

明けましておめでとうございます!2011年最初のSmaSTATION!!は、オールロケ企画!!香取編集長が、はいだしょうこさん、MAXのみなさんと一緒に、日本最大級のトリックアートミュージアムを体験!人間の脳の錯覚を利用した、驚きの作品の数々をご紹介しました!!
香取編集長一行が訪れたのは、栃木県那須郡にある『那須とりっくあーとぴあ』。そう、以前の特集『楽しいだけじゃない!大人も学べる博物館ベストセレクション』に登場し、アート心を大いに刺激された編集長も興味津々だったあの博物館です。日本最大級のトリックアートミュージアムであるここ『那須とりっくあーとぴあ』には、人間の錯覚を利用した作品が200点以上も展示されています。一行が最初に訪れたのは、『とりっくあーと迷宮?館』に入ってすぐにあるカバの絵の前。大きく開けたカバの口に顔を入れてシャッターを押すと、カバが浮き出て立体的な写真を撮ることができるのです。続いて訪れたのは『リバウンド&ダイエット』。向かって左から見るとぽっちゃりしている女性が、左足に注目しながら右へ移動すると足の長いスマートな女性に変わってしまう、という不思議なトリックです。そして、何といっても注目だったのが、この『那須とりっくあーとぴあ』の代表的な作品である『エイムズの部屋』。子どもと大人をそれぞれ部屋の隅に立たせて小窓をのぞくと、身長が大逆転してしまうこの部屋。実は、この部屋、床と天井が少し傾いているだけなのですが、遠近感の錯覚が、実際はゆがんでいる部屋を正常な部屋と認識させてしまうのです。香取編集長たちも、大いに盛り上がっていましたよね。さらに一行は、イタリア・ルネサンスを代表するミケランジェロ、ダビンチ、ラファエロの作品をモチーフにしたトリックアートが展示されている『ミケランジェロ館』なども訪れ、ヴァチカン市国にある有名な世界遺産『システィーナ礼拝堂』をトリックアートの表現技術を駆使して3/5サイズで完全再現した部屋などをたっぷりと堪能しました!みなさんはクイズの答え、全部わかりましたか?

今年最初のスマステーションは、ゲストにはいだしょうこさん、MAXのみなさんを迎え、香取編集長がトリックアートを初体験!!「見る位置で女性の体形が変わる」不思議な絵や、「大きさが変わる」奇妙な部屋、「どこまでもついてくる」揺れる街並みなどなど、人間の脳、視覚を利用した様々なトリックが出現します。さらにクイズ形式でいろいろなトリックアートに挑戦!みなさんも脳がだまされてしまいますよ!!


スマステーション特別企画
香取が行く驚きの「トリックアートミュージアム」

今回、香取編集長、はいだしょうこさん、MAXのみなさんが訪れたのは、栃木県那須郡にある「那須とりっくあーとぴあ」。この日本最大級のトリックアートミュージアムには、様々な錯覚を利用した作品が200点以上も展示されています。そこには、どんなトリックが待ち受けているのでしょうか?


トリック(1)立体的な写真が撮れる!

まず一行は「迷宮?館」を入ってすぐにある「カバ」の絵の前に。大きく開けた口に顔を入れてシャッターを押すと、カバが浮き出たような立体的に見える写真が撮れるのです。ほかにも、楽しい写真が撮れる絵がいろいろあります。




トリック(2)みるみるやせていく女性!?

続いてやってきたのは「リバウンド&ダイエット」。この絵は正面に向かって左から見るとぽっちゃりふくよかな女性に見えるのですが、左足に注目しながら右へ移動すると、足の長いこんなにもスマートな女性に変わってしまうのです。見る角度によって、一枚の絵がまったく違う印象に見えてしまうから不思議です。




トリック(3)立体のマスクが…!?

「動くマスク」では、おじさんの上にある白いマスクが出っ張っているように見えるのですが、これは、光と影、そして顔は出っ張っているものと思い込んでいるため、だまされてしまうのです。さらに、左右に動いて見ると顔が自分についてくるような錯覚を覚えます。

それでは、ここでクエスチョンです!だまされないように、しっかり見てください。




Q1:難易度1

次の絵の中にいる2匹の動物は何でしょう?1匹わかったら目線を変えてみてみましょう!

正解は・・・うさぎと鳥

これは見方を変えるだけで違うものに見せる、「ダブルイメージ」というテクニックです。




Q2:難易度4

ボトルの中には何と何が描かれているでしょう?よーく見てください!

正解は・・・裸で抱き合う男女とイルカ

純粋な心を持った人ならきっとイルカが先に見えたはずです!




Q3:難易度3

次の写真では男性が空中に浮いているように見えます。ワイヤーを使ったりジャンプした瞬間の写真ではありません。一体なぜ浮いているように見えるのでしょう?

正解は・・・道路にあった、足の幅と同じ大きさのシミの横にたっていたから!

浮いているという言葉に脳がだまされてそう見えてしまっているだけなのです。でも浮いてるように見えますよね!




Q4:難易度2

次の写真で、円の真ん中にあるリンゴはどちらが大きいでしょう?

正解は・・・同じ

このように大きさの判断は、そのものだけでなく周りにどのようなパターンが存在するかによって影響されるのです。




Q5:難易度3

次の絵のなかには、若い女性ともうひとつ何が描かれているでしょう?

正解は・・・少女と鼻の長いおばあさん

この作品は世界的に有名なダブルイメージです。




Q6:難易度4

次の絵には、矢が刺さったうさぎとハチ、それ以外にもうひとつ動物がいます。見つけるにはちょっと工夫が必要ですよ!

正解は・・・逆さにすると・・フラミンゴ!

これはダブルイメージの中でも逆さ絵と呼ばれるテクニックです。




Q7:難易度4

次の絵ではダビンチが自画像を描く姿と、もうひとつ何かが描かれています。それは何でしょう?これも世界的に有名なダブルイメージです。

正解は・・・ダビンチとロバに乗った男性




Q8:難易度5

次の絵で、上と下のラインがつながっているのはどれでしょう?よーく見てください!三択です。

正解は・・・B

これは人間の視覚が線の角度をしっかり認識しようとするために起こる、過大視という錯覚で、実際よりも大きく傾いていると脳が思い込んでしまうのです。




Q9:難易度3

次の絵の中には象と何が描かれているでしょう?ダブルイメージですよ!

正解は・・・象とピストル

シルエットを巧みに使ったダブルイメージです。




Q10:難易度3

次の道路標識には何かが隠れています。それは一体なんでしょう?

正解は・・・ペンギン




Q11:難易度2

この魚を捕まえたコウモリの絵は、ある形を表しています。何の形でしょう?

正解は・・・北海道の地形




Q12:難易度4

次の絵には鯉のほかに、もうひとつ違う魚が描かれています。それは何でしょう?

正解は・・・金魚




Q13:難易度5

次のダルマが並ぶ絵のなかに、ある動物たちが隠れています。隠れている動物は全部で何匹でしょう?

A:3匹 B:5匹 C:6匹

正解は・・・A カメレオン、犬、ヘビの3匹が正解!

人間の目はどうしても黒など強く主張しているところに行きがち。ヘビを見つけられた方は優秀です。




トリック(4)人が大きくなる部屋!?

続いて香取一行がやってきたのは「エイムズの部屋」。那須とりっくあーとぴあの代表的なこの作品は、なかに人が入り、外の小窓からのぞくと不思議な現象が・・・。実はこの部屋は、四角ではなく歪んでいます。遠近法、そして床の模様、壁の高さを利用したトリックで右側が大きく、左側が小さくみえてしまうのです。




トリック(5)不思議な鏡!?

続いての「鏡の部屋」も、一見、普通の部屋ですが、やはりトリックが隠されています。実はこの部屋、真ん中を境にして、左右に同じ部屋が並んでいるだけ。時計などは鏡映しに描かれたものですが、額縁の絵やイスなど実際のものが置いてあると、より鏡があると錯覚してしまうのです。

ここからまたクエスチョンです!




Q14:難易度4

次の左右2枚の絵を合わせると、ある文字が見えてきます。何と書いてあるでしょう?

正解は・・・ABCD

ふたつのものが合わさって初めてわかる、だまし絵と呼ばれるトリ ックのひとつです。




Q15:難易度3

次の図形は実はある文字を表しています。さあ何と書いてあるでしょう?形にとらわれすぎると見えません。

正解は・・・「LIFE」の文字

頭の中で青色と灰色を反転させることで、字が浮かび上がってきます。



ではこの図形は何を表しているでしょう?

正解は・・・だまされる目

形にとらわれなければすぐに見えますね!



ではこの図形は何を表していますか?

正解は・・・カタカナで「イリュージョン」






Q16:難易度5

次の画像で大きな4つの正方形は全部で何色でしょう?

正解は・・・2色

隣り合う小さなマスの色の差でこんなにも錯覚してしまうのです。




Q17:難易度5

先ほどと同様にある大きな4つの正方形は全部で何色でしょう?

正解は・・・1色

まわりの色彩に脳が完全にだまされているのです。




Q18:難易度5

次の絵の中には実は円が隠れています。一体いくつの円があるでしょう?実に巧妙に隠れているのでよく見てください。

正解は・・・15個

実はこの絵、横線で描かれた背景と縦線で描かれた円盤が重なってできたもの。四角形が並んでいるように見えるのは、各線にグラデーションが施されているためにおこる錯覚なのです。


次に「クイズゾーン」へとやってきた香取一行。まずは小手調べです。

◆こちらの赤エンピツと青エンピツ、長いのはどちらでしょう?

正解は・・・同じ

枠を描くことによって錯覚を起こしてしまうのです。


◆こちらにある三角形の高さの中間点は何色でしょう?

正解は・・・緑

赤だと思う人が多いようですが、実際は緑なのです。

続いて、香取一行は「ミケランジェロ館」に。ここにはイタリアルネサンスを代表する、ミケランジェロ、ダビンチ、ラファエロの3人の作品をモチーフにしたトリックアートが展示されています。まず最初の作品は「太陽と月の創造」。この画は見る位置によって中央の人が指差している方向が違って見えるのですが、みなさん分かりますか?このトリックは手の幅、つまり長さが違って見えることによって指している方向が違って見えるのです。






トリック(6)動くアート!?

そして、お次は「システィーナ礼拝堂」へ。イタリア、バチカン市国にあり、世界遺産ともなっている礼拝堂を、5分の3の大きさで再現。のべ2万人の人が3年8ヵ月をかけ完成させた、まさに芸術品です。そしてその先にあるのが「立体キューブ」。左右に移動しながら見ると・・・立方体が自分をおいかけてきます。これは光と影を利用したトリックで、へこんでいる部分が出っ張って見え、錯覚をおこすのです。そして、次は「揺れる街並み」。カラダを横に揺らして作品を見ると、建物が動いているように見えます。これは、立体的な模型を使い、手前に見えるものを奥に描くことで、錯覚を起こさせているのです。




那須とりっくあーとぴあ
アクセス
◆栃木県那須郡。東北自動車道那須インターから車で8分
 問い合わせ:0287−62−8388

スマステ10周年達成の年です!

さて、2011年最初の格言です!「10年目な1年の中で、次は11年目と向かう…そんな年の幕開けなので、スマステーションとしても、何かいままでにないこととか、そういうことにも全力で取り組んでいきたいと思っています。ボクは、案外『何周年』みたいなことが苦手でして…。SMAP20周年も2011年なんですけど、それに対してのコメントを求められると、どうも口ごもってしまうというか…。そういうのをサラリとやり過ごしてきた自分としては、そういう区切りみたいなものより、もっと先を見たい、という思いがあるんですけど、スマステーションに関してだけはその気持ちが違いまして、10年達成がスッゲー嬉しくて…。だから、あからさまに10周年パーティーとかを開きたいくらいなんです(笑)。それで、20周年を目指したい。SMAP、ってなると、そういうのはサラッと、欠伸でもしながら20年過ぎちゃいたいような気分なんですけど、スマステーションはパーティーしたい気分。そんな気分で、みなさん、スマステーションを今年もよろしくお願いします!」。


はいだしょうこさん、MAX(リナさん、ミーナさん、レイナさん、ナナさん)
はいだ:絵を見て目がヘンになっちゃいました(笑)
MAX:今年は花火企画を生中継でやりましょう(笑)

ロケはかなり盛り上がっていましたが、いかがでしたか?

はいだ:クイズがたくさん出題されたんですけど、結構、わからないことがあって(笑)。でも、香取さんがやさしくフォローしてくださったので、楽しく参加させていただきました。
リナ:すごく楽しかったです!意外にも私は、トリックを見破るのが得意なんだってこともわかりました(笑)。謎解きがわかればわかるほど、のめり込んでいけるんですよね。それにしてもトリックの技術はすごいと思いました。
ミーナ:トリックって、もっとマジックのようなものだと思っていたんですけど、意外と芸術作品のようで驚きました。たくさんのアートが見られて楽しかったんですが、今、私の頭のなかはぐるんぐるん回っています(笑)。いい柔軟体操になりました。
レイナ:錯覚とか思い込みで、全然違った見え方がするんだってわかりました。トリックって楽しい!ロケもすごく楽しかったです。香取さんもはいださんも、すごく弾けた感じでしたし、スタッフさんもスタジオにお邪魔するときに拝見する以上にアットホームな感じがして楽しかったです。
ナナ:本当にそうだよね。スタジオは、生放送なので緊張感があるけど、ロケはリラックスした感じがあったし。しかも、遠足みたいな感じで、写真撮ったり、おしゃべりしたりワイワイできたのが楽しかったです。アートにも、すごいだまされました。
はいだ:私は、最後に見た家の絵で、目がヘンになっちゃいました(笑)。
MAX:わかるー!
リナ:香取さんもはいださんも、同世代なので、盛り上がったよね。しかも、はいださんとナナは、お誕生日(3月25日)が一緒だと発覚して。
ナナ:そうなんですよ。そんな偶然を知ってから、他人のような気がしなくて。
はいだ:ありがとうございます。

このロケ企画が、今年最初の放送となります。みなさまの今年の抱負をお願いします。

はいだ:今年も、いろいろなことにチャレンジしつつも、子どもたちと歌うことは続けていきたいと思います。香取さんとも、またご一緒させていただけたら、うれしいです。今年もよろしくお願いします。
MAX:去年は、マンスリーライブが東京でしかできなかったので、今年は地方にも足を運びたいです。そして、今年も花火企画に私たちを呼んでください。香取さんも、着物姿で生中継でやりましょう!


香取さんのお人柄に触れ、2011年いいスタートが切れました

前回の「月イチゴロー」に続き、今回のロケにも参加させていただきましたが、とにかく、ものすごく楽しかったです!那須の空気感もよかったですし、トリックアートミュージアム、想像以上に楽しめました。香取さんとしっかりご一緒させていただくのは、今回が初めてでした。それなのに、私が担当している番組をご覧いただいていたり、気さくに話しかけてくださったり、と香取さんのステキなお人柄にも触れることができ、2011年いいスタートを切れた気がしています。ゲストも、はいだしょうこさん、MAXのみなさんと女性ばかりで、女性同士ワイワイといった感じで楽しめました。トリックアート自体も本当に不思議で魅了されてしまったのですが、途中で、はいださんとリナさんがトリックアートを、ものすごくトリッキーな目線でご覧になっていたのも奇想天外で楽しかったです(笑)。でも、トリックアートは、ああやってみんなでワイワイおしゃべりして、写真撮影しながら見ていくのが一番の楽しみ方ですよね。どのトリックアートも不思議でしたが、私が一番興味深かったのは、立体的な街並みアートですね。絶対にだまされないように、と思って真剣に見たんですが、何度見てもだまされてしまいました(笑)。本当に不思議でした。チャンスがあれば、ぜひ、また訪ねてみたいと思いました。

トリックアートは真剣に向き合わないと面白くない!

◆新年、明けましておめでとうございます!ことしもよろしくお願いします!

◆那須とりっくあーとぴあ、楽しかったです!新年1発目のスマステーションを、こんな風に凄く楽しく迎えることができまして…。しょうこお姉さんとMAXのみんなと、行けたっていうのも良かったです。もうMAX様様ですよ(笑)。彼女たちは番組を盛りあげてくれますからね。しょうこお姉さんもね…もう、トリックだらけでしたね(笑)。最高です!トリックアートの世界に、トリッキーな方々ばっかり、みたいな感じでしたからね。MAXもメンバー4人いるから、もういろいろな部署の人たちがいるんですよ。そこに、しょうこお姉さんでしょ。トリックに対して、大きな驚きの悲鳴を上げてくれる方がいたり、トリッキーな答えを言ってくれる方がいたり…本当に楽しかった!

◆実際に那須とりっくあーとぴあに行ってみたら、アート心をかなり刺激されました!『エイムズの部屋』とかも、いつかは行ってみたかった場所のひとつだったし…。「ああ、こんな風に映ってるんだ…」って感心しました。よく出来てるんですよ、本当に

◆錯覚だらけなんですよね。人間ってこんなに錯覚してしまうものなんだ、っていうことを実感しました。オススメですよ!行くのはちょっと時間かかりますし、那須なんてあんまり行ったことがないような場所でしたけど、とても空気がキレイな中で、トリックアートへの熱い情熱を持っているスタッフの方々の熱いトークを聴きながら、素敵な時間を過ごすことができました。やっぱり見学するときのポイントは、まずカメラを持参すること。それから、人数はひとりじゃなく、友だち何人かと行ったほうがより楽しめると思います!思いのほか、テンションを上げていかないと大変なことになります!自分がまずあの世界に入っていかないとね。橋の下は水だから落ちないようにしないといけないトリックアートとか、もう芝居の世界ですよ(笑)。本気でトリックアートと向き合わないと。サラリと通り過ぎちゃうと、面白くない!

◆トリックアート、他のことにもいろいろ使えそうだと思っていたんですけど、実際にあの場所を訪れてみて、さらにそう思うようになりました。絵を描く、ということでも刺激されましたけど、「コンサートのセットの一部にトリックアートを応用したらどう見えるのかな?」とか、そういうことをたくさん考えた新年1発目でしたね。