スマステ六本木焼きそば!
仲間由紀恵さんをお迎えして、ブレイク寸前!最新B級ご当地グルメを大特集!!
「今夜のスマステーションはB級ご当地グルメ特集!しかも今夜は、ご当地では有名なものの、全国的にはまだブレイク寸前のもの…そんなご当地グルメをたっぷり集めました。今日は、スタジオも"B級臭"いっぱいでもう大変なことに…」。ゲストに仲間由紀恵さん(祝!『劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル』公開!!)をお招きしたスマステーション。特集は、『今年ブレイクしそうな最新B級ご当地グルメベスト10』です。
『富士宮焼きそば』『厚木白コロホルモン』『静岡おでん』などなど、いまや全国区の人気を博しているB級ご当地グルメは数多くありますが、この世界、まだまだ熱い!そこで今回は、全国でアンケート調査を実施し、ことしブレイクしそうなB級ご当地グルメの数々を一挙にご紹介しました。その結果、ベスト10にランクインしたのは…明治から昭和にかけて貿易港として栄えた福岡県北九州市・門司区で、いまから50年も前に生まれたという『門司港焼きカレー』、ベーコン、パセリ、黒コショウで味つけしたジャガイモでチーズを包んで揚げた群馬県・高崎市の『オランダコロッケ』、全国にその名を知られる福島県・喜多方市の喜多方ラーメンをハンバーガーのように調理した驚きの一品『喜多方ラーメンバーガー』、愛知県・西尾市で作られている三河地方特産の「赤みそ」と琥珀色の「白醤油」を生かし、昨年誕生したばかりの『西尾おでん』など。その中で1位に選ばれたのは、北海道・北見市の『オホーツク北見塩焼きそば』。ホタテなどオホーツクの新鮮な海の幸と北見特産の玉ネギを使用し、B級グルメには欠かすことができない調味料であるソースを敢えて使わずに、塩で味付けした焼きそばです。鉄板焼きに盛りつけられた焼きそばに、ホタテの旨みを凝縮した"魔法の水"をかけて仕上げる、という演出も食欲をそそりますよね。B級グルメのことはあまり知らない、とおっしゃっていた仲間さんは、今回、『高崎オランダコロッケ』『西尾おでん』『オホーツク北見塩焼きそば』など5品を試食。「どれも美味しかったんですけど、やっぱり1位の焼きそばのダシの感じが…。知ってる味なのにクセになる味です!」と絶賛されていました。香取編集長もおっしゃっていましたが、この「知ってる味なのに…」というところが、このご当地B級グルメの真髄かもしれません。今回はお預けになってしまった編集長からは、「スマステーション、そろそろB級グルメいった方がいいんじゃないか?みんなで考えようよ!絶対イケますよ!」なんて提案もあり…。
さて、次週5月15日の放送は、『悩み解消!あったら便利!アイデアグッズセレクション』をお送りします。ゲストは山瀬まみさんです。お楽しみに!!
「富士宮焼きそば」、「厚木白コロホルモン」、「静岡おでん」、「八戸せんべい汁」といえば、スマステでもご紹介した今や"定番中の定番"となった「B級ご当地グルメ」です。毎年行われるB級グルメの祭典「B−1グランプリ」もさらなる注目を集めるなか、スマステでは全国でアンケートを実施。今年ブレイクしそうなB級ご当地グルメベスト10を選出しました!一足早くチェックしてみてくださいね!
スマステーション特別企画
『今年ブレイクしそうな最新B級ご当地グルメ ベスト10』
第10位 福岡県 門司港焼きカレー
明治から昭和にかけて、貿易港として栄えた福岡県北九州市・門司区。ここで今、注目されているB級ご当地グルメが、「門司港焼きカレー」です。実は、このカレーが門司区で誕生したのは、今から50年も前のこと。以来、地元では定番の料理でしたが、長い年月をかけてその評判が広がり、ここにきてブレイクのきざしを見せているのです。現在、門司港付近におよそ40店舗ある焼きカレーのお店のなかで、順番待ちもできる評判店が「ベアフルーツ」です。こちらの「焼きカレー」(800円)は、牛バラ肉、鶏ガラ、玉ネギ、トマトなどを丸2日間煮込み、そこへ20種類ほどのスパイス、フルーツペーストなどを加えて作ります。それだけでも十分美味しそうなのに、さらに美味しくする秘訣があるといいます。それが、5つの層を作ること。まず、グラタン皿にカレールーを入れ、そのうえに、ライス、生卵、カレー、チーズと重ねていき、これを300℃に熱したオーブンに入れ、軽く焦げ目をつけます。香ばしいカレーに、トロトロのチーズ、半熟の卵がからまり、口の中に一気に風味が広がるのです。これは、まさにクセになる美味しさで、この味を求め、お店は連日各地から訪れるお客さんで賑わっています。
第9位 群馬県 オランダコロッケ
現在、群馬県・高崎市で注目を集めているB級ご当地グルメといえば、俵のような形が特徴の「高崎オランダコロッケ」です。注目を集めるきっかけとなったのが、人気料理雑誌「dancyu(ダンチュウ)」の「今すぐ食べたいフライ特集」。ここに、埼玉の行田ゼリーフライや栃木のいもフライなどともに、"人気ご当地フライ"として掲載されたのです。このほかにも多くの雑誌で特集されたことで、人気に火がつき、今や高崎の定番グルメとなりつつあります。そんなコロッケの人気の理由は、なんといってもトロッとしたチーズ。ベーコン、パセリ、黒コショウで味つけしたジャガイモに、絶妙な割合でブレンドしたチーズを包んで揚げれば、外はサクサク、なかはしっとり甘いジャガイモとチーズのコクが詰まったコロッケに。ジャガイモにしっかり味付けしてあるので、ソースなしで食べられるのも人気の秘訣です。ところでなぜ、高崎で「オランダコロッケ」が誕生したのでしょう。それは今から10年前、高崎市で日蘭国交400周年のイベントが行われたときのこと。オランダのコロッケこと「クロケット」をモデルに、俵型のコロッケを作ったところ大盛況となり、以来、高崎の名物となったのです。コロッケを販売している「平井精肉店」では注文を受けてから揚げるため、コロッケはいつもアツアツ。しかも、ひとつ100円ということもあって主婦や学生にも大人気となっています。
第8位 福島県 喜多方ラーメンバーガー
福島県・喜多方市で有名なご当地グルメといえば、全国的にその名を知られた喜多方ラーメンです。しょう油スープとコシのある太ちぢれ麺が特徴のこのラーメンが、今、新たな進化を遂げているのです。それが、「ラーメンバーガー」です。きっかけは、今から2年前、喜多方市にある「道の駅」で販売されたこと。当初は見た目の珍しさから興味本位で購入するお客さんが多かったものの、その意外な美味しさが徐々に評判になっていったといいます。片手で"車の中でも食べられるラーメン"として、ドライバーの好評も得、目下、大ブレイク中なのです。そんな「喜多方ラーメンバーガー」の最大の特徴が、麺で作るバンズ。プレス機に地元産のエゴマ油を塗り、ゆでた麺を入れて10分ほどプレスすると、焦げ目が付いて外はサクッと芳ばしく、なかはもっちりのバンズが完成。ここに、チャーシュー、メンマ、ネギ、なるとなど、おなじみのラーメンの具材をはさみ、片栗粉でとろみをつけたラーメンのスープをかければ完成!ちなみに、チャーシューには、福島県産の高級豚肉、麓山高原豚を使用。3時間かけて煮込み、角煮のようなとろける味わいに仕上げているといいます。ひと口ほおばれば、もっちりした麺の歯ごたえとともに喜多方ラーメンの味が口いっぱいに広がります。厳選素材を使用し、手間ひまかけて作られるこのラーメンバーガーのお値段は、ひとつ350円。休日は、限定200個がお昼前に完売してしまうことあるので、食べたい方はお早めに!!
第7位 奈良県 大和鍋
今年、平城遷都1300年を迎える奈良。連日、観光客で賑わうなか、新しい奈良の味として一番の注目を集めているのが、「大和鍋」です。この鍋のスープは、「豆乳」に「牛乳」を混ぜているのですが、実はこの料理の起源は、平城京に都が作られるもっと前、およそ1500年前の飛鳥時代にさかのぼります。中国・唐から来た僧侶が、寒さをしのぐためにヤギの乳で作ったといわれる「飛鳥鍋」をベースに開発されたものなのです。鍋には奈良の地鶏である大和肉鶏、地元の伝統野菜である大和イモをすりおろして油で揚げた団子が入るのも特徴。この「大和鍋」は、和処「よしの」にて昼食時に味わうことができます(1人前:1800円)。悠久の歴史に思いを馳せることができる、古の都ならではの逸品です。
第6位 長野県 駒ヶ根ソースかつ丼
中央アルプス駒ヶ根岳ふもとにある、長野県・駒ヶ根市で今年注目のB級ご当地グルメが、「ソースカツ丼」。ソースカツ丼は、福井県や群馬県などが全国的に有名ですが、そんななか、駒ヶ根のソースカツ丼は、ある理由で注目されているのです。それが、「カツの厚さ」。人気の中華料理店「きよし」では、厚さおよそ2センチというボリューム! 作り方はシンプルで、千切りにして冷やしたキャベツをたっぷり乗せたご飯のうえに、甘辛いソースに漬け込んだ肉厚のカツをトッピングするだけ。ボリューム満点のカツはもちろん、ソースのしみ込んだキャベツも絶品の美味しさだといいます。このソースかつ丼(上)のお値段は、1050円です。
第5位 愛知県 西尾おでん
愛知県・西尾市で作られている三河地方特産といえば、大豆だけで作る濃厚な味の「赤みそ」と、琥珀色の「白醤油」。このふたつの特産品を生かして、大人気となっているのが昨年誕生したばかりの「西尾おでん」です。このおでんの特徴は、赤みそベースの「赤おでん」と白醤油を使った「白おでん」の2種類があること。なかでも、白おでんは、小麦を主な原料にした白醤油の甘みが強く、ほんのり甘い上品な味が特徴だといいます。さらに意外なのが、白おでんは冷たいこと。そして、好みで海老せんべいベースの「唐辛子」と「抹茶」の2種類のふりかけをかけていただく、というのも珍しい逸品です。人気の「傳の蔵」では、西尾おでんが各種500円で味わうことができます。
第4位 新潟県 イタリアン
新潟が誇るご当地グルメ「イタリアン」とは、なんと、ソース焼きそばにトマトソースをかけたもの。モヤシがたっぷりはいったソース焼きそばに、じっくり炒めた玉ネギとトマトペーストで作ったソースをかけ、粉チーズをふり、白ショウガを添えれば完成するというイタリアン。モチモチの麺に絡みつくソースの香ばしさと、トマトソースの優しい酸味が意外にもマッチするといいます。そんなイタリアンが生まれたのは、今から50年程前のこと。当時、甘味喫茶だった「みかづき」のご主人が、フォークで食べられるおしゃれな軽食を作りたいと考案したのです。その珍しさから、テレビをはじめさまざまなメディアで取り上げられ、今、注目を集めているのです。しかも、このイタリアン、一人前320円という驚きの安さも人気の秘密です。
第3位 山梨県 甲府鳥もつ煮
山梨県・甲府市で味わうことができる「甲府鳥もつ煮」。女性誌「an・an」の特集、「これから来るB級グルメはこれ!」でも取り上げられるなど、今年、その人気は全国区になりつつあります。その調理のポイントは、「強火ですばやく仕上げること」。「醤油」、「砂糖」を加えた少量のたれを強火で一気に煮つめることで、モツに絡みやすいトロッとした飴状になります。こうしてできた「照り」が、より食欲をそそります。そもそも、もつ煮は、今からおよそ60年前の昭和20年代、甲府市内のそば店で親子丼などを作ったあとに捨ててしまっていた鶏もつで何かできないか、と考案されたもの。今では市内20軒以上で味わうことができ、お昼時や週末には、地元の人や観光客でにぎわいを見せています。甲府市内にある「奥籐本店」では、「甲州鳥もつセット」(1180円)が人気だといいます。
第2位 徳島県 徳島ラーメン
濃厚な茶色のスープが印象的な「徳島ラーメン」。徳島県内におよそ40軒ある徳島ラーメンを出すお店のなかでも人気なのが、「いのたに」です。横浜にあるラーメン博物館に出店し、徳島ラーメンの名を全国に広めた店でもあります。スープは醤油ベースの豚骨スープで、色も味も濃い目の甘辛風味が、いのたに自慢の味。そんな徳島ラーメンの最大の特徴は、トッピングの肉。チャーシューではなく、甘辛く煮込んだ豚バラ肉を使うことで、醤油味の豚肉とスープが一体となり、得も言われぬコクを生み出しています。さらに、生卵を落とし肉にからめていただくが、ツウの食べ方。これがライスとの相性バッチリで、一度食べたら止められない美味しさだといいます。いのたにの、徳島ラーメンは一杯500円。徳島まで行くことができない、という方は、東京の「うだつ食堂」でも楽しむことができます。
第1位 北海道 オホーツク北見塩焼きそば
北海道の東部、北見市で、今、全国から熱い注目を集めているのが「オホーツク北見塩焼きそば」です。日本全国のB級ご当地グルメがその人気を競う「B-1グランプリ」では、過去に静岡「富士宮やきそば」、秋田「横手やきそば」がグランプリを獲得するなど、B級ご当地グルメ界では、焼きそばは最強メニューのひとつ。グランプリを獲得する焼きそばは、その多くが「ソース味」ですが、北見の焼きそばはあえて、「塩味」で勝負しているのです。シンプルでごまかしがきかない分、素材に自信がなければできない選択といえます。その美味しさの秘密は、オホーツクの新鮮な海の幸。メインの具材となるのは、ホタテ。弾力のある歯ごたえとあふれんばかりの旨みとコクが麺に染み出します。そして、さらなる甘みを引き出すのが、北見特産の玉ネギ。生産量日本一の北見玉ネギは、熱を通すと豊かな甘みを生みだすのが特徴で、塩やきそばとベストマッチ! そして最後、鉄板皿に盛り付けられた焼きそばの仕上げとしてかけられる、通称"魔法の水"というスープ。実はこれ、ホタテの旨みを凝縮して作るスープなのです。食べる直前にかけることで、ホタテの旨みが蒸気となってそばに絡みつくのです。ホテル黒部内の「レストラン シェルブルー」では、一人前850円で楽しむことができます。
もうすぐトップ10
惜しくもトップ10には届かなかったものの、今後、大いに注目を集めること間違いなし!のご当地グルメをピックアップしました。
■北海道 「十勝芽室コーン炒飯」
スイートコーンの生産量日本一を誇る芽室町で、2年前に誕生したスイートコーンを使ったチャーハン。上品な甘みにファン急増中。
■香川県 「讃岐もんじゃ」
もんじゃ焼きのなかに、香川特産の讃岐うどんが入ったという異色の逸品。近年の讃岐うどんブームに乗って、人気が高まっています。
■群馬県 「桐生ひもかわ」
ひもかわとは、きしめんのように平たく打った幅の広いうどんのこと。人気の店「ふる川」のひもかわは、その幅なんと8cm!
■茨城県 「七福カレーめん」
茨城県・古河市で、3年前に誕生した七福カレーめん。七福というのは、七福神に因んで七種類の具材をのせているため。
■愛媛県 「焼豚玉子飯」
愛媛県・今治市で話題の焼豚玉子飯。一口サイズのチャーシューを乗せたご飯に、半熟玉子2個を乗せ特製たれをかけていただきます。
■愛知県 「大福茶漬け」
B級ご当地グルメを多数輩出している愛知県の注目の逸品。もち米で包まれたつくねだんごに、だし汁をかけていただきます。
■愛知県 「豊川稲荷ずし」
愛知県・豊川市の「豊川稲荷」の門前の参道で人気なのは、稲荷ずし。多数のバリエーションがあるなか一番人気は、味噌カツいなり。
■奈良県 「黒米カレー」
カレーの名脇役であるご飯に黒米を使用。3000年間頃から食べられているという黒米を白米と混ぜることで、より深い味わいに。
■岐阜県 「下呂トマト丼」
温泉地として有名な下呂温泉で注目なのが、トマト丼。トマトの下に敷かれた肉には、やわらかくて豊潤な味が特徴の「飛騨牛」を使用。
■沖縄県 「沖縄ちゃんぽん」
沖縄の「ちゃんぽん」は、長崎のそれとは違いご飯料理のこと。キャベツなどの野菜とコンビーフ・ハッシュを炒め、卵でとじご飯に乗せて出来上がり!
Bが一等賞でいいんだよ…
超A級アイドルである香取編集長だけでなく、超A級女優の仲間さんにも絶賛されたB級グルメの世界。その理由は、このB級グルメ界が、実は深遠な世界ゆえなのかもしれません。「1位とかA級とかって、普遍的なもののはずなのに、このB級グルメに関しては当てはまらないというか…。『B級の中のトップを目指す』って、素晴らしいことだと思うんですよ。『B級の中で1位になったらA級に行く』っていうことでもないし、1位になったらなったで、ちょっと広く攻めたりしたら『ああ、あいつはもうA級行っちゃった…』みたいな感じに思われるB級のトップ…何なんだろうと思いますよね。もう、わけがわからないです(笑)。B級っていうところで1番を目指してもいいんだ、っていうのは、運動会で子どもたちが徒競走をして、『1位獲れなかった…』って悔しがって泣いている子どもに言いたいですよね。『Bで一等賞でいんだよ!B級グルメっていうのはそういう世界だから…』って教えてあげたい(笑)。やっぱり深いですよね、B級グルメの世界って。番組でも言いましたけど、スマステーションでもそろそろ何か考えてみてもいいかもしれないですよね。大会とかに、『六本木』として出店してもいいかもしれない。ご当地(笑)。『ヒルズめん』みたいな(笑)」。
仲間由紀恵さん
B級グルメのことが、少しわかったような気分です(笑)。
B級グルメの特集に、スタジオもかなり盛り上がっていました。ご出演の感想をお願いします!
凄く楽しかったです。私は、あまりB級グルメについて知らなかったんですが、知識がないまま来たのが逆によかったのかな、と思いました。いろいろ紹介していただいたり、試食をさせていただいたりして、今は、B級グルメのことが少しわかったような気分です(笑)。
「卵」「甘辛」「チーズ」が、キーアイテムだとおっしゃっていましたね。
香取さんもおっしゃっていたように、初めて食べる味ではなく、親しみやすさがありますよね。それで、食べていてクセになると言いますか、お箸が止まらなくなるような感じもあるものなんだな、と思いました。
仲間さんは、B級的グルメ的なものを召し上がりますか?
食べますよ。でも、自分のこととなると、何がA級で何がB級なのか、という線引きが難しいですね(笑)。沖縄ものでいうと、ソーキそばとかかしら…。
試食された「沖縄ちゃんぽん」は、おなじみの懐かしい味だとおっしゃっていました。
久しぶりに食べてみて、懐かしさを感じる味でした。でも、あれを「沖縄ちゃんぽん」というのは知りませんでした。沖縄では、普段の家庭料理としてよく食卓に並ぶ一品なんですよ。
香取さんとはいかがでしたか?
ほかの番組でご一緒することはありましたが、今まであまりお話しする時間がありませんでしたので、今日は、VTRを見ながらいろいろとお話しができて楽しかったです。香取さんのほうから話を振ってくださったので、とても話がしやすかったです。
さて、『劇場版 TRICK 霊能力者バトルロイヤル』が公開中です。映画について、仲間さんからメッセージをお願いできますか?
『TRICK』シリーズは、(堤幸彦)監督の言葉を借りれば「珍味のようなもの」だと思うんです。今回でいうなら、B級グルメのような、独特の空気が漂うドラマであり、映画だと思います。それが、気づけばクセになっているような味のある作品だと思いますので、今回の映画も、『TRICK』ファンの方はもちろん、今まであまり見たことがないという人にもぜひご覧いただけたら、と思っております。
【映画】
仲間由紀恵主演
「劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル」
全国東宝系公開中
【ドラマ】
「TRICK 新作スペシャル2」
5月15日(土)よる9時
明日あたり、コロッケパンを買ってしまいそう。
最後にジャンケンで香取さんに勝ってしまい、塩焼きそばをがっついて食べる、という失態をおかしてしまいました。香取さん、大変申し訳ありませんでした。でも、大変美味しかったです(笑)。ゲストの仲間由紀恵さんもおっしゃっていたように、「まさに1位」という納得の味でした。塩味という新鮮さ、素材の美味しさはもちろん、"魔法の水"をかけ、鉄板をジュウジュウさせながらいただく、というのが嗅覚、視覚、味覚のすべてに訴えかけてきて、とても満足感が高かったです。あれは、絶対に今年来るはずです!B級グルメの魅力といえば、やはりガッツリ行けることですよね。普段の食事は、カロリーや栄養バランスを気にしていても、たまにはガッツリ食べたくなりますものね。私も、焼豚卵飯、ソースカツ丼、コーン炒飯といったご飯ものが食べたくなりました。あとは、徳島ラーメンや幅広い麺・ひもかわも美味しそうでした。そう考えると、やっぱり、B級グルメのキーアイテムは「卵」「甘辛」なんですよね。その両方が好きな私としては、やはりたまらない特集でした。仲間さんが召し上がるのを、プルプル震えながら見るほどうやらましかったです(苦笑)。明日あたり、お気に入りのパン屋さんで売っているコロッケパンを買ってしまいそうです(笑)。それにしても、香取さんが召し上がれないのは申し訳ないので、次回は本当に何とかしてほしいと思いました。お願いします!
仲間さんにB級グルメの世界を理解してもらえて嬉しかったです!
◆B級ご当地グルメの最新版ということでしたが、今回も気になるものがたくさんありました。中でもじっくりチェックしたいのは、やっぱり1位の『オホーツク北見塩焼きそば』ですね。塩が1位っていうところが、B級界に新しい風を…風が風だけで済むのか、大きな波を起こすのか。これは凄いですよ。
◆ホタテのおダシもそうなんですけど、焼きそばで豚を使わないでコクを出そうというのは、大変なことだと思うんですよ。でも、そこをカバーできるだけのホタテの汁を持っているオホーツク…これがもし全国区になったときに、それだけの海鮮食材が他でもそろうのか。そろわなかったら、それはA級になってしまうかもしれない(笑)。このサジ加減が難しいところだと思うんですよ。
◆新潟の『イタリアン』もちょっと気になりました。ネーミングのセンスも大事、っていうのは以前から言ってきましたけど、『イタリアン』って言って焼きそばで、そこにトマトソースがかかってて…。しかも値段が安かったですよね?
◆B級グルメのキーワードとして挙がってきたのは、まず『卵』。それから『甘辛』。『ソース』っていうのもあったけど、今回は『塩』が1位になったし、あとは『豚』っていうのもいきたいけどそこがホタテに代わった1位というのがあるし…。あとは『もつ』とか『値段』ですよね。今日は会議ですね。「この1位はどういうことなんだろう?」って。
◆10位内には入らなかったけど、『十勝芽室コーン炒飯』。あれは結構きましたね。「オレ、こんなにコーン好きだったっけ?」っていうボクのコメントに共感してくれた方、多いんじゃないですかね?何なんだろうな…。幼少期の何かだと思うんですよ。どこかにコーンに対しての記憶が…コーンスープに過敏に反応してしまうとか。「何、コレ!?」とか言いながらも、食感もあの甘さもすぐにわかる…あれはきっと、日本人独特の感覚じゃないかな?お弁当に入っていたのか、それともお祭りとか縁日とかの記憶なのか。コーンいっぱいのチャーハン、注目したいですね。
◆仲間さんにB級グルメの世界を理解してもらえた、というのも嬉しかったですね。ここにハマると、帰れなくなるんですよ。だって、さっき終わってから、塩焼きそばを一口つまんで、「これ、違うかなぁ…」「これ、Aじゃないかな?」って言ってる時点でもうおかしいわけですよ。A級、っていうのは美味い、ってことじゃないですか。なのに、「ダメだなぁ…」みたいな感覚になってくる感じが…。これって難しいことでもあると思うんですよね。やっぱり、金額上げないと…。ビストロSMAPは世界一美味しいレストランだと思ってやってるんですけど、とんでもない食材を使ったりしますからね。それは美味いんですよ。どこのお店でも作れない組み合わせだったりを実現させて、夢のようなビストロのシェフをボクはやらせてもらってますけど、B級となるとコストのことは重要ですからね。美味しくて、卵も使って、甘辛ソースで…っていってて、「どんぶり1杯2500円です」っていうのはB級じゃないわけです。そこはやっぱり凄いですよ、B級グルメ!