今日はボクの負けです、木村くん
12・1『SPACE BATTLESHIP ヤマト』遂に公開!
木村拓哉さんをお迎えして、『ハリウッドSF映画ベスト20』を発表!!
「今夜のスマステーションは、ハリウッドSF映画特集!!誰も見たことのない世界をですね、まるで本物のように見せてくれるSF!宇宙、未来、ロボット、そしてSFといえばスーパーヒーロー!そんなハリウッドSF映画のベスト20を発表してしまいます!そして、日本のSFといえばSPACE BATTLESHIP!!ヤマト!!発進!!ついにこの時が来ました…」。
12月1日(水)、遂に公開される超話題作『SPACE BATTLESHIP ヤマト』。というわけで、今週のスマステーションは、『ヤマト』で主人公の古代進役を演じた木村拓哉さんをゲストにお迎えして、ハリウッドの名作SF映画を一挙にご紹介するとともに、日本SF映画のイメージをくつがえす圧倒的なスケールで描かれた『ヤマト』の映像も合わせてお届けしました!
『何度でも見たい!ハリウッドSF映画ベスト20』は、20代〜50代という幅広い層を対象としたアンケート調査をもとにしたランキング。近年の大ヒット作だけでなく、40年以上前に製作された名作もランクインするなど、非常に興味深い結果になりました。詳細は特集をご参照いただくとして、ここではベスト3をおさらいしておきましょう。第3位は「SF映画の歴史を変えた」と言われる『スター・ウォーズ』(1977年)。世界中に熱狂的なファンを生み出したこの作品は、シリーズ合計7200億円以上の興行成績を記録している不朽の名作。個性豊かなキャラクターたちも魅力的でした。第2位は1999年最大のヒット作『アルマゲドン』。エアロスミスが歌う主題歌もミリオンセラーを記録しました。エアロスミスと言えば、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』の主題歌『LOVE LIVES』を手がけたのはスティーブン・タイラー氏。こちらもメガヒットの予感が…。そして第1位は香取編集長も納得の『マトリックス』。SF映画の新時代到来を予感させたこの作品は、シリーズ3部作で1800億円以上の興行成績を記録しました。それにしても凄かったのは木村さん。木村さんが大の映画ファンであることはつとに有名ですが、VTR中に出題されたクイズにほぼ全問正解!サスガです!!そんな木村さんが主演した『SPACE BATTLESHIP ヤマト』も、日本を代表する制作プロダクション&VFXチームが結集し、圧倒的なスケールで描いたSF大作。是非、劇場の大きなスクリーンでお楽しみください!
さて、次週12月4日の放送は、『待ってでも手に入れたい!!究極の逸品!長待ちセレクション!』をお送りします。ゲストは藤原竜也さんです。お楽しみに!
ゲストに主演映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』の公開を控える木村拓哉さんを迎えて、ハリウッドのSF映画のベスト20をお届け!大の映画好きとしても知られる木村さんのお気に入り作品は、果たして!?
スマステーション特別企画
何度でも見たい!ハリウッドSF映画ベスト20
ミュータントの超能力に誰もが大興奮
第20位 『X-MEN』(2000年)
アメリカンコミックの代表的ヒット作の実写化。「ミュータント」と呼ばれる超能力者たちのなかで、人間を守る集団「X-MEN」と敵のミュータントの壮絶な戦いを描いたSFアクションムービー。見どころは、とにかくカッコイイ、ミュータントたちの超能力!ヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリン(X-MEN)は、致命傷も治す驚異的な治癒能力、そして全てのものを切り裂く、鋼の爪を持っています。サイクロプス(X-MEN)は、両目から発射される超強力な破壊光線、アイスマン(X-MEN)は、名前のとおり氷を自在にあやつり、ストーム(X-MEN)は、暴風や雷など、気候を自在に操る能力を持っています。対する敵ミュータント、マグニートは、あらゆる金属を自由に動かすことが可能。その力は強大で、ときには橋を動かすこともありました。これまでに4作品が製作され、いずれも大ヒットを記録。最新作は、来年公開される予定だといいます。
甦る太古の恐竜に大興奮!
第19位 『ジュラシック・パーク』(1993年)
恐竜のCGに6年もの製作期間をかけたスピルバーグ監督最大のヒット作。全世界で1000億円以上という驚異的な興行収入を記録しました。この作品の見どころは、実際に生きているかのような超リアルな恐竜たち。長い首が特徴の草食恐竜・ブラキオサウルスは、おとなしい性格で主人公たちが、エサを与える場面も。また、凶暴で狡猾な性格の恐竜・ラプトルが、キッチンで子供たちを追い詰めるシーンは迫力満点。そして、この映画の象徴でもある肉食恐竜・ティラノサウルスは、子どもたちの乗った車に襲い掛かります。「恐竜に襲われる」というリアルな恐怖に、思わず叫んでしまう人も多かったはずです。
最先端のVFXと3Dに誰もが驚いた、壮大なSFアドベンチャー
第18位 『アバター』(2009年)
あの『タイタニック』を超え、全世界で歴代興行収入第1位となる約2600億円という記録を打ち立てたSF映画の金字塔。劇場で3D映画を見るという、新しいブームを巻き起こしました。この映画最大の見どころは、これまでのSFとは一線を画す、革命的なCGのリアルさ!この映画では、顔にカメラをつけ撮影し、役者の表情をCG化する「エモーションキャプチャー」という新技術を使用。それにより今までのCGでは、表現できなかった登場人物の顔の表情までをもリアルに描くことができたのです。さらに、これらのCGによって描かれた惑星パンドラの神秘的な自然の美しさは、思わず息を呑んでしまうほど。世界的な大ヒットを受け、続編の製作が決定。『アバター2』は2014年12月、『アバター3』は2015年12月の公開を目指すそうです。
不死身のサイボーグ警官が犯罪組織に挑む勇姿に大興奮
第17位 『ロボコップ』(1987年)
強盗一味に惨殺された警官が、腐敗したデトロイトの治安を守るため、不死身のサイボーグ、ロボコップとして復活!B級映画として低予算で製作されながら、世界中にブームを巻き起こした傑作SFアクションです。この作品の見どころは、ロボコップの圧倒的な強さ!チタン合金の無敵のボディは、銃で撃たれても、火だるまになっても、まったく問題なし。また、多くのファンをしびれさせたのが、敵のアジトにひとりで乗り込み、あっという間に壊滅させてしまったシーン。警察官らしく、犯人を殺さず、逮捕するのもカッコいいのです。ちなみに、ボディのデザインは、80年代に放送された日本の特撮ヒーロー「宇宙刑事ギャバン」がモデルになっているといわれています。
日本のゲームから誕生した究極のSFサバイバルホラー
第16位 『バイオハザード』(2001年)
世界的にヒットした日本の大人気ホラーゲーム「バイオハザード」がハリウッドで映画化。ゲーム同様、新型ウイルスの感染によってゾンビ化した人間との死闘が繰り広げられます。見どころは何と言っても、ゾンビと生身で格闘する主人公。ミラ・ジョヴォヴィッチ演じる主人公は、銃でもなかなか死なないゾンビに飛び掛り、足の絞め技で首を折って勝利。さらに、犬のゾンビには、華麗なジャンプキックを浴びせて退治しました。ちなみに、ゲームが原作の映画としては異例のヒットとなり、今までにシリーズ4作品が映画化。今後さらに続編が制作される予定だといいます。
独特の世界観に彩られた異色のSFファンタジー
第15位 『フィフス・エレメント』(1997年)
『レオン』のリュック・ベッソン監督が、100億円もの制作費をかけ作り上げた壮大なSFファンタジー。23世紀の地球に迫った、人類存亡の危機を描き、興行収入300億円の大ヒットとなりました。この作品の見どころは、23世紀に生きる個性的な住民たち。奇妙な言葉をしゃべる謎の美女、超アンラッキーな、元軍人のタクシードライバー、マシンガントークで人気のラジオ番組の司会者、主人公たちの邪魔をする敵の武器商人。そして、美しい歌声で大人気のエイリアンのオペラ歌手など。彼らの独特な衣装がすべて、世界的デザイナーのジャン=ポール・ゴルティエによるデザインであるのも、公開当時大きな話題となりました。
エイリアンとの攻防を描いたSFパニックの傑作
第14位 『インデペンデンス・デイ』(1996年)
全世界で800億円以上の興行成績をあげた、大ヒットSF映画。人間と、突如現れた直径24kmの巨大UFOとの、生き残りをかけた戦いに多くの人が夢中になりました。そんな作品の見どころは、大迫力のUFOシーン!最新のデジタル技術を駆使して描かれた巨大な宇宙船、UFOがニューヨークの街を攻撃するシーンは、まさに大迫力。逃げ惑う人々の様子からも、その攻撃のすごさが伝わってきました。また、主人公が米大統領であることから、当時のアメリカ大統領ビル・クリントン氏も感激し、ホワイトハウスで上映会を開いたそうです。ちなみに、映画のなかでは、ホワイトハウスはUFOにより破壊されています。公開から14年が経ち、現在、続編が3D映画として製作される予定だといいます。
ハリウッドが宇宙に挑んだSF超大作
第13位 『未知との遭遇』(1977年)
世界各地で謎の光る物体が目撃される中、ある場所では、秘密裏に研究者たちがUFOと交信をしようとしていた…。宇宙人とのコンタクトを真正面から描き、監督であるスピルバーグの名を一躍世に広めた、歴史的SF超大作!!この作品の見どころは、UFOとの交信シーン。秘密の研究所には、さまざまなUFOが人間にあいさつをするかのように飛来し、ついには、超巨大なUFOが飛来し、人間の目の前で停止。そして、巨大UFOとの音と光を使った交信のシーンが繰り広げられます。これまで見たことがないような斬新な演出に、観客は度肝を抜かれました。最後は、UFOから地球外生命体が姿を現すという、驚きのエンディングとなっています。1977年のアカデミー賞では、撮影賞、特別業績賞(音響効果編集)の2つを受賞しました。
おバカでポップなSFコメディー
第12位 『メン・イン・ブラック』(1997年)
地球上に潜むエイリアンを監視する、黒ずくめのエージェントたちの活躍を描くSF映画。シリーズ2作で、1200億円以上の興行成績をあげる大ヒット作となりました。この作品の見どころは、ちょっと笑ってしまうような個性的なエイリアンたち。一見、人間に見える夫婦もエイリアンで、妊娠していた奥さんが産んだのは、なんとイカのエイリアンだったり、普通に見えるおじいさんも、頭のなかにいるエイリアンによって操縦されていたり、と予想外のエイリアンが登場します。また、続編では、マイケル・ジャクソンがエージェントになりたがるエイリアンの役で出演。一作目を見て作品の虜になったマイケルは、自ら監督に電話をかけて出演交渉したといわれています。
世界に感動を与えたSFヒューマンファンタジー
第11位 『A.I.』(2001年)
スピルバーグ監督が、人間とロボットの愛を描いたSF映画。特に日本で大ヒットし、日本国内で興行収入97億円を記録しました。この映画の見どころは、主演のハーレイ・ジョエル・オスメントくんの名演技。ハーレイくんは、親への愛をインプットされた子供のロボットを熱演。未来の世界で、2000年ぶりに夢が叶い、母親と再会する感動のエンディングシーンでは、多くの人が涙しました。
リアルで大迫力な変形シーンに興奮
第10位 『トランスフォーマー』(2007年)
日本で生まれた大人気の玩具がハリウッドで映画化。シリーズ2作で、1600億円の興行収入のメガヒット作。正義のロボット軍団・オートボットと悪のロボット軍団・ディセプティコンとの激しい戦いが展開する映画の見どころは、車からロボットへの変形シーン!主人公の車が、変形してオートボットの若き戦士バンブルビーになったり、トラックが、オートボットのリーダー、オプティマスプライムに変形したりするのです。2万個以上のパーツが動くこの変形シーンの製作はかなり大変で、180億円以上もの費用がかかったといいます。そんな、変形したロボットたちが道路で戦う大迫力のシーンも、必見です。
衝撃のエンディングに誰もが大興奮
第9位 『猿の惑星』(1968年)
地球を出発した惑星探査船が不時着したのは、猿に支配された惑星だった――。「人間が猿に支配される」という異色の設定で衝撃を与えたSF映画。精巧な猿の特殊メイクは、公開した68年当時としては驚異的な技術で、この映画がきっかけで、アカデミー賞にメイク部門が設けられたほど。そんな映画の見どころは、人間と猿との逆転した立場。言葉を話せない原始人のような人間たちは、猿たちの狩りの対象に。猿たちが、人間狩りの記念に写真撮影をしたり、人間を檻に入れて管理したり、と完全に立場が逆転しているのです。そんななか、猿の支配から逃れ自由になった主人公は、やがて、自由の女神を見つけます。このシーンで、猿の惑星は未来の地球であることがわかるのです。さらに、2001年にはティム・バートン監督によってリメイク。猿の軍団と人間との大迫力の戦闘シーンが大きな話題となりました。
絶叫のSFホラーに恐怖
第8位 『エイリアン』(1979年)
シリーズ4作を生み出した人気作品で、SFホラーの古典でもある作品。宇宙船という閉鎖された空間でのエイリアンとの戦いに、誰もが恐怖を感じました。そんな映画の見どころは、シリーズ定番の主人公とエイリアンとの対決!第1作目では、小型宇宙船の中に入り込んでいたエイリアンを、シガニー・ウィーバー演じる主人公が宇宙船の扉を開け、宇宙空間にエイリアンを放り出しました。そして、ジェームズ・キャメロン監督がメガホンを取った第2作目では、パワーローダーを着た主人公が、エイリアンのボス、エイリアン・クイーンと互角の戦いを繰り広げ、最後は、またしても、エイリアンを宇宙外へと放り出しました。
美しい映像に驚いたSF映画の金字塔
第7位 『2001年宇宙の旅』(1968年)
映画ファンが選ぶ「名作映画トップ10」に、必ずといっていいほどランクインするほどの傑作SF映画。この映画の見どころは、スタンリー・キューブリック監督がこだわった完璧な映像美。オープニングの映像と音楽は、あまりにも有名です。CGなどほとんどない40年以上前に作られた、美しい映像の数々。公開した1968年には、アカデミー賞特殊視覚効果賞を受賞、今なお、映像に古さを感じさせない唯一のSF映画とも言われています。そんな作品に、宇宙船の乗務員が無重力で浮いてしまったボールペンをキャッチするシーンがありますが、浮遊感を出すため、ガラスにボールペンを貼り付けて撮影したといいます。ピカピカに磨いた特大のガラスにボールペンを貼り付け、それをゆっくりと動かすことで、ボールペンが浮いているような動きを再現したのです。映像にこだわるキューブリック監督ならではのアイデアといえるでしょう。
未来から現れた不死身の男に大興奮
第6位 『ターミネーター』(1984年)
B級映画として制作されながら、アーノルド・シュワルツェネッガーを一躍スターダムへと押し上げた大人気SFアクション。未来から来た殺人マシーン・ターミネーターとの壮絶な戦いに、多くの人が魅了されました。この映画の見どころは、強すぎる殺人ロボット・ターミネーター。登場したターミネーターT-800は、洋服を奪うため殺人を計画。警察署に単身乗り込み、警察官を撃ちまくるターミネーターの残虐ぶりに、観客は恐怖を覚えました。そして、有名なのが「I'll be back」というセリフ。この言葉通り、ターミネーターは戻ってきました。「ターミネーター2」では、味方として登場したターミネーターT-800が、同じ未来から送り込まれた、最強の敵T-1000と戦うことに。この敵の体は、液体金属でできているため、なかなか倒すことができないのですが、最後には、ターミネーターもろとも溶鉱炉に落ち、消滅しました。ターミネーター自ら溶鉱炉に入るラストシーンは、この映画屈指の名シーンとなっています。
一世を風靡した愛らしい宇宙人に感動
第5位 『E.T.』(1982年)
日本でも一大ブームを巻き起こしたスピルバーグ監督の傑作SF映画。公開当時、映画史上最大の興行収入を記録し、1997年公開の『タイタニック』に抜かれる前まで、世界最高の興行収入記録を持っていた大ヒット作です。この映画の見どころは、とにかくかわいいE.T.の表情。アインシュタインのような「落ち着きのない目」をコンセプトに作られたとされるE.T.。今までにない、愛らしい宇宙人に一目でファンになる人も多かったのです。ちなみに、スピルバーグ監督は、80年公開の日本のアニメ映画『ドラえもん のび太の恐竜』を見て感動。『E.T.』のイメージに影響を与えたといわれています。そんな作品の何度でも見たい感動シーンといえば、E.T.の力で自転車のまま空を飛ぶ子どもたちの飛行シーン。SF映画屈指の感動シーンとなりました。また、E.T.と子どもが指先をあわせる画も有名ですが、実は映画本編には、そういったシーンは出てこないのです。
誰もが一度はしてみたかったタイムスリップ大興奮!
第4位『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985年)
アメリカのみならず日本でも、一大ブームを巻き起こした、マイケル・J・フォックス主演の大ヒットSF映画。劇中の主題歌「パワー・オブ・ラブ」やスケボーなどもブームとなり、シリーズ3作で1700億円の興行収入を記録しました。この映画の見どころは、さまざまな時代にタイムスリップできるところ。この映画で重要な役割を果たすのが、デロリアンと呼ばれる車型タイムマシーン。第1作では、このマシンで1955年にタイムスリップ。そこで、主人公は学生時代の自分の父親と母親に出会い、ふたりが結ばれるように奮闘しました。第2作では、車で自由に空を飛べる2015年にタイムスリップ。さらに、第3作では、1885年の西部開拓時代にタイムスリップしました。
SF映画の歴史を変えた不朽の名作
第3位 『スター・ウォーズ』(1977年)
シリーズ合計7200億円以上の驚異的な興行成績を記録した超人気作。仲間のロボットC-3PO やR2-D2 、ヨーダ、そして、最強の敵・ダースベイダーなどの魅力的なキャラクターも、今なおファンに愛されています。
感動のラストに多くの人が涙
第2位 『アルマゲドン』(1998年)
1999年最大のメガヒット作。700億円の興行収入を記録するなど、世界中で大ヒットを記録したSFロマン!地球に近づく、巨大な彗星に核爆弾を仕掛け、進路を変えるため、それぞれのスペシャリストが宇宙へと飛び立っていきます。この映画では、エアロスミスが歌う主題歌が収録されたサントラ盤も1000万枚を売り上げるなど、主題歌も爆発的なヒットを記録しました。ボーカルのスティーブン・タイラーが、映画のヒロイン役のリヴ・タイラーの実父であることも話題となりました。そして、スティーブン・タイラーといえば、木村拓哉さんの主演作『SPACE BATTLESHIP ヤマト』の主題歌も担当。映画のために、「LOVE LIVES」を書き下ろしました。
SF映画の新時代到来を予感させた大ヒット作
第1位 『マトリックス』(1999)
コンピューターが作り出した仮想世界「マトリックス」での戦いを描いたSF映画。革新的なCG映像で、シリーズ3部作で1800億円を超える興行成績を記録しました。そんな作品の見どころは、斬新なアクションシーン。時間が止まったような超スローなアクションシーンが印象的です。日本のコミックやアニメでは一般的に使われていた表現を、見事に実写で実現させたのです。そして、なんと言っても有名なのが、主人公が反り返って銃弾を避けるシーンでしょう。ちなみに、シリーズ最大のライバルが、エージェント・スミスと呼ばれる男。このキャラクター、続編の『マトリックス リローデッド』では、大量に増殖し主人公に襲いかかりました。また、『マトリック レボリューション』では、ライバルとして登場。雨のなか、主人公と激闘を繰り広げました。
サイエンス・フィクションな毎日…
『SPACE BATTLESHIP ヤマト』を見ているとき『ジュブナイル』や『三丁目の夕日』のことも思い出した、という香取編集長。編集長いわく「山崎貴監督は監督の色がある人だから」だそう。というわけで今週の格言です。「サイエンス・フィクションな毎日…を送りたいです(笑)。科学…宇宙とかロボットとかなフィクションの世界、改めて『いいな…』と思いました。夢を見る、じゃないけど、見ることができないはずの世界を見せてくれるSFの世界、何故か居心地がいいな、と。ついでに言えば、普段の生活もあのくらい激しくてもいいな、と(笑)。そんな生活を望んでいる自分がいたり、単純に『SF映画をもう1回、見直したいな』と思ったり…。映画って常に新作が目白押しで、なかなか昔の作品を見直す機会が持てないと思うんです。でも、今日のVTRを見ていて、やっぱり名作と呼ばれる作品はスゲーんだな、って実感しました。ボク、『スター・ウォーズ』も全部見てないですし…。『マトリックス』は全部見たけど、もう1回見てもいいな。最近、『24』みたいな海外ドラマとかをDVDでダーッと見たりする人、多いじゃないですか。でも、その時間があれば『スター・ウォーズ』全部見れますもんね(笑)。『マトリックス』3本なんてパッと見られますよ。そんなサイエンス・フィクションの毎日を送ってみようなかな、と。作り手としての香取慎吾は、案外SFの世界で生きてますが…次のSFは"こち亀"かな?」。
木村拓哉さん
慎吾の歩き方のテンポやスピードに、スマステでの彼の歴史のようなものを感じました。
今日は、木村さんのSF映画に対する知識に驚かされた1時間でした。1年半ぶりのご出演はいかがでしたか?
VTRを見るのはすごく楽しいんですけど、それにしても、ちょっと長かったなって(笑)。スタジオの空気感も、もう少しお伝えできればよかったんじゃないかとは思いました。でも、いつも言いますけど、スマステのスタジオにいると、自宅でテレビを見ているような錯覚に陥るほど、リラックスできるんですよね。あの感じは凄く好きですね。
それにしても、映画の裏話やトリビアなど、本当によくご存知ですね。
普段から、映画に関する記事を読んだり、映画雑誌を見たりしていますし、そういうのを読むのが好きなんです。映画の内容もさることながら、映画の現場を感じられるエピソードとか裏話とかは、凄く気になるし興味のある部分なので、そこに目がいくことが多いんだと思います。
今日、ご覧になった20本のなかで、特に印象的だったものといえば?
『メン・イン・ブラック』の続編にマイケル・ジャクソンが、エイリアン役で出ていたじゃないですか。当時、あれを見たときに、マイケル・ジャクソンという人は、もの凄くセルフ・プロデュース能力がある人だな、って驚いたんです。というのも、当時、マイケルは整形にハマッていて顔も原形をとどめていない、と揶揄されていた頃で。そんなときにあえて、人間ではなくエイリアンの役で打って出るというところに、パブリックイメージの裏をかくじゃないけど、センスのよさを感じたのを、思い出しました。
香取さんとはいかがでしたか?
特別な話はしなかったですね。でも、今日、オープニングのとき、数秒のタイミングを計ったように歩く慎吾のテンポとかスピードに、ちょっと大げさな言い方をすると、スマステーションをやっている彼の歴史のようなものを感じましたね。「ここで、歩き出す」とか、誰に言われるでもなく、彼のなかにあるんだなってことが、よくわかりました。
さて、ついに12月1日から木村さんの主演作『SPACE BATLLESHIP ヤマト』が公開になります!スマステ視聴者のみなさまに、改めてメッセージをお願いできますか?
今日の、SF映画にも通じる部分だと思いますが、現実の世界ではありえない衝撃や感動が、スクリーンのなかには実在しています。そういう意味で、僕らが興奮して見ていた「宇宙戦艦ヤマト」が、今、みなさんにもリアルに体感していただける作品になったと思っています。例え、原作を知らなくても、そこに流れる人間としての愛情、友情は老若男女に楽しんでもらえると思いますので、SFとしてだけではなく、ヒューマン・ストーリーとしても、見ていただきたいですね。そして、今回、この作品を実写化したことで、原作の存在を多くの人に知っていただく機会にもなればいいのかなとも思っています。ぜひ、劇場で見ていただければうれしいです!
木村拓哉主演
「SPACE BATTLESHIP ヤマト」
12月1日 全国公開
木村さんと稲垣さんの映画トーク、ダメでしょうか?
今日は、木村拓哉さんをゲストに迎えて「ハリウッドSF映画ベスト20」をお送りしましたが、なんと言っても驚いたのは、木村さんの映画に関する知識です。前回の映画特集のときもクイズにほとんど正解されるなど、幅広い知識に驚かされましたが、今回ももの凄かったですよね。映画の細部や裏話など、もう、評論家のようなレベルでご存知で、本当に驚きました。私なんて、細部どころか、見たことがあるかどうかさえ、怪しいこともありますから(苦笑)。やはり、普段の意識みたいなものからして全然違うんでしょうね。番組中にも言いましたが、木村さんと稲垣さんが映画について語るという企画、視聴者として見てみたいと思いました。ダメでしょうか?そんな木村さん主演の『SPACE BATTLESHIP ヤマト』、私も拝見しましたが、本当に素晴らしかったです。木村さん演じる古代進のカッコよさ、美しさは、ハンパじゃありません。日本で木村さん以上に古代をカッコよく演じられる方はいないでしょうね。それから、香取さんもおっしゃっていましたが、VFXがとにかく凄い!ヤマトが眠りから覚めて発進するところとか、あまりの迫力に鳥肌が立ちました。日本の技術も、もはやハリウッドには負けていません。そんな最新技術を駆使して製作されながらも、ストーリーがヒューマンというかアナログなところがまたよくて。実は、私は原作を見て育った世代で、原作ファンでもあるんです。そんなファンからしても、山崎監督をはじめ、スタッフ、キャストのみなさんが原作を大事に作られているというのが感じられたのも、とてもうれしいことでした。これは、映画館の大スクリーンで見てこそ、本当の魅力が味わえると思いますので、みなさま、ぜひ、劇場でご覧になってくださいね。
『SPACE BATTLESHIP ヤマト』、完璧でした!
◆ハリウッドSF映画ベスト20、かなり面白い順位だったと思います。幅広く…というか、きっと20代から50代、のみんながちょうど見たのが『マトリックス』だったのかな、と思いました。「でも、『アバター』はどうして?」なんていう感じもあったりして、なかなか興味深かったです。
◆あとは、やっぱり木村くんの凄さに脱帽!ボクもSFで育ってきたと思っていたんですけど、木村くんには勝てなかった。凄かったですね。木村くんは、映画そのものだけじゃなく、制作の裏話とかサイドストーリー的な部分にも詳しいんですよね。今度、スマステで映画を特集するときは、スタッフとして(笑)、会議に参加してくれたら心強いな、なんて(笑)。
◆今回のランキングは、最近の映画だけじゃなくて、かなり古い映画も入っているのがポイントですよね。『2001年宇宙の旅』は見ます!ボク、見たことないんですけど、確実に好きな世界観でした。だから、ブルーレイを買って見ます(笑)。1968年制作でしょ。でも、全然古さを感じさせないですもんね。そういう意味では、SF映画の歴史の流れを感じさせてくれるランキングでもあったんじゃないかな。
◆改めて『トランスフォーマー』の凄さにもシビれました!あれは何なんでしょうね?ある意味、『マトリックス』3部作よりも凄いところもあると思うし。きっと、何重にもなっているというか…例えば『ジュラシック・パーク』を見ていると、もう恐竜があたかもこの世界にいるように見えてくるんだけど、『トランスフォーマー』も、本当にいて暴れているように見える…。でも、恐竜って、その昔、実在したわけじゃないですか。でも、そもそもいなはずのものが、恐竜のように存在しているかのように思えてしまう、というのが凄いですよね。そういう錯覚を与えてくれるのが、SF映画の凄さとか映像技術の凄さなんでしょうね。
◆そして間もなく、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』が公開になります。早速、見させてもらったんですが、木村くんはもちろんのことですけど、監督の山崎貴さんとは、もう10年くらい前ですけど、『ジュブナイル』という映画でご一緒させていただいて…。『ジュブナイル』は山崎監督の初監督作品なんですけど、そのときからずっと「宇宙で戦争したい!」って本当に言ってました。言い続けてましたね(笑)。で、『ジュブナイル』の次が『リターナー』で、「本当に宇宙で戦争するのかな?」って思ってたら、『ALWAYS 三丁目の夕日』。「あれ、ちょっと時代が…。どうしたんだろう?いや、でも素晴らしい監督だな」って思ってたら、ここで遂に…。もう、10年以上前にそういう話をボクは聞いていたんで、『ヤマト』をやる、っていうのを聞いたときから、「いままでにないようなSF作品が生まれるな」って思っていたんです。そこに木村くんでしょ?唯一、ボクに足りないものがあるとすれば『宇宙戦艦ヤマト』を知らない、ということだったんだけど、その不安は始まって数分ですぐに吹き飛んでしまい…。あっという間に『ヤマト』の世界に引っ張られてしまいました。黒木メイサちゃんもかわいかった(笑)。そして最後にスティーブン・タイラーの歌が流れる…完璧でした!是非、大きいスクリーンで見てください!!いくら映像がキレイでも、40インチ、50インチじゃ勝てないですよ(笑)。