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#342(2009.8.15 OA)

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登れない山、青山!

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最先端科学からあの人気動物に会えるスポットまで!関根勤さんをゲストに迎えて、『安くて絶対楽しいお出かけスポットベスト15』&『月イチゴロー』をオンエア!

関根勤さんをゲストにお招きした今週のスマステーション。特集は、『月イチゴロー』&『夏休みに子供と行きたい!!安くて絶対楽しいお出かけスポットベスト15』でした。夏休みの話題作満載だった今回の『月イチゴロー』。ラインナップは、ジェニファー・アニストン、ジェニファー・コネリーら豪華キャストの共演によるロマンティックコメディー『そんな彼なら捨てちゃえば?』、ファッション界の巨人・シャネルの生涯を映像化した『ココ・シャネル』、あの“ハチ公物語”をリチャード・ギア主演で映画化した『HACHI 約束の犬』、ピクサーと合併したディスニーがおくる感動の冒険アニメ『ボルト』、夜の博物館で展示物が動き出すという大ヒットコメディーの続編『ナイト ミュージアム2』の5作品。『HACHI 約束の犬』と『ボルト』の“ワンちゃん対決”にも注目が集まりましたが、そちらはあっけなく5位と4位に…。いつになく辛口の評価だった吾郎さんが今回1位に選んだのは、「信念を貫き通して自分を信じてもいいんだ、と勇気をもらえる映画」と評した『ココ・シャネル』でした。もうひとつの特集、『安くて絶対楽しいお出かけスポットベスト15』では、親子で楽しめて、しかもリーズナブル、という関東近郊のオススメお出かけスポットをご紹介しました。そのトップ3は、CMがきっかけで人気のアルパカと触れ合うことができる栃木・那須の『アルパカ牧場』(第3位)、人間の「錯覚」や「錯視」を巧みに利用した作品が実に200点以上もそろっている東京・高尾の『高尾山トリックアート美術館』(第2位)、そして第1位は、お馴染みの2足歩行ロボット「ASIMO」にも会うことができる、先端科学を分かりやすく展示している科学館『日本科学未来館』でした。香取編集長も「どれも行ってみたい!」とおっしゃっていましたが、みなさんも是非、体験してみてくださいね。
さて、次週8月22日の放送は『家族で行きたい!全国の水族館・動物園ランキング』をお送りします。こちらも必見です!お楽しみに!!

親子で楽しめて、しかもリーズナブル!スマステーションが選んだ、この夏オススメのお出かけスポットベスト15をご紹介します!


SmaSTATION!!特別企画
「夏休みに子供と行きたい!関東近郊 安くて絶対楽しい!お出かけスポットベスト15」


第15位 電車とバスの博物館 (神奈川・川崎市)

渋谷から東急田園都市線で20分、臨場感たっぷりの運転体験!「電車とバスの博物館」。
小・中学生ひとり50円(※入館料 大人100円 小中学生50円 6歳未満無料)。東急田園都市線・宮崎台駅改札を出て通路を進むと、もう1つ現れる改札。この先にあるのが、電車とバスの博物館。ここでは入場料50円だけで、「8090系(はっせんきゅうじゅっけい)」の電車、非常に珍しいバス運転シミュレーター、戦後唯一の国産旅客機「YS-11」(いちいち)のシミュレーターの3つのシミュレーターを体験することができます。




第14位 東海大学自然史博物館 (静岡・静岡市)

東京から東名高速道路で2時間半、夜の博物館を体験!「東海大学自然史博物館」。子供ひとり500円(※入館料 大人1000円 小人500円)。不気味な夜の博物館で、展示物が自由に動きだす・・・話題の新作映画『ナイトミュージアム2』さながらの夜の博物館体験を楽しめてしまうのがここ。暗闇の中で恐竜の骨格を懐中電灯で照らせば、天井に映る巨大な影絵がまるで生きているように動き出します。こちらのナイトミュージアムは期間限定・映画とのコラボ企画。予約制となっているのでホームページで開催日をご確認ください。(http://www.sizen.muse-tokai.jp/)




第13位 本牧海づり施設 (神奈川・横浜市)

東京から首都高速で45分、手ぶらで行ける 海釣りポイント!「本牧海づり施設」。小学生ひとり300円(※利用料 大人900円 中学生450円 小学生300円)。簡単かつ安全な海釣りを楽しめるのが、こちらの海釣り施設。しかも、よく釣れると評判でこの時期は、イワシやアジを誰でも簡単に釣ることができます。好調な日には100匹以上釣り上げる人も。もちろん、持ち帰りは自由!さらに、施設内には、釣り竿レンタルも完備。必要なものがすべて揃う売店もあり、道具のない人でも大丈夫!




第12位 オルゴールの小さな博物館(東京・目白)

東京メトロ有楽町線 護国寺駅徒歩3分、日本初のオルゴール専門博物館!「オルゴールの小さな博物館」。子供 ひとり600円(入館料(演奏会コース) 大人1300円 子供600円)。1900年ごろに作られた、「ディスクオルゴール」など、アンティークオルゴールのやさしい音色を楽しめるのがこの博物館。演奏会コースでは、博物館の300台以上の収蔵品から、選りすぐりの15台のオルゴールの音色を1時間にわたって楽しむことが出来ます。




11位 県立ぐんま天文台(群馬県吾妻郡)

東京から関越自動車道で2時間半、夏の星空を満喫!「県立ぐんま天文台」。中学生以下 無料(※入館料 大人300円 高校・大学生200円 中学生以下無料)。ここでは誰でも宇宙の神秘に触れることが出来ます。一般の人がのぞくことができる中では日本最大級の望遠鏡は、月のクレーターまでくっきりと見ることが出来ます。夜の天体観望は、毎週金、土、日と祝日に開催しています(8/17以降毎日開催の期間が終了)。




第10位 成田ゆめ牧場 (千葉・成田市)

東京から東関東自動車道で1時間半、ちょっと変わったヤギが生まれて今話題!「成田ゆめ牧場」。小学生700円(※入場料 中学生以上1200円 3歳〜小学生700円 3歳未満 無料)。1887年創業の、成田ゆめ牧場では、乳牛はもちろん、羊、ウサギなど、12種およそ200頭の動物に会うことが出来ます。今、こちらではウシのような模様のヤギが生まれ、話題になっています。思わず「お前は牛か?」と問いかけたくなることからついた名前は「ウシカ」くん。ちなみにこの柄は、まったくの偶然の産物とのこと。また、こちらの牧場、2つのおもしろい割引制度があります。その日の降水確率に合わせて、入場料金を割引する「雨の日割引」と予想最高気温が33度以上の日に実施する「汗の日割引」です。天気予報をチェックして出かけましょう。(※割引は一年中。 雨の日割引は確率100%だったら100%割引。汗の日割引との併用はされず、当日割引率が高い方を採用)。




第9位 つくばわんわんランド (茨城・つくば市)

東京から常磐自動車道で1時間半、憧れの犬たちと触れ合える!「つくばわんわんランド」。小学生700円(※入場料 中学生以上1500円 3歳〜小学生700円 3歳未満 無料)。 ミニチュアダックスフンド、ゴールデンレトリバー、ボルゾイなどの人気犬から、プーリー、ファラオハウンドといった珍しいワンちゃんまで日本最多の436頭が集まる犬のテーマパーク。こちらでは一日に3度「わんわんレースショー」が行われ、園内に設けられた特設コースを、6頭の犬たちが駆け抜けます。そして、勝ち犬予想を的中させるとステキな賞品をゲットすることができるのです。また、愛犬を連れてくれば広大な敷地で目一杯遊ばせることもできます(※入場料 1頭 500円)。




第8位 熱川バナナワニ園(静岡・東伊豆町)

東京から電車で2時間、伊豆熱川駅徒歩1分。世界のワニが大集合!「熱川バナナワニ園」。中学生以下650円(※入場料 高校生以上1300円 中学生以下650円)。なんといってもここの特徴は世界最多、21種類のワニを見ることが出来るということ!日本で唯一ここでしか見ることの出来ない白いイリエワニや、絶滅危惧種のインドガビアルなど、非常に珍しいワニも。また、夏休み期間中はワニにタッチすることが出来るという特別イベントも行われています(*夏のワニッコまつり 8/25まで)。




第7位 彩の国 ビジュアルプラザ 映像ミュージアム(埼玉・川口)

東京から首都高速川口線で40分、テレビの現場を擬似体験!「SKIPシティ 映像ミュージアム」。小・中学生250円(※大人500円、小中学生250円)。こちらではテレビ制作でも使われる機材に触れることができ、リアルな合成映像を作ることが出来ます。中でも人気なのが、カメラの前のじゅうたんに座るとマジックカーペットで「恐竜王国」にタイムスリップ!という映像。ここで収録した映像はVHSテープに録画して持ち帰ることも可能。テープを持参すれば無料です(※有料でVHSからDVDへのコピーも可能)。




第6位 東京競馬場(東京・府中)

JR線 府中本町駅徒歩5分、子供が遊べる無料施設が充実!「東京競馬場」。子供は入場無料。日本随一の競馬場「東京競馬場」。そこに、完全無料で子供が楽しめる施設があります。東門前にある乗馬センターは、普段あまり体験できない乗馬を無料で楽しむことができます(※午前10時からの部180人、午後2時からの部200人の先着順で開催。毎週土日 東京競馬場にてレース開催の際は1日2回開催。レースの無い日は1日1回。年齢制限特になし。一人で乗れるかどうかは流動的に判断)。さらに、乗馬センターすぐそばにある競馬博物館では、騎手になって競いあう8人対戦ゲーム「レーシングシミュレーション」、スピード感あふれるロボットホースにのって騎手からみた東京競馬場のコースを体験することができる「ライディングビジョン」を全て無料で楽しむことが出来ます。




第5位 市原ぞうの国(千葉・市原市)

東京からアクアラインで1時間半、ゾウと触れ合える動物園!「市原ぞうの国」。小学生900円(入園料 大人 1,800円、小学生900円、3歳以上500円、2歳以下無料)。日本人初のゾウ使いを目指した少年を描いた物語「星になった少年」に登場するゾウの「ランディ」。その実在のモデルとなったのが、ここ「市原ぞうの国」のランディ。トレードマークは左ほっぺにあるハート型のあざ。映画さながらのパフォーマンスを披露し子供たちの人気者になっています。もう一頭の人気者 子ゾウのゆめ花(ゆめか)ちゃんの特技は、お絵かき。さらに、ショーの終了後には、ゾウの鼻にぶら下がれる「ぞうさんリフト」、ゾウの背中に乗って散歩ができる「ぞうさんライド」といった体験イベントも!




第4位 航空科学博物館 (千葉・芝山町)

東京から東関東自動車道で1時間半、ボーイング747のパイロットになれる!「航空科学博物館」。子供200円(※入館料 大人500円 中高生300円 子供(4才以上)200円)。こちらの最大のウリが、世界最大級の稼動型模型。実物の1/8スケールのジャンボジェット機ボーイング747に乗って動かすことが出来ます。さらに、「DC‐8シミュレーター」は なんと、実際の羽田〜成田間のルートをおよそ20分かけて擬似フライト体験ができ、離着陸の傾きまで体感することが出来るのです。すぐ近くに成田空港があるので展望室からは次々と離着陸する本物の飛行機の姿も。




第3位 アルパカ牧場 (栃木・那須町)

東京から東北自動車道で3時間、究極の癒しスポット!「那須アルパカ牧場」。子供400円(※入場料 大人800円 中高生600円 子供(5才以上)400円)。CMをきっかけに大人気となったアルパカ。そんなアルパカと触れ合えるのがこちら。日本最多、およそ400頭のアルパカと会うことが出来ます。夏休み中は、一日3回、無料の写真撮影会を実施。さらにアルパカを独り占めしたい!という方にはベビーアルパカとのお散歩がおすすめ!(「アルパカとお散歩」500円/10分間)。また夏の間は、この時期しか見られない、毛刈りした涼しげなアルパカも多く見られます。




第2位 高尾山トリックアート美術館 (東京・高尾)

京王線高尾山口駅徒歩1分、錯覚・錯視を満喫!「高尾山トリックアート美術館」。小学生700円(入館料 大人1300円 中高生1000円 小学生700円 幼児(4才以上)500円)。遠近法をたくみに利用していて、窓から覗くと左が極端に小さく、右が極端に大きく見える仕組みになっているために背の高さがあべこべになる部屋や、顔を左右に揺らしながら見ると、実際に街並みが揺れているように見える立体絵画「揺れる街並み」など、人間の「錯覚」や「錯視」を巧みに利用した作品が実に200点以上も揃っています。カメラやビデオを持っていくとより一層楽しめますよ。




第1位 日本科学未来館 (東京・江東区青海)

ゆりかもめ「テレコムセンター駅」 徒歩4分、未来のテクノロジーに出会える!「日本科学未来館」。子供200円(大人600円、18才以下200円)。様々な先端科学を分かりやすく展示している科学館。一番人気は、1日2回登場する、2足歩行ロボット「ASIMO」です。そして、この夏限定の必見ポイントが、1階で開催されている、「地球と宇宙の環境科学展〜消えた生き物の謎と秘密〜」(*別料金)。絶滅した生物を通して地球の未来を考える企画展で、実物そっくりの動きをみせる動物の巨大ロボット、光センサーで客を察知して襲いかかるティラノサウルスの復元ロボットなどを大迫力で楽しめます。


彼の言葉に、心が動いた…

今週は、香取編集長の愛情があふれる、あのコーナーに関する格言です。「吾郎ちゃんの発言によって、映画館に足を運んだり、運ぼうとしていたのに運ばなかったり…っていうのが、こんなところまで来るとは思いもしませんでした。始めたころは、本人も『難しい』って言ってましたけど、でも、吾郎ちゃんがいろいろ言ってくれると面白いし、それによってボクも興味が出たりする…というところから始まって、何年か経っての今日の映像は衝撃的でしたね。いままでイチの『月イチゴロー』じゃないですかね?ボクの『月イチゴローベストセレクション』では3本の指に入りますね(笑)。足を組んだまま、背もたれから背中が離れず、腕を組みながらの蝶ネクタイ…たまらなかったです(笑)。ボクの周りでも、よく聞くんですよ。『吾郎ちゃんが言ってたからあの映画、見に行ったよ』とか。『あれ、行きたかったんだけど、ダメなんでしょ?』とか言われることもあるし(笑)。ボクがチラシで選んで、吾郎ちゃんが見て、で、周りの人はボクに『月イチゴロー』見たよ、って言ってきて…。『あれ、見たんだけど、僕はこう思ったね』とか、いろいろ聞くんですよ。不思議な感じですよね。不思議と言えば、吾郎ちゃんが5位にした映画も逆に見たくなったりするし(笑)。今日の『HACHI』も、吾郎ちゃんのコメントを聞いて、最近で一番見たいなと思いましたね(笑)。これからもステキなコメントを期待してます!」。

香取さんのランキング
1位:ココ・シャネル
2位:ボルト
3位:ナイトミュージアム2
4位:そんな彼なら捨てちゃえば?
5位:HACHI 約束の犬

今月の「月イチゴロー」は、“夏休みスペシャル”として、この時期に絶対見たいおすすめムービー5本をお届けします!“ハチ公物語”のエピソードを知り感動し映像化した、リチャード・ギア主演の『HACHI 約束の犬』、前作が大ヒットした『ナイトミュージアム2』、ココ・シャネルの生涯を描いた話題作『ココ・シャネル』など、バラエティーに富んだ作品への稲垣さんの評価とは?

稲垣さんのランキング
1位:ココ・シャネル
2位:そんな彼なら捨てちゃえば?
3位:ナイトミュージアム2
4位:ボルト
5位:HACHI 約束の犬



HACHI 約束の犬

2008年(アメリカ映画)
監督:ラッセ・ハルストレム
出演:リチャード・ギア、ジョーン・アレン、サラ・ローマーほか
●丸の内ピカデリーほかにてロードショー

日本人が愛してきた“ハチ公物語”をリチャード・ギアが感動の映像化!

日本人に愛されてきた感動の実話“ハチ公物語”を、リチャード・ギア主演で映画化。“ハチ公”の実話を知り感動したギアは、主演のみならず、製作にも携わる。監督は、「ライライフ・アズ・ア・ドッグ」ほかの名匠ラッセ・ハルストレム。

<STORY>
日本からやってきた秋田犬の子犬が駅で迷子になってしまう。受取人が見つからないことから、大学教授・パーカー(ギア)は家へ連れて帰る。ハチと名づけられた子犬は、やがて、パーカー家の一員となり愛情いっぱいに育てられる。

-イナガキコメント-
日本人なら誰もが知っている忠犬ハチ公の話を忠実に映画化しているけど、それ以外には何も変わりがない。日本人の美しいところがモロに出ている題材を映画化してくれるのはうれしいけど、やっぱり、ちょっと空気感が違う。



ボルト

2008年(アメリカ映画)
監督:バイロン・ハワード
声の出演:ジョン・トラボルタ、マイリー・サイラス、スージー・エスマンほか
●TOHOシネマズ日劇ほかにてロードショー

新生ディズニーの第1弾として贈る感動のアドベンチャー・アニメ

ピクサーと合併したディスニーが贈る感動の冒険アニメ。TVドラマで人気のタレント犬・ボルトが、初めて飛び出した現実世界での挫折を乗り越えながら、飼い主のもとへ帰るまでの冒険を、アクションと心温まるストーリーで綴る。

<STORY>
ボルトは、TVドラマのなかで飼い主の少女を守るために改造されたスター犬。ハリウッドのスタジオで育った彼は、ひょんなことからニューヨークへと運ばれる。そこで初めて、今までの世界がドラマのなかのものだったことを知る。

-イナガキコメント-
CGは凄いね。でも、ストーリーもセオリー通りで予想ができるし、子供向けという前提の作品かも。もう少し、大人の賞賛を得られるような作品にしたほうがよかったのでは。ひとひねり、ふたひねりできたんじゃないかな。



ナイト ミュージアム2

2009年(アメリカ映画)
監督:ショーン・レヴィ
出演:ベン・スティラー、エイミー・アダムス、ロビン・ウィリアムズほか
●TOHOシネマズ日劇ほかにてロードショー

夜の博物館で展示物がよみがえる大ヒットコメディーの待望の続編!

博物館の夜警が次々と動き出す展示物に翻弄されるさまを描き大ヒットしたコメディーの続編。本作では、ワシントンDCにある世界最大のスミソニアン博物館の展示物が、“魔法の石版”によりよみがえり大混乱となる。

<STORY>
ある日、自然史博物館の改装により、展示物がスミソニアン博物館に移送される。その際、“魔法の石版”も一緒に運ばれてしまい、スミソニアンの展示物までよみがえってしまう。連絡を受けたラリー(スティラー)が急行すると、そこには…。

-イナガキコメント-
“博物館版インディ・ジョーンズ”といった感じ。発想や着眼点は面白いけど、ストーリーはない。飛行機が動き出すところはよかったし、ファラオが動き出したりするところも面白かった。サラッと娯楽作品として見る映画かな。



そんな彼なら捨てちゃえば?

2009年(アメリカ映画)
監督:ケン・クワピス
出演:ベン・アフレック、ジェニファー・アニストン、ドリュー・バリモアほか
●丸の内ピカデリー2ほかにてロードショー

超豪華キャストで贈る、男子禁制のガールズ・トーク・ムービー!

会社の同僚女性の3人組を中心に、男女9人のすれ違いだらけの恋愛模様を豪華キャストで描くロマンティック・コメディー。出演は、TVシリーズ「フレンズ」のジェニファー・アニストン、オスカー女優のジェニファー・コネリーほか。

<STORY>
ジジ(ジェニファー・グッドウィン)、べス(アニストン)、ジャニーン(コネリー)は、同僚で公私にわたり何でも相談しあう仲。男性関係でも岐路に立たされた3人は、最高のパートナーを求めて幸せへの道を模索していくのだが…。

-イナガキコメント-
邦題がいいね。『SEX AND THE CITY』みたいに女性が強くてどんどん男を捨てていく話かと思ったら、意外に女の子が振り回されるという設定で。そこは面白いけど、根本的に作りや演出が古いよね。テレビドラマでやってほしい。



ココ・シャネル

2008年(アメリカ、イタリア、フランス合作映画)
監督:クリスチャン・デュゲイ
出演:シャーリー・マクレーン、バルボラ・ボブローヴァ、マルコム・マクダウェルほか
●Bunkamuraル・シネマほかにてロードショー

ファッション界の巨人、シャネルの生涯を、アカデミー女優が熱演

ファッション界の巨人、ガブリエル・“ココ”・シャネルの波乱に満ちた人生をシャーリー・マクレーン主演で映像化。共演は、マルコム・マクダウェルほか。監督は、「アート オブ ウォー」ほかのクリスチャン・デュゲイ。

<STORY>
1954年、パリ。ココ(マクレーン)は、15年のブランクを経て復帰コレクションを行った。しかし、評論家や顧客たちからは、「過去から脱却できない」と酷評を受ける。そんなときココは、孤児だった自分のこれまでの道のりを思い出し…。

-イナガキコメント-
シャネルという言葉は知っていても、「ココ・シャネル」という人を知らなかったから、勉強になった。あんな経験があったから、あそこまで成功することができたとわかった。信念を貫き通して自分を信じてもいいんだ、と勇気をもらえる映画。



“夏休みスペシャル”という5本は、いかがでしたか?

“夏休みスペシャル”というわりには、ちょっとパワーがなかったかなぁ。それと、そんなに“夏らしい映画”って感じではなかったような…(笑)。犬、アニメ、恋愛とかって、キーワードだけ聞くとそんな感じもするけど、内容的に夏らしいってことはなかったですね。去年の夏は、『崖の上のポニョ』があったんだよね。あの世界は、夏らしかったよね。

稲垣さんが夏に見たい映画といえば?

たとえば、『トランスフォーマー』とか『スパイダーマン』といったアクション系のほうが、夏っぽくない? 最近のものだったら『G.I.ジョー』とかね。今回は、紹介できなかったですけど、見に行きたいですね。

ちなみに、夏休みに親子で見られる作品で、おすすめしていただけるものはありますか?

昔の名作って、凄いと思うんですよ。ディズニーのものとか大人が見ても引き込まれちゃったりするじゃない。『ピノキオ』とかいいですよ。僕の友だちの子どもが好きで、熱中して見ていたんです。友だちも「凄くいい」っていうから買って見てみたら、本当に面白くてね。何作品かあると思うけど、オリジナルがおすすめです。今回、紹介したなかだと、『ボルト』がいいかな。男の子も女の子も好きだと思うしね。

そんななかで、『ココ・シャネル』が1位でした。

よかったけど、この5本のなかだと、という感は否めないですね。ただ、彼女の生涯のことを全然知らなかったので、勉強にもなったし、興味はひかれましたね。収録でも言いましたけど、女性にとっては、永遠に憧れのブランドでしょうから、ファッションに興味のある人は楽しめる作品だと思います。

関根勤さん
スマステって1時間でしたっけ?30分だと思いました(笑)。

今年1月の「SMAPがんばります!」にご出演いただきましたが、スタジオには初登場でした。

ちょっと意外ですか? 僕もそう思います(笑)。スマステ、初めてでしたけど、内容も面白かったですし、楽しかったです。時間があっという間に過ぎてしまいました。

みなさん、「1時間があっという間だった」とおっしゃることが多いようです。

えっ、1時間でしたっけ? 30分じゃないの?1時間なんですか、この番組!そういえば、そうですよね。稲垣くんの映画のコーナーもありましたし、特集のVTRもボリュームありましたもんね。いやぁ、でも、本当にあっという間でした(笑)。

映画好きの関根さんからご覧になって、「月イチゴロー」はいかがでしたか?

厳しい見方もありましたけど、正しいことを言っているなってところも多かったと思います。あのコーナーは、今まで何度も見ていますけど、稲垣くんはもう評論家ですよね。凄いですね。

「お出かけスポット」はいかがでしたか?

あんなに近いところにあるのに知らなかったなんて、いけないですね。子供が小さい頃にあるのを知っていれば、絶対に連れて行っていたと思います。動物と触れ合えるスポットから、機械や宇宙に興味を持てそうな科学館までたくさんあるじゃないですか。子供のうちにいろんなところに連れていって見せれば刺激にもなるし、興味の幅も広がりますよね。小さい子のいるお父さん、お母さんは、ぜひお子さんを連れて行ってあげてほしいと思いました。

関根さんは、特に動物ものにご興味がありそうでしたね。

昔から動物は大好きですね。僕ね、人間が育てたライオンの檻だったら、中に入れるような気がするんです(笑)。そのくらい、好き。犬を飼う前なら怖くてダメだったと思いますけど、今の僕なら行けそうな気がします(笑)。

ちなみに、近々、どこかへお出かけする予定はありますか?

9月頃に、うちの劇団のメンバーと富士五湖のほうにキャンプに出かける予定があります。家族では、近所の大きな公園に犬を散歩に連れて行くくらいかな。でも、夏は暑すぎるんで、秋になってからですね(笑)。

香取さんとは、共演されることも多いと思いますが、今日の香取さんはいかがでしたか?

なんだか凄く大人っぽくて、ダンディだな、と思いました。SMAPでいると一番年下だから、やんちゃにも見えますけど、ここでは司会ですからね。大人っぽくてちょっとビックリしました。今度はぜひ、お芝居でもアダルトな役を見せてほしいですよね。慎吾くんがやる大人の恋愛ものなんか、見てみたいと思いました。

『HACHI 約束の犬』に号泣しました。

今月の月イチは、吾郎さんとちょっと違いまして、『HACHI 約束の犬』を2位にさせてもらいました。確かに誰もが知っているストーリーですから展開もわかるんですが、それでも、もうボロ泣きでした。特別、愛犬家というわけでもない私が号泣してしまったくらいですから、愛犬家の方はタオルをお忘れなく。吾郎さんがおっしゃるように、描き方で気になるところはありますが、それでもハチが健気で。主人が亡くなって9年経っても、主人を待ち続けるその姿を見ているだけで、止めどもなく涙が流れてくるんです。久々に、あんなに泣いたっていうくらい泣きました。1位の『ココ・シャネル』も素晴らしく、見てよかったと思える作品でした。極貧のなかで育ちながら、お針子として奉公に出された先で卓越した腕を認められてどんどん上り詰めていった、というプロフィールも凄く興味をひかれましたし、劇中に出てくるアクセサリー、バッグ、洋服も本当に素敵で。最後のファッションショーのシーンも、ランウェイの最前列で見ているような気分になれ、目の保養にもなりました。強さもあるけど、恋愛にも生きるというところも共感を覚えますし、頑張っている女性は勇気をもらえる作品だと思いました。特集の「お出かけスポット」も楽しい気分になれました。ジェット機の操縦体験とか、面白そうでしたよね。男の子向けでしょうけど、私も体験してみたいと思いました。オルゴールの博物館も、涼やかだし癒されそうなので行ってみたいですね。子供の頃に家族と出かけた記憶って、大人になっても鮮明に残っていますよね。去年の夏の記憶よりも、小学校のときの記憶のほうがあったりしますから(笑)。家族で出かけるって、大切なことなんだな、と改めて思いました。


オオシタアナランキング
1位:ココ・シャネル
2位:HACHI 約束の犬
3位:ナイトミュージアム2
4位:ボルト
5位:そんな彼なら捨てちゃえば?

『ココ・シャネル』と『ボルト』は見たいです!

◆月イチゴローは…吾郎ちゃん、かなり厳しかったですね(笑)。深く考えないで言うと…好みじゃなかったんでしょうね、5本とも(笑)。相当好みじゃなかった+まあ、吾郎ちゃんの思いをボクが言わせてもらえば面白くなかったんでしょうね、はっきり言えば(笑)。それを、吾郎ちゃんなりに、考えに考えて、自分の持っている辞書の中の最善の言葉を並べてくれたのが今回だったんじゃないかな?でも、面白かったです、吾郎ちゃん!

◆ボクが今回の5本の中で注目したのは、やっぱり『ココ・シャネル』かな。もうちょっと勝負してくれるかと思ったんですけど、群を抜いて…みたいになっちゃったのは残念でしたけど。『ココ・シャネル』については、あんまり知らなかったですよ。でも、今日の吾郎ちゃんの話を聞いて、予告の映像とかを見ると、あのシャネル・マークを作った感じとか、ファッション好きなボクとしてはたまらないな、と思いました。あと、CGアニメ好きとしては『ボルト』ですね。あまのっちが声優をやったのが凄く羨ましく…。木村くんの『ハウル』以来に、凄くジェラシーを感じる。ジブリと同じように、ディズニーも好きなんで…。『ボルト』は3Dで見たいですね。

◆子供と行きたいお出かけスポットは面白かったです!大人も全然楽しめますよね。ASIMOくんのいる『日本科学未来館』は行ったことあるんですよ。フジテレビでお仕事をした合間、休憩のときにちょっと行ったことがあって。でも、子供200円、っていうのには驚きました。行ったことあるだけあって、「あれだけの規模の施設が200円なんだ?」って。あと、高尾山トリックアート美術館とかも普通に行ってみたいし、飛行機のシミュレーター(航空科学博物館)とかもやってみたい。やっぱり、上位は上位に選ばれるだけのことはある、重みも感じました。しかも、凄いのに、ちゃんと金額もいい感じで…。イルカはひとグループに1頭で6300円、堂々の1位で、未来の科学を感じることができて200円、そして、犬の散歩は20分が1000円…ここがボクは気になって仕方ないです(笑)。不思議な感じがします(笑)。みなさんも、是非、体験してみてください!